映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場した数々のマルチバースの名称が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」でVFXを担当したアレクシス・ワズブローさんが海外メディア befores&aftersとのインタビューの中で、ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスが旅をした20近い世界のうちのいくつかの正式名称とエピソードを語りました。

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リビング・トリビューナル・スタチュー・ワールド

私たちはカマータージから始めたかったので、ある種のビューが常にありました。私たちは非常に早い段階でコンセプトを作成しました。それは、ジャイアントと呼ばれる最初のバージョンになりました。テンプルワールドまたはジャイアント・インディアン・スタチュー・ワールド。そしてある時点で、マーベルコミックに実際に存在するワールドであるリビング・トリビューナル・スタチュー・ワールドに変更されました。

オンスロート・キャニオン・ワールド

この世界は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でのグランドキャニオンのショットを少し思い出させたため、ほとんど落とされました。これは、映画  「127時間」に少し似ています。

ハニカム・ワールド

ある時点で、私たちのラインプロデューサーは「ああ、ハニカムの世界はどうですか?」と言いました。「それはかっこいい。ハニカム・ワールドのコンセプトをやってみよう」とみんなで言った。そして、誰もがそれを愛していました。この3週間で、私たちは「この世界には何が必要か」と感じ始めました。アーティストとして、私たちは「退屈だ。人生を送る必要がある」と思っていました。それから、ハニカム・ワールドに何かが住んでいるとしたら、それはオオスズメバチに違いないと思いました。そこで、オオスズメバチに生息し始めました。水中にいるときに次のミツバチとうまく連携するために、水も入れることになりました。

ミラー・ワールド

アニメーターのマイク・ブルネットは機械の世界のアイデアを提案しました。ガラスの世界はもちろん、すべての建物の内部を構築する必要があるため、ガラスの世界になり、少し経済的になりました。

キューブ・ワールド

それは私たちが最初から追加したものでした。突然すべてが立方体に変化する世界です。髪を立方体に付着させ、まだアニメートしている間にスライスするのは非常に技術的でした。さまざまなバージョンの最初に、小さな立方体を放出し、ストレンジをスライスしましたが、それはあまりにもひどいので、アプローチを変更しました。

©MARVEL,Disney

ペイント・ワールド

ペイントワールドは、明らかにキャラクターのシミュレーションが大きいですし、背景もある程度シミュレーションされています。

コミックブック・ワールド

興味深いことに、これは「ホワット・イフ」のイースターエッグになるはずがありませんでした。常に漫画本のイースターエッグになるはずでした。そのため、コミックブックワールドのデザインは「ホワット・イフ」とは大きく異なり ます。これは、いくつかの漫画から影響を受けることについての詳細です。スパイダーマンの漫画やドクターストレンジを読むと、色が非常に鮮やかであることがわかるので、この世界は常にこれであるはずでした。いくつかの影と線のDMPの合成がたくさんあり、それがこの世界を行うための最良の方法だったからです。

©MARVEL,Disney

ポスト・アポカリプス・ワールド

ある時、「アベンジャーズ」でもし負けたらどうしよう、だからニューヨークは完全に潰れてしまった、というのがクールだと思ったんです。

アンダーウォーター・ワールド

水中世界では、リアルタイムからスローモーションに移行し、水中に移動します。アメリカの顔をクローズアップし、そのマントをシミュレートする必要がありました。これは非常に困難でした。

©MARVEL,Disney

オルタ・ニューヨーク・ワールド

この世界では、長い間群衆も車もありませんでした。そして、3週間前に「この世界に生命をもたらすために何ができるでしょうか?」と考えました。そこで、車や道路に落ちる水中世界から来た魚を追加しました。これは、魚がニューヨークのフロントガラスに落ちるようにするというジャネックのアイデアです。フロントガラスに落ちる魚は2週間で完了しました。

パイプ・ワールド

ここのイースターエッグは スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのドローンです。ニューヨークのタクシーからドローンへの移行でしたが、同じように配置されています。

