映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のフィギュアリークでアイアンハートの武装が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」に登場するアイアンハートの新たなフィギュア画像がリークされました。ハズブロのマーベルレジェンドシリーズの新作のパッケージから、アイアンハートのいくつかの武装が明らかになりました。

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以前には同社のタイタンヒーローシリーズのフィギュア画像も公開され、映画に登場するアイアンハートのアーマーがコミックとは大きく異る事が分かっていました。

今回は左腕にレールガンタイプの大きな武器を装着しているのが印象的で、アイアンマンやウォーマシンにはなかったタイプの武装として映画でも新たなアクションが見られるかもしれません。

アーマーのデザインがコミックとかなり異なることについては賛否分かれていますが、アイアンハート/リリ・ウィリアムズは自身のソロドラマ「アイアンハート」が控えているため、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のアーマーは全てプロトタイプとしての機能、デザインに留まっている可能性も考えられています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

【噂話】ドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」、ジェシカ・ジョーンズの登場はキャンセルされ、パニッシャーが登場するという

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」はNetflixドラマ「デアデビル」を基に新たに制作され、ディズニープラスで配信される事で注目を集めています。その本作ではNetflixのディフェンダーズシリーズのキャラクターが多数投入されると見られている中、ジェシカ・ジョーンズの登場がなくなった事と、代わりにパニッシャーが登場する事が報じられ、話題になっています。

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The Geeks Worldwide のスクーパー KC Walsh 氏は Twitterで「ボーンアゲイン」にエコーが登場するという噂を否定しつつ、「私はこれについて否定していたことを知っていますが、スケジュールの競合のためにジェシカ・ジョーンズが持っていたという噂の役割を引き受けて、別の人気キャラクターも登場するようです。」と述べました。

また、Cape Time ポッドキャストのホストであるトム・スミス 氏は、「基本的にボーンアゲインはNetflixのキャラクターをメインストリームに再紹介しており、リッターを持ち込む予定でしたが、ボーンアゲインのスケジュールと競合問題があります。そのため、彼らはその役割を果たすために別のNetflixスターが必要でした。ジョン・バーンサルです。リッターがカメオ出演しても驚きませんが。」と投稿しています。

さらに、Murphy’s Multiverse のスクーパーであるチャールズ・マーフィー 氏は、聞いただけで確認は出来ていないと念を押しつつも、「リッターがエコーやボーンアゲインに参加にブレーキをかけています。バーンサルの名前が出てきた理由はこれでしょう」とツイートしました。補足として別のツイートで、「元々ジェシカ・ジョーンズはシーハルクで紹介され、次にエコーで紹介され、その後デアデビルで紹介されるという噂がありました。しかしこれらは結局中止されました。ジョン・バーンサルが代わりになるとして、エコーで何かを撮影したとは思っていません。」と述べています。

MCU版のデアデビルで実際に誰が紹介されるかはまだ公式には発表されておらず、Netflixからの仲間として誰を連れてくるのか、今後の情報には注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、グリフィン・マシューズさんが今後のルークについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」でルーク・ジェイコブソンを演じた俳優のグリフィン・マシューズさんが、海外メディア ABC13ヒューストン とのインタビューで、本作に参加した心境と、今後のルークについて語りました。

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マシューズさんはインタビューの中で「ええと、そうですね。決まった時はただ叫びました。つまり、何が面白いかというと、実はオーディションを受けるとき、何が起こっているのか知らなかったんです。彼らはすべてをとてもとても秘密にしています。だから、『あなたの役を発表する』って言われるまで、ワクワクしていませんでした。」とオーディション当時を振り返りました。

そしてさらに「『グリフィン、何も言うなよ』と言われたようでした。私が言えることは、ルーク・ジェイコブソンは本当に面白いということ。そして、ルークのユーモアを見てもらうのが楽しみなんです。ルークはエピソード5とそれ以降で大混乱を引き起こすでしょう」と、今後のルークについて示唆しました。

