ジェームズ・ガン監督が3つの「ガーディアンズ」スピンオフ計画があった事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズを手掛けたジェームズ・ガン監督が、Happy Sad Confused ポッドキャストに出演し、マーベル在籍時に計画していた3つのスピンオフ計画について語りました。

ガン監督は当時、自分とマーベルの同僚たちで検討しつつも実現できなかったガーディアンズのアイデアは「たくさんある」と語り、次のように続けました。

そうだね、「ラベジャーズ」のドラマは面白いかもしれないと思いました。「レジェンダリー・スター・ロード」は本当に、率直に言って、そのアイデアは全部ありました。それからロケット&グルート…正直に言うと、ロケット&グルートはガーディアン3だったんです。だから、最初はロケット&グルートをやりたかったんだけど、その後、ロケット&グルートではなくガーディアンズ3やるように説得されました。ロケットの物語を語らなければならないことはわかっていたんです。

現在、DCスタジオの共同CEOを務めるジェームズ・ガン監督ですが、次のガーディアンズについて契約上の義務がまだあるのかどうか聞かれるとこう答えています。

正確な法的な答えはわかりません。答えが何なのかはわかりませんが、彼らがガーディアンズでやりたいことを何でもやって、あのキャラクターたちを連れて行って、彼らともっと多くの物語を見るのを楽しみにしています。

クリス(プラット)には何でも賛成です。みんな大賛成だ。クリスは『これでいいの?』と言い続けていたけど、私は『いいじゃないか、君が何をしようと私は全然大丈夫だ。君がやりたいようにやればいい。君がまたスター・ロードになるのを見たいよ』って言いますよ。

現時点では、ディズニーが発表しているスケジュールに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の新作映画やテレビドラマはありません。

2026年2月と2026年11月にタイトル未定のマーベル映画の公開が予定されていますが、「アーマーウォーズ」や「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」と噂されるシャン・チー2作目の映画、「ドクター・ストレンジ3」、「ブラックパンサー3」なども候補となっています。

クリス・プラットさんが演じるピーター・クイルは「スパイダーマン4」に登場の噂もありますが、新ガーディアンズの次の活躍の舞台はどこになるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-return-peter-quill-rumor/”]

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」はディズニープラスで配信中です。

「サンダーボルツ*」、デヴィッド・ハーバーさんがカット版鑑賞を報告、最高の作品になったとも

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でレッドガーディアン/アレクセイ・ショスターコフを再演するデヴィッド・ハーバーさんが、海外メディア CinemaBlend とのインタビューで、本作がMCUの流れを変える最高の作品になったとコメントしました。

「マーベル・スタジオはある程度、その拡大に興奮しています。」と本作の出来栄えについて語るデヴィッド・ハーバーさんは「ディズニープラスのコンテンツで、ある意味大きくなりすぎたという点について、軌道修正を少し行っているように思います。」とも指摘。

そして、「皆さんが『サンダーボルツ*』 を観られることをとても楽しみにしています。なぜなら、スタジオがその方向性に感銘を受けたからです。そして、驚きました。これは本物の映画です。つまり、好きかどうかは誰にもわかりませんが、でも…私はそのカット版を見ましたが、とても印象的でした。」と述べました。

また、「彼らは相性に注目している」とし、「そして、このグループには何か特別なものがあると思います。私には、スカーレット・ヨハンソンとクリス・エヴァンスを観たときのような感じがしました。人々の相性を見ていると、そこに恋愛関係があるというわけではなく、ただ人間同士が相互に関係し合う相性があるんです。それがこれらの映画に必要なことだと思います。なぜなら、私たちは共感したいからです。ダウニーがこの弱さや人間性をどのように扱っているかを見たときに、私たちは感情を揺さぶられるフックが欲しいのです。こんなに楽しいことがあって、その中心には本物の人間がいるのです。それはとても刺激的だと思います。」と説明。

「こうしたことのすべてにおいて問題なのは、アルゴリズムや、うまくいくと思うこと、データが教えてくれることに惑わされてしまうことだと私は思います。しかし、人間同士が交流するこの言い表せない性質、それが特別な化学反応なのです。それはいい事とは限らないかもしれません。不快なことかもしれません。しかし、そこにはある種の電気があります。そして、それがサンダーボルツ全体に広がっていると思います。

