ディズニーが2026年公開のMCU映画を正式に削除、「ブレイド」は2025年に据え置き

ディズニーが2026年に公開予定されていたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画1本をカレンダーから削除したと、海外メディアが報じました。2022年のプレスリリースで確認されていたこれらの映画ですが、2023年の興行不振から来るとされる同社の方針転換にあわせて、正式にキャンセルされるに至ったようです。

海外メディア Comicbook.com はディズニーの最新のプレスリリースで、予定されていた1本のタイトル不明の映画が削除され、現在、2026年に公開が予定されているのは、2月13日と11月6日の「タイトル未定映画」2本と、5月1日の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の合計3本になっている事が確認できたと報告。

ディズニーはMCUの映画を年2~3本にする方針を発表しており、今回の変更はこれに対応した形となっていると見られています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/disney-ceo-comments-mcu-plan/”]

これらタイトル未定の映画が保持しているスケジュールには「アーマーウォーズ」や「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」と噂されるシャン・チー2作目の映画、「ドクター・ストレンジ3」などが入る可能性があります。

同時期に「スパイダーマン4」が来る可能性もありますが、こちらのスケジュールはソニーを通じて発表される予定です。

また、今回のプレスリリースでは「ブレイド」についての変更の記述がなかった事で、2025年11月7日の公開予定を維持しているようだと記事は伝えています。

「ブレイド」は 2024年6月にも監督と脚本が変更されると報じられ、7月のコミコンでも一切情報がありませんでしたが、意外にも現時点でスケジュールは変更しないようです。

なお、2027年は5月の「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に加えて、7月23日と11月5日にタイトル未定のMCU映画が追加。このタイトル未定の映画からフェーズ7に入るのかは不明です。

ソース:Marvel 2026 Movie Removed From Release Calendar, Blade Still Slated for 2025

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ジェレミー・レナーさんが出演の可能性について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」やドラマ「ホークアイ」でホークアイ/クリント・バートンを演じたジェレミー・レナーさんが、海外メディア Us Weekly とのオンラインインタビューで、先日発表された「アベンジャーズ」5作目の映画「ドゥームズデイ」について言及しました。

最新映画にロバート・ダウニー・Jrさんが知っていたのかと質問されたジェレミー・レナーさんは「全く知らなかったよ!あのくそ野郎は何も言ってなかった!いい友達だと思ってたのに!」と笑いを交えながら明かしました。

この発表の直後、アベンジャーズオリジナルメンバーのグループチャットで、「一体どうなっているんだ!?」「隠していたのか!?」といったメッセージを大量に送り付けたとも明かしましたが、それに対するRDJさんのリアクションについては明かされませんでした。

また、「アベンジャーズ映画はいつもいつも本当にファンに愛されている。素晴らしいキャラクターがたくさん出てくるしね。」とした上で、「全員を集めるのは大変だと思うよ。おそらく、1週間ごとにまとめていくような形になるんじゃないかな。たくさんの人がいるから大変だ。」と語りました。

そして最後に「つまり、そうだね。でも、楽しみだよ。でも、ワクワクしてるよ。それを考えなければならない。すべてが新しいことなんだ。まだ始まったばかりなんだ。発表があったばかりで、だから、これから考え始めることになると思う。」とクリント・バートン再演の可能性について語りました。

ジェレミー・レナーさんは2023年元旦の瀕死の事故から復活を遂げ、現在は俳優活動を再会中。

その際のアベンジャーズメンバーとの絆について以前のインタビューで明かしていましたが、今回はその仲間に出し抜かれる形となりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawk-eye-jeremy-renner-shares-bond-with-avengers-actors/”]

レナーさんは少し前からクリント・バートン再演の準備が出来ている事を明かしていますが、クリントは次にどの作品に登場する事になるのでしょうか。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、フローレンス・ピューさんが世界で2番目に高いビルから飛び降りたと言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でエレーナ・ベロワを演じるフローレンス・ピューさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、超高層ビルから飛び降りたと明かしました。

世界第2位のビルは、記事執筆時点ではマレーシア、クアラ・ルンプールのムルデカPNB118だと考えられ、ムルデカPNB118は、地上118階、地下5階建てで、高さは644mとなっています。

高層ビルと言えば2011年の映画「ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル」で主人公イーサン・ハントを演じるトム・クルーズさんが世界一の高層ビル、ドバイのブルジュ・ハリファ(828m)の壁面をノースタントで登っていった事が有名ですが、フローレンス・ピューさんはそれに次ぐ過酷な撮影に挑んだという事になるようです。

先週末に開催された SDCC2024 の壇上ではフローレンス・ピューさんが全シーンにわたってほとんどノースタントでやり遂げたと明かされ、共演のセバスチャン・スタンさんは彼女の演技を高く評価していました。