ルーク・ジェイコブソンは超人相手にビジネスを展開するスーパーデザイナーとして先週配信の「シーハルク」のエピソード5に登場しました。

誰も彼もがコスチュームを自作出来るわけではない事を考えると、ルークの存在は今後のアベンジャーズにとっても重要な存在となるかもしれません。MCUではトニー・スタークが亡くなり、S.H.I.E.L.D.も崩壊し、ブルース・バナーは宇宙に行き、シュリはワカンダで手一杯な状態で、衣装開発をできそうな人材で残されているのはピム博士ぐらいになっているのが現状です。

「シーハルク」では残りのエピソードにも登場する機会が残っているようですが、MCU全体にも影響を及ぼしていくのか、今後のルーク・ジェイコブソンには注目となりそうです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年9月22日 配信予定です。

ソース:Prepare to meet Luke Jacobson in “She-Hulk: Attorney at Law”

映画「ソー:ラブ&サンダー」、コミックから考えるジェーン・フォスターの未来

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」では久々にソーとジェーン・フォスターが再会する事になりましたが、ラストでジェーンの魂はヴァルハラへと降り立つ事になりました。今回の記事ではコミックのジェーン・フォスターを振り返り、MCUの今後のジェーンの可能性について言及していきます。

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2013年公開の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」以来、久々の再登場となりソーと再会したジェーン・フォスター。「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも画面には登場しましたが、直接接触したのはロケットであった事と、映像的にも「ダーク・ワールド」の未使用映像の再利用という事でここではスルーしておきます。

コミックのジェーン・フォスターが乳がんで死亡したのはシークレット・ウォーズの後の事ですが、トニー・スタークの協力で地球から月の近くへと移転し、アスガルドからアスガルディアと改名した都市を守るために病気を省みずムジョルニアをふるい続けました。

ちなみにコミックで「次にソーに変身したら死ぬぞ」とジェーンに警告したのはドクター・ストレンジでした。

それでもジェーンはアスガルディアを守るためにムジョルニアを手にし、最終的に地に伏す事になったのは映画とほぼ同じ流れと言えます。

そしてこれも映画と同様に、ジェーンはヴァルハラへと向かいます。ここから先は「ソー5」などで描かれる可能性があるため、ネタバレの可能性がある事にはご注意ください。

©MARVEL

ジェーンの死を受け入れられずにいるソーを見かねたオーディンは魔法とムジョルニアの力でジェーンの魂を呼び戻します。そしてその後、ジェーンはがんの治療にあたりました。

©MARVEL

ムジョルニアを失い、マイティ・ソーに変身する事もなくなっていましたが、「ウォー・オブ・ザ・レルムス」の際には別のユニバースのムジョルニアによってマイティ・ソーとして復活するも、マレキスやラウフェイとの激しい戦いによってムジョルニアは砕け、ジェーンの左腕甲に結合されました。

このイベントでヴァルキリーが全滅し、アスガルド人がヴァルハラへ行く事ができなくなったとソーが嘆く中、ブリュンヒルデ(MCUで言うキング・ヴァルキリー)と仲間のヴァルキリーたちの精霊が登場。

ジェーンに力を託し、マイティ・ソーではなくなったジェーンは新たなヴァルキリーとして地球やアスガルディアを守ることになった、というのがコミックのジェーン・フォスターになっています。

©MARVEL

MCUではオーディンが既に亡くなっている事と、ソーがジェーンの死を受け入れる描写になっている事で、死そのものを撤回する手段と動機が少なくなっています。

しかし手段に関してはヴァルハラにいるであろうオーディンが何とかしてくれそうな事、ソーが子どもたちに力を貸したような成長が見られたように、ソー自身がオーディンと並ぶ程に成長していればソーが自力でなんとかする事も出来そうです。

問題は動機のほうで、ソーはジェーンの死を受け入れ、彼女とゴアが託したラブを育てる事で「ラブ&サンダー」を終えていますから、コミックのような感傷的な理由でジェーンを呼び戻す可能性はかなり低いと考えられそうです。

