【ネタバレ注意】「デッドプール3」の再撮影現場が目撃、【ネタバレ】の死亡が確認される

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の再撮影の現場が目撃されました。ショーン・レヴィ監督とウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんが制作再開を予告してから約2週間、現在、チームがとあるアクションシーンの撮影に取り組んでいる事が明らかになりました。

※これより先は「デッドプール3」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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海外メディア Mirror の報告によると、ライアン・レイノルズさん演じるデッドプールとヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンらがセイバートゥースらしき人物と戦っている様子が目撃されています。

そして彼らはセイバートゥースのクビをはね、高らかに掲げている様子から、セイバートゥース役は2000年の映画「X-MEN」からタイラー・メインさんが再演しているように見えます。以前には2009年の映画「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」からリーヴ・シュライバーさんが演じるセイバートゥースが戻ると報じられていましたが、今回、現場で目撃されたのはシュライバーさんではありませんでした。

また、記事は俳優さんの名前は控えつつも、現場にはトード役もいたと伝えています。

複数のマルチバースを旅する映画と言う事で、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と同様にキャラクターの死、特に敵キャラクターの死は今後の作品にあまり影響を与えない可能性があります。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではワンダに惨殺されたミスター・ファンタスティックですが、神聖時間軸におけるファンタスティック・フォーの登場が決まっているのと同様に、セイバートゥースも今後のX-MEN映画で再登場する可能性は十分にあるでしょう。

今回の目撃情報だけで本作の内容を窺い知る事は難しいものですが、映画の公開に向けて撮影が順調に進められているようです。

映画「デッドプール3」は 2024年7月26日 に米国にて劇場公開予定です。

ソース:EXCLUSIVE: Deadpool spoiler snaps show Ryan Reynolds and Hugh Jackman’s Wolverine in grisly scenes

ドラマ「ロキ」シーズン2、エンディング曲は歌詞が付けられる予定だった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の楽曲を担当したナタリー・ホルトさんが、マーベル公式とのインタビューの中で、エンディングとして流れた曲は当初、歌がセットになっていた事を明かしました。

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シーズン6の最終話でシルヴィとメビウスが別れたあと、メビウスの顔のアップになるに連れて流れてくる「History Is Now」。

ロキのメインテーマ曲である「Green Theme」をアレンジした楽曲は、メビウスやゴッド・ロキの表情と相まって、とても感傷的なシーンを演出。そのままクレジットシーンに入っても流れ続け、物語の余韻を奏でています。

最後の楽曲について質問されたホルトさんは次のように述べています。

ロキのための曲を書きたかったんです。私はソングライターと一緒にスタジオで作業し、ロキのテーマを使用した曲を作っていました。でもある日、ケヴィン・ファイギはこう言いました。「ここに歌詞があるのは好きじゃない。それはあまりにも先導的すぎるように感じるんだ。」
それで歌詞を取り払って、このような曲の下の部分だけが残りました。歌詞を曲に追加すると非常に具体的なものになってきますが、この曲は歌詞の助けなしでうまく機能するように思えました。まあ、テーマのロックバージョンのような感じはありますが。

歌詞が不必要だと考えたファイギ社長のアドバイスは、このシーンにおいて確かに活きているようです。歌があればその歌詞の内容に着目しがちになり、作り手側の伝えたい事がかなりダイレクトに視聴者に届けられる事になります。

しかしここで歌詞を削除した事によって、視聴者が各々でロキの旅路を振り返る機会が与えられ、フィナーレを盛り上げることに成功したと言えそうです。

「ロキ」のシーズン1から楽曲制作を担当してきたナタリー・ホルトさんですが、次にどのプロジェクトの楽曲を担当するかは明らかになっていません。

シーズン1からのサウンドトラックは Spotify などで視聴可能です。(「ロキ」のサントラ関連の記事はこちら

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Loki’: Composer Natalie Holt on Creating a Score Fit for a God

【噂話】ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」の導入部分が判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」の導入部分について、海外スクーパーがその内容を報じています。現状では真偽不明の噂には違いありませんが、話の流れに直接触れるものでもあるため、ネタバレ注意としておきます。