これについて後日、GamesRadar とのインタビューの中で、「彼が私についてそう言ってくれたことに、とてもとてもうれしかったです。それに、自分が尊敬し、一緒に仕事をするのが大好きな人たちが自分について素晴らしいことを言ってくれるのは、とても有り難いこと。自信が湧いてくるし、とても嬉しい気持ちになります。彼はMCUに長く出演しているので、彼からそう言ってもらえるのはとても特別なことです」と語りました。

SDCC2024 において「サンダーボルツ*」はレッド・ガーディアンの新衣装が公開された他、初映像も会場限定で公開されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-sdcc2024-updates/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月5日 米国にて劇場公開予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ソーが泣いている理由はちゃんとある、ライアン・レイノルズさんがほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」ではクリス・ヘムズワースさんが演じるソーが映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の映像を使う形で登場していますが、それに関して主演のライアン・レイノルズさんが意味深な投稿をしました。

「デッドプール&ウルヴァリン」の劇中ではこのシーンをTVAで発見したウェイドが「どうしてソーは泣いてるんだ?」と何度もパラドックスに詰め寄りましたが、明確な回答は得られませんでした。

映像としては「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でソーとロキがスヴァルトアールヴヘイムでアルグリム / カースと戦った際にロキが死亡した(と思わせた)シーンで、この時、ソーは弟の死を嘆いていました。

これに関して、レイノルズさんは「ソーが泣いていた理由は知っています。知らないわけがありません。」と投稿。

元ネタとしてソーが泣いている理由は上述のとおりですが、レイノルズさんが今回どういう意味で投稿しているのかは現時点でわかっていません。

ソーとデッドプールが交わる未来がある明確な理由があるのか、そして実際問題ソーはなぜ泣いていたのか、レイノルズさんの答え合わせの投稿に期待されています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」、新スティルでグリーンウィッチの衣装公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の新たなスティル写真が公開されました。その中ではグリーンウィッチ/リオ・ヴィダルを演じると噂されているオーブリー・プラザさんのコスチューム姿も含まれています。

オーブリー・プラザさんは本作のメインヴィランになると報じられていますが、そのキャラクターについては公式発表がなく、多くの部分が謎に包まれています。

彼女はグリーンウィッチと呼ばれるMCU最強の魔女、リオ・ヴィダルを演じるとスクーパーたちは報告。そしてリオはアガサ・ハークネスの元恋人、もしくは元伴侶だともいいます。

しかしグリーンウィッチ、及びリオ・ヴィダルというキャラクターはコミックには存在せず、彼女が何者であるかを考察する事も難しくなっています。

今回判明したグリーンウィッチの身体にフィットするようなピチっとしたコスチュームはコミックのモーガン・ル・フェイやレディ・ロキと似ており、彼女たちであれば最強の魔女を名乗る事はありそうですが、MCUにおいてロキの変異体がこのタイミングで追加される事にはやや疑問もあります。

彼女の正体は近々明かされるのか、それともドラマ配信が始まってからのお楽しみなのか、続報に注目です。

「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんはワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりを演じるとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-coc-billy-return-method-rumor/”]

さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-salem-seven-cast-rumor/”]

そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。「デッドプール&ウルヴァリン」公開後の9月、X-MENに対する熱が上がっている段階だと予想されますが、残念なことに今回もピーターズさんはクイックシルバーを再演するわけではないようです。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wandavision-deleted-scene-missing-witness/”]

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

クリス・エヴァンスさんが「デッドプール&ウルヴァリン」で「夢が叶った」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」に出演したクリス・エヴァンスさんが、自身の instagram のストーリーを通じて本作への感謝の言葉を述べました。

from Instagram/chrisevans

エヴァンスさんは「ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、ショーン・レヴィ、素晴らしい映画に参加させてくれてありがとう!彼らは今まで出会った中で最も素晴らしい3人です。このすべてを実現させてくれたライアンに特に感謝しています。再びジョニーを演じることは夢が叶ったことで、彼は私の心の中で常に特別な存在です。」と舞台裏写真を添えて投稿しました。

クリス・エヴァンスさんは映画の公開日に公開された Entertainment Weekly とのインタビューで、本作でヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームを再演した経緯について次のように語っています。

「とてもワクワクしました。ライアンは友達で、彼から『これが長い話になるかもしれないけど、20年前の何かを再演することに興味はないか?』というメッセージをもらいました。『もちろんだ!』と答えました。」

「正直なところ、ライアンは唯一それを頼める人物かもしれません。彼は自覚があり、ほとんど無敵です。彼のユーモアがあればどんなことも上手くいくので、自動的に安心感を持つことができます。」

クリス・エヴァンスさんは以前からヒューマン・トーチの再演をしたいという熱意を公にしており、「デッドプール&ウルヴァリン」でそれが果たされる事となりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/chris-evans-wants-mcu-fantastic-four-role/”]