ジェーンを呼び戻す動機として強力なものは「マイティ・ソーの力が必要」になった時で、ユニバースの消滅に繋がるようなインカージョンや、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などはジェーンが戻ってくる可能性があるポイントになるかもしれません。

また、「ラブ&サンダー」ではジェーンとヴァルキリーの交流もある程度描かれたため、マイティ・ソーとしての復活を飛ばしてヴァルキリーとなるケースも有り得そうです。

ジェーン・フォスターを演じるナタリー・ポートマンさんはキャプテン・マーベルとの共演を望んでいますが、その希望は叶うのか、そしてコミックのような復活劇は描かれるのか、今後の展開には要注目です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中、Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定です。

映画「デッドプール2」の衣装を着たライアン・レイノルズさんが妻ブレイク・ライブリーさんのインスタで確認される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影を控えているライアン・レイノルズさんが、前作「デッドプール2」の衣装を着用した姿でブレイク・ライブリーさんのInstagramに登場し、マーベルファンの間で話題になっています。

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投稿された写真のメタデータによると、この写真が撮影されたのは映画「デッドプール2」撮影時ではなくもっと最近のもので、ブレイク・ライブリーさんの監督デビューになったテイラー・スウィフトさんの楽曲のミュージックビデオ撮影現場からのものであるとの事。

ミュージックビデオにライアン・レイノルズさんが出演しているわけではなく、この写真が何を意味しているのかファンの間で議論されています。

「デッドプール3」の撮影に向けてライアン・レイノルズさんはトレーニングに入っている事が判明しており、ライアン・レイノルズさんの昨年のインタビューでは「2022年に撮影が始まる可能性は70%」とコメントしていました。しかし最近になって、前作でコロッサスを演じたステファン・カピチッチさんが来年から撮影に入ると明かしたとも報じられています。

先日、MCUのタイトル未定の映画の延期が報じられた際には、「これがデッドプールなら2024年公開予定に残っている事を嬉しく思う」とレイノルズさんはコメントしました。

映画「デッドプール3」の公開日は未定です。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新たな予告がすぐに来ると監督が明かす

先日開催された D23 Expo 2022 で公開されたディズニープラスのハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新たな予告について、監督がSNS上で示唆しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)として制作されている本作は、狼男である主人公ジャック・ラッセルとモンスターハンターたちとの戦いを描くといいます。

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SNS上で「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のもっと別の予告も見たいという声にたいして、マイケル・ジアッキーノ監督は短く「Soon!」と返信し、新たな予告が用意されている事を示唆しました。

米国で公開されている本作のあらすじは以下の通りです。

その時、リーダーの死をきっかけに、モンスターハンターの秘密結社が影から現れ、不気味なブラッドストーン・テンプルに集まった。リーダーの死を悼む奇妙で不気味な雰囲気の中、参加者たちは強力な遺物をめぐる謎の死闘に巻き込まれ、ついには危険なモンスターに直面してしまう。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は「ドクター・ストレンジ」や「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズの楽曲を担当したマイケル・ジアッキーノ監督作品で、脚本を「ワンダヴィジョン」のピーター・キャメロンさんと「ホークアイ」のヘザー・クインさんが担当。

主人公の狼男ジャック・ラッセルをガエル・ガルシア・ベルナルさんがが演じる他、ローラ・ドネリーさんがエルサ・ブラッドストーンを演じていると報じられています。

3月には本作にてブレイドが先行デビューするとも報じられていましたが、最近の報告によるとこの計画は見送られたとも言います。同じく登場の噂が報じられていたマンシングはファーストトレーラーの中で姿が確認されています。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

バッキーは映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に登場する?セバスチャン・スタンさんが回答

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズが登場するかどうかについて、バッキーを演じるセバスチャン・スタンさんが海外メディア ETOnline とのインタビューの中で質問されました。

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「キャプテン・アメリカ」4作目への出演について質問されたセバスチャン・スタンさんは「アンソニー(・マッキー)から離れる時間が必要です。自分に戻る方法を見つける必要があるからね。彼は今こうしている間にも離れ離れになって不安を抱えていると思いますが、僕は大丈夫だと安心させてあげようと思っています。」とジョークで返し、しばらく一緒になるつもりはない事を明かしました。

セバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズとアンソニー・マッキーさん演じるキャプテン・アメリカ/ファルコン/サム・ウィルソンは作品内ではバディ、悪友といった描写をされてきましたが、場外ではカップルのようなテイで二人の俳優の応酬が繰り広げられています。

先日のスタンさんのインタビューでは二人の舞台が「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」と「サンダーボルツ」に分かれた事について、「やっと別れられた、自由だ」とコメントしつつも、以前には「キャプテン・アメリカ」最新作に出たいと話しながら、アンソニー・マッキーさんに既読スルーされているとも明かしていました。

その一方でアンソニー・マッキーさんは、自分一人だけ切り離された事について「こっちはスティーブ・ロジャースを再登場させたい」と「元カレ」との元サヤを狙っている事を明かしています。

どちらの作品も公開は2024年。そして、バッキーが「キャプテン・アメリカ4」に登場するかどうかについて、現時点で俳優さんが漏らすことはないと考えられます。まずは二人の場外乱闘を楽しみながら、続報を待つことになりそうです。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日、映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ソース:‘Captain America: New World Order’ to Test Sam Wilson’s Values in Paranoid Thriller (Exclusive)

MCUフェーズ7のスケジュールは現状維持されている事が確認される

7月に開催されたSDCC2022の時期に報じられたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ7の映画4作品について、現在もスケジュールが維持されている事が明らかになりました。海外メディア The Direct によると、ディズニーの最新のプレスリリースにより確認されたとの事です。

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記事によると、「デッドプール3」が延期になったかもしれないとされた際のプレスリリースで、MCUフェーズ7のスケジュールについても併記されているとの事。

フェーズ6は2025年11月7日公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で終わる予定である事がSDCC2022で発表され、ディズニーのリリースによると、その後のフェーズ7は2026年2月13日に開始、続けて5月1日、7月24日、11月6日にさらに3本の映画の日付を持っているとの事。

現状ではフェーズ6の大半の作品もタイトルが伏せられている他、フェーズ5にも10を超える作品がラインナップされています。報道によるとX-MENの権利がクリアされるのは2025年以降とも言われていますが、フェーズ7の頃には彼らも画面に登場してくるのでしょうか?

フェーズ5

連番作品タイトル公開年備考形態 
42アントマン&ワスプ:クアントゥマニア20232/17
43ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー320235/5
44シークレット・インベージョン20236/21ディズニー+
45アイ・アム・グルート s220239/6ディズニー+
46ロキ s2202310/6ディズニー+
47ザ・マーベルズ202311/10(旧題:キャプテン・マーベル2)
48What if...? s2202312/22ディズニー+
49エコー2024
1/10ディズニー+
50X-MEN'9720243/20ディズニー+、アニメ
51デッドプール320247/26
52アガサ:オール・アロング20249/18ディズニー+
キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド20252/14
デアデビル:ボーン・アゲイン20253月ディズニー+
サンダーボルツ20255/5
アイアンハート2025ディズニー+
ブレイド202511/7

フェーズ6とフェーズ不明の作品

連番作品タイトル公開年備考形態 
ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ20257/25click
アベンジャーズ:ドゥームズデイ20265/1
アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ20275/7
アーマー・ウォーズ
マーベルゾンビーズ2024年ディズニー+、アニメ
スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー2024年11月ディズニー+、アニメ
What if...? s3ディズニー+、アニメ
アイズ・オブ・ワカンダディズニー+、アニメ
シャン・チー2
シャン・チー スピンオフドラマディズニー+

フェーズ7

連番作品タイトル公開年備考形態 
無題20262/13
無題20267/24
無題202611/6

ソース:MCU Phase 7: Disney Confirms 4 Release Dates After Multiverse Saga

【噂話】ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン2が計画中か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の第2シーズンに青信号が灯ったと、Twitterアカウント The Marvels Updates が報じました。ディズニープラスでデビューしたミズ・マーベル/カマラ・カーンは2023年公開の映画「ザ・マーベルズ」に登場する事が公式発表されています。

