ドラマ「ワンダヴィジョン」5話までの謎や考察を総まとめ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョンが全9話予定のうち5話までを配信中。今作の前半戦における謎や考察、そして今後の展開予想などをこの記事でご紹介していきます。

メインの舞台 ウェストビュー

ウェストビューについて判明していること

ドラマはワンダとヴィジョンの二人が結婚し、新婚生活を送る新しい町として二人がウェストビューに訪れる所から始まります。

ウェストビューはニュージャージー州に位置する町で、5話現在の状況では町全体が六角形の障壁ヘックスに包まれています。ウェストビューにもともといた住人は、何者かによってシットコムの役柄を演じさせられているようで、自由に外へ出ることが出来ない様子。またウェストビューの近隣住民はヘックスの影響なのか、ウェストビューの存在すら忘れてしまっていますが、遠方からきたウー捜査官をはじめ、ダーシーやS.W.O.R.D.のエージェントたちにはこういった兆候は見られていません。

ヘックスの障壁を外から中へと超えた場合、ウェストビューの時代設定に合わせた外見に変化する事が判明しています。ただし機能的にはもとのままのようで、モニカが着用していた防弾チョッキはその機能を維持したまま1980年代の服装へと変化しました。

外から中へと侵入した場合、ドローンやモニカがそうでしたが、外からはその姿が見えなくなることも分かりました。ちなみに4話でエージェント・フランクリンが地下を通っていった際はカメラが真横から追従する演出となっていたので、彼に関しては見えなくなることはありませんでした。この事から、外から見えるウェストビューと中の様子はまったく違う可能性があるという事が分かります。

モニカがはじめてウェストビューに到着したときに大まかな町の様子が見えますが、それは事実ではないということです。

©2021 MARVEL,Disney

町の写真の左側に見える給水塔はエンディングにも登場していますが、給水塔ではなく別の何かかもしれません。

ダーシーによって、町の周囲のCMBR(宇宙マイクロ波背景放射)の数値が異常に高い事も判明しています。

sponsored link
 

これまでのMCUとの関連ポイント

ニュージャージーはキャプテン・アメリカ生誕の地。映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)で超人血清を打つ以前のスティーブ・ロジャースが訓練を受けていた場所、キャンプ・リーハイもニュージャージにあります。その後SSRの基地となり、さらにそのあとはS.H.I.E.L.D.が利用していました。この事は「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも描かれていました。

しかし、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)で判明したとおり、リーハイの地下ではヒドラのアーニム・ゾラが長い年月をかけてインサイト計画を実行していました。

そして、2話のエンディングにはメガネをかけた謎の人物が映っています。この人物はゾラなのでしょうか?鼻の感じはゾラにそっくりですが、現状では断言できません。

©2021 MARVEL,Disney

そして、CMBR(宇宙マイクロ波背景放射)はこの作品の架空の単語ではなく、現実のお話です。ざっくり言うと、宇宙誕生のビッグバンと共に出来た放射線で今なお全宇宙に存在しているとされています。このCMBRは波長が長く、白黒テレビやブラウン管テレビといったようなレトロなテレビでこの波を拾ってしまうことはたびたびあったようです。

ここからMCUの話で、このCMBRが高いということは、町の中でビッグバンに似た何かがあった可能性が考えられます。それはインフィニティ・ストーンの再生です。

sponsored link
 

挿入されるCM

シットコムパートで挿入されるCMは5話までに4つありました。これらはワンダのトラウマを表現したものになっていますが、インフィニティ・ストーンを表現しているとも取れます。

©2021 MARVEL,Disney

「トースター」というのはコミックにおけるヴィジョンのニックネームであり、1話のトーストメイトはマインド・ストーンを表しています。以降、時計はタイム・ストーン、石鹸の色と形はテッセラクトのスペース・ストーン、そして5話の紙タオルでは赤い液体状のエーテル、リアリティ・ストーンを表現しているように見えます。

また、各年代のジェンダー観を投影しているのも特徴的な作りになっています。

キャラクターたち

ワンダ・マキシモフ

この作品の主人公で、ウェストビューの異変の元凶とされています。自分が町を支配している自覚はあるようですが、時折無意識な行動をしている様子があったり、コントロールしているはずなのに思惑通りに行かないなど、謎の部分が多い状況です。なぜウェストビューに来たのかもわかっていない様子でした。