「そして、ジェイク監督がそれを捉えることに熱心だったことがとても嬉しかった。それをキープすることに熱心で、それを優先してくれました。私は『おお、これは最高だ』と思いましたよ。」と締めくくりました。

チームの人間関係が重要になると言う本作の予告では、MCU初登場となるボブを紹介。彼がチームに参加するかどうかはまだ明かされていませんが、コミックの彼のキャラクターを基に、映画でも重要な役割を担っていると予想されています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月5日 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

ソース:David Harbour Gives Us His Reaction To Thunderbolts* After Seeing A Cut Of The Movie, And He’s Getting Me Very Excited

コールマン・ドミンゴさんがMCU実写作品出演の話し合いがあった事を認める

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」でノーマン・オズボーンを演じるコールマン・ドミンゴさんが、実写作品での出演についても話し合いがあった事を認めました。

海外メディア ScreenGeek の独占インタビューで、MCU版のグリーンゴブリンを演じる可能性について質問されたコールマン・ドミンゴさんは次のようにコメントしました。

はい、マーベルとのミーティングはありました。 でも、特に何かについてというわけではありませんでした。彼らは文字通り座って、「何をしたいですか?」と聞いてきました。私は「わかりません。私に何か用意していただけますか?」と答えました。ですから、もちろん私たちは話し合いを重ねています。MCU に参加したくない人がいるでしょうか?私は、それが正しいものであってほしくないのです。そして、私のために作られたもの、そして私が自分自身を捧げることができると感じられるもの。それが何なのかは、これからわか​​るでしょう。まだわかりませんが、私は辛抱強く待っています。

話し合いは認めつつも、実写版のオズボーンを演じるといったような特定のキャラクターについてではないとの事で、キャラクターについては今後の話し合いで決めていくようです。

約1年前、コールマン・ドミンゴさんが征服者カーンを演じると報道され話題に。報道から約1ヶ月後、ドミンゴさんはその時の事を振り返り、寝耳に水だったとしつつも、何年も前から話し合いを進めてきたと認め、夏のイベントでスパイダーマンアニメで声優を務めることが発表されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-5-colman-domingo-confirmed-conversations/”]

SG ではコールマン・ドミンゴさんが演じる可能性があるキャラクターとして、プロフェッサーX、ノーマン・オズボーン、メフィスト、ブラザー・ブードゥーなどを候補として紹介しています。

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」は 2025年1月29日 米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Exclusive: Colman Domingo Met With Marvel Studios About MCU Role

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は Netflix版から5年後が舞台、出演俳優が語る。でも実際は・・・?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の時系列がNetflix版のドラマ「デアデビル」シーズン3が終了してから5年後の世界となる事が明らかとなりました。

先週末、主演のチャーリー・コックスさんとブルズアイ役のウィルソン・ベセルさんがファン・エキスポ・サンフランシスコに出席し、いくつかのステージに登壇。そこでベセルさんは次のようにスピーチしています。

ええ、チャーリーとちょっとそれについて話していたんです。でも、面白いのは、シットコムとかそういうものなら違うかもしれないけど、ある一定期間番組に出演していて、登場人物がリアルタイムで一緒に年を取っていくとしたら、そして番組がうまく書かれていて、脚本家が現実に起こっていることに反応して、髪の毛のしわなどを作っているとしたら、理論上は、番組が放送されていたかどうかに関わらず、登場人物はある意味進化しているということです。

だから、5年後に一歩後退して、 ボーン・アゲインがその時間の流れに沿って進むという面白い展開があるんです。このドラマは、最後に見た翌日から始まるわけではありません。5年後から始まります。だから理論上は、登場人物は5年間の人生を生きてきたし、その間に起こった紆余曲折も全部描かれているんです。だから、それらの物語が必ずしも画面に映るかどうかは別として、そこに少しだけ彼らの人生が加わっているんです。それは、俳優として、その期間に自分がどんな旅をしてきたかを伝える機会を与えてくれるし、彼らが生きてきた事の証でもあります。

ベセルさんは「ボーン・アゲイン」がNetflix版「デアデビル」のシーズン3の最後から5年後としましたが、これがきっかり5年後であれば色々と整合性が取れない部分が発生して来そうです。

