【噂話】ソニーのマーベル映画は今後いくつかのアイデアが検討されていると言う

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が公開され、賛否両論の議論が展開されると共に続編への期待も高まる中、来月には「クレイヴン・ザ・ハンター」が公開を控えています。

その後はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン4」とアニメ映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」、そしてドラマの「スパイダー・ノワール」が現状でアクティブなプロジェクトですが、それ以外には何が残っているのでしょうか。

一時期、ソニーはMCUのような多様な展開を望み、計画も発表していましたが、結局のところ「ヴェノム」一作目が一歩目で成功しただけで、ニ歩目からは上手く行きませんでした。

かつては「エル・ムエルト」、「ヒプノハスラー」などの制作発表がありましたが、「エル・ムエルト」は主演が降板して以降1年ほど音沙汰がありません。

「シルバー&ブラック」は SSU が謳われる前から構想されていたものですが、これも未だに実現に至らず、オリヴィア・ワイルドさんが監督するとされる「スパイダーウーマン」も2年ほど情報が更新されていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-woman-ongoing-rumor/”]

ドラマとして「シルク:スパイダー・ソサエティ」も開発が行われていましたが、現在は中断されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-sipider-verse-producer-quit/”]

海外メディア TCC は今後のソニー作品について質問を受け、次のようなレポートを投稿しています。

彼らは常にアイデアを練っていますが、実際に実現するのはそのうちのほんの一部かもしれません。シルバー・セーブル、ブラック・キャット、サンドマン、ライノ、カメレオン、スコーピオンなどのキャラクターが映画化の企画やアイデアを練っているという話が出ています。現在、彼らはエージェント・ヴェノムの映画化を検討しています。

ソニーがジェシカ・ドリューの「スパイダーウーマン」や「スパイダーマン2099」のようなスパイダー関連映画に投資していた時期がありましたが、それらは凍結されたことを覚えています。つまり、答えはイエスです。彼らは開発中のアイデアを持っているが、同時に、これらのプロジェクトが実現する可能性は非常に低い。

「モービウス」や「マダム・ウェブ」の興行的失敗の影響は大きいようで、かなり慎重になっているのは間違いないようです。しかし開発を放棄しているわけでもなく、引き続き議論されているようであり、その中からまた新作として公式発表される事に期待です。

ソース:November Discord Q&A Part 3: Spider-Man, Venom and other Marvel Sony Projects

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、北米興行収入が3週連続1位に

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の北米における興行収入が3週連続1位になった事が明らかとなりました。とはいっても「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ほどの勢いもなく、万々歳とは言えないかもしれません。

「ザ・ラストダンス」は先週、北米の3905の劇場で公開され、1620万ドルを売り上げました。A24のホラー映画「Heretic」やライオンズゲートの家族向けクリスマス映画「The Best Christmas Pageant Ever」と競争するには十分な数値となり、ライバルとなる大作映画不在の中で3週連続1位となりました。

初週は海外での売上に助けられていたものの、3週目にはそれも勢いが低下、世界興行収入は現在4億ドルを目前としていますが、一作目の8.5億ドルには遠く及ばず、2作目の5億ドルにも手が届かない可能性が高そうです。

とは言えヴェノムシリーズはどれも1.1億ドル程度の予算で制作、3作目も十分に赤字を回避してフィニッシュ出来るのは良かったと言えるでしょう。

ヴェノム4週目には、ドウェイン・ジョンソンさんとクリス・エヴァンスさんがダブル主演する映画「レッド・ワン」が公開。ヒーロー映画ファンにはたまらないキャスティングのこの映画は北米よりも先に海外で公開されましたが、海外75市場の25195スクリーンで2660万ドルの興行収入にとどまっています。(この映画の製作費は2億5000万ドル弱とされています)。