サヴェジ・ランド

私たちは最初からジャングルの世界を作るつもりでした。その後、マーベルと話をすると、巨大な恐竜がいたサヴェッジ・ランドと呼ばれるマーベルの世界にすでに存在していた同様の世界があった事を知りました。本当にクールなアイデアだったので、古典的なT-レックスとトリケラトプスの戦いを行いました。

©MARVEL,Disney

ヒドラ・ワールド

これは昔のニューヨークの世界のようなものです。IMAXで見ると、巨大なブリップにヒドラのイースターエッグがあります。2:35リリースでは表示されません。IMAXでのみ表示されます。私たちはそれにヒドラのロゴを付けました。私たちの当初のアイデアは、30年代に行き詰まり、ヒドラが支配した世界でした。

ジェームズ・タレル・ワールド

私たちが持っていた世界の1つは、光を使って非常にシンプルな作品を制作するアーティストである「ジェームズ・タレル」の世界でした。非常にシンプルだったので残念ですが、最終的なカットにはなりませんでした。


アレクシスさんは以前のインタビューで、40秒間の間に20の世界が組み込まれていると明かしています。今回明かされたのは14の世界で、MCUに関連する世界からそうでない世界まで、1分に満たないごく僅かな間に多くの印象的な世界を垣間見せてくれました。

アメリカ・チャベスが自身のパワーをコントロールできるようになった時にはこれらの世界を再訪し、探検するチャンスがあるのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。

ソース:The crazy multiverse shot in ‘Doctor Strange in the Multiverse of Madness’ had its own intense VFX journey

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が来月のコミコンで大きな発表を用意していると言う

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のワールドワイド・バーチャル・プレス・カンファレンスに出席し、来月開催されるサンディエゴ・コミコン2022で発表の用意がある事を明かしました。

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カンファレンスの中で「ファンは大きな発表を期待出来ますか?」と質問されたファイギ社長は「ええ、そうです。来月はコミコンに参加する予定です。私たちがそこのステージで多くの映画について話して以来、初めてのことです。そして今、3年前に話したことはほとんどすべて公開されていると思います。だから、そう、私たちは次の未来について話しに行くことに興奮しています。」と語りました。

また、将来のプロジェクトに関して、「私たちは常に5年、10年先を見据えています。そして、(常に)変化や紆余曲折がありますが、通常はそこまで見据えて、それから作り始めます。」と述べました。

Twitterでは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル』の監督ジェームズ・ガンがこのニュースに対する反応を「そうなのか」とツイートし、彼と一部のキャストがホールHに登場する可能性を示唆しているようです。

海外メディア Collider の記者によるとマーベル・スタジオのパネルは現地時間の土曜日の夜に設定されているとの事で、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」が公開される可能性を指摘しています。

SDCC2019ではMCUのフェーズ4とフェーズ5のラインナップが発表され、ファイギ社長の言うようにそれからの3年間でフェーズ4のほとんどの作品はリリースされました。

SDCC2022で具体的に何が発表されるかは不明ですが、先日はロードマップの更新があるともインタビューで話していた事もあり、フェーズ5の計画に関するアップデート情報があるのではないかと期待されています。

SDCC2022は7月21日から7月24日にかけてサンディエゴ・コンベンションセンターで開催予定です。

ソース:Marvel Studios Announces SDCC Plans

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、ドクター・ドゥームのイースターエッグが明かされる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のオーディオコメンタリーの中で、本作に登場したミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズに関するいくつかの裏話が明かされました。

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本作のメガホンを取ったサム・ライミ監督は「ケヴィン(・ファイギ)がジョン(・クラシンスキー)をキャスティングしたのは、ファンが完璧なリード・リチャーズは誰だろうという夢を抱いていたからなんです。これはマルチバースの話だから、ケヴィンは『ファンの夢を叶えよう』と言ったんだと思う。『彼の演技はどれも本当に素晴らしいよ』ってね」と語りました。

脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは「リード・リチャーズは私の大好きなマーベル・コミックのキャラクターなので、彼のMCUでの初出演作を書けたことは本当に光栄でした。ジョンはとても素晴らしいパフォーマーで、この役に初めて命を吹き込む上でとても素晴らしいパートナーです。」とコメントし、プロデューサーのリッチー・パーマーさんは、「ライアン・メイナーディングがデザインしたコスチュームは、本当に特別な扱いで興奮するよ。彼がシーンに入るために使うテレポート装置のディテールは、コミックから取り入れたもので、あれはドクター・ドゥームのタイム・プラットフォームなんだ。」と明かしました。

©MARVEL,Disney

タイムプラットフォームはドクター・ドゥーム/ヴィクター・フォン・ドゥームが開発した時空転移装置の事で、初登場したのは1962年のコミック「Fantastic Four #5」。以降たびたびコミックに登場し使用されています。

Earth-838のドクター・ドゥームがどういう状態にあるのか、そういった設定まで用意されているかは明かされませんでした。今のところただのイースターエッグに過ぎないようですが、リードを失ったEarth-838のドゥームが616に復讐にやってくる可能性もあったりするのでしょうか。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。

ソース:Dr. Strange Producer Confirms Reed Richards/Dr. Doom Connection in Latest Sequel

映画「ブレイド」に14歳のミラン・レイさんがキャスティング、ブレイドの娘役か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」に14歳の女優ミラン・レイさんがキャスティングされていると、海外メディア The Direct が報じました。「ブレイド」は7月から撮影に入る事が報じられていますが、キャスティング情報などはほとんど分かっていません。

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記事によるとミラン・レイさんは本作のキーキャラクターに設定されているとし、その年齢から彼女がブレイドの娘ファロン・グレイを演じる可能性を指摘しています。

ファロン登場の噂は以前にも報じられており、幻のキャラクター、ファロン・グレイがMCUにてデビューするのではないかとされていました。

©MARVEL

ファロン・グレイはコミックが出版される予定で当時のコミコンで発表されたキャラクターですが、その後出版に至る事もなく幻のキャラクターとなってしまいました。当時いくつかのアートも発表されましたが、実際にファロンが実写化される場合はデザインや名前も刷新される可能性は高く、今後の情報には要注目です。

映画「ブレイド」の公開日は未定です。

ソース:Marvel’s Blade Reboot: Actress Milan Ray Cast as Key Character

映画「ソー:ラブ&サンダー」、クレジットシーンはいつもどおり?批評家レビューが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のワールドプレミアイベントが本日開催され、現地で映画をいち早く鑑賞した批評家たちのレビューが解禁されています。また。ミッドクレジットシーンとポストクレジットシーンがひとつずつある事が判明し、今回も最後まで席について鑑賞する事が望ましいようです。

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Varietyのクレイトン・デイビスさんは「大きな笑いを提供してくれる」と称賛しています。

ソー:ラブ&サンダーは、私が疑っていたよりもはるかに多くのエピソードがあります。大きな笑いを提供してくれます。クリスチャン・ベールの非常にスタンダードでクッキーカットのような悪役、ナタリー・ポートマン&テッサ・トンプソンとのバディ・コップ・コメディ、マット・デイモンはブロードウェイに行くべきだね。ポストクレジットは圧巻。純粋に楽しいです。

TooFabのブライアン・パーティセリさんは「見逃せないクレジットシーンがある」とコメントしています。

本作はマイティ・ソーのコミックに基づいたソリッドな作品だ。ナタリーがハンマーとそれに付随するもの全てを振るうのを見るのは素晴らしいこと。クリスチャン・ベールはMCUのトップクラスの悪役で、クリスとテッサはいつも通り素晴らしい。ユーモアとハート、そして見逃せないクレジットの公開で、またもやタイカ(監督)の勝利だ。

Insiderのクリステン・アクーナさんはナタリー・ポートマンさん演じるマイティ・ソーを絶賛しています。

ワオ!ラブ&サンダーは素晴らしい!フェーズ4でシャン・チーとノー・ウェイ・ホームに次ぐ最高のエントリー。笑いました。泣いた。そしてもっと笑って泣いた、この順番で。ナタリー・ポートマンはついにその価値を認められた。ジェーン・フォスター博士はマイティ・ソーにふさわしい存在です。

