ドラマ「アガサ:オール・アロング」、キャスリン・ハーンさんがこれまでのMCUを雑に振り返る歌を披露

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の主演を務めるキャスリン・ハーンさんが、今週のジミー・キンメル・ライブ!に特別ゲスト司会者と出演し、これまでのMCUを独自の視点から振り返る歌を披露しました。

「アガサ:オール・アロング」のためにMCUを見直す必要はないと言及した上で、かわりに「私が歌で説明しましょう」として動画の7分頃から歌っています。

その内容は以下の通りです。

♪非の打ち所がないアイアンマンから始まる現代のマーベルの奇跡の物語を話そう。

アスガルドからソーがやってきた。ハルクもインクレディブルだった。

こんなに熱狂的で金になる(BANKABLE)アンサンブルはなかった。

コーラス:アイアンマンは非の打ち所がない、ハルクは信じられない、アンサンブルは熱狂的で魅力的(BANGABLE)

語り:BANKABLE だよ、BANKABLE 。BANGABLE じゃないわ。ディズニーのスパンデックスにでも入れといて。

♪ヒーローチームは銀河系にまで広がった、ディーゼルはおかしな木の声を出すだけで何百万ドルももらった。

意地悪で極悪な悪役たちとたくさん戦った。顎が紫のキン◯マみたいなサノスもいた。

コーラス:グルートは不可解でサノスは極悪非道でキン◯マみたいな顎だった。

♪スティーブ・ロジャースはシヴィル・ウォーを引き起こした。彼らは空港で戦った。

ブラックパンサーは背が高くて低いアントマンと戦った。サノスは世界の半分を殺すために指をならした。

トニー・スタークが誇りをかぶった。大の大人がみんな泣いた。

コーラス:彼らは空港で戦った。アントマンの男は実際に低い。(※ポール・ラッドさんの身長は175cm)アイアンマンの死は童貞たちを涙させた。

ハーンさんはここで「ごめんなさい、スピードアップするためにエスプレッソマティーニが必要だわ。あと800本ぐらい映画とドラマがあるもの。」と休憩を挟んで(歌い疲れて)語り始めました。

語り:ドクター・ストレンジがポータルを開いた。キャプテン・マーベルは不滅。

スタン・リーは時々顔を出す。スカーレット・ウィッチは凶暴化。

シーハルクはトゥワーク(おしりのダンス)を教えてくれた。私達は終わるまでクレジットを見続けた。

ソーは渋滞から抜け出した。アントマンは子供も縮んだ。

マーティン・フリーマンはブラックパンサーの白人の友達。ウルトロンは焼けてブラックウィドウは死んだ。

ハレルヤ、デアデビルは生まれ変わる。水面下ではシークレット・インベージョン。

どこかに3人のスパイダーマンがいた。

一晩中いけるわよ(※スティーブ・ロジャースの口癖のオマージュ)、でもタイトに行きましょう。キャプテン・アメリカのおしりのように。

そして「最後に、マーベルで一番クールで、一番ワルなのは誰か!」と問いかけた所ホークアイと返されて、「ホークアイじゃない、私よ!アガサ・ハークネス!!」として歌を再開。

♪私のキャラは誰が見ても邪悪な魔女、何世紀も前から生きていた。

ビッチだったのに今はただの一般人。彼女の新番組は、ディズニー・プラスで放送される。

これはすべて恥知らずな宣伝、それが企業シナジーというものだ!

コーラス:そう、これは恥知らずな宣伝。この曲はプロモーション。特にキン◯マの部分は。

最後に企業シナジーと説明されたようにこの番組と放送局は現在ディズニーの傘下企業であり、このめちゃくちゃな歌もディズニーの範囲内で制作されたものと言えます。

MCUを雑に振り返り、「ワンダヴィジョン」にもあまり触れることはありませんでしたが、キャスリン・ハーンさんは過去のインタビューで本作が「1億ドルの映画のようだった」と発言し、最高の作品になっているという自信を見せていました。

スタジオの幹部は「アガサ:オール・アロング」が本格的なホラー番組になる事を示唆し、先日公開されたファーストトレーラーではその片鱗も見せていまいた。

米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

アニメ「X-MEN’97」シーズン3の新たな脚本家が決定

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の新たな脚本家として、アニメ「ホワット・イフ…?」を手掛けてきたマシュー・チョーンシーさんが担当する事になったと、海外メディア Deadline が報じました。

「X-MEN’97」シーズン1は 2024年3月 から配信がスタートし、開始当初から高評価を獲得。最終的にはMCU作品の中で最高評価の作品としても話題になりました。

しかしこの配信の1週間前、シーズン1とシーズン2の脚本を書き終え、シーズン3に着手すると公言していたボー・デマヨさんの突然の解雇が報道。

本作の制作に関与したマーベル・アニメーションの責任者は、デマヨさんが解雇されたと報じられた件について「私は『解雇』されたとは考えていません。私達は『袂を分かつことになった』というのが最良の表現だと思います。」とコメントしました。

シーズン1の配信後、毎週のようにデマヨさんはSNSを通じて作品の解説などを提供。そしてシーズン1の最終回をむかえた後には「シーズン 2 の脚本はたくさん書きました」と話し、「しかし、シーズン 1 とは違い、制作、キャスト レコード、デザイン、編集、ポスト プロダクション、音楽などに深く関わったり、主導したりすることはありません。また、番組のクリエイティブ ビジョンに関わる制作の書き直しも行いません。シーズン 2 についてはあまり話せないと言ったのはそのためです。しかし、いつ放送されても、皆さんと一緒に最終製品を見るのを楽しみにしています。大きな期待を抱いています。」とコメントしていました。