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情報は有名スクーパーのDanielRPK氏からのものという事で、ディズニープラスの「ミズ・マーベル」シーズン2にゴーサインが出ていると言うもの。

リリース時期などは不明で、2024年夏までのフェーズ5に割り込んで来るのか、それ以降のフェーズ6や7までお預けとなるのか、現状では一切わかっていません。

ミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じるイマン・ヴェラーニさんとアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督は、シーズン2があればロックジョーを登場させたいと以前のインタビューで語っていました。

うまくいけばシーズン2への布石が映画「ザ・マーベルズ」の中で発見出来るかもしれません。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「ザ・マーベルズ」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、5話のチェックポイント

2022年9月15日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード5「Mean, Green, and Straight Poured into These Jeans(邦題:ノリノリ、緑、デニムの着こなしバッチリ)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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シーハルクの商標の裏話

今回のエピソードはシーハルクの商標がテーマになっていますが、もともとシーハルクは商標がきっかけで誕生したキャラクターでした。

1977年にドラマ「ザ・インクレディブル・ハルク」がテレビで放映され大ヒットし、1979年には3シーズン目が放映されていました。当時のスタン・リー氏はこのヒットの裏で、ひとつの心配事を抱えていました。

ドラマのプロデューサーだったケネス・ジョンソン氏が当時ABCで「The Six Million Dollar Man(邦題:600万ドルの男)」を制作した後、スピンオフ「The Bionic Woman(邦題:地上最強の美女バイオニック・ジェミー)」をユニバーサルで制作し、権利で揉めていました。

スタン・リー氏及びマーベル側は同様の事が起こるのではないかとの懸念の元、1979年に「サベージ・シーハルク」のコミックを出版し、先に女性版ハルクを公式にデビューさせたという経緯があります。この事は「シーハルク」英語wikiの出版歴の最初の一節に掲載されています。

ちょっとした大人の事情で誕生したシーハルクでしたが、誕生から約40年を経て、現在このエピソードが逆にドラマ内でいじられています。

ポッドキャスト

ジェニファーが車の中で聞いているポッドキャストは「Law360」。これは実在する米国の法律系ニュースサービスで、これを利用する弁護士が多いのは当然のこと。

タイアニアはジェニファーもこれを利用しているとの思惑から、ポッドキャストのスポンサーになり、ジェニファーへのマウントを取り始めていました。

本作の配信前のインタビューで、タイアニアを演じるジャミーラ・ジャミルさんは、ソーシャルメディアを武器とするタイアニアはMCU史上最も迷惑な存在になると話しており、今回のエピソードでその意味がわかり始めます。

シーハルクbyタイタニア

タイアニアがプロデュースしたヘルスケアシリーズ「シーハルク」のCMが挿入され、タイトルロゴも乗っ取られています。

ジェニファーとニッキはタイタニアの交流イベント会場に。そこで見たのは「ヘビ毒入り リップグロス」。「ヘビ油みたいなインチキ商品」と批判していますが、米国では「snake oil」は「インチキ」の意味で使用されています。

この背景には中国の伝統薬であるスネークオイルが「中国生息の水蛇」から取ったオイルだったものに対して、アメリカ人が「アメリカ生息のガラガラヘビ」から取ったオイルを販売し、何の効果もなかったという歴史的事実があります。これが発端となり、スネークオイル=インチキという図式がアメリカで定着してしまったそうです。

日本のガマの油みたいに原料の品種がわかる命名であれば、このような誤解は生まれなかったかもしれません。

アイアンマンスリーズ

2話に小さな広告として、3話には動画サイトのレビュー動画のサムネとして登場していたアイアンマンスリーズという靴が、物語に絡んできました。パグはこの靴を履く用と見る用の2種類欲しがっており、ニッキに一緒に並んでくれるように頼みます。

