ドラマ「パニッシャー」SP、新たなセット写真からヴィランが確定か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「パニッシャー」のスペシャルプレゼンテーションの撮影がまもなく開始されようとしている中、新たな撮影セットの写真がオンライン上に登場しました。

「ボブ・マーリー:ONE LOVE」のレイナルド・マーカス・グリーン監督の指揮下で制作される「パニッシャー」の新しいセットとして目撃された写真の中には、「グヌッチ・ファミリー・レストラン」と書かれた店舗が。

ヴィランは噂通り、コミックの犯罪組織のボスであるマ・グヌッチになるようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-punisher-female-villain-rumor/”]

コミックのイザベラ・カルメラ・マグダレーナ・”マ”・グヌッチはパニッシャーに3人の息子を殺され、復讐に燃えるファミリーのボス。ニューヨーク市警とも繋がっているマ・グヌッチは警官を利用してパニッシャー殺害を企てていました。

ドラマ版の脚本は、監督と主演のジョン・バーンサルさんが共同で執筆しています。

バーンサルさんは最近のインタビューで今回のスペシャルプレゼンテーションについて次のように語っています。

「フランクのことを心から大切に思っています。ファンの皆さんにふさわしい物語を伝える機会を得られたことに、心から感謝しています。私たちは全力を尽くし、視聴者に背を向けるようなフランク・キャッスルの物語を描こうとしています。決して簡単なことではありませんし、軽いものにもなりません。でも、このキャラクターにふさわしいバージョンだと思っています。この機会を得られたことを、心から光栄に思い、感謝しています」

また、Netflixのパニッシャーとの違いについて質問されたバーンサルさんは「暗い内容になるでしょう。フランクは闇を破る気はありません。簡単なことではありません。Netflixのトーンがそうなのかは分かりませんが、そうなるでしょう。それに(Netflixの)『パニッシャー』の簡易版ではありません。それは保証します」と回答しています。

マーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションの「パニッシャー」は 2026年 にディズニープラスで配信予定です。

【噂話】「パニッシャー」SP明日から撮影開始、Netflix版のとある場所を再訪か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスペシャルプレゼンテーションドラマ「パニッシャー」が、現地時間の明日から撮影スタートとなる事が報告されました。ロケ地として準備されている場所は、Netflixのマーベルシリーズで何度か登場した場所であり、そこを再訪していく事になるようです。

とあるユーザーがニューヨークのマクドナルド・アベニューとヴァンダービルト・ストリート付近のグリーンウッド墓地周辺の駐車禁止の告知から、「パニッシャー」の撮影が始まるようだと報告。「ジョリー・ロジャー」のワーキングタイトルで開発が進められている本作の告知によると、この墓地での撮影は現地時間の7月17日(木)と18日(金)に予定されているようです。

このグリーンウッド墓地は Netflix のマーベルドラマ「アイアンフィスト」で登場しており、主人公アイアンフィスト/ダニー・ランドの両親が飛行機事故で亡くなったあと、ここで眠っているという設定になっていました。

パニッシャーのロケでここを訪れる事にどういう意味があるのかはまだ不明ですが、ジェシカ・ジョーンズに続いて Netflix のマーベルヒーローが新たにもどってくる機会となっていくのでしょうか。

パニッシャーはこのスペシャルドラマのあと、映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にも登場すると報道されており、当分の間目が離せないキャラクターとなりそうです。

ちなみにパニッシャーに関連して、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影がラップしたと、ヴィンセント・ドノフリオさんが投稿しました。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、アベンジャーズのリーダーは意外な人物に、監督が発言

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で、意外な人物がリーダーを務める事がインタビューから判明しました。多くのファンは当然のようにキャプテン・アメリカがその責を負うと考えていましたが、MCU版はコミックとは異なる展開になるようです。

海外メディア Variety とのインタビューで「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のマット・シャックマン監督が「F4」最新作のキャスティングについて語る中で、リード・リチャーズ役にペドロ・パスカルさんを起用した事について次のように語っています。

彼は、研究室に閉じ込められたオタクな科学者から、家族を守るためなら何でもする夫であり父親、そしてアベンジャーズを率いる男へと成長していきます。私たちが作り上げているバージョンには、これらすべての要素が必要だと気づきました。

1961年に最初のコミックがリリースされたファンタスティック・フォーは以降60年あまり、アベンジャーズの友として時には手を貸し、時には対立もしてきましたが、リード・リチャーズがアベンジャーズの中心となった事はありませんでした。

シャックマン監督は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」には直接関与していないはずで、アベンジャーズ最新作についてどの程度知っているのかは懐疑的な部分がありますが、今回のインタビューどおりであれば、「ドゥームズデイ」のアベンジャーズのリーダーはリード・リチャーズという事になるのでしょうか。