「デアデビル」S3では「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」におけるサノスの指パッチンの影響が描かれていない事を考えると、ギリギリ直前だったとしてシーズン3のラストは2017年の出来事。

そこから5年後はちょうど「アベンジャーズ/エンドゲーム」の頃であり、ハルクのスナップで宇宙の生命の半分が戻ってくるかどうかのタイミング、2022年から2023年ごろとなります。

一方、「ボーン・アゲイン」は撮影現場で目撃された小道具(Reddit)から、2026年の大晦日が含まれているとされています。これがなかったとしても、「ボーン・アゲイン」はウィルソン・フィスクが市長選に出馬する事が物語の大きな要素のひとつであり、出馬を思いついたのはドラマ「エコー」のラストであり、その時系列は2025年の事でした。

ウィルソン・ベセルさんは脚本家ではなくいち俳優である事を考慮して、時系列についてあまり正確に把握していない可能性は高いと考えられそうです。あるいはブルズアイのシーンが実際に「エンドゲーム」中の2023年ごろで、そこから時系列がまたジャンプして「ボーン・アゲイン」のメインに移るという事かもしれません。

今回の発言内容は「5年」という部分は軽く受け流して、シーズン3のあと、登場人物たちが数年間それぞれの人生を歩み、成長し、変化した、そしてそれが「ボーン・アゲイン」に表現されているのだと捉えるのが良いようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日 より米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Wilson Bethel Teases ‘Daredevil: Born Again’ Five Year Time Jump From the Original Series: “Little Extra Bit of Life in There”

【噂話】映画「サンダーボルツ*」、タスクマスターやU.S.エージェント、ゴーストに関する最新情報

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」に登場するタスクマスター、U.S.エージェント、ゴーストに関して、映画での現状が報じられました。それによるとそれぞれが問題を抱えているようで、チームに何らかの影響を及ぼす可能性がありそうです。

Daniel RPK about Ghost and Taskmaster’s friendship in Thunderbolts*: “Antonia has memory problems; she has a broken memory because her mind was damaged and rebuilt. So she needs reminders. Ava helps her keep track of things and through this they develop a close friendship.”
byu/Matapple13 inMarvelStudiosSpoilers

Posts from the marvelstudiosspoilers
community on Reddit

ダニエル・リヒトマン氏の報告によると、タスクマスターことアントニアはブラックウィドウによる暗殺事件の影響で記憶障害を抱えており、「サンダーボルツ*」でもそれはあまり改善されていないとの事。

ゴーストことエイヴァ・スターがアントニアに寄り添い、友情を育み、記憶を取り戻す手助けをしているとしつつも、エイヴァ自身は彼女の保護者であるビル・フォスターが癌で苦しんでいる事で彼女にも影響を与えていると言います。

なお、「アントマン&ワスプ」でビル・フォスターを演じたローレンス・フィッシュバーンさんの出演の確認は取れていないとの事で、名前だけの登場になる可能性もあるようです。

U.S.エージェントことジョン・ウォーカーは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で彼に寄り添う献身的な妻オリヴィアの存在が描かれていましたが、どういうわけか「妻に捨てられた」と報告されており、ただでさえ不安定なジョンのメンタルにどのような影響を及ぼしているかは計り知れません。

他、ナターシャとエレーナの「母」として振る舞っていたメリーナ・ヴォストコフについて、現バージョンの映画では何も言及されていないとしつつ、再撮影で追加される可能性があると報告しています。

撮影前の段階ではビル・フォスターとメリーナが登場するともされていましたが、現状どちらも俳優さんが再演しているわけではないようです。

レッドガーディアンことアレクセイに関する報告は今回ありませんでしたが、予告映像を見る限りは彼も何か抱えている様子でした。映画「ブラックウィドウ」でのキャプテン・アメリカ対決問題の謎も未解決のままであり、チームメンバーそれぞれに注目するポイントがありそうです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月5日 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、来月から再撮影へ、他いくつかの撮影情報アップデート

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」が12月から再撮影に入ると報じられました。先日開催された関係者向けの試写では非常に好評だったとも言われていますが、スタジオはいくつかの改善を試みるようです。

DanielRPK Roundup — Secret Marvel Film, Thunderbolts*, Vision Quest
byu/Major-Concentrate-87 inMarvelStudiosSpoilers