ウェストビューの異変発生の9日前にS.W.O.R.D.施設を襲撃し、安置していたヴィジョンの遺体を盗み出したと、ヘイワード長官が発言していました。

©2021 MARVEL、Disney

しかし、映像的にも安置しているとは言えず、バラバラに分解されて研究されているヴィジョンを助け出したとも取れます。

5話までの状況的に見てワンダも操られているか、または精神の分裂、あるいは肉体ごともうひとりのワンダがいるかもしれません。

ヴィジョン

かつてウルトロンが自身の究極の身体としてヘレン・チョ博士の人工皮膚細胞再生技術を用いて作らせたヴィブラニウムのボディに、J.A.R.V.I.S.とマインド・ストーンが加わって誕生したシンセゾイド。しかしワカンダにおけるサノスとの戦いに敗れ、マインド・ストーンは奪われ死にました。その後、ヴィジョンのボディはS.W.O.R.D.に回収されていたことが判明しましたが、それをワンダが持ち出したことも判明。

そこから9日後にはウェストビューでヴィジョンがマインド・ストーンごと復活している状態でドラマの1話の時系列になりました。しかし、4話のラストではスクラップ状態のヴィジョンが垣間見えました。これはワンダが一時的に幻覚を見たのか、あるいは生きているように見える幻覚を常時かけていたのが解けたのか不明です。

また、マインド・ストーンは機能しているようで、ウェストビューの住人ノームの洗脳状態を解いたり、洗脳状態に戻したりすることが可能でした。

なお、自身の能力やワンダについてはある程度わかっているものの、アベンジャーズの事などは一切記憶にない様子です。

モニカ・ランボー

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースの親友マリア・ランボーの娘。キャロルとも仲が良かったが、5話では間柄に何かあったような素振りも見せました。サノスのガントレットの影響を受けていたようで5年間消えていました。コミックではれっきとしたヒーローですが、MCUでは今の所能力を見せていません。しかしレントゲンが真っ白に映ったり、血液検査を拒否するなど、すでに人間ではない兆候が見られています。

マリア・ランボー

モニカの母でS.W.O.R.D.の創設者。モニカがいない間に癌によって死亡したようです。

ジミー・ウー

FBIの捜査官。保護観察中の証人がいなくなったということでウェストビュー郊外まで来ていました。彼の言う人物が誰なのかは今の所不明で、現在はS.W.O.R.D.との合同捜査チームに所属。

ダーシー・ルイス

天文物理学の博士。ソーシリーズに登場時はカルバー大学の政治科学専攻の大学生でしたが、天文学の博士号を修得したようです。今の所その経緯は不明です。事件解決のためにS.W.O.R.D.に呼ばれて現地に到着。ウェストビューのシットコムにハマり、モニカの大ファンに。

sponsored link
 

タイラー・ヘイワード

S.W.O.R.D.の臨時長官。モニカとは顔見知り。5話になって妙にワンダへの敵対心が伺えるようになりました。ワンダの行動を「ヴィジョンの遺言に反する」と非難しましたが、私達視聴者はヴィジョンの遺言など聞いたことはありません。ヴィジョンはシンセゾイドのため、かつてトニー・スタークが遺言を録音していたようなプロセスを経ることなく、死の直前に内部的に音声データを作りどこかにアップロードすることは可能だと思われますが、今の所ヘイワードが何らかの目的で嘘をついている可能性が高いです。

サノスとも渡り合うワンダに対して、ドローン程度の小型ミサイルによる攻撃を命じるなど浅はかな一面も見せました。

アグネス

ウェストビューの住人。しかしS.W.O.R.D.の調査では元の住人の誰とも一致していないため、事件後に外部から侵入した可能性が高い人物です。1話ではワンダとヴィジョンの特別な日を子作りの日と錯覚させ、双子の出産へと導きました。今の所その目的は不明ですが、直接害を与えてくることもありません。