数ヶ月前、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のプロデューサーは「ドゥームズデイはキャプテン・アメリカを中心に展開する」と述べており、双方の発言にはやや矛盾も感じられる所。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-will-focus-on-sam-wilson-captain-america/”]

しかしこのプロデューサーのインタビューの少しあと、同時期から活動を開始したまだ実績がほとんどないスクーパーの Unlucky-Singer3047 氏は「アベンジャーズ最新作はそのタイトルにも関わらず、ファンタスティック・フォーが実質的な主役のようだ。」と投稿していました。

これは今回のマット・シャックマン監督の見解と一致しているようにも見えますが、どちらの主張が正しいのかは今のところ不明。「ドゥームズデイ」はまだまだ制作中であり、今後の展開にも注目が必要です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:‘Fantastic Four,’ Assemble: Director Matt Shakman on Casting Marvel’s First Family Without Auditions and ‘Corporate Pressures’ Not Being ‘My Burden to Shoulder’

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、監督がジョン・マルコヴィッチさんを全カットした事を正式に認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のマット・シャックマン監督が、海外メディア Variety とのインタビューの中で、ジョン・マルコヴィッチさんの出演シーンがカットされている事を正式に認めました。

監督は「最終的にカットされた要素はたくさんありました。」としつつ、「60年代風のレトロフューチャーの世界を構築し、悪役たちを登場させ、4人のメインキャラクターをグループとして、そして個別に登場させ、子供という概念を登場させた時、この映画ではバランスを取るべき要素がたくさんあり、最終版に向けて映画を形作る上で、最終的にいくつかの要素を削らなければなりませんでした… マルコヴィッチを映画の最終版に含めなかったのは、本当に心が痛みました。彼は私の最も好きな人物の一人であり、最大のインスピレーションの一人だからです。」と、マルコヴィッチさんを最終的にカットした事を認めました。

ジョン・マルコヴィッチさんはいくつかの予告動画でも紹介されており、コミックのヴィランであるレッドゴーストを演じると報道されていましたが、6月のディズニーのプレスリリースでは名前が削除されている事が判明し、出演シーンが全カットされたのではないかと噂されはじめました。

しかしその後、今月に出された新たなプレスリリースでは名前が戻っており、カットを免れたのではないかともされていましたが、今回の監督インタビューにて、ジョン・マルコヴィッチさんのシーンが全てお蔵入りになった事が明らかとなりました。

マルコヴィッチさんは以前に、ソニー・ピクチャーズとサム・ライミ監督の実現しなかった「スパイダーマン4」でバルチャー/エイドリアン・トゥームスを演じる予定でしたが、ギャラの問題で断っていたと語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-john-malkovich-reveals-why-he-turned-down-marvel-roles-in-the-past/”]

MCUでは納得のいくオファーとなっていたようですが、残念な事に映画のファイナルカットには残らず、マーベルヴィランとしてのスクリーンデビューをまたもや逃してしまう事となりました。

舞台俳優としてデビューし数々の賞を受賞したジョン・マルコヴィッチさんはその後、映画の世界でも多くの賞を獲得し、演技派として名を馳せています。MCUでの役柄にも注目されていましたが、あとはBlu-rayやディズニープラス等での特典映像としての公開に期待するしかなさそうです。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

ソース:John Malkovich’s Red Ghost Cut From ‘Fantastic Four’; Director Says ‘It Was Heartbreaking Not to Include Him’ (EXCLUSIVE)

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」は114分の上映に、英国では12歳以上対象

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の上映時間が114分になる事がBBFC(英国映画分類委員会)によって報告されました。またレーティングは12Aと指定され、12歳未満はお断りという区分になったようです。

本作はアメリカでPG13、日本ではPG-12となっており、基本的には同様の年齢制限に。小学生のみでの視聴は原則禁止というものになっています。

BBFCはこの区分になった事について、その理由も明記していますが、そこには多少のネタバレが含まれているかもしれません。説明は以下のとおりです。

男性の体が激しく引き伸ばされ、苦痛を与えるが、その背景は超自然的です。幻想的な戦闘シーンでは互いを殴り、エネルギー弾や火炎ビームを発射します。

人々は強大な敵に追われ、攻撃されます。例えば、出産間近の妊婦が、まだ生まれていない子供を狙う悪者に追われる場面などです。幻想的な存在が、終末をもたらすと脅迫しています。

軽度の悪い言葉が使われているほか、「イエス」「神」「地獄」といったよりマイルドな言葉も使われています。

女性がどのようにして妊娠したかを示唆する場面など、性行為に関する言及が時折あります。

暴力の余波で男性の顔には血まみれの切り傷が出来ます。

非常に短いコメディ的な臀部ヌードがあります。

愛する人の死については言及されているものの、その内容は簡潔で、具体的な描写は少ないです。また、子供を授かろうと奮闘する夫婦についても言及されています。

基本的にはスーパーヒーロー映画につきものの暴力表現があり、それに加える形で、本作ではリード・リチャーズとスー・ストームの夫婦関係、そして息子フランクリンの誕生などを扱っている事で、性描写に関する項目も12Aとランクされた一因となっているようです。

