アニメ「ホワット・イフ・・・?」より侍ゴーストライダーやシックスアーム・スパイディのアートが公開

マーベルのアーティスト、ジョーイ・バスケスさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン3のために描いたコンセプトアートを大量に公開。ほんの数秒だけ登場したキャラや、未登場に終わったキャラクターがファンにお披露目される形になりました。

バスケスさんは「ようやく投稿できるようになりました。『ホワット・イフ…?』シーズン3の最後のモンタージュシーンに登場したもののひとつです。シックスアーム・スパイディ!この仕事をもらった時はとても興奮しました。 近々、ホワット・イフ・アートを投稿する予定です。」とコメントを添えて画像を投稿。シーズン3のラストシーン(最終話の27分過ぎ頃から)で登場した6本腕のスパイダーマンを紹介しました。

最もお気に入りとして紹介されたのが侍ゴーストライダー。本当は般若の面を被せたかったとしていますが、実現しなかったけど気に入っているとの事。

メガ・ハルクの初期のアート。これらをもとにライアン・メイナーディングさんが最終バージョンに仕上げたといいます。

80年代風アベンジャーズ。シーズン3の1話のイントロで使用されたもの。監督のお気に入りだそう。

これも同じシーンの80年代ウルトロン。シーンまるごと全てのキーフレームを描いたとの事で、「自分のアートがアニメになって動いているのは感動した。」と言います。

「ホワット・イフ…?」はマルチバースの様々な「もしも」を描いてきましたが、ひとまずはシーズン3で終了。これらのエピソードは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」までに必要なピースとして描かれているともされており、監督らは「まだアイデアはある」として再開の余地がある事も明かしています。

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アニメ「ホワット・イフ…?」はシーズン3までディズニープラスで配信中です。

【噂話】もしも・・・アベンジャーズ映画にウォッチャーが登場したら?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、そして「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にウォッチャーが登場するようだと報じられました。アニメ「ホワット・イフ」シリーズは実写映画にどのように繋がっていく事になるのでしょうか。

海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は、「複数のウォッチャーがアベンジャーズ映画に登場するようだ。」と報告。

「ホワット・イフ…?」ではウアトゥに関する物語を3つのシーズンに渡って見てきた事に加え、シーズン3ではエミネンス、エグゼキューショナー、インカーネイトという別のウォッチャーについても知る機会を得ました。

コミックにおいてウォッチャーは種族であり、その中から20人近い人物が登場済み。ウアトゥは主に地球を見ていたウォッチャーでギャラクタスに対処する為にファンタスティック・フォーと同盟を結んだ不干渉原則を破った最初のウォッチャーとして描かれています。

なお、エミネンスたち3人はMCUオリジナルのウォッチャーです。

ウォッチャーは既に映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」で「ホワット・イフ…?」よりかなり前に実写化済みですが、アベンジャーズ映画に登場するというウォッチャーが同じようなヴィジュアルになるのかは不明です。

ドクター・ドゥームがマルチバースを救うために一つにまとめようとする事は征服者カーンがやろうとしていた事と同じであり、様々な現実を観測するウォッチャーにとって歓迎できない事態となるのかもしれません。

もしもアベンジャーズ映画にウアトゥが登場するとなれば、ガーディアンズ・オブ・マルチバースの実写化、ひいてはカホーリやバーディーの実写化も視野に入ってくるのでしょうか。

アニメ「ホワット・イフ…?」はシーズン3までディズニープラスで配信中。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

「ホワット・イフ・・・?」、カホーリの実写化は近い?可能性は無限大だとPが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」がシーズン3で一旦の終わりを迎え、海外ファンの多くはカホーリの今後が気になっています。これについて、プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムさんは「可能性は無限大」だとし、実写化の可能性をほのめかしています。

海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中でウィンダーバウムさんは「私はカホーリが大好きです。彼女は今、コミックで大活躍しています。彼女は出版にも進出し始め、本当にエキサイティングなキャラクターです。」と説明しました。

カホーリはコミックには存在しないMCUのオリジナルキャラクターとして、2023年の「ホワット・イフ・・・?」シーズン2でデビュー。人気を博したカホーリは、2024年11月にコミックデビューを果たしました。