ドッティ

ウェストビューの住人。夫のフィルはヴィジョンの同僚。婦人会を主催し、会の新人であるワンダに対して高圧的に振る舞いますが、マジックショーで活躍する二人を見て称賛しました。一方で不可解な状況に居合わせても強引に状況を終わらせるという異常さを見せたり、S.W.O.R.D.の調査で名前が出ていない等、不審な点も多い人物です。

ハーブ

ウェストビューの住人。本来の名前はジョン・コリンズ。洗脳状態が他の人物より弱いのか、3話ではアグネスとひそひそ話をしている姿が描かれていました。現状についてある程度把握している人物と考えられます。

ノーム

ウェストビューの住人でヴィジョンが勤務する計算サービス社の同僚。本来の名前はアビラス・タンドン。病気の父親がいるらしく、大変心配している。ヴィジョンのマインド・ストーンによって正気に戻った際に「彼女を止めてくれ!頭の中に入って来た。全て操られている!」と懇願する。ここは英語版でもherとなっており、ワンダ以外の女性を指している可能性もあります。可能性があるのはアグネス、ドッティ、そしてもうひとりのワンダでしょうか。

ビリーとトミー

ビリーとトミーはウェストビューで生まれたワンダとヴィジョンの双子の息子たち。一晩で妊娠、出産し、さらに翌日には10歳ほどに成長してしまいました。双子はワンダのコントロール外のようで、彼らの成長はワンダには止められない様子。ウェストビューの中で生まれた生命がどのように扱われるのか、5話現在では不明です。

©2021 MARVEL,Disney

コミックではヤングアベンジャーズのメンバーですが無事に成長するのでしょうか?

ピエトロ・マキシモフ

ワンダの弟。映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にて戦死しました。今回訪問してきたピエトロと名乗る人物は、映画「X-MEN:フューチャー&パスト」などに登場したFOX版のピエトロ(を演じていたエヴァン・ピーターズさん)です。彼がFOX版ピエトロと同じ場合はマルチバースは既に導入されていて、他のX-MENメンバーなども存在している可能性があります。しかし彼がピエトロの皮をかぶったニセモノの場合、今回の事件をワンダのせいに見せかけ、裏で動いている黒幕かあるいはその手先の可能性が高くなってきます。

基本的にはウェストビューでは何かを演じさせれられているはずなので、彼もまたピエトロを演じさせられている可能性が高く、6話以降のピエトロの動きには注意が必要です。

余談ですが姉弟なのか兄妹なのかはコミックによって違ったり、邦訳本によっても違ったり。映画の日本語公式サイトには明記されていませんでした。以下は「俺のほうが30秒あとに生まれたからって弟って呼ぶな」と暴れるピエトロくんと、ワンダが「あなたのほうが年上よ」とするシーンです。

©2021 MARVEL,Disney

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、注目の第6話 は 2021年2月12日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新トレーラーが公開!

来月の配信開始を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなトレーラーが公開されました。現在開催中の第55回スーパーボウルにて公開されたものになります。

※日本語版のトレーラーを追加

トレーラーには新たなアクションシーンの他、エミリー・ヴァンキャンプさん演じるシャロン・カーターも登場しています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

カット・デニングスさん、ダーシーはドラマ「ワンダヴィジョン」以外にも登場するとほのめかす

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に約7年ぶりの登場となったダーシー・ルイスを演じるカット・デニングスさんが、海外メディア ExtraTV とのオンラインインタビューにて今作以外にもマーベルとの仕事があった事を明かしました。

インタビューの中でデニングスさんは「マーベルのためにいくつか仕事をしましたが、これ(ワンダヴィジョン)ではありません。これは多分言えないから…ええ、そのままにしておきます」とコメントしました。

デニングスさんの話しぶりからは既に”仕事”は終えているようであり、「ワンダヴィジョン」で関連性が生まれたモニカ経由の「キャプテン・マーベル2」やジミー経由の「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は両方とも撮影が始まっていないため、これらを指しているわけではなさそうです。

一方でダーシーが元々所属していた「マイティ・ソー」シリーズですが、撮影が始まったばかりの「ラブ&サンダー」に関しては以前に呼ばれていない事を明かしていました。

一部ではディズニー開場準備を進めているアベンジャーズキャンパス内のアトラクションのナビゲーター等で登場するのではないかと指摘しています。しかしそう言った登場であればそこまでシークレットな内容でもなく、言えないとなるとやはりMCUへの登場を考えてしまいます。