ソニーは続編として「エージェント・ヴェノム」の開発をしているとも報じられていますが、「ザ・ラストダンス」の数値だけを見る限りは心機一転の再上昇を目指しつつ、ゴーサインが出る可能性は十分にありそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-agent-venom-movie-rumor/”]

SSUは来月「クレイヴン・ザ・ハンター」を公開したあと、映画のスケジュールがなくなってしまう状態に。もともとは「エル・ムエルト」の開発が進められていましたが、主演の降板が伝えられたあと1年近く音沙汰がなく、「ヒプノハスラー」についても続報がありません。

ドラマに関して「シルク:スパイダー・ソサエティ」も凍結中ですが、「スパイダー・ノワール」は現在撮影が進められています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-noir-hero-suits-first-look/”]

ソニー・ピクチャーズは 2026年7月 にタイトル未定のマーベル映画を公開する予定だと報じられていますが、これはSSUの映画ではなく、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン4」だと予想されています。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が世界興収3億ドルを突破

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の米公開から2週間、世界興行収入が3億ドルを突破している事が明らかとなりました。北米では前作「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を下回るとも報じられていますが、米国外の市場ではヒットしている事が伺えます。

海外メディア Deadline は本作の世界興行収入が3億1700万ドルを突破したと報告。北米内では前作よりも低調としつつ、米国外ではそれと反してかなり好調だと指摘しています。

Deadline は日本では380万ドルの売上と報告、シネマトゥデイの報告によれば「先行上映を含む4日までの累計成績は動員44万人、興収6億8,700万円を突破している。」との事で一致はしていませんが、おおむね近い数字となっています。

米メディアが第一報時に「悲惨」とも称していた「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の興行収入ですが、国外でのヒットにも助けられてしっかりと黒字映画に。この結果を受けて、噂の続編映画に正式にGOサインが出るのか注目となっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-1st-weekend-box-office/”]

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開中です。

ソース:‘Venom: The Last Dance’ Tangos Past $317M Worldwide – International Box Office

【噂話】ソニー・ピクチャーズが「エージェント・ヴェノム」の映画を開発中

ソニー・ピクチャーズがコミックのエージェント・ヴェノムの実写化に取り組んでいると報じられました。現在はエディ・ブロックを主人公とする映画「ヴェノム」の完結作とされている「ザ・ラストダンス」が劇場公開されたばかりですが、新たな主人公に切り替えたヴェノムの物語がスクリーンに登場するかもしれません。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏がサブスク会員向けにこれを報告。ソニー・ピクチャーズは映画「エージェント・ヴェノム」を開発中だと言います。

コミックのエージェント・ヴェノムはピーター・パーカーをいじめていたユージーン・”フラッシュ”・トンプソンで、彼は国のために脚を失ったあと、ヴェノム・シンビオートと絆を深め、再び立ち上がることになりました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」シリーズではこのフラッシュをトニー・レヴォロリさんが演じています。

©MARVEL,Sony Pictures

MCUにもヴェノム・シンビオートが残されているため、レヴォロリさんのフラッシュがエージェント・ヴェノムになる可能性は残されている一方で、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」にも注目しておくべき人物がいます。「ザ・ラストダンス」のクライマックスでは、ゼノファージの一体が兵士の一人の足を食べているシーンがあり、その兵士は名前は不明ですが、姓はトンプソンとされています。

これは明らかにコミックのフラッシュ・トンプソンを意識した設定で、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の最後にシンビオートを捕らえていた試験管がクローズアップされた事を考えると、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)でもエージェント・ヴェノムが誕生する可能性は十分に残されています。

ただし、「ザ・ラストダンス」のトンプソンを演じた俳優名がWEB上に登場しない事を考えると、ソニーが全く別の新しい俳優を起用して、トンプソンをリブートする事もありえる話です。

実写ヴェノムの今後については様々な噂がこれまでにもあったものの、エディ・ブロックを演じたトム・ハーディさんはソニーとの契約が終了したと報告し、「ザ・ラストダンス」が完結作である事を明言しています。

