ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の共演者として、ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」などでパニッシャー/フランク・キャッスルを演じてきたジョン・バーンサルさんの名前が報じられました。
「スパイダーマン」4作目の映画にパニッシャーが登場するという噂がありましたが、大手海外メディアの The Hollywood Reporter は今日、あらためてこれを報告。大手メディアがこれを報道した事で、この噂は少なくとも現時点において、噂レベルから次のレベルへと移行したと海外ファンは考えています。
パニッシャーがこの映画で何を担うかは不明ですが、記事はその役割について次のように予想しています。
バーンサルをパニッシャーに据えることで、物語に少し現実的な視点が加わったように思える。彼はマーベル・ユニバースの荒涼とした街角からやって来たキャラクターであり、少なくともコミックでは、呪文や派手なテクノロジーではなく、拳、ナイフ、銃を使って悪者と戦っているからだ。しかし、彼が暴れ回るハルクと対決するのも面白いかもしれない。
「スパイダーマン:ブランニューデイ」ではスパイダーマンとパニッシャーが協力してハルクと戦うとインサイダー達が以前に報告していましたが、ジョン・バーンサルさんの正式起用はこれの実現が近づいている事を示唆しているのでしょうか。
Netflixのマーベルドラマでパニッシャーを演じてきたジョン・バーンサルさんはドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でMCUに復帰。その後、パニッシャーの単独作となるスペシャル・プレゼンテーション・ドラマの制作も発表されており、それにスパイダーマン映画への出演が加わる事に。パニッシャーにはかなり大きな計画が用意されているのかもしれません。
ジョン・バーンサルさんは数ヶ月前に出演したテレビ番組で、スパイダーマン役トム・ホランドさんとの出会いを振り返り、自身のアドバイスのおかげでホランドさんがスパイダーマン役を射止めたと手柄を語っていました。
パニッシャーの参加がほぼ決まった所で気になるのはデアデビルやキングピンのスパイダーマンとの共演。ヴィンセント・ドノフリオさんは権利問題で共演が難しいと最近も語っていましたが、パニッシャーの参戦はこの問題がクリアになった事を示しているのか、続報があり次第またお知らせする事になります。
映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定です。
ソース:Jon Bernthal Joins Tom Holland in ‘Spider-Man: Brand New Day’