※これより先は「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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CWGST 氏は、アガサは裸で目覚め、スカーレットウィッチの呪縛から抜け出したあとローブを探し求める事になると言います。

別の投稿では、与えられた罰の魔法から抜け出すために、「ワンダヴィジョン」で着ていた服を自ら脱ぎ捨てていくと説明しています。

そしてアガサが自分を取り戻した時、オーブリー・プラザさん演じるリオが接触してきて物語が動き始めていくようです。

当初は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でのワンダの結末によって、罰の魔法が解除されてしまうのでは、あるいは別の魔女が何らかの意図で解呪するのではと考えられていましたが、今回報じられた内容を見るに、アガサは自力でそこから脱出する事になるようです。

現時点では時系列がはっきりしていない他、ワンダがかけた魔法の詳細もわからないため、なぜ自力で脱出出来るのかという事はドラマ本編を見てみないことには判断しかねる状態です。

ワンダが処分したはずのダークホールドがなぜこの番組のタイトルに入っているのか、そういった所も含めて「ワンダヴィジョン」のあとウェストビューに何があったのか、注目となりそうです。

配信時期に関して公式発表はありませんが、出演者は2024年のハロウィン時期になる事をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-actress-address-release-schedule/”]

ドラマ「ロキ」S2よりウロボロスの初期アート公開、当初はとあるキャラの変異体だった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2より、キー・ホイ・クァンさんが演じたO.B.ことウロボロスの未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。アーティストの説明によると、ウロボロスは当初、別のキャラクターの変異体だったと言います。

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アレクシ・ブリクロットさんは自身の Instagram にてこのアートを公開。

「ロキ シーズン2のコンセプトアート。ウロボロスがメビウスの変異体であることを探求する。そのため、オーウェン・ウィルソンの似顔絵をこの大きな赤い口ひげで変えながら描いている。別の時間軸のメビウス。TVAオレンジのクラシックな配色に、補色のヒント。ヴィンテージのメカニックスタイル。背景はTVAオフィスの不条理な官僚的側面を反映させようと楽しんでみました。」

ウロボロスにはメビウスの変異体としての役割がいくつか検討されていたようですが、より複雑になっていく事と配信の尺の問題でこのアイデアは隅に追いやられていったようです。

変異体と言えば、ウロボロスはその技術力、そしてヴィクター・タイムリーとの無限の繋がりからカーンの変異体ではないかとも考えられていましたが、演じたキー・ホイ・クァンさんはファンのこの理論について「正直な所、私がOBをこんなに愛している理由は、彼がとても純粋だからです。ご存知ですか?彼は自分の仕事以外のことは何も考えていません。彼は自分の仕事をとても愛し、とても愛情と熱意を持ってそれに取り組んでいます。彼が悪者になってしまうのを見るのはちょっと悲しいと思います。」とコメントしています。

シーズン2ではマルチバースの消滅の危機が訪れていましたが、ゴッド・ロキによってこれは回避されました。代わりにマルチバース戦争のリスクを受け入れざるを得なくなりましたが、これは今後アベンジャーズたちが対処していくと考えられています。

マルチバースが存続した事で、今後のMCUでメビウスの別の変異体などが登場する可能性もあるのかもしれません。

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

映画「サンダーボルツ」、ワイアット・ラッセルさんが「きっと上手くいく」とコメント

Apple TV+のゴジラのドラマ「モナークレガシー・オブ・モンスターズ」のイベントに参加したワイアット・ラッセルさんが、現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」について、きっと上手くいくだろうとコメントしています。

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THR の記事によると、イベント冒頭で司会者から「サンダーボルツ」について質問されたワイアット・ラッセルさんは「もう14回ほど撮影を行っています」と明かしつつ、「今、マーベルの列車に乗っている誰もが、物事があまりうまくいっていないと感じている事を知っています。でも(この映画は)きっと上手くいくと確信しています。」と、「サンダーボルツ」の内容について自信を見せました。

