ドラマ「ワンダヴィジョン」のS.W.O.R.D.基地などのコンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のコンセプトアートが公開されました。アーティストのMattTkocz氏が公開したもので、ドラマに登場したS.W.O.R.D.の基地の多様なバリエーションを確認することが出来ます。

©2021 MARVEL,Disney

中には文字通り剣を建物に突き刺したようなストレートな造形もあり、近未来SFのようなデザインが多かったようです。ヴィジョンを解体するシーンも作業服と防護服の両パターンが想定されていたようです。

また、別のアーティスト、Anthony氏はヴィジョンの対決シーンのアートを公開しています。

投稿には「ようやくマーベル・スタジオのリーダーから、ワンダヴィジョンのキーフレームを投稿する許可が出ました。また、スカーレットウィッチをデザインし、このプロジェクトのアートチームを率いたアンディ・パークも、私にこのキーフレームを割り当ててくれてありがとう!」と感謝の言葉を添えています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、アグネスの生い立ちについて大幅にカットしていたことを脚本家が明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場した「詮索好きな隣人」ことアグネスについて、シーンが大幅にカットされていたことをヘッドライターのジャック・シェイファーさんがポッドキャストインタビューで明かしました。

インタビューの中でシェイファーさんは以下のようなコメントをしました。

これは彼女の定義ではなく、私の言葉ですが、彼女はサキュバスのようなものです。パワフルな存在を探して旅をし、それを奪う。アグネスがこれまでどこにいて、何をしていて、どんな旅をして来たのかなど、たくさんのアイデアを出しましたが、それは正しい動きだったので、ショーには入れませんでした。でも、彼女の経歴を少しでも知っておくことは、私たちにとって有益でした。でも、彼女は(ウエストビューに)やってきて、この街を嗅ぎつけ、正体を表してでも何が起こっているのかを理解しなければならなかったんです。

「ワンダヴィジョン」の8話冒頭ではアグネスの過去について少し描かれていましたが、実際にはもっと詳細なストーリーも用意されていたとの事。ドラマの中でアグネスはワンダの力を奪うために動いている事は判明していましたが、「力を奪ってどうするのか」といった彼女のもっと先の目的については一切明かされませんでした。

アグネスのテーマ曲が米アップルストアで再生ランキング1位を取った人気ぶりを考えると、今後の再登場や、アグネスに関するスピンオフ作品の可能性はゼロではないのかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:WandaVision Cut More of Kathryn Hahn’s Agatha Backstory

ドラマ「ワンダヴィジョン」、VFXの裏側を紹介した公式動画が公開

先日最終回の配信を迎えたMCUのドラマ「ワンダヴィジョン」のVFXの舞台裏を紹介した動画がマーベルの公式Youtubeチャンネルで公開されました。VFXを担当したタラ・デマルコさんのトークを交え、ディズニープラスで配信中のドキュメンタリー「Marvel Studios’ Assembled: The Making of WandaVision」(マーベル・スタジオ・アッセンブル)には収録されていない映像も含まれています。

動画ではヴィジョンとホワイトビジョンの違いや、図書館の秘密についても解説されています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1は全話ディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」よりスカーレットウィッチのコンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」より、スカーレットウィッチのコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者アンディ・パークさんが自身のInstagramにて公開しています。

パークさんは「これまでMCU作品でたくさんのワンダをデザインしてきましたが、今回ほど楽しかったことはありませんでした」とコメントし、このアートから衣装を作ったクリエイターチームにお礼と賛辞の言葉を添え、「この素晴らしいチームの一員であることを光栄に思います」と締めています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ワンダ役エリザベス・オルセンさん、ドラマ「ワンダヴィジョン」撮影時にマルチバースについて知らなかった事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」でワンダを演じたエリザベス・オルセンさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、ドラマ撮影時にはマルチバースがどういう事か知らなかった事を明かしました。

※ドラマ「ワンダヴィジョン」のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

ドラマのフィナーレにマグニートーが登場するといった噂があった事について質問されたオルセンさんは、以下のようにコメントしました。

マルチバースについてワンダヴィジョンを撮影している時には知りませんでした。だからマグニートーが登場するなんて事も思っていませんでした。ピエトロの登場の仕方については賢い方法だと思っています。マルチバースの大きな計画を理解したのは「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の仕事を始めてからの事なんです。

「ワンダヴィジョン」が「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に繋がると説明されていたため、多くのファンは「ワンダヴィジョン」でマルチバースの片鱗が出始めるのではないかと予想し、その結果マグニートーやその他有名なキャラクター登場の噂が乱立することになりました。