アロンゾという名のブローカーからこの情報を聞きつけたというパグに、ニッキはシーハルクのコスチュームを作れる人物の紹介を条件に取引しています。

マーベルコミックには元編集長のアクセル・アロンゾさんがいる他、マーベル・スタジオの元副社長で現在はフィジカル、ポストプロダクション、VFX、およびアニメーションのトップを務めるヴィクトリア・アロンゾさんと二名の重要なアロンゾさんが存在し、この姿のないブローカーの名前に使用されているようです。

まがい物

アロンゾから紹介された店に行ったニッキとパグ。しかしそこにあるのはタピオカドリンクの店でした。今週の無料コミックはこの画面のQRコードで公式サイトへジャンプし、2005年のコミック「シーハルク #10」が読めます。

アロンゾからの紹介と告げる事で裏口へと案内された二人、そこには「アビンジャーズ」や「アボンジャーズ」などのコピー商品が大量に陳列されていました。同じイラストでアビンジャーズとアボンジャーズのロゴがつくなど、コピーのコピーというカオスな状態にもなっていましたが、このまがい物を買う事を条件に真のクリエイターの情報を聞き出します。

パグはこれらの商品を意外と気に入った様子。なお、これらの一部はエンディング中のアートにも描かれており、裁判の証拠として使われているようなシーンになっています。

©MARVEL,Disney

そして、今回のエピソード配信後からAvengers公式ツイッターがAvongersに変更されています。もとに戻される時期は不明です。

ヒーロー向けのスーツを制作しているというルーク・ジェイコブソンのもとへ向かった二人。追い返されそうになったところを「クライアントはアベンジャーズ」とハッタリをかましつつ、なんとか約束を取り付けました。

マロリー・ブック

シーハルクの商標権を巡る裁判で被告ジェニファー・ウォルターズの弁護をするのは3話に登場したマロリー・ブック。

マロリーは3話の記事でも紹介したように、コミックにおける常勝弁護士。ジェンとは仕事のライバルであり、頼れる仲間でもあります。最新コミックシリーズではマロリーはGLK&Hをやめて独立しており、アベンジャーズを廃業したジェニファー・ウォルターズを雇ってくれています。

コミックと同様にMCU版も有能弁護士なようで、最初の審理から隙を見せずに攻める姿勢が印象的でした。

ルーク・ジェイコブソン

デザイナーのルーク・ジェイコブソンはコミックにも登場する人物。コミックのルークもファッション関係のキャラクターですが、MCU版は「いかにも」なヴィジュアルと仕草になっていました。コミック公式キャラクターページはこちら(英語)。

©MARVEL,Disney

コミックではフロッグマンにスーツを提供した事があり、本ドラマの予告にフロッグマンらしきキャラクターが登場している事から、彼らの間に何らかの交流シーンが後のエピソードで描かれるかもしれません。

ヒーローコスチュームの仕立て問題

ヒーローがコスチュームをどうやって用意するかは、意外と大事な問題。

自作していたトニー・スタークやS.H.I.E.L.D.やワカンダといった所属組織から支給されるヒーローもいれば、魔法や超自然的パワーで召喚のように呼び出すソーやワンダ、ムーンナイトのようなキャラクターも。

そんな中、フェーズ4でスーパーパワーのない一般人からの衣装提供を受けたのは、ラーパーズに作ってもらったホークアイとケイト・ビショップ、母に作ってもらったミズ・マーベルに続いての今回のシーハルクでしょうか。

もっともシーハルクの場合はルークが天才デザイナーでヒーロー相手にビジネスをしているという事もあり、ホークアイやケイト・ビショップの衣装より性能が優れている可能性はかなり高そうです。ミズ・マーベルの衣装は母ムニーバが制作しましたが、素材としてレッドダガーから提供された特別なものが使われているため、その性能は未知数です。

シーハルクの能力に対応したスーツを用意しようとするルークは耐火性について触れていますが、ルークがファンタスティック・フォーのヒューマントーチのスーツを作っていたりするのでしょうか?もっともコミックの場合はファンタスティック・フォーのリーダーであるミスター・ファンタスティックがメンバーのスーツを制作している他、自身のスーツに伸縮自在を可能とする「Unstable Molecules(不安定分子)」を使い、同様の素材のスーツをシーハルクにも提供しています。