可能性が最も高そうなのはドラマ「ロキ」で、こちらは新型コロナウイルスのパンデミックが深刻になる以前から撮影が始まっていました。果たしてデニングスさんの言う仕事は一体何を指しているのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は 全9話予定でディズニープラスで独占配信中、毎週金曜日に新エピソードが追加予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」5話のイースターエッグをピックアップ

配信が始まったにも関わらず謎が多いMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」は、これまでに公開されてきた映画シリーズと同様イースターエッグがたくさんある作品です。この記事ではそれらについて取り上げて行きたいと思います。今回はエピソード5「問題エピソード」に注目。

この記事にはネタバレを多く含んでいますので、未見の方はご注意ください。

5話

エピソードタイトル「問題エピソード」

今回はシットコムとS.W.O.R.D.基地、内外の様子が交互に描かれていきました。

新しい家

毎度のことながら今回も家が新しくなっています。

©2021 Disney+

しかしワンダもヴィジョンも町の人もそれに触れる事はありません。

1980年代シットコム

ウェストビューは1980年代の風景となっており、この年代に人気だったシットコムの「フルハウス」と「ファミリータイズ」を基調としています。

©2021 Disney+

オープニングクレジットもこのふたつの人気シットコムをミックスしたような作りになっています。絵を描くように始まる導入部分は「ファミリータイズ」にそっくりです。

sponsored link
 

ワンダの少女時代

オープニングクレジットの最中にはワンダの少女時代と思しき写真が挿入されます。

©2021 Disney+

しかし楽しいはずのシットコムにはワンダのトラウマでもあるソコヴィアを示すような荒廃した町並みが映り込んでしまいます。

ちなみにヴィジョンもワンダと同じく少年時代の写真が入ってきます。しかしヴィジョンに少年時代などあるはずもなく、視聴者はただただ困惑するばかりです。

モニカのレントゲン

ウェストビューから脱出してきた(させられた)モニカはS.W.O.R.D.で検査を受けます。

©2021 Disney+

しかしレントゲンは真っ白でした。機器の故障でなければ、モニカはこの時点で身体が何らかの変質をしている可能性があります。しかし血液検査を断るシーンもあり、ウェストビューに入る以前から身体は人間ではなくなっているのかもしれません。例えばクリー人やスクラル人、あるいはキャロル・ダンバースから輸血された等が挙げられると思います。コミックのモニカは身体を電磁波へと変える事ができるヒーロー「フォトン」や「パルサー」、「スペクトラム」など複数のヒーローネームで活躍しています。

sponsored link
 

イリーナとオレグ

ブリーフィングによるとワンダの両親がイリーナとオレグという名前だと判明します。

©2021 MARVEL

しかしコミックではワンダの生物学的母親はナタリア・マキシモフで、その兄夫婦のジャンゴとマリアによって育てられました。

容疑者ワンダ

容疑者扱いされるワンダ。

©2021 MARVEL

ウェストビューで起こっている事件はたしかにワンダが絡んでいるのは間違いないようです。

しかしヘイワード長官の態度には違和感を覚えずにはいられません。

ヴィジョンの遺体

ヴィジョンがS.W.O.R.D.で解体されていた事が明らかになります。

©2021 Disney+,MARVEL

このシーンはコミックのウェストコーストアベンジャーズ#43(1989年)にも存在しており、そのオマージュとも言えます。また、以前にケヴィン・ファイギ社長が「エンドゲームのエンドクレジットとして撮影したがカットした」とコメントした「ワンダがヴィジョンの遺体に会いに行くシーン」とも思われます。カットしたものが丸々使用されているのか、ドラマにあわせて撮り直したかは不明ですが、おそらく後者だと考えられます。

sponsored link
 

赤と緑

双子の息子達はそれぞれビリーが赤を、トミーが緑を基調とした服装になっています。

©2021 Disney+,MARVEL

これはコミックでのワンダの息子たち、ウィッカンとスピードのカラーリングに似ています。

スパーキー

スパーキーはコミックにも登場していた犬です。

©2021 Disney+,MARVEL

ただしその設定は大きく異なり、普通のワンちゃんとして終わりました。コミックではヴィランの武器によって死亡したあとヴィジョンに解体され、シンセゾイドとして再構築されてしまうちょっぴりダークな展開になり、大変な人生(犬生?)を送る羽目になります。