MCUにおいてマルチバースはあまり語られておらず、映画「ドクター・ストレンジ」で概念的な説明がされましたがその後は鳴りを潜めていました。そして映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で登場したミステリオがマルチバースから来たと劇中で明かすも嘘であり、今の所MCU的マルチバースがどういうものかはほとんど分かっていません。

しかしオルセンさんが言うように、ドクター・ストレンジの続編にはマルチバースに関する大きな計画が含まれているようで、今後のMCUにおいて重要なポイントとなる作品になりそうです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は  2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:‘WandaVision’: Elizabeth Olsen and Jac Schaeffer on Wanda’s Kids, Fan Theories and the Future of the Show

マット・シャックマン監督、ドラマ「ワンダヴィジョン」でジミーが探していた人物についてコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で、アントマンシリーズのジミー・ウー捜査官が登場時にとある人物を探しにウェストビューに来た事が明かされていましたが、その後その人物に言及されることなくドラマは最終回を終えました。この事に関して、海外メディア ComicBook.comのPhaseZero Podcast の中で質問された監督がその人物についてとあるコメントをしました。

質問を受けた監督は「行方不明者については答えがあります。分かっているはず・・・頑張って」と以降のMCUで言及される可能性を示唆しました。

「ワンダヴィジョン」第4話でFBIのジミー・ウー捜査官がウェストビューの調査に来たのは、この町にいた保護証人プログラムの対象者が突然消えた事が原因でした。英語版からはこの証人が男性であることが分かっていますが、結局作品内で言及されずに終了したため、ファンの間ではモヤモヤするポイントのひとつでした。

今回のインタビューで「答えはあるものの今は言えない」という事が判明したため、今後のMCUのどこかに繋がる伏線になりそうです。

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ドラマ「ワンダヴィジョン」、劇中CMについて監督が解説

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の劇中に挿入されていたCMに関して、ファンの間ではさまざまな考察がされました。その中で特に支持されたのはインフィニティ・ストーンを暗喩しているというものでしたが、この事についてマット・シャックマン監督が海外メディアとのインタビューの中でコメントをしました。

ケヴィン・スミス氏の Fatman Beyond にオンライン出演した監督は「素晴らしい考察がいくつかあったので、それらを台無しにしたくはありません。CMはワンダの歴史を少しずつ紹介していくものでした。スタークのトースター、ストラッカーの腕時計、ヒドラのバスソープ、ラゴス、サメと無人島のかわいそうな子供、テーマに沿って機能しました。インフィニティストーンとは実際になにも関係はありません。」と、ファンの鋭さを讃えつつも、ストーンとの関係はきっぱりと否定しました。

また、別のメディア TVLine とのインタビューでは、「ワンダはウエストビューのほとんどの人に役を与えました。CMに起用した2人の俳優、つまり町の人々は他のすべてのものと同じように意図されていました。ワンダの車が時を超えて反復する赤いビュイックであるのと同じように、時を超えて反復するものであることを意味していたのです。ワンダはこの2人をCM出演者として起用し、すべてのエピソードに登場して、放送の一部となりました。」とコメントし、CMに登場した二人に関しても様々な考察がありましたが、ウェストビューの住人であることを明かしました。

また、CMについては「ワンダの無意識の貯蔵庫としての意味もありました。彼女はこのコマーシャルに、番組の大きなテーマの手がかりとなる何かを込めているんです。」と説明しました。

ファンの考察には制作サイドも注目しており、以前にはヴィジョンを演じるポール・ベタニーさんが「ファンの考察にはかなり正確なものもある。マーベル・スタジオは彼らを雇ったほうが良い」ともコメントしました

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:WandaVision Team Answers Our Burning Questions About Vision’s Fate, a Strange Absence, MIA Darcy and More

ドラマ「ワンダヴィジョン」、脚本家が今年になるまでメフィストについて知らなかった事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の脚本とエグゼクティブ・プロデューサーをつとめるジャック・シェイファーさんが、海外メディア Mashable とのインタビューの中で、メフィストについてそもそも知らなかった事を明かしました。

※この先はドラマ「ワンダヴィジョン」のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

本作の配信が始まって以降、ウェストビューのマキシモフ事変の裏にはメフィストがいると多くのファン理論が出たことについて、シェイファーさんは驚きと混乱があった事を明かし、「メフィストのミスリードを作ろうと意識したことはありませんでした。だってプレスを始めるまでメフィストが誰なのか知りませんでしたから」と明かしました。

そして「なぜ悪魔の話をあんなにしたのか?それは本当に偶然の一致なんです。私たちのストーリーテリングの会話には、悪魔は出てきませんでした。私たちは、この物語の悪は悲しみだということを明確にしていました。そして、外敵はアガサです。だから視聴者として、番組とキャラクターを愛する者として、それ以上のものは求めていませんでした。」と続けました。