このキャラクターには将来があると思います。彼女が次にどこに着地するかはこれからです。しかし、彼女は今シーズンの大きな部分を占めており、もしもの物語の大きな部分を占めています。そして、もしもの物語は必ずしも『もしキャラクターがあれではなくこれをしたら?』というものではないことを示しています。これは私のお気に入りのエピソードの 1 つです。なぜなら、奇妙な物体が別の場所に別の時間に着地し、突然新しいヒーローが誕生したからです。」

カホーリの声を担当したデヴァリー・ジェイコブスさんは実写化に興味があるとシーズン2当時のインタビューで語っていますが、アベンジャーズ最新映画などでカホーリが登場するのかは今のところ報道がありません。続報にも注目です。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」はシーズン3まで、ディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel’s What If…? Producer Teases Kahhori’s MCU Future

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン4は?監督、プロデューサーがそれぞれ一旦の終了を宣言

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の最終話が 2024年内 に配信され、ウアトゥ・ザ・ウォッチャーにまつわる一連の物語が幕を下ろしました。同作に携わったブライアン・アンドリュース監督と、プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムさんがそれぞれ、次のシーズンの可能性について言及しています。

監督は「なぜ今が終了の適切な時期なのか?それは私よりはるかに上の人たちに聞くべき質問だと思います」と前置きしつつ、「彼らはさまざまな計画を練っていて、いろいろなことをしています。でも、そこには見えないアスタリスクがあるのか​​もしれません。なぜなら、この種(マルチバース)の物語は永遠に続けられるからです。楽しいリフを思いつき続けるだけです。制作陣もコツをつかみ始めていると思います。そして、物語を語るというアイデアが好きです。座って開いて、ただ楽しくて興味深いものを見ることができます。そして、ええ、MCUではいろいろなことが起こっています。だから、今が終了の適切な時期なのかもしれません。」と述べました。

そして、シリーズの終了というよりは、一旦お休みのニュアンスだと捉えているとも語りました。

これはまだ公式発表ではありませんが、私の直感では、当面は休止期間になるかもしれないと感じています。他に語れることがあるような気がするからです。このようなものを終わらせるとなると、数シーズンにわたってこの成長した関係やサイドストーリーがありました。私たちはこれらの小さな単発の冒険をしてきましたし、途中でウォッチャーと彼が対処していることとの関連も少しありました。そのため、その包括的な側面は、3シーズンすべてにわたってたどることができるストーリーの側面を最終的にまとめることになります。そういう意味では、そのアイデアには終わりがあります。しかし、それは全体の前提が終わったという意味ではありません。

ウィンダーバウムさんはシリーズを振り返り、次のように語っています。

私たちは常に、まず第一にアンソロジーとして、しかし、特にウアトゥとウォッチャーとしての彼の物語、そして彼の苦悩に関して、包括的な物語を持つものと見ていました。3シーズンすべてがゴールラインでクライマックスを迎えますが、ゆっくりと展開し、物語のアンソロジー的な要素を全体にわたって保っています。しかし、各シーズンの最終エピソードをウォッチャーの第1幕、第2幕、第3幕として見れば、それはウォッチャーの物語として独立していると思います。そして、MCUとのつながりという点では、MCUが展開するにつれて、マルチバースのために設定されている神話に非常に忠実に従っています。マルチバースが存在するという啓示のようなものであれ、マルチバースの物語のツリーの中心に座っているロキによってすべてが制御されているという考えであれ、あるいは、ご存知のように、これが第3シーズン『What If…?』をクライマックスにするのに完璧な瞬間だった理由が、時間の経過とともに明らかになるでしょう。」

そして「ホワット・イフ」が単にもしもを描いたアニメシリーズとしてではなく、MCUのフェーズ4からフェーズ6までのマルチバース・サーガの一部である事を強調しました。

「いい言い方をすると、『ロキ』シーズン1の終わりに、神聖時間軸が破裂して別の現実に花開き、次のシリーズ『What If…?』で宇宙のさまざまな側面を探求することになったことを思い出してください。そして、率直に言って、シーズン2の終わりに、彼がペギーにマルチバースを見せたとき、それはロキが中心に座っているとわかっているストーリーのツリーでした。詳細には触れませんが、このシーズンの終わりまでには、そしてその後数年かけてマルチバース・サーガがエキサイティングな結末を迎えるにつれて、すべてが同じようにバランスをとるのがわかると思います。