実際には水面下で4作目が進められているとも考えられていますが、4作目はエディではなくフラッシュが主人公となるのか、続報にも注目です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は劇場公開中です。

【ネタバレ注意】「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、ジュノー・テンプルさんが次の可能性について語る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」でテディ・ペイン博士を演じたジュノー・テンプルさんが、今後の自身の役の可能性について語りました。

※これより先は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

テンプルさんが演じたテディ・ペイン博士は映画の終盤でシンビオートと結合し、アゴニーとして戦いに身を投じています。そして、本作で明確に生存が確認されている唯一のシンビオートとなっています。

THR とのインタビューでアゴニーの今後について質問されたテンプルさんは想像できますか?それがどれほど楽しいか。素晴らしい経験にでした。私はトムに、その物理的な部分について少し話を聞いて、両方のキャラクターを常に存在させることで彼が成し遂げたあの素晴らしいものをどうやって作り出したのかを理解しなければなりません。でも、ええ、私は続編にとてもオープンです。」と、再びアゴニー/テディ・ペインを演じる事に意欲がある事を示しました。

そしてマーベル映画デビューを果たしたことについて、「面白い作品です。ファンにとって、これらの世界の一部になることがどれだけ意味のあることか、ファンがこれらの物語や、ファンが恋に落ちて情熱を抱くさまざまなヒーローや悪役にどれだけ夢中になっているか、そして時には本当に嫌いなこともあるか、学んでいます。だから、私はそのようなファン層を決して失望させたくはありませんが、みんなが面白い冒険だと感じるものなら何でも受け入れます。もしそうでなかったとしても、この作品で素晴らしい時間を過ごせました」と語りました。

本作のクライマックスの壮大なバトルシーンに関しては、「こんなにたくさんのテニスボールを扱ったことはなかったです (笑)。でも、この仕事で驚いたのは、セットの多くが実際に機能していたことです。その多くは CGI 中心ではありませんでした。多くのセットが実際に動いたり、飛び出したり、色が変わったりしました」

「はい、想像しなければいけないことがたくさんありましたが、それが私の心の子供心を刺激するので、私はそれが大好きです。私は子供時代、いつも想像しながら過ごしましたし、今でもそうです。しかし同時に、実際に反応しなければいけないこともかなりたくさんありました。彼らが実際にどれだけ多くのことを実行できたかは驚くべきことでした。」

「繰り返しになりますが、これは私にとって新しい世界ですが、映画館に行って本物の観客になることができます。最終的なVFXやアーティストが作り出したもの、そして彼らが持つ想像力を見ると、『わあ、想像力を高めなくちゃ』という感じです。」と述べています。

ジュノー・テンプルさんがアゴニーを再演するために、続編映画は制作されるのでしょうか?

ミッドクレジット・シーンでは、すべての黒幕だったヌルが登場し、ヴェノムのコーデックスが消滅したことに激昂。“キング・イン・ブラック”の目覚めを宣言し、世界を焼き尽くしてやると予告し、「お前はそれを目の当たりにする」と宣戦布告していました。

これは明らかに続編を意識したセリフですが、ヌルの解放に必要だったコーデックスは作中の説明どおりにヴェノムが死亡した事で失われ、ヌルは復活の鍵を失っている状態です。どのように復活するのかは現時点で分かっていません。

シンビオート・コーデックスは劇中で「シンビオートが別の生命を蘇らせた際、異なる生命が一つとなって生成されるもの」と説明されており、1作目映画でのライオット戦でエディが死亡、そして蘇生をした時に出来たと考えられるもの。

広い宇宙にはヴェノム以外にもコーデックスを持っているシンビオートがいるかもしれませんし、別のマルチバースにそういうシンビオートがいるかもしれません。

もしそれらが見つかってヌルが復活してしまった際にはアゴニーとおそらくエディが協力して立ち向かう事になりそうですが、そうであれば「ザ・ラストダンス」でのヴェノムは無駄死にですし、なにかもっとスマートな方法が用意されているのでしょうか?