ダニエル・リヒトマン氏の報告によると、「サンダーボルツ*」は来月から再撮影に。再撮影というとネガティブに捉える方もいるかもしれませんが、作品のクオリティアップのためには当然のように行われる事であり、特に不自然な事ではありません。氏は「マーベルはこの映画にかなり満足していると聞いている」と補足しています。

また、2025年秋にイギリスでタイトル未定のマーベル映画の撮影が始まるとも。同氏は以前に「ソー5」が2025年秋にイギリスで撮影が始まると報告していましたが、これと別の映画かどうかは不明です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-scheduled-to-film-2025-rumor/”]

Cryptic氏は今回のレポート内容が「ドクター・ストレンジ3」ではないようだとしており、海外ファンは「ミッドナイトサンズ」、「スカーレットウィッチ」、「ブレイド」あたりではないかと睨んでいます。

そして最後に「ヴィジョンクエスト」のキャストがほぼ決定し、2025年2月から撮影開始予定だと報告。

ヴィジョン役のポール・ベタニーさんも来年の撮影を認めていましたが、思っていたよりも早い時期の撮影開始となる事で、配信時期もそう遠くない可能性があるようです。

「ヴィジョンクエスト」にはいくつかの懐かしいキャラクターが再登場すると言われている他、エリザベス・オルセンさんがワンダ・マキシモフではない役で出演するという噂も。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-return-jarvis-rumor/”]

「アガサ・オール・アロング」の展開を受けてトミーが登場する事も期待される注目のドラマとなっています。

「デッドプール&ウルヴァリン」脚本公開、原版ではデップーのケツに突っ込まれたのはピノキオの鼻ではなく、ミッキーのアレだった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が賞シーズンに向けたキャンペーンを正式に開始し、脚本部門のために脚本が批評家に向けて公開されました。その一部がオンライン上で共有され、以前にライアン・レイノルズさんが上層部からの「お願い」で削除したと明かしていたジョークの内容が明らかとなりました。

デッドプールとウルヴァリンがレジスタンス基地で目覚めてすぐの段階でエレクトラたちレジェンドが姿を表すシーンでの出来事。

脚本の段階ではブレイドはビリー、ガンビットはギャッツビーと仮名にされており、レジスタンスの4人目がマグニートーかどうかが明らかになる部分で、そのジョークが書かれています。(引用した画像にはのっていませんが、エレクトラは「イレブン」、ローラは「レモン」の仮名でした。)

デッドプール:4人?待って、最後のひとりはマグニートー?親愛なる天の神よ、マグニートーにしてください、彼と・・・

ブレイド:彼は死んだ。

デッドプール:ファック!X-MENをもう一人雇う余裕もないのか!ディズニーってほんとケチなんだな!ミッキーマウスのチXポが喉に詰まってると息も出来ない!

実際の映画では「ピノキオの鼻でカマ掘られた気分だ!」と下品なジョークでしたが、オリジナル版はさらに下品だったことが今回判明。削除要請も致し方なかったようです。

夏のインタビューでライアン・レイノルズさんはジョークを変更した経緯について、ディズニーの上層部から打診があったと説明。

我々も一度始めたことは最後まで貫きたい。もし(ジョークを)カットしてくれたら、嬉しいな。もしそうしなくても君やこの映画、そこに注ぎ込まれた多くの努力のことを愛し、全力でサポートするよ。」と提案があったと言います。その時は「プライドを手放したくないのか。そんなこと気にするだろうか?ジョーク一つ譲れないのか?」という葛藤の思いで、「その答えはもちろん、譲れない。」と一度は考えたとしつつ、「数週間後には冷静になりました。」としてピノキオジョークが誕生したと明かしていました。

ショーン・レヴィ監督は同じインタビューでこのジョークの変更に「数週間かかってましたよ。」とかなり難しい変更だった事も語っていました。

ディズニーは元のジョークについて削除を強制する事はなかったようで、あくまで「お願い」の形でしたが、ライアン・レイノルズさんがこれに応じる形になりました。だからといってこの映画の質が変わるわけでもなく、たった一文のジョークを試行錯誤したように、脚本のすべてにわたって全力を注いでいたようです。