なお、114分(1時間54分)という上映時間はMCUの中では4番目に短い作品という事に。近似作品は以下のようなリストになります。

・マーベルズ:1時間45分
・インクレディブル・ハルク:1時間52分
・マイティ・ソー/ダーク・ワールド:1時間52分
・マイティ・ソー:1時間55分
・ドクター・ストレンジ:1時間55分

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2、早くも追加撮影へ

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のシーズン2の撮影が終了し、先日はラップパーティの様子などが制作関係者よりSNS上で共有されていましたが、まだ撮影が残っていた、あるいは追加の撮影が始まる事を俳優が明かしました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-s2-netflixs-character-return/”]

キングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんは現地時間の15日、SNS上でファンと交流する中で、「シーズン2の最後のシーンを明日撮影です。」と報告。

打ち上げが行われていた事で多くのファンが撮影が終わったものと考えていたにも関わらず、ドノフリオさんがこういった内容を投稿した事について、ファンのひとりが「まだ終わってなかったんですか?」と代表して質問すると、ドノフリオさんは「今日はシーズン2の最後のシーン。アイェレット(妻ヴァネッサ役)と私で撮影しました。」と付け加えました。

物語の結末は当然明かされていませんが、キングピンによるニューヨークの支配は「スパイダーマン:ブランニューデイ」に間に合うように「ボーン・アゲイン」シーズン2のうちに終わると予想。したがって、デアデビルとその仲間たちとの対決にキングピンが敗北すると見られています。

そしてラップパーティ後に撮影が行われている事で、ドノフリオさんが予告したシーンは当初の予定になかったシーズン2のポストクレジットシーンになる可能性がありそうです。

ヴィンセント・ドノフリオさんは以前に「スパイダーマン4」への出演はないとしつつも、映画に登場させたいと考えている事は認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-not-appear-daredevil-and-kingpin/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-vincent-donofrio-wants-kingpin-movie/”]

このインタビューと同じ頃、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン3の計画は制作が承認されていないだけですでにあるとも明かしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-s3-vincent-donofrio-confirms/”]

ドノフリオさんが明かした最後のシーンがどのようになるのか、そしてどこに繋がっていくのか、来年のシーズン2の配信には注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

シーズン2ではクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズの再登場が正式に発表されました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

トム・ホランドさんとシム・リウさんがパデルでタッグ結成。スパイダーマンとシャン・チーの共演は?

俳優のトム・ホランドさんとシム・リウさんが並んでパデルを楽しむ様子が目撃されました。これはトム・ホランドさんが展開しているノンアルコールビール BERO のイベントの一部と見られていますが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での共演は実現するのでしょうか。

テニスとスカッシュの要素をあわせもつラケットスポーツのパデルで、チームを組んで楽しんでいるトム・ホランドさんとシム・リウさん。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でスパイダーマンとシャン・チーを演じる彼らは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」での共演は固いと見れられる他、「スパイダーマン:ブランニューデイ」でチームを組むとも噂されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-shang-chi-rumor/”]

シム・リウさんは5月にはバーレーンでの「ドゥームズデイ」の撮影に参加していましたが、現在はイギリスに戻っているようです。

「ドゥームズデイ」のメインの撮影はロンドンで行われており、「ブランニューデイ」の撮影は来月からグラスゴーで行われる予定。位置関係としては大阪東京間ぐらいであり、移動してからの撮影参加も十分可能だと推測されています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「スパイダーマン:ブランニューデイ」の時系列の関係は不明ですが、このどちらか、あるいは両方でシャン・チーとスパイダーマンの師弟コンビが再現されるのか注目です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、スタジオがセカンドユニット監督を突如解雇、その影響は?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のセカンドユニットの監督を務めるロブ・アロンゾさんが解雇されたと報じられました。制作現場でいったい何があったのでしょうか。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』のセカンドユニット監督、ロブ・アロンゾが仕事への不満から解任されたと聞きました。」と報告。

アベンジャーズレベルのセカンドユニット・ディレクターは、通常、トランジション、風景、空中ショットのほか、主演俳優を必要としない戦闘やスタントの振り付けを専門としています。 

アロンゾさんは「デッドプール」、「バットマン」、「フラッシュ」などに携わっていた経験があり、「ドゥームズデイ」の戦闘シーンの撮影をしていたと見られています。 

リヒトマン氏は後任についてわからないとしていますが、MTTSH 氏は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の戦闘コーディネーターであるジェームズ・ヤングさんがその役割を引き継ぐと報告しています。