コミックのシンビオート・コーデックスは「シンビオートが宿主の身体を離れる時に宿主の脊椎に残していくもの」で、シンビオートはハイブマインドを通じて元感染者を操作したりする事が可能でした。また、コーデックスのコピーがハイブマインドに保存され、宿主の記憶と魂がライブラリ化。そこから宿主とまったく同じコピーが復元された事もありました。

映画では単にヌルの復活に必要なキーアイテムとして紹介されただけで、具体的な事はほとんど説明されていません。

エンドクレジットシーンではヴェノム・シンビオートが捉えられていた試験管が映し出されており、近くにいたゴキブリに寄生して生き延びているとの見方もありますが、さらに言えばエディに寄生していたヴェノム・シンビオートは神聖時間軸で生きているはずで、ふたつのうちのどちらかが再びエディを結合すればおそらくコーデックスが復活するとも考えられます。

ソニーがヌルとの対決映画を作るためには結局コーデックスが必要であり、そのためにはヴェノムを復活させざるを得ないわけですが、だとすれば「ザ・ラストダンス」は何だったのかという事に。ソニーはファンの想像を越える展開を用意し、アゴニー再登場の舞台を用意出来るのか注目です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。

ソース:‘Venom: The Last Dance’ Star Juno Temple Talks the Ending: “Can You Imagine How Fun That Would Be?”

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、海外メディアが小島秀夫監督の投稿に注目

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が世界60カ国以上で公開され、その反応は賛否両論となっています。そんな中、海外メディア CBM が、ゲーム「メタルギアソリッド」の生みの親である日本のクリエイター、小島秀夫監督の投稿に注目しています。

投稿を見て判るように、それは感想というようなものではなく、見たという事実を伝えるだけのものとなっています。

CBMは「彼は他のアーティストの作品を批判するような人物ではなく、否定的なレビューもしない。その代わりにこういった一行のコメントが多くの点で全てを物語っている。」としています。

そして、小島監督は過去に「マダム・ウェブ」や「キャプテン・マーベル」、そして米国ではかなり評価されている「ブラックパンサー」も「信じられない事に」と前置きした上で、ヴェノム三作目と同様に一行コメントだったと指摘しています。

好きなものを語りたくなるのはオタクのサガであり、監督もドラマ「ムーンナイト」の時は長文でその熱量を訴えていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-moon-knight-hideo-kojima-posted-review/”]

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は北米市場で期待以下の出だしとなっていますが、海外市場は期待以上の好調となっており、売上に関しては問題がなさそうです。

続編のアイデアはあるとしつつも、ケリー・マーセル監督と主演のトム・ハーディさんは「ソニーとは当初から3部作の契約だった」としつつ、次の契約がない以上はこれが最後だとも。映画自体は続編の下地を形成しているように感じる内容でしたが、どうなるのかはソニーの動きを注視する必要がありそうです。

また、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に合流するという噂もあり、実際にそうなっていくのか、それともSSUの範囲内で続きが展開されていくのかも注目です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。

ソース:METAL GEAR SOLID Creator Hideo Kojima Shares A Very Telling Review Of VENOM: THE LAST DANCE

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演と監督がヴェノムの「ローガン」風R指定映画のアイデアを明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演を務めるトム・ハーディさんとケリー・マーセル監督が、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、ヴェノムとエディのR指定映画のアイデアがある事を披露しました。

「ローガン」のようなR指定映画のヴェノム映画を作ってみたいかと尋ねられると、トム・ハーディさんは「もちろんだよ」と答え、監督は「私達はどうしてもそれをやりたい。必死ですよ。」と回答しました。