そして、ジェイク・シュライアー監督の名前を筆頭に制作チームを称賛しています。

「私はジェイクのことをよく知っていますし、ジェイクがどれほど賢いのか、何か面白くて他とは違うものを作り、みんなの才能を最大限に活用することにどれほど関心を持っているかも知っています。そして、彼らが考え出したストーリーは本当に興味深いものだと思います。私はストーリーの一部を知っていますが、それについて話すことはできません。しかし、これはこれまでに見たような単純なマーベル映画ではありません。

ワイアット・ラッセルさんは「本当に良いマーベル映画を作る時期が来た」とし、一生懸命に取り組んでいるとして、ゴジラの話題へと移りました。

ディズニープラスのMCUドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でU.S.エージェント/ジョン・ウォーカーを演じたワイアット・ラッセルさんは、「サンダーボルツ」でコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌのもとでチームを結成する事になっています。

サンダーボルツはコミックで様々なメンバーと目的で構成されているため、何を原作にしているかははっきりとしていませんが、2023年の夏、監督は「ファンが期待するものとは異なる」だろうと予告しています。

「サンダーボルツ」は、ワイアット・ラッセルさんの他、過去の作品よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場する事が制作発表にて明かされています。

映画「サンダーボルツ」は 2025年7月25日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Wyatt Russell Teases ‘Thunderbolts’: “It’s Not a Straightforward Marvel Movie as You’ve Seen in the Past”

【噂話】ダフネ・キーンさんが映画「デッドプール3」出演にサイン─X-23の再演へ

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にダフネ・キーンさんが出演契約書に署名したと、海外スクーパーの ダニエル・リヒトマン氏が報じています。ダフネ・キーンさんは20世紀FOX制作のマーベル映画「LOGAN/ローガン」でX-23/ローラ・キニーを演じていました。

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2023年9月、ダフネ・キーンさんがマーベル・スタジオと交渉中だと報じられていましたが、ダニエル・リヒトマン氏の Patreon での新たな報告によると、ローラ役の再演に署名したと言います。

アニメ「X-メン エボリューション」でデビューしたX-23/ローラ・キニーは人気を博し、その後コミックに登場する事になりました。本来はウルヴァリンのクローンですが、「LOGAN/ローガン」ではウルヴァリンの遺伝子から作られた精子を女性に人工授精させて誕生したという経緯に変更、このことからヒュー・ジャックマンさんが演じるローガンの事実上の娘となっています。

「ローガン」の公開当時、キーンさんの演技は高く評価され、以降の「X-MEN」シリーズでも大きな役割を果たすことが期待されていました。しかしこれはディズニーが20世紀FOXを買収した事が影響し、計画されていたスピンオフ作品も失われてしまいました。

2020年、ダフネ・キーンさんはインタビューにてローラの再演を希望していると発言し、「デッドプール3」がMCUとして制作される事が自身を幸せにしていると語っています。

再演と言っても「ローガン」当時は12歳だったダフネ・キーンさんは現在18歳となっており、特に外見的に大きく変化しています。「ローガン」のその後の世界のローラを演じる事になるのか、今後の情報にも注目です。

映画「LOGAN/ローガン」はディズニープラスで配信中、映画「デッドプール3」は 2024年7月26日 に米国にて劇場公開予定です。

ディズニーCEOが「マーベルズ」興収の苦境を現場のせいにして波紋を呼ぶ

ニューヨーク・タイムズのディールブック・サミットに出席したディズニーのCEOボブ・アイガー氏が、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」が苦戦している事について原因を説明、その発言内容が波紋を呼んでいます。

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アイガーCEOはサミットの中で「『マーベルズ』は新型コロナウイルス感染症の最中に撮影された。いわば、撮影現場にはそれほど多くの監督はなく、本来であれば毎日毎日何が行われているかを真剣に監視している幹部がいる」と、コロナ禍における現場の変化が失敗の原因であると説明し、ニア・ダコスタ監督の監督力不足を指摘しました。

コロナ禍以前の現場ではマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長とルイス・デスポジート氏、スティーブン・ブルサード氏、ネイト・ムーア氏、その他数名の幹部が制作に関与していたのは事実ですが、海外メディア CBM はそれよりもストライキによってキャンセルされていた、圧倒的なプロモーション不足を指摘しています。