ライアン・レイノルズさんは先日、第13回ハミルトン・ビハインド・ザ・カメラ・アワードで「デッドプール&ウルヴァリン」の脚本賞を受賞。そこで「デッドプール4」について質問された際、デッドプールの脚本はかなり大変だと明かし、しばらく休憩したいという旨のコメントを残しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-ryan-reynolds-react-to-sequel/”]

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

映画のスマホ盗撮に関して「デッドプール&ウルヴァリン」が批判される

米国での映画のスマホによる盗撮被害が増加する中で、マーベル・スタジオの映画「デッドプール&ウルヴァリン」が名指しで批判されました。先週末に公開された映画「ウィキッド」のネタバレ盗撮動画がSNS上に溢れており、映画館におけるエチケットについて議論がかわされています。

海外メディア Variety がとある映画スタジオの匿名幹部とのインタビュー記事を掲載。「ウィキッド」のオープニングやクライマックスシーン、ひどいものだと映画全編に渡ってSNS上で共有されていることについて、幹部は「パンデミック後、映画館での観客の行動が本当に変わった」と前置きし、「彼らは作品と異なる関係性を持ち、彼らにとってはすべてがコンテンツに過ぎません…特に『デッドプール&ウルヴァリン』で本当に何かが起こりました。」と述べています。

「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督と主演のライアン・レイノルズさんは映画を宣伝する際、ファンが劇場で撮影したさまざまなシーンの海賊版映像を共有していました。

これらの X の投稿は、通常の著作権警告を受けることなく、多くのビューを獲得して認知度と興奮を広めた後で、最終的には削除されました。

レイノルズさんの広報担当者はコメントの要請に応じず、レヴィ監督もコメントしなかったと記事は言います。

レヴィ監督の考えに詳しい情報筋によると、同氏は劇場で撮影された素材を意図的に共有したことはなく、著作権侵害には強く反対しているとの事。

ユニバーサル・ピクチャーズは「ウィキッド」の著作権侵害についてはコメントしなかったが、同社に詳しい情報筋は、ほとんどの場合、社内チームが違法映像の削除に取り組んでいると述べています。

1月にブルームバーグは、海賊版コンテンツのせいで経済は年間約300億ドルの損失と約25万人の雇用を失っていると報じていました。

「デッドプール&ウルヴァリン」のプロモーションについてディズニーやマーベル・スタジオが法的な責任を問われる可能性は低いですが、そのやり方については見直す必要がありそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Wicked’ Fans Can’t Stop Filming Scenes on Their Phones – a Form of Piracy That Hollywood Doesn’t Seem to Mind

「アガサ・オール・アロング」、アガサの物語はこれで完結?キャスリン・ハーンさんが役とのお別れを語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」で主人公アガサ・ハークネスを演じたキャスリン・ハーンさんが、海外メディア LA Times とのインタビューで「ワンダヴィジョン」からの旅を振り返り、キャラクターに別れを告げました。

「アガサ・オール・アロング」は初週に900万再生を越える大ヒットをし、毎週のようにトレンドに入りつつ、シーズンのラストではビリーとの新たな冒険を示唆しながら終わりました。多くのファンが続編が確実だと考えていた中で、主演のキャスリン・ハーンさんは意外なコメントをしています。

ビリー/ウィッカンは彼女の息子ではないけれども、ニッキーのためにできなかったことを彼のためにできるかもしれないという、ある種の希望が今の彼女にはあります。彼らは素晴らしいチームになると思います。もちろん、私はこのパートが大好きだし、(演者の)ジョー・ロックが狂おしいほど大好き。私の中では、これは私が演じなくてはならなかったこの素晴らしいキャラクターに別れを告げるための美しく満足のいく方法でした。

そして「アガサ」の撮影当時を振り返り、次のようにも語っています。

ショーの終盤、一日の終わりにヘアメイクに行き、「これが最後の演技の仕事だ 」と感じていました。でも、演技に対するハングリー精神と愛情が再燃したんです。これはまさに、私の人生のこの時期に私が演じるべき役なのだと感じたわ。

キャスリン・ハーンさんはマーベルから次の話が来ていないとし、アガサ・ハークネスの最期として素晴らしいものになったと述べていますが、ショーランナーのジャック・シェーファーさんはアガサとリオの関係をさらに深く描く事を今後のMCUに期待しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-nickys-father/”]