ドラマのスパーキーは普通の犬のようですが、もともとウェストビューに存在したのでしょうか?スパーキーはワンダも気づかなかった外からのドローンの到来にいち早く気付くという特殊能力を発揮した後、アグネスの目の前で死んだとの事。因果関係を疑わずにはいられません。

HOM

2度めのアグネスの訪問の際、これぞイースターエッグと言わんばかりのシーンが訪れます。

©2021 MARVEL

ヴィジョンが右手に持った新聞紙は、折りたたんだおかげで「HOME」のスペルがちょうどいい具合に「HOM」になっています。これは原作の一案になっているコミック「House of M」の頭文字になっています。

事件の調査ボード

4話に引き続き、住人調査のホワイトボードが映っています。

©2021 Disney+

しかし進展がないのか、前回のものと変わった様子はありません。アグネスは依然として身元不明のままで、ドッティやラルフは調査すら始まっていない様子です。

sponsored link
 

ヘックス

ダーシーが現状を踏まえてワンダの世界のことを「ヘックス」と命名しました。

©2021 Disney+

これはコミックでのワンダのヘックスパワーに言及していると考えられます。4話でジミーが気づいたとおり、六角形は至る所に見受けられます。ここからコミックのワンダに近づいていくのかもしれません。そしてヘイワード長官が尋ねていましたが、ワンダにはコードネームがありません。MCUでは映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にてマリア・ヒルがワンダのことを魔女と称したのみで、実際にコミックどおりスカーレット・ウィッチと呼ばれた事はまだありません。

キャプテン・マーベルとモニカ・ランボー

モニカが「1対1で戦い続けていたらサノスでも倒せたかも。他にそんなヒーローはいない」と言うとジミーが「キャプテン・マーベルなら行けたかも」と返しました。

©2021 Disney+

そこへダーシーが「彼女のもインフィニティ・ストーンの力よね」と続けるとモニカは「関係ないでしょ」と早々に話を切り上げてしまいます。モニカはあんなにキャロルの事を慕っていたのに、何かがあったのでしょうか。

インターネット

ネット回線は昔なつかしのモデム音が響き渡ります。受信したメールを開けると、周りの社員が一斉に読み上げだします。

©2021 Disney+

一連の事件は「マキシモフ事変」と呼称され、S.W.O.R.D.から誰かに助けを要請する内容になっています。

スタークのドローン

ワンダにミサイル攻撃を仕掛け、返り討ちにされたドローンは最終的にワンダによって放り投げられました。

©2021 Disney+

そこにはMCUではお馴染みのスターク・インダストリーズのロゴが描かれています。

ラゴス

4話にはなかったCMですが、今回は放送されました。

©Disney+

ラゴスといえばかつて映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の冒頭でワンダが事故を起こしてしまった場所です。それが原因でソコヴィア協定が立ち上げられ、アベンジャーズは二分することになってしまいました。「好きで失敗したんじゃない」というキャッチコピーは心痛いものがあります。

子供がいない

ヴィジョンのセリフから、やはりウェストビューには子供がいない事が判明します。以前は「子どもたちのために」というスローガンのもと、チャリティー活動などをしていたにも関わらず、これまでのエピソードに子供が登場していません。ワンダが町を支配している事と子供がいない事、現状でこの二つの事象に関連性が見出せません。

なお、トレーラーによるとハロウィンのエピソードには多くの子供が登場しています。この謎は今後明らかになるかもしれません。

ピエトロの登場

ラストシーンにはFOX制作のX-MENシリーズのエヴァン・ピーターズさん演じるピエトロ(ピーター・マキシモフ)が登場しました。FOX版にはワンダは登場しておらず、代わりに異母妹のニーナというキャラクターがいました。スカーレット・ウィッチが登場する構想もあったようですが、監督の意向で無くなったとの事。