MCUのもしもを描いてきたこのシリーズでは度々突拍子もない展開が描かれてきましたが、そのうちのいくつかはマルチバース・サーガに必要なピースとして準備されてきたようです。

つまり「ホワット・イフ・・・?」シリーズは今後のマルチバース・サーガの作品、おそらくは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に必要なものとして制作されてきた事をほのめかしているようで、今はまだこれ以上のシーズンは必要がないと二人は感じているようです。

すなわちシーズン4や、タイトルを変更した新たな同種のシリーズが始まるとしても、それはMCUのフェーズ7以降であると予想され、ファンは気長に待つ必要がありそうです。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」はシーズン3まで、ディズニープラスで配信中です。

【噂話】MCUヒーローはデッドプールに皆殺しにされて終わる?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の最終話が配信され、これを見たファンはデッドプールのせいでMCUが終わってしまう可能性を考え始めています。

最終話では数え切れないほどの変異体が瞬間的に紹介されましたが、その中にデッドプールがいた事に気づいたファンは多かったと思います。

このデッドプールは完全武装しており、コミック「デッドプール・キルズ・マーベル・ユニバース」を原典としているのではと見られ、これが「デッドプール・キルズ・マーベル・シネマティック・ユニバース」を予告しているのではとファンは感じ始めています。

2011年にリリースされたコミック「デッドプール・キルズ・マーベル・ユニバース」はデッドプールが本来の殺し屋として自身の任務を遂行したらどうなるかといったテーマを描いたもので、タイトル通り無数のヒーローたちを惨殺していきます。

タイミングが良いことに、4月からはこのコミックの続編シリーズが始まることが発表されており、キャプテン・マーベルやスパイダーマン、デアデビルらの死体の上に立ち尽くすデッドプールを描いたカバーイラストも公開されています。

もちろんこの話はマルチバース上で起こり得る展開ですが、MCUが何年か先、あるいは何十年か先に、もうどうにも行かなくなってしまった時、最後の花火としてこれが実写化されるのではないかと海外コミックファンは考え始めているようです。

あるいは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の一部でこれが再現されるかもしれません。

デッドプールを演じるライアン・レイノルズさんはデッドプールを主人公とする作品は今後難しいと考えているようで、次の登場作品は正確には分かっていません。

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早ければ「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」での登場が期待出来そうで、「シークレット・ウォーズ」での登場も有力。ほか、「ドクター・ストレンジ3」なども候補だと考えられています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」、アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3はディズニープラスで配信中です。

「X-MEN’97」のクリエイターが「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の脚本家を嘘つきだと告発

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3がフィナーレを迎え、三部作が一応の完結を果たしました。これらの脚本を担当したマシュー・チョーンシーさんは「X-MEN’97」の脚本を引き継ぐ事になっていますが、前任者から嘘つきだと非難されています。

「ホワット・イフ」シーズン3では X-MEN からストームが参戦し、フィナーレに向けて大きな役割を担っていました。これについて監督や脚本家がどのX-MENが使えるか具体的に知らなかったとインタビューで語り、ストームだけに留めたことを後悔している旨を話していました。

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しかし、「X-MEN’97」シーズン1のショーランナー及び脚本を担当したボー・デマヨさんは彼らが嘘つきだと非難する文章を自身の X に投稿。

「彼らは権利があることをよく知っていた。私たちは話し合いをした。まったくでたらめだ。繰り返しますが、ただの嘘つきです。彼らは私の #xmen97 チームと私に、#WhatIf シーズン3で使えるキャラクターは何かと尋ねてきたので、私たちはWhat If #12(1990年)のコミックを紹介した。」

デマヨさんが指摘する「ホワット・イフ #12」のコミックではサイクロップスやウルヴァリン、フェニックスなど数多くのX-MENが登場。なんならストームは登場していないというコミックで、アニメ版「ホワット・イフ」クリエイターの発言とは食い違う主張をしています。

デマヨさんは「マーベルとチョーンシーが、『複雑すぎる』という理由で、最初のエピソードを飛び越えるインターカットタイムを破ったのは知っている。しかし、複雑さとレイヤーこそがこのショーに必要なものなのだ。」と再び「ホワット・イフ」の脚本家に対し、名指しで批判を付け加えています。