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、MCUのアンカーはトニー・スタークなのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」は、アンカーという設定があらたに追加され、Earth-10005と呼ばれる20世紀FOXのマーベル映画の世界がアンカーであるウルヴァリンの死によって終焉を迎えようとしていました。

映画の中ではデッドプールがTVAから説明を受けて新たなウルヴァリンをアンカーとして連れて来る、というのが本作の導入部分であり、結果として Earth-10005 は救われることになりました。

これによってマーベル・スタジオではなく20世紀スタジオ(旧20世紀FOX)によるX-MEN映画シリーズの続編制作が不可能ではなくったと言えそうですが、実際には混乱を引き起こすだけなので当面はなかなか起こり得ない事でしょう。

ところで、本作でアンカーとして紹介された FOX のウルヴァリンの存在は、MCUにおいてトニー・スタークが担っていたとも海外ファンの間で考え始められています。

彼らは共に一作目から登場し、最後には大いなる自己犠牲によって世界を救って退場していきました。デッドプールお得意のメタ的な意味で考えても、アイアンマン/トニー・スタークはMCUの大きな支えであり、彼の死後は多くのメディアやアンチが指摘していたように、確かに数字として下降し始めていました。

アンカーの設定についはまだ説明不足の事も多く、たとえばEarth-10005でウルヴァリンが誕生する前はアンカー不在の世界だったのか、それで世界が維持されてきたのは何故なのか、という事はまったくの不明で、ウルヴァリンは不老不死とされる寿命があるからいいものの、他の世界で人間と同程度の寿命のアンカーがいた場合、彼らが老衰で死んだだけで世界が滅んでいくのかなど、様々な疑問も残されています。

しかしながら作中でTVAのパラドックスが説明した内容は、神聖時間軸におけるトニー・スタークの物語と合致している部分があると考えられます。

一方で、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、2022年のベネディクト・カンバーバッチさんがハリウッドの殿堂入りを果たした際の式典で、カンバーバッチさんの隣に立ち、「あなたは常に、このキャラクターに大きな可能性を見い出していました。そのおかげで、あなたはマーベル・シネマティック・ユニバースの“アンカー”に、そして、マルチバースの狂気の中で私たちを導くことができる唯一の俳優となったのです」とコメント。

ここでの「アンカー」という単語と、「デッドプール&ウルヴァリン」での単語が同じことを意味しているのかはわかりませんが、これによってMCUのアンカーはドクター・ストレンジであるという説も支持されています。

こういったファンの理論について質問されたファイギ社長は「それを尋ねてくれたこと、その用語があなたの想像力を掻き立て、その質問を投げかけてくれたこと自体がうれしいですね」と、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」での発表直前の Comicbook.com とのインタビューにて回答していたと言います。

質問ははぐらかされた形になっていますが、神聖時間軸にもアンカーと呼ばれるキャラクターが設定されるとすれば、それはやはりトニー・スタークとなるのでしょうか?

「デッドプール&ウルヴァリン」になぞらえるのであれば、トニー・スタークの変異体の最低のバージョンが紹介され、それが作品の中で成長しシリーズを救うことになると予想されますが、ドクター・ドゥームとして登場するスターク変異体が改心して新たなアイアンマンとなる事を暗示しているのでしょうか。

それともアンカーという設定は「デッドプール&ウルヴァリン」のみで使用され、今後は忘れられていくものとなるのか、今後のMCUの展開に注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ソース:Deadpool & Wolverine: Kevin Feige Addresses MCU Anchor Being Theory (Exclusive)

「ヴィジョン」のドラマシリーズが開発中である事をファイギ社長が認める、ショーランナーの起用理由も明かす

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Inverse とのインタビューの中で、ポール・ベタニーさんが主演を務める「ヴィジョン」のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ドラマシリーズが開発中である事を認めました。

「ヴィジョン・クエスト」とも噂されているタイトル不明のこのプロジェクトに「スタートレック:ピカード」のエグゼクティブプロデューサーを務めたテリー・マタラスさんがショーランナーとして参加している事について、ファイギ社長は「ピカードシーズン3での彼の素晴らしい仕事ぶりを見て、私は『これはすごい。どうしてこんなものが存在するのか分からない。これを作った人を見つけよう』と言いました。」と一目惚れした事を明かし、これが噂のプロジェクトが実在している事が公式に認められた最初の発言となりました。

ディズニープラスで配信予定とされるこのドラマについてコミコンでは一切触れられる事なく終わりましたが、8月に開催予定のディズニーのイベント、D23 2024 にて何らかの発表が行われるのか注目されています。

このドラマではワンダ・マキシモフのその後も描かれる事が期待されている他、「ワンダーマン」や「ヤングアベンジャーズ」との関連も予想されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-blonde-phantom-rumor-update/”]