©Disney+

ちなみにエヴァン・ピーターズさんは「X-MEN: フューチャー&パスト」(2014年) 、「X-MEN: アポカリプス」(2016年)、「X-MEN:ダークフェニックス」 (2019年)に登場しています。


以上が気づいたポイントです。他にも何かあれば追記するかもしれません。

ディズニープラスからドラマ「ワンダヴィジョン」特別インタビューの動画が公開

マーベル・スタジオが制作するドラマ「ワンダヴィジョン」の特別インタビュー動画が、ディズニープラスの公式Youtubeチャンネルにて公開されました。主演のエリザベス・オルセンさん、ポール・ベタニーさんを初め、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長、マット・シャックマン監督、脚本のジャック・シェイファーさんのインタビューが収められています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は 全9話予定でディズニープラスで独占配信中、毎週金曜日に新エピソードが追加予定です。

MCU「スパイダーマン」新作ロケ地でウィレム・デフォーさんが発見されたと報じられる

現在撮影の真っ只中であるソニー・ピクチャーズ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」3作目のロケ地で、俳優のウィレム・デフォーさんが目撃されたと海外メディア GWW が報じました。

記事によるとこれまでの実績から信頼できる情報筋からの情報として、サム・ライミ監督の「スパイダーマン」シリーズでグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンを演じたウィレム・デフォーさんが目撃されたとの事。

詳細は不明ですが、昨年12月に the illuminerdi がスタジオと交渉中である事を報じていたのは事実のようだと伝えています。

「ホームカミング3」では旧シリーズの俳優さんたちの名前が続々と報じられていますが、いったいどの様な作品に仕上がるのでしょうか。先日、主演を務めるトム・ホランドさんは今作について、「これまでのヒーロー映画の中でもっとも野心的」だと称しました。

MCU版の映画「スパイダーマン」三作目は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:WILLEM DAFOE SPOTTED ON SET FOR UNTITILED SPIDER-MAN 3

やはりフェイク予告があった!ドラマ「ワンダヴィジョン」5話で明らかになったトレーラーとの違い

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のエピソード5となる「問題エピソード」が昨日配信されました。その中のとあるシーンは予告動画にあったのと同じシーンにも関わらずセリフが違うという、いわゆるフェイク予告が含まれていました。

※これより先はドラマ「ワンダヴィジョン」のネタバレを含んでいます。まだ視聴されていない方はお気をつけください。

さて問題のシーンですが、次の画像のシーンに見覚えはありますでしょうか?それぞれ予告動画の英語版と日本語版です。予告動画でいうと1分の所です。

©2021 MARVEL

そして、5話本編ではどうだったかというと下のようになります。スパーキーの身に起きた不幸にまつわるシーンでした。

©2021 MARVEL

カメラの画角等は違うのですが、後ろの家の屋根の色やアグネスの髪型、服装、そして表情が同じになっているにも関わらずセリフが違っています。

予告の段階ではアグネスの表情と「助けに来てくれたの?」というセリフから、アグネスも被害者なのではないかと考えられていましたが、このシーンがフェイクだとなるとかなり意味合いが変わってくるのではないでしょうか。

実は予告に含まれているこのシーンは1秒足らずの短いもので、セリフの口の動きもわからないぐらいの一瞬です。予告は別のシーンのセリフを乗せたものだと考えられます。「Are you here to help us?」というセリフは今後登場するかもしれませんし、カットされたもの、あるいはフェイク用に収録したものかもしれません。

フェイクと言っても公開直前での変更による食い違いから、サプライズのための意図的なものまで様々なパターンがありますが、特にMCUの映画ではこれまでにもよく見られて来ました。顕著なものだと映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でハルクがワカンダに登場していた予告や、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でのスパイダーマンと警官のやり取りのシーンなどでしょうか。

今回のものは別のシーンのセリフを上乗せしているため、意図的にミスリードを誘っています。その裏にはどのような真意が隠されているのでしょうか。折返し地点を過ぎた今作、来週のエピソードにも期待です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、注目の第6話 は 2021年2月12日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ディズニープラスよりドラマ「ワンダヴィジョン」の第2弾トレーラーが公開

