アニメ「ホワット・イフ・・・?」脚本家がシーズン3を続投しない事を報告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2までの脚本を担当してきたA.C.ブラッドリーさんが、シーズン3の制作には参加しない事をSNS上で明かしました。

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ブラッドリーさんはシーズン2には含まれずにシーズン3に先送りになったウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズとレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフのエピソードのクリップを引用して、「最後のホワット・イフのツイート!このエピソードは私の絶対的なお気に入りであり、私の最後のホワット・イフ脚本となります。シーズン2が終わり、私はマーベルから離れる決断をしました。楽しい旅だったけど、新しい冒険の時が来たのです。キャスト、クルー、ファンに愛を込めて!」と、ホワット・イフシリーズの脚本から離れる事を明かしました。

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ブラッドリーさんはシーズン2で起きた変化について、海外メディア IGN とのインタビューで次のように語っています。

シーズン1では、トニー・スターク、ブラックパンサー、ドクター・ストレンジのエピソードなど、主役を起用するよう指示されていました。でもシーズン2では、もう少し自由でした。結局のところ、僕らは1億ドル規模の超大作映画を書くわけじゃありません。実写テレビ番組のショーランナーでもないのです。私たちは、マーベル・マシンのレーダーをすり抜ける、取るに足らない小さなアニメ番組なのです。だから、本当に無意識のうちに、シーズン2ではサブキャラのほうに舵を切ったんだと思います。ネビュラ(カレン・ギラン)、ダーシー(キャット・デニングス)、ヘラ(ケイト・ブランシェット)のような、過小評価され、見過ごされている二軍キャラクターから始める事にしました。

この変化が功を奏したのか、「ホワット・イフ・・・?」シーズン2は2023年に公開、配信されたマーベル作品の中で高い評価を獲得。ファンにとってのクリスマスプレゼントともいうべき作品となっていました。

マーベル・スタジオのプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんは 2022年8月 にシーズン3について言及し、「ウォッチャーの人間性について探求していく」と予告していました。シーズン1で誓いを破り、キャプテン・カーターたちに介入した事に対する罰についてシーズン2で描かれませんでしたが、シーズン3ではそういった事に言及されていくのかも注目となりそうです。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3に延期されたエピソードのクリップが限定公開中

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2のクリップがマーベル公式のYoutubeチャンネルにて限定公開となっており、検索ではたどりつけないようになっています。このクリップのサムネはシーズン2となっていますが、実際にはシーズン3に延期されたエピソードになっているようです。

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公式ではシーズン2のクリップとして公開されていますが、SNS等ではシーズン3のクリップとして拡散中。

マーベル公式のウェブサイトではシーズン2の全9話の各クリップが紹介されていますが、この動画はこのページには含まれていません。

この限定クリップではウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズとレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、そしてビル・フォスター博士などの登場を確認する事が出来ます。

以前に、シーズン2は全10話が予定されていたものが9話へと変更されていると報告されており、この幻の1話がこのクリップのエピソードであり、シーズン3に持ち越されていると考えられています。そして海外のメディアやスクーパーはこれが「もしも・・・レッドガーディアンがウィンター・ソルジャーを止めたら?」だと考えているようです。

シーズン3の制作は以前から分かっているものであり驚くべきことでもありませんが、シーズン2のフィナーレのあと、どのような物語が続いていくのか注目です。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2はディズニープラスで配信中です。