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映画「サンダーボルツ*」、アレクセイたちはヴォイドの中で何を見たのか、カットされた内容が明かされる

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の終盤で、ヴォイドに飲み込まれたエレーナは何度も過去の同じトラウマシーンを繰り返す苦しみを味わいました。サンダーボルツの仲間たちはエレーナを救いに来ましたが、彼らはどのようなトラウマを抱えていたのでしょうか。

海外メディア Variety とのインタビューでジェイク・シュライアー監督がこの質問に対応。劇中ではほのめかす程度に終わったメンバーのトラウマについて、これらのシーンは脚本と絵コンテは作成されていたものの、ボブと彼の闇の側面との感情的な衝突に焦点を当てるためにカットしたとし、その内容のいくつかについて明かしました。 

アレクセイは強制収容所にいた過去に放り込まれたんだと記憶しています。ゴーストは、彼女が孤児院で過ごした日々、そして誰からも近寄りがたいと思われていた少女だった頃を描いていたと思います。透明人間として、自分がどう見られているかを目の当たりにし、誰からも関わりを持たれないというのは、とても悲しいことでした。

アレクセイは映画「ブラックウィドウ」、ゴーストは映画「アントマン&ワスプ」でこれらの過去が少しだけ描かれていましたが、それらも最低限の情報だけ。本作で掘り下げるチャンスもあったようですが、結局は見送られることとなりました。

バッキーにはいろんなアイデアがありました。いつも、予想外のアイデアを少し控えめにしたいと思っていました。バッキーには、とても分かりやすいものもありますが、ある時、ジョアンナ(脚本家)がボーイスカウトキャンプでの恥ずかしい出来事について書いたものがあったと思います。でも、それが本当に正しい方向性だったかどうかは分かりません。

バッキーは意外にもH.Y.D.R.A.の事ではなかったようで、ややコメディ色が強いシーンが用意されていたようです。ウィンター・ソルジャー時代の事は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で決着がついたとも解釈出来るのかもしれません。

監督は「こういう俳優たちと仕事をする上でいいのは、彼らが自分の役柄や物語の流れにとても熱心で、思いやりのある守護者なので、何かが間違っている と 感じたり、正しくないと感じたりしたら、それを伝えてくれるんです。」と俳優陣と話し合いながら進めていった事を明かしました。

ボブを含めたチームメンバーたちはそれぞれ過去のトラウマを乗り越えていったようですが、コミックのように今後もヴォイドが現れる可能性は十分に残されています。その時にはまた、それぞれの別のトラウマが明らかになるかもしれません。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

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ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:‘Thunderbolts*’ Director on That Credits Scene, Shame Rooms They Didn’t Use and Making a Marvel Movie About Depression: ‘I Don’t Want This to Be the Weird One’

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。