ディズニープラスの公式Youtubeチャンネルにて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の第2弾トレーラーが公開されました。英語版トレーラー「Story Featurette」に日本語字幕をつけたものになっています。

複雑なことに、ディズニー公式、ディズニー・スタジオ公式、そしてディズニープラスと複数のチャンネルが一本化されずに動いているようで、ディズニープラスチャンネルにとっての第2弾予告となっています。

例えばディズニー公式チャンネルでは2020年末に第2弾と称したトレーラーが公開されています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は ディズニープラスで独占配信中、毎週金曜日に新エピソードが追加予定です。

トム・ホランドさん、スパイダーマン最新作は「これまでで最高に野心的」と語る

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」シリーズでスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドさんが、海外メディア Variety とのインタビューでシリーズ最新作について「これまでで最も野心的なスタンドアロンのスーパーヒーロー映画」と称しました。

ホランドさんはインタビューの中で次のように話しました。

座って台本を読んで、彼らが何をしようとしているのかを見て、それは成功しているんですね。僕はこんなスタンドアロンのヒーロー映画は見たことがありません。その中のスパイダーマンでいられてこれ以上ない幸運です。撮影はまだまだ続きます。クリスマス前に撮影を始めて7週間ほど撮影したけど、クリスマス休暇で中断して、また再開する所です。みんなと同じ用にワクワクしてますよ。

本作ではドクター・ストレンジが登場することが明かされており、前作のラストで殺人犯に仕立て上げられたスパイダーマンのその先を描くことになります。また過去の映画シリーズからのキャスト再登場が多数報じられている中、MCUからワンダ・マキシモフが登場するという噂話もあがっています。

ホランドさんは先日、自身のInstagramにて「覚悟しといて」とサプライズを示唆しており、マーベルファンにとっては見逃せない作品となりそうです。

MCU版の映画「スパイダーマン」三作目は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Tom Holland Says Spider-Man 3 Is “Most Ambitious” Super Hero Movie Ever

MJ役ゼンデイヤさん、MCU「スパイダーマン3」の「全貌は知らない」と明かす

現在撮影の真っ最中であるソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン第3作目に出演するゼンデイヤさんが、The Late Show With Stephen Colbertに出演し、番組内のインタビューにて今作の全貌についてほとんど知らされていない事を明らかにしました。

sponsored link
 

インタビューの中で、ゼンデイヤさんは以下のように回答しました。

みんな分かってくれないんですが、私も全て知っているわけではないという事です。ネットで何かを読んで、プロデューサーや監督にメールで「これって本当ですか?」って聞いてるぐらいです。たくさん情報を提供出来たらいいんですが、聞かないと分からないぐらいで、本当に何も知らされていません。まるで暗闇の中にいるみたいです。

ゼンデイヤさんはシリーズの中でヒロインであるミシェル・ジョーンズを演じていますが、その彼女でさえ全貌は知らされていないと言うことのようです。かつてマーベル・スタジオが制作した「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも、キャストや吹き替え声優に至るまで台本は自分のパートに限定され、情報漏えいを最小限に留めるような制作方法が取られていました。

今回のスパイダーマン映画が同様の手法を取っていると言うことは、それらの映画と同様の衝撃的な内容が含まれている証拠とも言えそうです。

「ホームカミング3」のあらすじは不明ですが、公式にはドクター・ストレンジが登場することが明かされています。また、スタジオの公式発表ではありませんが、旧シリーズでヴィランのエレクトロを演じていたジェイミー・フォックスさんが再びエレクトロとして出演することを認めています。

さらに、旧シリーズからスパイダーマン/ピーター・パーカー役アンドリュー・ガーフィールドさんやメリー・ジェーン・ワトソン役キルスティン・ダンストさん、ドクター・オクトパス役アルフレッド・モリーナさんがキャスティングされた事が報道され、トビー・マグワイアさんについても契約合意に至ったという話もあります。他にもNetflixドラマのデアデビルからチャーリー・コックスさん、ヴェノムからトム・ハーディさんが出演するとの話もあり、実際にどうなるかは今後の情報に要注目です。

MCU版の映画「スパイダーマン」三作目は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man 3: Zendaya Addresses Plot Secrets That Even She Doesn’t Know