映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、エヴァンジェリン・リリーさんはA-Force映画化を実現したい

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でワスプ/ホープ・ヴァン・ダインを演じるエヴァンジェリン・リリーさんが、海外メディア CinePop とのインタビューの中で、今後のワスプについての展望を語りました。

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インタビューの中で「A-Force」の映画化実現の可能性について質問されたエヴァンジェリン・リリーさんは「ええ!ぜひ出演したいですね。実現したいと思います。アベンジャーズ/エンドゲームで私たち女性だけのシーンをやったその日は、私が今まで経験した中で最も特別な日でした。」と答えました。

コミックのA-Forceは「シークレット・ウォーズ」に登場しており、シーハルクが支配する楽園アルカディアを守るチームでした。女性ヒーローで構成されたこのチームは、シーハルクを筆頭にキャプテン・マーベル、レディ・ロキ、アメリカ・チャベス、ニコ・ミノル、ダズラー、メデューサなどが参加していました。

2019年の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのクライマックスシーンでは女性ヒーローが集うシーンがあり、これに参加していたシュリ役のレティーシャ・ライトさんは2020年のインタビューで「A-Forceの映画化は時間の問題」と話していました。

また、シーハルクを演じるタチアナ・マスラニーさんもケヴィン・ファイギ社長に対してA-Force結成を呼びかけていました。

そしてキャプテン・マーベル、ミズ・マーベル、モニカ・ランボーの女性トリオを描く映画「ザ・マーベルズ」のニア・ダコスタ監督は「私も、世界中の多くの女性と同じように、アベンジャーズ/エンドゲームを観ました。あの6秒間、マーベルの女性たちが一同に会するシーンはわくわくするものがありましたが、同時にすごく腹立たしくもありました。『これを2時間やって欲しい』とね。」と語っています。

A-Forceが登場したコミック「シークレット・ウォーズ」を原作としていると見られる2026年公開予定の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にチームが登場するようであれば、その後のフェーズ7などで「A-Force」の映画実現の次の一歩となるかもしれません。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ドラマ「シーハルク」のタチアナ・マスラニーさんがA-Force結成をファイギ社長に呼びかける

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」で主人公シーハルク/ジェニファー・ウォルターズを演じるタチアナ・マスラニーさんが海外メディア Fuera de Foco とのインタビューの中で、A-Forceの結成にむけてケヴィン・ファイギ社長に呼びかけました。

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インタビュアーから「シーハルクはコミック界で最も偉大なリーダーの 1 人として知られています。彼女がこのA-Forceのチームを率いるのを見たいですか?」と質問されたマスラニーさんは「イエス、イエス、イエス」とゆっくり力強く同意しました。そして「ケヴィン、私を雇って」とチーム結成に向けて呼びかけました。

A-Forceは「シークレット・ウォーズ」のイベント内で結成された女性中心のヒーローチーム。「シークレット・ウォーズ」終了後は誰もがその記憶を失っていましたが、唯一覚えていたシンギュラリティが助けを求めた事でEarth-616でも再結成されました。

シーハルクをリーダーとして、主なメンバーはキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース、メデューサ(ブラックボルトの妻、インヒューマンの女王)、ニコ・ミノル(日系魔法少女)、ダズラー(音を光に変えるミュータント、X-MEN、S.H.I.E.L.D.のエージェント)など。その他アメリカ・チャベスやレディ・ロキなども参加しました。

©MARVEL

シーハルクの今後のプロジェクトについては何も明かされていませんが、A-Force誕生のきっかけになったコミック「シークレット・ウォーズ」は映画「アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ」として2025年11月の公開が予定されています。A-ForceのMCUデビューは叶うのでしょうか?

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の公式概要は以下のとおりです。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。

解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ“シー・ハルク”による、 前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷! 

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月18日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

レティーシャ・ライトさん、「”A-Force”がMCUに登場するのは時間の問題」と語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画シリーズでワカンダの王女シュリを演じるレティーシャ・ライトさんが、yahoo! entertainment とのインタビューの中で、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の1シーンについて触れ、A-Forceの映画がMCUに加わるのは時間の問題だと話しました。

インタビューの中でライトさんは「この映画を実現するために戦う必要はありません。ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオのボス)とビクトリア・アロンソ(プロデューサー/副社長)が先頭に立ち、強い意志で先導していくれています。彼らが実現するのは時間の問題だと思います」と語りました。

また、「共演したいのは誰?チームには誰が必要ですか?」と問われたライトさんは「キャプテン・マーベルは間違いなく必要でしょうね!あとはブラックパンサーの共演者であるダナイ・グリラ(オコエ)、ルピタ・ニョンゴ(ナキア)、アンジェラ・パセット(シュリとティ・チャラの母親)、あとテッサ・トンプソン(ヴァルキリー)とも一緒にやりたいです」と答えました。

コミックのA-Force

コミックでA-Forceが初登場したのは2015年に出版されたシークレット・ウォーズ。バトルワールドという異世界で、シーハルクが支配する楽園アルカディアを守るチームとして結成されました。

メンバーは、シーハルク、キャプテン・マーベル、レディ・ロキ、アメリカ・チャベス、ニコ・ミノル、ダズラー、メデューサ。

この内、既にMCUに登場しているのはキャプテン・マーベルのみですが、シーハルクはドラマの制作が動き出している段階レディ・ロキはドラマ「ロキ」での登場が噂されており、撮影現場でもそれらしき人物が見かけられている様子。ロキの養女であるアメリカ・チャベスは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で登場すると言われています。もうひとり、ロキの養女である日系人のニコ・ミノルはMCUではありませんがドラマ「ランナウェイズ」に登場。母親のティナ・ミノルはMCUの映画「ドクター・ストレンジ」にウォンが率いる香港のサンクタム・サンクトラムの魔術師として登場しています(劇中で名前は登場しませんが役名付きでキャスティングされていました)。ミュータントであるダズラーは映画「X-MEN:ダークフェニックス」に登場、こちらは権利的にはマーベル・スタジオに戻っているため、登場させやすいと言えます。インヒューマンであるメデューサはドラマ「インヒューマンズ」に登場しましたが、こちらはドラマ自体が不評に終わってしまいました。


コミック通りのメンバーになる必要はありませんが、全てのメンバーが実写化済み、あるいは実写化予定のキャラクター。スクリーンで再び女性たちの活躍を見るのは、そう遠くないのかもしれません。

ソース:Letitia Wright wants to fight alongside Captain Marvel in an all-female ‘Avengers’ movie