映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」監督がルイスが登場しなかった理由を説明

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のペイトン・リード監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、前作までで人気だったルイスが本作に登場しなかった理由について言及しました。

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監督は「この映画にルイスが登場するバージョンはありませんでした。本作にはたくさんのキャラクターが登場します。ラング、ヴァン・ダイン、ピムファミリーはもちろん、カーン、モードック、フリーダム・ファイターのキャラクターも登場します。だから、どのようなストーリーを語って、どのようなストーリーを語らないかということを、早い段階で決断しなければならなかったんです」と、最初からルイスの登場計画がなかった事を明かしました。

そして「私はルイスたち(スコットの泥棒仲間)が大好きです。彼らは本当に、本当に楽しくて、ラング家の一員だったんだけど、(開発が)どんどん進んでいって、映画のかなり早い段階でファミリーを量子領域に連れて行きたいと決まったので、(ルイスたちを)登場させるのは意味がありませんでした。」と語りました。

ルイスを演じるマイケル・ペーニャさんはパンデミック前のインタビューで3作目への意欲を示していましたが、その時からすでに最新作の物語の性質上呼ばれないだろうともコメントしていました。また、「クアントマニア」の撮影期間中にペーニャさんは別の映画2本に出演しており、スケジュールの調整も折り合いがついていなかったようです。

スケジュールがあいていればカート役デヴィッド・ダスマルチャンさんのように、ペーニャさんもルイス役ではなくフリーダム・ファイターの誰かを演じていたかもしれません。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日より劇場公開中です。

ソース:‘Ant-Man and the Wasp: Quantumania’ Director Peyton Reed Talks Scratching His ‘Fantastic Four’ Itch and Paying Tribute to ‘Back to the Future Part II’

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」にルイスが帰ってくる可能性はあるのか

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」、「アントマン&ワスプ」でアントマン/スコット・ラングの泥棒仲間ルイスを演じていたマイケル・ペーニャさんが、海外メディア Comicbook.com の Phase Zero インタービューの中で、最新作での再演について質問されました。

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MCUへの再登場について質問されたマイケル・ペーニャさんは「なんでそんな事を質問されるのか分からないよ」と明確な回答を避けました。

マイケル・ペーニャさんは2020年のインタービューにて再演を希望しつつも、他の多くのキャラクターの物語を描く必要性を感じ、自身の出番がないだろうと考えていました。

3作目にスコットの泥棒仲間が登場する可能性は今の所かなり低く、デイヴを演じるラッパーのT.I.さん(ティップ・“T.I”・ハリス)は妻を含む複数の女性から性的虐待容疑で告発されたと海外メディアで取り上げられており、続投しないと報じられています。

また、アニメ「ホワット・イフ」にも登場したカートを演じるデヴィッド・ダスマルチャンさんは出演依頼の電話を待っているところだと2022年3月のインタービューで語っていました。しかしこの時すでに主要な撮影を終えており、カート再登場の可能性についてもかなり低いと報じられていました。

今回のインタビューで明確な否定がなかったことは、他の二人に比べると何らかの可能性を感じるものですが、SDCC2022で公開されたという本作のファーストルック映像ではルイスの姿は確認されていません。実際にルイスが戻るかどうかは、もうしばらく見守る必要があるようです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。

ソース:Michal Peña on Ant-Man and the Wasp: Quantumania Return “I Don’t Even Know Why People Ask”

マイケル・ペーニャさん「アントマン3にも出たい」

海外メディアハリウッドレポーターのインタビューによると、アントマンシリーズに出演していたルイス役の俳優マイケル・ペーニャさんは「アントマン3」でもルイスを演じたいと明かしました。

3回目の撮影が出来たら素晴らしいことだと思いますが、インフィニティ・ウォーからエンド・ゲームで起こったすべての出来事に関しては、誰にもわかりません。マーベル・スタジオはルイスだけでなく、他のキャラクターへの期待も打ち砕かなければならないので、もしかすると私はカットされるかもしれません。

ペーニャさんは「アントマン3」ではミシェル・ファイファーさん演じる初代ワスプや、主人公スコット・ラングの娘キャシー・ラングに物語の焦点が当たるであろうことを推測していて、自身の出番が少なくなる、あるいは無くなるという可能性も考えているようです。

出典:映画「アントマン&ワスプ」公式ページ

「アントマン」シリーズ第3弾は、ペイトン・リードさんが監督として契約を結んだと報じられています。また、ポール・ラッドさんが引き続き主演を務められます。

マーベル・スタジオは未タイトルの新作映画を2022年2月18日と2022年7月29日に公開する予定なので、このうちのどちらかが「アントマン3」になるのかもしれません。同じ2022年の5月6日には「ブラックパンサー」続編の公開が予定されています。