ソース:Inverse

「マーベルズ」のブリー・ラーソンさんが今後のMCUへの出演についてコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・マーベル」や「マーベルズ」でキャロル・ダンヴァースを演じたブリー・ラーソンさんが、海外メディア The Playlist とのインタビューで今後のMCUについて語りました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にキャプテン・マーベルが戻るか質問されたブリー・ラーソンさんは「はっきりさせておきたいのは、私はちょうどケヴィン(・ファイギ)と一緒にいたという事です。その日の出来事でした。」と週末の事を振り返り、「そして彼は『ああそうだ、コミコンで何かをやるんだ』と言ってました。でも彼はRDJが帰ってくるなんて、そんなことは一言も言ってませんでした!まったく!」と、何も聞かされていなかったと明かしました。

そして質問の本題に入る前に「マーベルズ」を振り返り、「彼女たちと一緒にいるのが本当に楽しかったです。そして、その感情は私にとってとても正しいと思うし、私の人生の現状にもっと合っていると思います。つまり、私たちを救えるスーパーヒーローは一人もいないということ。それぞれの特別なスキルを持ち、災害の瀬戸際を一人の力で止めることはできないと理解できる能力を持った、あらゆる種類の人々が必要です。私たち全員が団結する必要があります。だから、それは私にとって本当に正しいと感じています。」と述べました。

最後に次のアベンジャーズ映画について「そして、ご存知のように、将来については、私が知っていることがいくつかありますが、今は言えません。」とお決まりの回答で締めくくりました。

「マーベルズ」の不振を受けて「キャプテン・マーベル3」が凍結中だと報じられていますが、一方でキャプテン・マーベルの物語は何もトーンダウンしないとされており、いくつかの作品にわけて展開されると予想されています。

「マーベルズ」の結末までの流れで予想されているのは、モニカ・ランボーの救出ミッション、カマラ・カーンの腕輪の謎の解明、パク・ソジュンさんが演じた夫ヤン王子との再会、ヴァルキリーとの恋愛関係などの続きであり、ラーソンさんはシャン・チー2作目の映画と噂されている「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」に出演するとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-marvel-story-plan-is-hold-up-rumor/”]

映画「マーベルズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Brie Larson Teases “Future” Captain Marvel Appearances But Plays Coy About ‘Avengers’ Films

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の発表にカーン役は「心が張り裂けそう」と胸の内を明かす

マーベル・スタジオがアベンジャーズ5作目の映画を「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」として先週末に発表し、RDJさんの帰還に世界中が湧いていました。その傍らで、もともとこの映画でメインヴィランの征服者カーンとして出演する予定だったジョナサン・メジャースさんが、海外メディア TMZ とのインタビューで悲痛な胸の内を明かしました。

メジャースさんは「心が張り裂けそうです。ええ、もちろん悲しんでいます。」とニュースを耳にした時の事を話しました。

「私はカーンを愛しています。でも、ドクター・ドゥームも相応に邪悪だと思います。」と述べ、「ダウニー氏が忍耐と好奇心と愛情をもって迎えられ、そのレベルで芸術に取り組み、創造的になることが許されているのは公平だと思います。」とメジャースさんは、RDJさんが法的な問題を抱えながらもマーベルでチャンスを与えられたことについて語りました。 

アベンジャーズ5作目の映画は2022年の発表当時、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」と題されて「アントマン&ワスプ:クアントマニア」から続く征服者カーンを中心とする物語になる予定でした。

しかし、「クアントマニア」の興行不振とメジャースさんの法的トラブルと解雇を経て、「ザ・カーン・ダイナスティ」は征服者カーンを俳優を変えて登場させるか、まったく別の物語にすることを余儀なくされていました。

結果としてディズニー及びマーベル・スタジオは後者を選択したわけですが、結局のところ、これによってメジャースさんには再登場のチャンスが残されたとも言えるかもしれません。

ディズニーは意外にも前科者に寛容で、ロバート・ダウニー・Jrさん自身、2008年にアイアンマンを演じる以前には麻薬、銃、スピード違反など数々のトラブルを抱え、あまつさえディズニーランドのゴンドラの中で麻薬を使用し、逮捕された事もありました。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督も裁判沙汰にこそなっていないものの、過去に小児性愛や同性愛、レイプなどをジョークにしたツイートが原因で2019年に解雇。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」が空中分解するかと思われていましたが、その後再雇用が発表され、予定より数年遅れて映画は公開されました。

アベンジャーズ最新映画で征服者カーンがドクター・ドゥームに置き換えられた事で、また別の機会にカーンの物語が再開される可能性があるかもしれません。

メジャースさんのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での今後は不明ですが、裁判の有罪判決後、次の新作映画の主演を獲得しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-loki-jonatha-majors-unlocked-impact-awards-speech/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:‘Heartbroken’ After Marvel Pivots Focus to RDJ