ボー・デマヨさんは「性的不品行」を理由にディズニーから解雇されましたが、当時これに対して反論。事実は今も分かっていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-97-beau-demayo-lawyer-statement-disney-firing/”]

「X-MEN’97」からデマヨさんが外された後、マシュー・チョーンシーさんがプロジェクトを引き継ぐことが報じられていますが、この数日の個人攻撃とも見られる行為と何らかの関係があるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-s3-writer/”]

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3はディズニープラスで配信中です。

「X-MEN’97」のクリエイターが「ホワット・イフ・・・?」シーズン3を駄作と非難

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の最終回の配信を間近に控える中、アニメ「X-MEN’97」のショーランナー、脚本を務めたボー・デマヨさんが、SNSを通じてこれを非難しました。

デマヨさんは自身の X に「ホワット・イフ シーズン3はひどい、本当にひどい」と投稿。そして、「もっと見てどうすれば良いものになったか言いたい所だけど、お湯を沸かすのを見ないといけないので」とお湯のほうが大事だと報告。

さらに、「中身がないファンフィクションのようだ。会話は退屈だし、前提のいくつかは奇妙だ」と述べています。

最後には「このシーズンはACブラッドリーが完全に退き、チョーンシーが代わりに監督に就任したシーズンでもある。」と、特定の個人を批判するような投稿をしています。

2024年3月、アニメ「X-MEN’97」が配信され、アメリカではMCU作品で最高の評価を獲得しましたが、これを成功させた立役者の一人であるボー・デマヨさんは配信開始の1週間前にディズニーに解雇されました。当時、マーベル・スタジオの幹部は「解雇されたわけではなく、袂を分かったという認識」だと語っていました。

配信が進行中の間はエピソードの裏話などを X で公開し、ファンと交流していたデマヨさんでしたが、最終話の配信から数ヶ月をおいて退社の裏側を告白。

8月にはデマヨさんの解雇の原因が性的不品行によるものと報じられましたが、ディズニー/マーベルとデマヨさんの意見は対立しており、記事執筆時点でも真相は分かっていません。

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今回、後続の関連作を非難した事は相当な恨みを抱えているようにも見え、しばらく火がくすぶり続ける事も懸念されています。

カット・デニングスさん、MCU出演について「人生で最高の出来事」と称し、再演は「いつでも歓迎」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3でダーシー・ルイスを再演したカット・デニングスさんが、海外メディア Collider とのインタビューで 2011年の映画「マイティ・ソー」出演からこれまでの MCU を振り返りました。

デニングスさんはダーシー・ルイスについて「このキャラクターが、こんなにも様々な形で登場するようになったなんて信じられません。この役はもともと『マイティ・ソー』のいくつかのシーンに登場するアシスタントのはずだったので、運が良かったんです。どういうわけか、どんどん役が拡大されて、スタジオは私を起用し続けました。そのたびに、『私を再び呼び戻したいなんて信じられない。最高だわ!』と思っていました」と述べました。

「だから、彼らが私を呼ぶ限り、何があろうと私はいつもイエスと答えるつもりです。」といつでも再演出来る事をアピール。

さらに「先日、夫にこれまでのキャリアで一番クールなことは、ダーシーがレゴになったことだと話しました。レゴ・ミニメイツという名前で、ダーシーのものがあります。自分がレゴになったなんて、本当に信じられません。夫に会ったこと以外で、私にとって最高の出来事です。」とも語りました。

「マイティ・ソー」で登場したダーシー・ルイスはマーベル・コミックには存在していないMCUのオリジナルキャラとして制作され、その後、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」に登場。ソー3作目の映画では欠席し、そのまま退場かと思われたものの、「アベンジャーズ/エンドゲーム」には写真のみの形で登場し、スタジオが存在を忘れていないことが確認されていました。

その後はディズニープラスに舞台を映し、ドラマ「ワンダヴィジョン」とアニメ「ホワット・イフ」シーズン1に登場。また映画に戻って「ソー:ラブ&サンダー」で再登場しました。