The Direct のリチャード・ニベンさんは「予想外にハートフル」と投稿しています。

予想通り陽気な作品だが、予想外にパーソナルでハートフルな作品だ。クリスチャン・ベールとナタリー・ポートマンの演技が本当に光っていて、ワイティティは感動的な物語を提供しています。これは私の好きなソーの映画かもしれません。

プレミアイベントの様子は公式の動画でお楽しみください。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

そんなの分からない!映画「ドクター・ストレンジ2」、ガルガントスの目玉はエリザベス・オルセンさんのものだった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のオーディオコメンタリーの中で、本作の共同製作総指揮を担当したリッチ・パーマーさんが、ガルガントスの目玉はエリザベス・オルセンさんのものである事を明かしました。

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コメンタリの中でパーマーさんはガルガントスの目玉は実際にエリザベス・オルセンさんの目をスキャンして作成したと明かしました。これはガルガントスがスカーレット・ウィッチに召喚されていた事を暗示する理に適ったデザインでしたが、これに気づいていたファンがどれぐらいいたかは気になる所です。

ガルガントスはコミックのシュマゴラスと同じデザインをしていますが、シュマゴラスという名前の権利を他社が取得しているため、マーベルコミックに登場する別のタコ型モンスター「ガルガントス」の名を拝借して制作されました。

シュマゴラスはサノスに匹敵する、あるいは凌駕するようなキャラクターですが、映画に登場したガルガントスは強い使い魔といったようなポジションで終わりました。今後のMCUで真のシュマゴラスが登場するチャンスはあるのでしょうか?

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、新映像満載の予告「Team」で「エターナルズ」との関連がほのめかされる

7月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より初公開のシーンが満載の新たなトレーラー「Team」が公開されました。80秒のこの予告ではソーとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとのやり取りが見られる他、2021年公開の映画「エターナルズ」との繋がりも示唆されています。

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予告の12秒あたりでソーがストームブレイカーを突き刺し、船で出発するようなシーンでは二人のセレスティアルズのような姿を確認する事が出来ます。

©MARVEL,Disney

映画「エターナルズ」ではキンゴが「ソーは子供のころ私の追っかけだったが、今や電話をしても無視だ」と話しており、知り合いである事が描かれていました。(「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でのドクター・ストレンジとの会話ではソーは電話を持っていないとの事でしたが。)

右側のキャラクターはコミックのアリシェム・ザ・ジャッジにそっくりですが、映画「エターナルズ」に登場したアリシェムとはデザインが異なっており、今回の予告の1秒ほどの映像からはこれ以上の判断は難しくなっています。

彼らが実際にセレスティアルズなのか、それとも別の生命体なのかは今後の情報に注目です。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、彫刻家がワンダゴアの舞台裏を公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の制作に参加した彫刻家のジョニー・ムーアさんが、イルミナティの玄関前に飾られていたスプリーム・ストレンジやワンダゴアのスカーレット・ウィッチ、ウィッカンの彫像の舞台裏をInstagramにて公開しました。

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本作に登場するこれらの彫像はCGではなく、実際に制作されています。ムーアさんは「ドクター・ストレンジ役のカンバーバッチの大きな彫像は、コロナのロックダウンの合間に完成しました。マントはGavin Fulcher と christianne barbknecht の協力で浮いています。」とスプリーム・ストレンジの像を紹介しています。

足の指まで精巧に作られたワンダの像。

ジュリアン・ヒリアードさん演じるビリー・マキシモフ。コミックのウィッカン(ウィリアム・カプラン)と同様の衣装であり、母ワンダのように現実改変を行える所から、MCU版でもビリーがコミックと同じように転生してウィッカンになるか、あるいはそのまま大人になってスカーレット・ウィッチとして覚醒する事がワンダゴアの壁画で予言されているという事でしょうか?

