「ハンガーゲーム」や「ファイブナイツアットフレディーズ」のジョシュ・ハッチャーソンさんが、2012年の映画「アメイジング・スパイダーマン」で主演候補だった事を振り返り、最終的に不合格になったこの経験について語りました。
ポッドキャストインタビューでこれまでのキャリアを振り返ったジョシュ・ハッチャーソンさんは、ピーター・パーカー役を逃してしまった事について次のように話しています。
「『ハンガーゲーム』に出演する数ヶ月前、スパイダーマン候補に挙がっていたんです。でも最終的に『ノー』と言われて、10代の僕は本当に辛かった。だって、スパイダーマンになりたかったのは明らかでしたからね。でも、その後、『ハンガーゲーム』に出演することが決まりました。あれは信じられない展開でした。」
当時、アンドリュー・ガーフィールドさんに敗北し、役を得られなかった事は、胸が張り裂けるような思いだったと語りました。
「『ハンガーゲーム』はどこからともなく現れ、すべてを変えてしまいました。」と語るハッチャーソンさんは、シリーズ4作品でジェニファー・ローレンスさんと共演。しかしその後また仕事を失ってしまったと振り返ります。
「私は拒絶されることを一度も学んだことがありませんでした。9歳から24歳くらいまで、成功しか知らなかったんです。それから『ハンガーゲーム』後の世界。業界って本当に厄介で、『君は成功した。ジェニファー・ローレンスやフィリップ・シーモア・ホフマンと仕事ができる。何十億ドルもの興行収入を誇る映画に出演し、副主演を務めるんだ』みたいな感じで仕組まれるんです。」
「誰からも電話がかかってこず、オファーも来ず、オーディションを受けても出演が決まらない、そんな日々が続いていました。『ああ、私には9歳の頃からのキャリアがあるのに。いつもうまくいっていた。いつも出演が決まっていたんだ』という感じでした」
「オーディションを受けるなら、出演できる可能性が高いとしか思っていませんでした。でも、現実は全く違ったんです。」
ハッチャーソンさんはスパイダーマン役を逃した後、「ハンガーゲーム」に起用された事は良いものの、それ以降は10代の頃と比べて、全くうまく行かなかったと振り返りました。
2023年にゲームを原作としたホラー映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」は、制作したブラムハウスの作品で最高興行収入を記録する大ヒット。続編も2026年公開予定で、ハッチャーソンさんは再び注目される俳優へとなりました。
しかし彼が念願のスパイダーマン役をゲット出来るかは未知数で、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などで変異体を演じるチャンスがあるかどうかもわかっていません。
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