さらにトム・ハーディさんは「僕達は『ヴェノム2』でそれを思い描いていました。興味はすでにそこにあります。我々も素早い。すでに4、5本の映画を準備しているようなものです。異なるトーンで、複数の登場人物が登場する作品をね。」と付け加え、「何かやってくれと言われたらもちろん。我々は恥ずかしがり屋ではないけれど、しかし、ミッションステートメントが何であるかを簡潔にまとめる必要があります。二人とも忙しい人間です。でも、何かをすると言ったら、本気でやりますよ。」と述べました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は期待されていたような「スパイダーマン4」への直接的な言及はありませんでしたが、映画自体も、そして監督自身も邪神ヌルが再登場する事をほのめかし、ポストクレジットシーンはヴェノムが再登場する可能性を示していました。

トム・ハーディさんとケリー・マーセル監督はともにソニー・ピクチャーズと3部作の契約をしていたとの事で、それの契約が完了。次の契約はまだ交わされていないようですが、二人の中にアイデアがあるのは事実なようで、本作が無事に公開諸週の黒字を達成した事で、次に何が起こるのか注意深く見守っていく必要があるようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。

ソース:Tom Hardy and Director Kelly Marcel Talk ‘Bonkers’ ‘Venom 3’ and Whether They Want to Go Full ‘Logan’

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の悲惨かつ意外な初週興行収入が明らかに

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」がアメリカを筆頭に65カ国で上映され、1週目週末の興行収入が明らかとなりました。当初は北米で6500万取りの売上が期待されていましたが、実際にはそれを大きく下回る結果となりました。

Comicbook.com など複数のメディアが「ヴェノム」3作目の初週末興行収入について報告。

それによると、北米では 5200万ドルで、1作目の8000万ドル、2作目の9000万ドルと比べてかなり期待外れな数字となってしまったとの事。

一方で北米を除く64カ国では、意外な事に合計で1億2400万ドルの興行収入を記録。1億ドル強の予算で制作されたという本作は、ひとまず赤字を回避したといいます。

この1億2400万ドルのうち、驚異的なのは中国での大成功で、「ザ・ラストダンス」は公開から5日間で4600万ドルに到達。これは2019年の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を越えるもので、2024年の中国内で公開されたハリウッド映画では「インサイド・ヘッド2」や「デッドプール&ウルヴァリン」と同等だと言います。

米国では悲惨な結果に終わったとされつつも、海外、特に中国での大成功のおかげで、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は無事に黒字映画となり、ソニーに続編映画を作るチャンスを与えたと記事は報じました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、監督がヴェノムとエディ、ヌル、そしてスパイダーマンについて語る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の監督兼脚本のケリー・マーセルさんが、海外メディア CBM とのインタビューで、本作のエディ・ブロックとヴェノムの関係、ヌルの登場、そしてスパイダーマンについて語りました。

「ヴェノム」映画の三作を執筆し、今回長編映画初監督を務めることになったケリー・マーセルさんは、この完結作での目標が何だったのかと質問され、次のように回答しました。

サンフランシスコを離れ、暗闇や夜から抜け出して、エディとヴェノムを壮大な風景や昼間の光の中に連れ出し、可能な限りすべてを実践的に撮影したかったんです。ラピッドシークエンスはすべて実践的でした。トム・ハーディを含む大勢の人間が、2週間水槽の中に潜っているんです。彼は本当にバイクに乗っているし、第3幕では本当に外で爆発させているし、あちこちにグリーンスクリーンの要素を使ったけれど、映画のほとんどは実際に撮影したものです。

そしてヌルに前作のアンディ・サーキス監督を起用した事は、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の頃から決めていたと明かしました。

