先日、米国の大手メディア Variety が報じたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に関するニュースとして、アベンジャーズのオリジナルメンバーの復活やドクター・ドゥームが新たなボスになるという計画があると報じられました。しかしこれに対して、他のメディアやスクーパーたちは疑問を投げかけています。
記事は「ブレイド」の脚本内容について指摘していましたが、「ブレイド」の脚本に携わっていた当事者がそんな事実はなかったと否定しました。スクーパーの CWGST 氏は脚本家の告白を引用して「Varietyは恥を知るべきだ」と言います。
また、MTTSH 氏も「一つの主張が誤りである事が判明し、記事の他の大部分も虚偽である可能性がある」と言及。
One claim debunked and I can confirm most of what is said in the Variety article is wrong https://t.co/WmAyxSOIcj
— MyTimeToShineHello (@MyTimeToShineH) November 2, 2023
Fandango と RottenTomatoes のエリック・デイビスさんは「マーベルズ」の「ニア・ダコスタ監督がポストプロダクションの最中にマーベルズを放り出して別の映画に取り組み始めた」という記事内容に言及し、「ダコスタは依然として映画のポストプロダクションに深く関わっていました。マーベル映画を監督するには多くの費用がかかります。ニア・ダコスタはこの仕事に就いたときまだ30歳で、マーベル史上最年少の監督でした。彼女は#TheMarvelsの歴史を作っている素晴らしい才能です。」とこれについても虚偽である可能性を指摘しました。
This happens all the time btw. Also DaCosta was still very involved in postprod on the film. It takes a lot to direct a Marvel movie. Nia DaCosta was only 30 when she got the gig – Marvel’s youngest director ever. She’s a tremendous talent who is making history with #TheMarvels.… https://t.co/Aom6VnP7L8
— Erik Davis (@ErikDavis) November 2, 2023
ダコスタ監督については Collider でもポストプロダクションから抜け出していないと報告しています。
The Cosmic Circus の編集長リジー・ヒル氏は今回の Variety の執筆者について信頼度が低い人物であると指摘。
This is who you’re taking the word of, if you believe that recent Variety Marvel hit piece. https://t.co/bJxBWdGumo
— Lizzie Hill – EiC The Cosmic Circus (@MsLizzieHill) November 2, 2023
ライターのシーゲルさんの過去の実績として以下のようなリストを引用しています。
- ジョス・ウェドンについてパロ記事を書き、レイ・フィッシャーを非難しようとした
- アンバー・ハードの個人的なセラピーノートが流出させた
- ジェイソン・モモアを「ハードを怖がらせるためにジョニー・デップのような服装をした」と冤罪
- CNNのために偽の「舞台裏ドラマ」をでっち上げた
少なくとも「マーベルズ」と「ブレイド」に関する部分は彼女の創作が含まれている可能性が高いようですが、アベンジャーズとドクター・ドゥームに関する部分はどうなのでしょうか?
これらは昔から噂話としてあるものであり、可能性としてゼロではない事は分かっています。
今回、スクーパーたちが多くの異論を唱えましたが、その一方で MTTSH 氏はこの報道の数時間前に「ロバート・ダウニーJr.がカムバックに同意した」と報告していました。
RDJ already agreed to come back pic.twitter.com/BzN89nfNHW
— MyTimeToShineHello (@MyTimeToShineH) November 1, 2023
Variety の記事とある種一致するような報告もしていたわけですが、アベンジャーズに関する期待は出来るのでしょうか。実際に何が起こり得るかはわかりませんが、今のところは噂半分として受け止めておくのが最善であるようです。