「マーベルズ」の視聴者レビューは Rotten Tomatoes で83%、IGNで10点中8点と、作品内容が悪いとは言えないスコアになっています。興行収入については2億1900万ドルの予算に対して約3億ドルの売上で、前作「キャプテン・マーベル」が10億ドルを超えていた事と比較すると期待外れ感はありますが、大赤字というわけでもありません。

ワーナー・ブラザースの映画「デューン 砂の惑星PART2」などはストライキの影響によるプロモーション不足を懸念して早い段階で公開延期を発表していましたが、この問題に目をつぶって公開を決行(そして体よくプロモーション費用をカット)したのはマーベルではなく、親会社であるディズニーの判断だとファンは見ています。

「マーベルズ」でミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニさんは「良いものを作るのが現場の仕事で、お金稼ぎはボブ(CEO)の仕事」と過去のインタビューで発言

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-iman-vellani-address-box-office/”]

実際のレビューのポイントからみても「マーベルズ」は良作に分類される作品のはずですが、CEOは責任を制作現場にあると見ているようで、両者の間には深い溝があるようです。

そんなアイガーCEOですが、同サミット内で「任期を迎える2026年末に間違いなく退任する」とも述べています。

ソース:Disney CEO Bob Iger Says THE MARVELS Box Office Woes Are A Result Of A Lack Of Supervision During Filming

映画「デッドプール3」、エレクトラ再登場の噂にジェニファー・ガーナーさんは「知らない」とコメント

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にエレクトラが再登場するという噂について、2003年公開の映画「デアデビル」で同役を演じたジェニファー・ガーナーさんがインタビューの中で言及しました。

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海外メディア Collider とのインタビューの中で「エレクトラのスーツをもう一度着たいと思った事はありますか?」と質問されたガーナーさんは「何の事を言っているのかわかりません。どういう意味でしょうか?」と回答。

インタビュアーが「もしかしたらですが、あなたが『デッドプール3』に出演するのではと考えています。仮の話ですけど」と追撃すると、ガーナーさんは「それは私は知りません」と答えています。

「デッドプール3」にエレクトラが戻ってくると2023年夏にTHRなど複数の海外メディアが報じた数時間後、主演のライアン・レイノルズさんが所有する制作会社が再登場を祝うコメントをSNSに投稿し、この噂は確定事項だと考えられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-electra-and-more/”]

なお、スーツに関してガーナーさんはグラマーとの以前のインタビューで、「常にぽろりと隣合わせでした。」とコメントし、「コミックに登場するエレクトラのように胸を大きく見せるため、パッドをたくさん使いました。違うサイズのパッドをそれぞれ3枚ずつ、両胸に入れたと思います。パッドのせいで胸がプッシュアップされ、飛び出しそうでした」と説明し、フェイクレザーのパンツは、トイレに行く度に切って縫いなおす必要があったとし、「毎回45分もかかりました」と苦労を振り返っています。

かつて別のデアデビルを演じたチャーリー・コックスさんもMCU再登場の噂に対してずっと白を切っていた事もあり、ガーナーさんはエレクトラの噂をギリギリまで白黒はっきりつけずに曖昧な状態を保っておきたいと考えているようです。

映画「デッドプール3」は 2024年7月26日 に米国にて劇場公開予定です。

ソース:Emma Myers Talks ‘Wednesday’ Season 2 While Jennifer Garner Plays Coy on ‘Deadpool 3’ Rumors

映画「マーベルズ」のディズニープラス配信は2024年2月?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」。現在、劇場公開中の本作は「キャプテン・マーベル」の続編にあたり、ディズニープラスでデビューしたミズ・マーベルやモニカ・ランボーとの新チームを描く物語となっています。そんな本作がいつディズニープラスで視聴出来るようになるのか、この記事では過去のリリーススケジュールをもとに、その可能性を探っていきます。

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ディズニープラスの歴史はまだ浅く、2019年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」時点ではサービスが展開されていませんでした。