実はこの映画のためにデザインした最初のキャラクターがヌルだったんです。ヴェノム・ホースより前、ゼノファージとヌルが、デザイン面で最初に取り組んだ2人のキャラクターでした。ヌルをちゃんと描かなければいけないことはわかっていました。彼はファンに大人気のキャラクターです。外見に関しては、コミックにできるだけ近づけたいと思っていました。アンディ・サーキスがヴェノム2の段階でヌルになることは決めていました。彼はヴェノム2の監督でした。トムと私はヴェノム2でいつもヴェノム3がどうなるかについて話していて、私たちはヌルを今の形で紹介したいと思っていました。同時に、監督をしているアンディ・サーキスを毎日見ながら、「彼は最高だ。ヌルはCGIモーションキャプチャーで、声優も必要だ。それには1人しかいない。彼こそが最高だ。アンディしかあり得ない。」と言っていました。私たちはアンディが大好きなので、ぴったりだと感じました。この3本の映画すべてにチームのほとんどが参加しているので、家族として続けたいと思っています。アンディはヴェノム ファミリーの大きな一員です。

本作でスパイダーマンと対決する可能性が検討されたかと質問されると、次のように述べています。

ヴェノムがスパイダーマンと戦うのを見たいですが、それは私たちが決める事ではありません。トムは本当に乗り気でしたし、私もぜひ見たいです。ソニーからはヴェノムとエディの映画を3本作るという任務を与えられていました。私たちはそれをやりました。将来何かあれば、私は他の誰よりも大ファンです。彼らが戦うのを見たいです。 

また、ゼノファージはコミックではヌルとは無関係のシンビオートを食べるエイリアンに過ぎませんでしたが、映画でヌルの軍隊として選んだ理由について質問され、ゼノファージがヴェノムの妹だとするアイデアが気に入ったと明かしました。

そうですね、ヌルはゼノファージを創り、シンビオートも創りました。ヴェノムとエディを狩っていたものがヴェノムの妹だというアイデアが、私はとても気に入りました。ゼノファージは女性だと思います。撮影中はエレインと呼んでいました。私はそのアイデアがとても気に入っていて、トムとゼノファージのキャラクターについて話し合っていたときに、ゼノファージには木材粉砕機のような口があって、食べたものは彼女の頭の後ろの通気口から吐き出すというアイデアを思いつきました。それを思いついたとき、私たちはそれがスクリーンで見られるのが一番楽しいだろうし、彼女が彼らのために戦うには最高だろうと思いました。

最後に、エディとヴェノムの絆について、これまでの変化を振り返りました。

ヴェノム1では、彼らは一緒にいたくありませんでしたが、一緒になるよう強いられたと思います。ヴェノム2では、しばらく一緒にいましたが、お互いを好きではなくなったので別れました。ヴェノム3では、お互いを愛していて一緒にいたいという結論に達したようです。彼らはお互いに共生関係を築きましたが、それこそが世界を引き裂くことになるのです。彼らが共生関係を築いたことは素晴らしいですが、ヴェノムとエディが口論するのはみんなが好きなことだと知っているので、その要素をぜひ取り入れたいと思いました。ヴェノムが完全に不誠実であるという事実も気に入っています。彼にはエディに話していないことが常にあるのです。常に新たな秘密が隠されているので、それが2人の間にあることを探求するのが好きなのです。突然の「ああ、また何かある」という展開に、エディはいつも「Oh!」というだけです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では 11月1日より公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、UHDとBlu-rayの米予約開始

ソニー・ピクチャーズがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の 4k UHD 及び Blu-ray の予約を開始しました。限定スチールブック版とスタンダート版が用意されているこの商品ですが、発売日は未定のまま各種通販サイトで受付が始まっています。

これは「ヴェノム:ザ・ラストダンス」にソニーが期待していないからではなく、ヒットしなかった「マダム・ウェブ」も映画の公開中に予約が開始、ヒットした「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に至っては映画公開日に既に予約を開始していました。

最近のソニーのディスク販売戦略としてはよくある事であり、「ザ・ラストダンス」の現時点での評価はあまり関係ないと見られます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-spoiler-media-reviews/”]

これらの商品は米Amazonやウォルマートで予約受付中で日本からでも購入は可能ですが、別途手数料が発生する場合があります。詳しくは各サイトの説明を御覧ください。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。