先日配信された「ホワット・イフ・・・?」シーズン3ではなぜか卵を産み、別のマルチバースとはいえ、母親としての新しい側面も見せました。

これらと並行して、ダーシーはコミックに逆デビューも果たす人気となりました。

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特筆すべきはダーシーが何のスーパーパワーも持っていないただの一般人である事で、ダーシーよりはMCUへの登場回数が少ない似た境遇の人物として、彼女の研究室の教授であるエリック・セルヴィグ博士の存在があげられます。

セルヴィグもMCUに複数回登場した実写のオリジナル一般人キャラで、その後、コミックに逆デビューしています。

そう考えるとソー一作目映画の功績はマーベル全体にとってかなり大きく、今後もMCUとコミックの両方に登場する事が期待されています。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3はディズニープラスで配信中です。

ソース:“I Can’t Believe They Want Me Back”: Kat Dennings Reflects on Her Role in the MCU

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3、監督がウルヴァリンを登場させなかった後悔を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3のブライアン・アンドリュース監督が、オンラインインタビューに出演し、番組の中でヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンを登場させずに終わってしまった後悔について語りました。

本作に X-MEN のストームが登場している事を称賛され、それについて監督は次のように述べています。

ブラッド(MCUアニメ・ドラマ制作責任者)だったと思います。ブラッドは『これをやらなきゃ!』って言ってたし、僕たちも『そうだ、やらなきゃ!』って感じでした。

でも、そうですね。どうしてそうなったかというと、きっとブラッドだと思うんです。僕が関われない特定のことを決めようとしていたときに、ブラッドが提案したんだと思います。そうしたら、『ああ、これは使えるな、最高だ』ってことになったんです。

面白いのは、『X-MEN ’97』はすでに公開されていたはずだから、そのおかげでストームにアクセスできましたが、その気になればどのX-MENも使えたと思います。

今思えば、僕たちは完全に後悔していますよ。だって、彼らは、作品が出てくるべきときに出てくるように、すごく心配し、気を遣っていましたからね。

監督はどの X-MEN も使用禁止にはなっていなかった事を明かしつつも、使うべきではないと思い込んでいたと続けます。

でも、この作品はX-MENの後に出るはずだったので、X-MENでもっといろんなことができたはずなんです。ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンをやれたら最高でしたよね?

このエピソードをやっているときは、その契約が成立しているかどうかもわからなかったし、あまりに固定観念にとらわれていました。でも「デッドプール&ウルヴァリン」が完成し、ついに実写版X-MENをすべて取り戻すことができて、僕達は「うわっ!」って思いました。だって、どのキャラでも使えたって事ですから。

「ホワット・イフ・・・?」はシーズン3をもって三部作の完結と予告されており、現状ではヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンのアニメ版を見る機会はなさそうです。しかし、まだ「ホワット・イフ」に登場していないキャラは多く、ファンタスティック・フォーなどの新作映画も公開されるに伴って、新たなシリーズとしてシーズン4がスタートする可能性はあるため、今はそこに期待するしかありません。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3はディズニープラスで配信中です。

マーベル・スタジオは劇場版アニメを検討している、幹部が認める

マーベル・スタジオのストリーミング、 テレビ、アニメーション部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3のプロモーションインタビューの中で、劇場公開向けのアニメ作品について検討している事を明かしました。

ウィンダーバウムさんは映画について「私たちはそれについて話しましたが、本当に重要なのは、映画という財産を持つことです。私にとって映画とは声明です。2時間で世界に向けて何かを語るものです。テレビ番組はより長い形式で、観客との対話に近いものです。」と語っています。

ただしこれが「ホワット・イフ」や「X-MEN’97」の劇場版と決まっているわけではなく、映画に最も適した世界観、キャラクター、ストーリーを模索中だとし、まだ開発の初期段階にある事を付け加えました。

先日、ウィンダーバウムさんはジェフ・ザ・ランドシャークがMCUに来るとも予告していましたが、彼がその劇場版アニメの登場人物の一人であるかどうかは定かではありません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-jeff-the-land-shark-coming-marvel-studios-exec-confirmed/”]

ウィンダーバウムさんは「ホワット・イフ」シーズン3が配信中であり、現在は「X-MEN’97」シーズン2の開発にほぼ全てを注ぎ込んでいるとも。X-MENのアニメもシーズン3まで計画されている事で、今回明らかとなった劇場版アニメとはその後に本格化していく事になるのでしょうか。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3はディズニープラスで配信中です。