MCU版では「伸縮自在のウール」を使って、最初のシーハルクのコスチュームが作られることになりました。

裁判の終わり

事務所に戻ったジェニファー達はデート相手のトッドと再会したことで、彼らが強力な証拠となる事を思いつきます。裁判が再開し、マロリーはシーハルクの「Matcher」のプロフィールを一読、エピソードタイトル回収をしつつ、証拠となるデート相手の男たちからの証言を聞き始めます。

自身を傷つけながらの証言はかつて3話でブコウスキーの裁判でも同様の事が行われていました。被告の名誉を傷つけながらも勝ちを取りに行くやり方は、ブコウスキーに対する個人的感情ではなく、ジェンのポリシーに基づいたものだった事がここで描かれています。

デート相手たちの証言が決め手になり、裁判は勝利。ヒーローの名前を勝手に商品化してはいけないという前例が生まれることになりました。

ところで過去作品にはヒーローたちが商品化されたものが作中でいくつか紹介されています。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではベン&ジェリーズのコラボアイスが出ていると、ドクター・ストレンジとウォンによるトニーとブルースへのインフィニティ・ストーン説明シーンで判明しています。

©MARVEL,Disney

また、「ミズ・マーベル」で開催されていたアベンジャーコンではアベンジャーズ公式(?)グッズが大量に陳列されていました。

そもそもアベンジャーズの権利をニック・フューリーあるいはS.H.I.E.L.D.が所有していたのかは不明で、しかもどちらもMCUの表舞台から退場しています。現在これらの権利を保有しているのはスターク・インダストリーズあたりが妥当な所なのでしょうか?

新コスチューム

マロリーとの祝杯をあげ、二人の関係は一歩前進。コミック同様良きライバルになっていきそうな気配です。

その後スーツを受け取りに行くと、ビジネス兼用スーツに加えておまけのスーツも一着くれたルーク。今回は試着室の外からの映像でスーツ姿はお預けとなりました。

コミックでも様々なコスチュームをまとってきたシーハルク。ゲームやフィギュアによく採用される人気のものは、昔の女子プロレスラーのようなハイレグ衣装。

©MARVEL,Disney

と、コミックバージョンを紹介したものの、MCU版はファーストトレーラーでしっかりと映っているため、ネタバレも何もありません。忘れてしまっている方はファーストトレーラーを確認するもよし、来週以降を楽しみにするもよしです。

そしてデアデビルのマスクをちら見せして、今回のエピソードは終了。

ご満悦のパグと興味津々のホリウェイ

今回はミッドクレジットシーンがありませんでした。

クレジット中のアートではアイアンマンスリーズをゲットしてご満悦のパグの姿が。なお、背景に並ぶ靴はMCUに登場していないキャラクターを含むマーベルキャラをもとにしたデザインになっています。

©MARVEL,Disney

sideshow.comによる全シューズのリストは以下のとおりです。

  • アイアンマン
  • サイクロップス
  • リープ・フロッグ
  • デッドプール
  • ケーブル
  • ムーンナイト
  • キャプテン・マーベル
  • ブラックパンサー
  • スパイダーマン
  • ホークアイ
  • キャプテン・アメリカ
  • シング
  • ゴーストライダー
  • ファルコン
  • ハルク
  • エレクトロ
  • ネイモア
  • ジャガーノート
  • ドクター・ストレンジ
  • ノヴァ
  • グリーンゴブリン
  • ミズ・マーベル
  • クズリ
  • シルバーサーファー
  • ソー
  • ヴィジョン
  • スピードボール

そして、物語中盤でホリウェイがビルボードで見たというヒップアップスムージーをこっそり試している姿もアートで描かれています。ジェニファーに苦言を呈していた割に、ちゃっかりと大量購入して試しているようです。

©MARVEL,Disney


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年9月22日 配信予定です。