ジュリアン・ヒリアードさんは先日のインタビューにて「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」や「エンパイア」といったコミックシリーズの実写化に挑戦したいと明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wanda-avengers-childrens-crusade-rumor/”]

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、脚本家がイルミナティにワスプがいたプランを明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のオーディオコメンタリーの中で、本作のヘッドライターを務めるマイケル・ウォルドロンさんが、本作にワスプが登場するプランがあった事を明かしました。

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コメンタリーの中でマイケル・ウォルドロンさんは「2020年の8月に必死に脚本の第一稿を書き上げたところでした。第二幕の後半は本当になくて、一体どこに向かっているのか見当もつきませんでした。それで、『じゃあ、思い切ってイルミナティを登場させたらどうだろう』と思ったんです。」と語っています。

そして、共同製作総指揮のリッチ・パーマーさんが「そして、あなたはスイングした。ジョナサン・ヒックマンのイルミナティのコミックは、これまでに書かれたコミックの中で最も素晴らしいものの一つだった。でも、マイケル、私はあなたのイルミナティの最初の原稿を読んで、信じられない思いで、『彼女(ワンダ)がイルミナティを全員殺すのか』と言ったことを覚えています。彼は彼女にイルミナティ全員を殺させたんだ。こんなこと絶対にできないよ。待てよ、できるのか?できればいいんだけど……」と振り返っています。

続けてウォルドロンさんは「『エイリアン』を観たとき、海兵隊が大虐殺されるシーンが頭に浮かんで、それがうまくいってよかったと思ったんです。元々、ワスプは初期のイルミナティメンバーで、ワスプが小さくなってワンダに向かって飛んできて、(ワンダは)最初のドラフトで手を叩いてワスプを叩き潰したと思います。」と初期のプランを明かしました。

そして、パーマーさんは「サム・ライミ監督とマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、そのようなことを許してくれたのです。サム、あなたはいつも私たちを助けてくれました。ケヴィンはいつも僕らを励ましてくれた。他のボス、ルイス・デスポジオ、ヴィクトリア・アロンソ、みんながこの映画を推し進めるために一歩一歩支えてくれたんです。」とスタジオの幹部らを賞賛しました。

これがエヴァンジェリン・リリーさん演じるホープ・ヴァン・ダインのワスプなのか、ミシェル・ファイファーさん演じるジャネット・ヴァン・ダインの初代ワスプなのかは明言されませんでしたが、ワスプがイルミナティとして登場する予定があったことが公式に明かされました、

過去にはデッドプールの登場についても話し合いが行われた事が明かされており、その他いくつかのキャラクターが登場計画がありつつも実現しなかったと報じられています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のキャサリン・ラングフォードさんがマーベル・スタジオと交渉中だと報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)でトニー・スタークの娘モーガン・スタークの成長した姿を演じたキャサリン・ラングフォードさんが、マーベル・スタジオとの交渉に入っていると、海外メディア Screen Geek が報じました。

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記事によると、キャサリン・ラングフォードさんは今後のMCUプロジェクトについて話し合っているとのこと。彼女がエンドゲームに引き続いて成長したモーガン・スタークを演じる可能性と共に、まったく別のキャラクターになる可能性も残されていると指摘しています。

キャサリン・ラングフォードさんはモーガンを演じていましたが、このシーンは劇場公開版からはカットされたため、映画のみでは彼女が出演していたという事実さえほとんどの人が分からない状況でした。

トニー・スタークがガントレットを装着しサノスたちを塵に変えた時、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスが指を鳴らした際に幼いガモーラと再会したように、トニーはモーガンとの対話が予定されていました。

この削除シーンは米国のディズニープラスでは配信されているようです。

キャサリン・ラングフォードさん自身は以前のインタビューでモーガンを再演したい旨を話しており、実際にオファーがあれば引き受けると考えられます。

ただし「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではエンドゲームで見てきた幼いモーガンが撮影されていた事を考慮すると、MCUの時系列でモーガンが大人になるためにはまだ10年前後の時間が必要であり、マルチバースや未来からの来訪といったような脚本が必要となりそうです。

この交渉が進んだ時、キャサリン・ラングフォードさんはどんな役でMCUに登場することになるのでしょうか。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Katherine Langford In Talks For Upcoming MCU Project