先に劇場公開され、その後ディズニープラスで配信されるという流れはMCUとしては10作品に満たない事例しかなく、最初の作品である「ブラックウィドウ」は新型コロナウイルスのパンデミックの真っ最中ということで、映画館とディズニープラスでの同時公開という極めて特殊な事例となっています。

フェーズ4以降の劇場公開日とディズニープラス配信日の間隔は以下のとおりです。

ブラックウィドウ:0日 (プレミアアクセス)
シャン・チー/テン・リングスの伝説:70日
エターナルズ:68日
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス:47日
ソー:ラブ&サンダー:62日
ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:82日
アントマン&ワスプ:クアントマニア:89日
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3:89日

新型コロナウイルスが国際的に落ち着きを見せ始めた時期とかぶる「ソー:ラブ&サンダー」以前の作品はかなりバラつきのある間隔となっていますが、ここ1年間ほどの3作品は劇場公開からおおよそ3か月後にディズニープラスで配信が始まっています。

特に直近2作品は共に89日後となっており、「マーベルズ」の公開日から89日後と想定すると、「マーベルズ」のディズニープラスでの配信日は 2024年2月7日 になる可能性が高いと考えられそうです。

補足として、MCU作品以外の最近のディズニー映画に目を向けてみると、「Elemental」(邦題:マイ・エレメント)が 6月16日 公開の 9月16日 配信(いずれも米国での日程)で89日後に配信、「ホーンテッドマンション」が 7月28日 公開の 10月27日 配信と91日後に設定。

インディ・ジョーンズのみ約5ヶ月後というスケジュールになっていますが、ほとんどは約3か月後に設定されているのは間違いなさそうです。

「マーベルズ」のメガホンを取ったのはマーベルオタクを自称するニア・ダコスタ監督。脚本は監督と共にミーガン・マクドネルさん(ワンダヴィジョン)、エリッサ・カラシクさん(ロキ)、ゼブ・ウェルズさん(コミックライター)が担当。

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース役をブリー・ラーソンさん、フォトン/モニカ・ランボー役をテヨナ・パリスさん、ミズ・マーベル/カマラ・カーン役をイマン・ヴェラーニさん、サミュエル・L・ジャクソンさんがニック・フューリーを再演。

ヴィランのダー・ベンをゾウイ・アシュトンさんが演じ、パク・ソジュンさんはキャロルの夫ヤン王子を演じています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。

映画「マーベルズ」、監督はもっと多くのカメオを求め、ファイギ社長と喧嘩したと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」のミッドクレジットシーンでは秘密のカメオが含まれていましたが、ニア・ダコスタ監督はこのシーンにもっと多くのカメオを要望し、ケヴィン・ファイギ社長と口論になったとインタビューで語っています。

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監督は「いつだってもっと多くのX-MENを登場させたかったんです。」とインタビュー内で述べ、これが理由でファイギ社長とは何度か「喧嘩」をしたと明かしました。そしてファイギ社長に「これについては非常に冷静にならなければいけない。」となだめられて、公開バージョンのような形に完成したと説明しました。

具体的にどのX-MENを登場させたかったかは不明ですが、セリフ中に登場したチャールズ・エグゼビアや、監督が以前から撮りたいと話しているストームやサイクロップスなどはその候補だったのかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-director-nia-dacosta-wants-filming-x-men/”]

「マーベルズ」でのカメオがこれだけに留まったのは今後のストーリー展開に関する影響や予算の問題等もありそうですが、公開バージョンの映像でも古くからのファンには大きな衝撃と期待を与えるには十分となっていました。

MCUは新型コロナウイルスとハリウッドにおけるダブルストライキの影響で当初の公開スケジュールよりも大幅に遅延し、「マーベルズ」の次の映画「デッドプール3」は2024年に劇場公開される唯一の作品となってしまいました。しかしデッドプール自身がミュータント(厳密には後天性ミュータントのミューテイト)であり、X-MENのウルヴァリンも登場、そして多くのX-MENたちのカメオが期待されています。

「マーベルズ」で叶わなかったX-MENたちの登場は「デッドプール3」やその他後続作品までお預けになっているようです。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 より劇場公開中です。