この突然の解雇劇について不安が広がる中、アレックス・ペレス氏は「制作は順調で、報道されている突然の変更は、製品全体に影響を与えるものではありません。『アベンジャーズ』シリーズが非常に大きな利益を上げる作品のため、彼らはただ、より最高の製品にしたいだけなのです。」と不安視するようなことではないと指摘しました。

キャプテン・アメリカ2作目映画の戦闘シーンを振り返れば、後任としての腕は折り紙付き。また、ルッソ兄弟監督とも同作で一緒に仕事をした経験があるため、連携についてもより良くなる事が期待出来そうです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

【噂話】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2でNetflixからサブキャラの一人が再登場か

マーベル・スタジオが先週撮影を終了したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2に、Netflixの「デアデビル」から一人のキャラクターが戻って来るとして話題になっています。

「ボーン・アゲイン」シーズン2のフィットネスコーチとして作品に参加しているナカム・ワシントンさんは、撮影が終了した本作のラップパーティー(打ち上げ)の様子を Instagram で公開。

その中の一枚に、俳優のロイス・ジョンソンさんとのツーショットが含まれています。

ロイス・ジョンソンさんはNetflixのドラマ「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「パニッシャー」でフォギー・ネルソンと腐れ縁のニューヨーク市警警官のブレット・マホニー巡査を演じ、デアデビル/マット・マードックと協力して最終的にキングピン/ウィルソン・フィスクを追い詰めました。

ジョンソンさんは2年前にニューヨーク市警の姿で何らかの撮影に参加している事を報告しており、当時、「ボーン・アゲイン」に帰って来るものと見られていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/netflix-daredevil-actor-teased-mcu-return/”]

しかしこの時撮影されたもののほとんどは削除され、撮影がやりなおされた結果が配信中のものに。当初前半シーズンで登場予定だったマホニー巡査は、作り直されたシーズン1には登場しておらず、あらためてシーズン2に何らかの席が設けられたのかもしれません。

Netflix 版でのマホニーは汚職警官だらけのニューヨーク市警で正義を貫こうとしたキャラで、デアデビルの自警団活動には反発しつつも、マット・マードックとフォギー・ネルソンの事件解決に協力。最終的にデアデビルを正義だとみなすようになっていました。

マホニーはデアデビルにとってスーパーパワーを持たない仲間のひとりであり、実際にシーズン2に登場するのであれば活躍に期待出来そうです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

シーズン2ではクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズの再登場が正式に発表されました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、ギャラクタスは140億歳、目的が判明するクリップも公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のマット・シャックマン監督が、本作に登場するヴィランのギャラクタスの年齢が140億歳であると語りました。

海外メディア Comic Basics とのインタビューで監督はギャラクタスの事を「140億歳という巨大な年齢で、惑星を食い尽くす宇宙の吸血鬼」と表現。現実に置き換えると、ビッグバンと同時に誕生した存在だと言えます。また、ギャラクタスを演じるラルフ・アイネソンさんは「彼は宇宙の力であり、ある種神のようなものです。」とコメントしました。

そのギャラクタスの目的について、新たに公開された IMAX 用のクリップで判明。

報道陣の前でファンタスティック・フォーが記者会見するシーンで、リード・リチャーズは「交渉を試みましたが、ギャラクタスは…あまりにも高い代償を要求しました。私たちの子供を要求したのです。」 と発表し、交渉が決裂した事を市民に発表。

「我々は安全なのですか?」との記者の問いかけに対して「わかりません。」と答えて去っていきます。

ギャラクタスがフランクリンを手に入れようとしている、という話題は、1年ほど前にスクーパーの CWGST 氏が報告。当時、氏は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」にまつわる件でディズニーとマーベルから訴訟され、このギャラクタスに関する報告をしたあと、程なくネット上から姿を消しています。

コミックのフランクリン・リチャーズはミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズとインビジブル・ウーマン/スー・ストームの間に生まれた長男で、アガサ・ハークネスに育てられたアルファレベルでありオメガレベルのミュータント。

フランクリンの現実改変能力は極めて神のような能力で宇宙そのものを作り出す事さえ可能で、それ故にフランクリンを利用しようとするヴィランはあとを絶ちません。

フランクリンがコミックどおりであればMCUのヒーローの誰よりも強力で、ソーやキャプテン・マーベル、ワンダなどでもどうしようもないレベルに。今後はコミック同様になんらかの理由で弱体化される事が予想されます。

なお、MCUで母親のスーを演じるヴァネッサ・カービーさんは息子がスーパーパワーを持っている事をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-vanessa-kirby-teases-frankirin-has-super-power/”]

MCUのフランクリンのパワーについては今のところ明かされておらず、ギャラクタスがそれを何に利用しようとしているのかも不明。実際の映画での注目ポイントのひとつとなっています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。