また、同じインタビューではビリーの過去としてカプラン家の両親、ジェフとレベッカについてより詳しく描かれていくことも希望していました。

ジャック・シェーファーさんは「ワンダヴィジョン」、「アガサ・オール・アロング」の脚本に携わってきましたが、この続編スピンオフとされる「ヴィジョンクエスト」には関与していないとも明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-jac-schaeffer-confirms-shes-no-longer-working-on-vision-series/”]

ゴーストとなってビリーのサポートを続けるように見えたアガサ・ハークネスですが、本当にこれで終わりとなってしまうのか、それとも何かの計画が水面下で動いているのか、続報があり次第またお知らせする事になります。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Why Kathryn Hahn was so game to play a witchy woman in ‘Agatha All Along’

【噂話】「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」より、炎上したサブラに焦点を当てたスピンオフが開発中だと言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」に登場する新キャラクター「サブラ」を主人公とするスピンオフが開発中だと報じられました。

スクーパーの MTTSH 氏はシラ・ハースさんが演じるサブラに焦点をあてたスピンオフが開発中だと報告。現時点でこれ以上の詳細は分かっていません。

2022年9月、シラ・ハースさんがコミックのサブラを演じると発表されてすぐ、海外ファンの間で大きな物議を醸しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-character-sabra/”]

コミックのサブラは1980年のコミック「インクレディブル・ハルク」でデビュー。彼女はイスラエルの諜報機関モサドのエージェントでミュータントとして登場し、イスラエルにとってのヒーローでした。しかしその活動内容は視点を変えればテロリストでもあり、現代の世界情勢と照らし合わせて問題があるのではと議論されていました。

戦争に無関心な日本ではあまり話題になっていませんでしたが、この炎上騒動はかなり大きく、当時マーベル・スタジオは異例の声明を発表。コミック通りのキャラクターにはならないとして、現代の映画に沿う形で生まれ変わる事を約束していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-sabra-new-approach/”]

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でのサブラについて分かっていることは、まずサブラというヒーローネーム(コードネーム)が削除され、コミックの本名であるルース・バット・セラフのままのキャラになっているとされています。

また、ルースの過去についてはモサドのエージェントではなく、レッドルーム育ちの元ブラックウィドウに変更されています。

コミックの要素を残したバージョンも撮影されていたようですが、2024年10月のレポートでは、ルースのイスラエル出身であるという部分は全て削除され、そのうえで「ルースがサム・ウィルソンに『自分は10代の頃にパワーが覚醒したミュータントだ』と明かすシーンも削除された」との事。

当初はイスラエル訛りの英語で演技されていたとされ、その報道を受けて名誉毀損防止連盟のメディア&エンターテインメント研究所所長デボラ・カミエル氏は「『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でサブラがイスラエル人としてのアイデンティティを維持し、素晴らしいイスラエル人女優シラ・ハースが引き続き演じることを知り、嬉しく思います。このキャラクターのアイデンティティとバックストーリーを潰そうとした反イスラエル勢力に屈しなかったマーベル・スタジオは称賛されるべきです。スクリーン上で強いユダヤ人でありイスラエル人でもある女性の描写を歓迎し、このキャラクターが映画でどのように描かれるかを見るのを楽しみにしています。」とコメントを発表。

しかし、その訛りも後の再撮影で変更されたとも報告されています。

そんなサブラことルースにスピンオフ計画があるとはかなり意外なニュースですが、MCUはコミックに比べてブラックウィドウについて深く描けておらず、ルースを中心にさらに深く描いていく事はありかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」ではレッドルームという組織についてそれなりに描いてきましたが、物語はナターシャ・ロマノフとその家族に重きを置いていた事もあり、描ききれていない部分も多々あると思います。当初はエレーナ・ベロワを中心にブラックウィドウの物語が続くかと見られていましたが、「サンダーボルツ*」への参加を見るとそれはあまり期待出来そうにないのも事実です。

ルースのコミックからの大幅変更を機にどのようなキャラクターとなっていくのか、まずは直近の映画に注目となりそうです。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ソース:SABRA: Marvel Studios Rumored To Be Developing BRAVE NEW WORLD Spin-Off Focusing On Shira Hass’ Character