実際に劇中には悪魔というワードが度々登場するも、最後までメフィストが登場することはありませんでした。しかしこれは意図したものではなく、本当に偶然だったとの事です。

シェイファーさんは「ワンダはスーパーヒーローであり、彼女の立場に立つことは、マインドストーンが自分に向かってくることを想像することでもあるからです。でも、何よりも親密な瞬間、自分と愛する人たちとの非常にパーソナルな瞬間を描いていました。」と、ワンダとその家族にスポットを当てていたことを明かしました。

本作の監督をつとめたマット・シャックマン氏は先日、アガサのうさぎセニョール・スクラッチーが悪魔となって双子やモニカたちと戦うシーンを収録していた事を明かしましたが、このシーンが放送されていればファンはよりメフィストの存在を強く意識してしまっていたかもしれません。

残念ながら「ワンダヴィジョン」にメフィストが登場することはありませんでしたが、ダークホールドの存在が明らかになった以上、今後のMCUに悪魔が登場する可能性は十分にありそうです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:WandaVision Creator Never Heard of Mephisto Before This Year

ドラマ「ワンダヴィジョン」、黒幕がファン理論と合致しなかった理由をプロデューサーが明かす

先日、ディズニープラスで最終話の配信を終えたドラマ「ワンダヴィジョン」の脚本とエグゼクティブ・プロデューサーをつとめるジャック・シェイファーさんが、本作の黒幕が多くのファン理論で挙げられたキャラクターたちでなかった事について、海外メディア Deadline とのインタビューの中で言及しました。

※この先はドラマ「ワンダヴィジョン」のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

シェイファーさんはインタビューの中で以下のように語っています。

このシリーズにスーパーヴィランは必要ないと思っていました。大きな問題は悲しみです。それは私達が最初から話し合っていた事でした。そこでワンダが立ち直る促進剤として、アガサ・ハークネスという形のボーナスのヴィランを投入しました。それについては良かったと思います。

本作のヴィランがメフィストのような壮大な敵ではなかった理由として、そもそもがワンダの悲しみの物語であることを明かしました。

また、直接繋がると言われていた「ドクター・ストレンジ」の続編との関係について、他の作品の事はまったく知らされていないとした上で、「私はドクター・ストレンジが好きです。続編でワンダと一緒にスクリーンに映る彼を見るのが楽しみです」と、ファンと同じポジションにいることを示唆しました。

そして、セカンドシーズンについては「ケヴィンが言ったとおりです。今の所計画はありませんが、マーベルの世界は何が起こるかわかりません。」とコメントしました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘WandaVision’ EP & Head Scribe Jac Schaeffer On Scarlet Witch’s Grief & Who Didn’t Show Up In “The Series Finale” – Q&A

ドラマ「ワンダヴィジョン」、初期の頃はアーロン・テイラー・ジョンソンさんの起用を考えていた事を監督が明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督が海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、初期の段階ではアーロン・テイラー・ジョンソンさんの起用を考えていた事を明かしました。

※この記事にはドラマ「ワンダヴィジョン」の重大なネタバレが含まれています。ご注意ください。

監督によると、「アーロン・テイラー・ジョンソンをクイックシルバーとして復活させる事について、開発の初期段階で話し合いがありました。」との事。もともとは映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で亡くなった本物のピエトロが戻ってくる予定だったことを明かしました。

「しかしそれはかなり早い段階で除外され、アガサが偽のピエトロを世界に持ち込み、ワンダの問題をさらに進める事にしました。そのため、リキャストのピエトロを登場させることは、メタレベルではうまくいきましたし、テーマ的にも意味がありました。悲しみは判断を曇らせ、信じられないようなことも信じるようになります。もしこれが私の弟なら、たとえ彼が私の弟であることを知らないし、感じないとしても、彼がとても恋しいので、喜んで受け入れるだろう、という事です。」と続けました。

ニセトロに関しては様々なファンのリアクションがあり、結局マルチバースでもなければX-MENでもなかった事に落胆するファンがいた事についても、監督は「そこに失望したクイックシルバーファンがいることを私は知っています」とコメントしました。そして、「それは最終的に非常に多くの異なるレベルで機能したので、私たちが下した決定に満足しています。」と心境を明かしました。

マルチバースという概念がMCUに登場して以降、多くのファンがその言葉に翻弄されています。6月にはドラマ「ロキ」の配信を控えているため、さらに翻弄されることになるかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:WandaVision Considered Bringing Aaron Taylor-Johnson Back as Quicksilver