シーズン2の脚本は一部改訂されたとも報じられています。

この先の展開を、「ホワット・イフ…?」シーズン1、シーズン2を終えたマシュー・チョーンシーさんが引き継ぐことになったようです。

解雇劇の真相については未だ不明ですが、新たな脚本で再びファンを魅了する事が出来るのか注目されています。

ソース:‘X-Men ’97’: Matthew Chauncey Set As New Writer For Season 3 Of Marvel Animated Series At Disney+

ドラマ「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の最初のトレーラーが公開された事と併せて、marvel.com が本作に関する新たな記事を投稿。公式あらすじが公開される事となりました。

以下、米公式あらすじです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

予告の30秒過ぎのあたり、検死のリストの10月13日の欄には「ワンダ・マキシモフ」の名前が浮かび上がっています。映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の時系列は2025年である事がわかっていますが、詳細な日時に関する描写はありませんでした。

10月13日がドクター・ストレンジ2作目の結末の日を指しているのかは今のところ不明ですが、ワンダの状況が本作に大きな影響を与えているのは確かなようです。

そしてウィッチズ・ロードはコミックにも登場するロケーションですが、試練や褒美といった要素はなく、時空間をつなぐ道でした。

ゴス系のティーン、つまりジョー・ロックさんが演じるキャラクターがここに連れて行ってほしいと頼むという事で、彼がビリー・マキシモフの転生であるという噂を考慮すると、ビリーはウィッチズロードで自身が遺伝しているカオスマジックの才能を限界まで開花させ、ワンダとトミーを元に戻そうと画策している、という予想が立てられそうです。

ちなみに、日本のディズニープラスYoutube公式チャンネルが投稿した本作の日本語字幕版の予告の概要欄に次のような記述があります。

数百年前から現代まで生き続けてきた魔女、アガサ・ハークネス。過去には黒魔術を使ったとして仲間の魔女から処刑されかけるが、逆に彼女たちのパワーを全て吸収し力を覚醒させた。しかしアガサの真の恐ろしさはその圧倒的な魔術ではなく、裏工作の緻密さと、何をしでかすかわからない厄介さにある。捉えどころがなく本心が読み取れず、おどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけ。そんな彼女が主人公の座を手にした本作の予告編の中でも、観る者にまでカオスをもたらしていく。冒頭では、なぜか警察官姿のアガサが殺人事件を捜査。しかし謎の女性に指摘をされたことで、魔女としてのアガサが正体を現す。なぜ彼女は警察官に扮していたのか…?そして映像ではその後、魔女アガサの真の姿とともに、驚きと恐怖だらけの魔法ワールドの扉が開かれていく。果たして彼女の真の目的は?再び世界中が、アガサの“裏”に騙されてしまうこと確実だ。

裏があるのはアガサだけではないようですが、力を手にするのは誰になるのでしょうか。

脚本を担当したジャック・シェイファーさんは「魔女は、欺瞞、裏切り、悪事、そして利己主義によって定義されます。そんな考えを持った魔女たちを協力させる必要があるとき、どうしますか?」と言います。

「『ワンダヴィジョン』が古典的なテレビシットコムの形式で遊んだように、この作品では魔女に対する前提をいろいろと遊んでいます。魔女のための簡単なビジュアル表現とは何か?私たちは一面的な嫌な魔女を望んでいませんでした。アガサの真の心を垣間見る瞬間もあります。」

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

ソース:公式

ドラマ「アガサ:オール・アロング」のファーストトレーラーがリーク通り公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の第1弾予告が解禁されました。先日、米メディアが予告していたのと同日、日本では深夜でしたが同タイミングで日本語字幕版も公開されました。

「ワンダヴィジョン」のラストでワンダによる魔法をかけられ、ウェストビューで暮らしているはずのアガサ・ハークネス。

予告は撮影現場で目撃されていたように刑事ドラマ風のシーンからスタートし、検死しながら「何かがおかしい」と思い始めるアグネスの前に、オーブリー・プラザさんが演じるリオが登場。これは英語版のキャプションにより公式に認められる事となりました。

MCUで最も強力だと噂される魔女リオとの出会いによって、アガサは真実に気づき、再びかつての力を取り戻そうとしていくようです。

公式が発表していたとおり、本作は本格的なホラー作品になっているようで、予告の映像はホラーが苦手な人にはなかなか抵抗があるようなシーンも。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-will-be-so-scary-daredevil-born-again-to-feature-a-game-of-politics/”]

ただし、ドラマ開発責任者はあくまで「マーベル流のホラー」ともコメントしており、MCUが好きなら楽しめる作品になっていると考えられます。

そして予告と同時にポスターも公開。

ヴィランを主人公とする物語の中で、アガサ・ハークネスが何をなしていくのか注目です。

脚本を担当したジャック・シェイファーさんは「魔女は、欺瞞、裏切り、悪事、そして利己主義によって定義されます。そんな考えを持った魔女たちを協力させる必要があるとき、どうしますか?」と言います。

「『ワンダヴィジョン』が古典的なテレビシットコムの形式で遊んだように、この作品では魔女に対する前提をいろいろと遊んでいます。魔女のための簡単なビジュアル表現とは何か?私たちは一面的な嫌な魔女を望んでいませんでした。アガサの真の心を垣間見る瞬間もあります。」

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんはワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりを演じるとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-coc-billy-return-method-rumor/”]

さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-salem-seven-cast-rumor/”]

そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。「デッドプール&ウルヴァリン」公開後の9月、X-MENに対する熱が上がっている段階だと予想されますが、残念なことに今回もピーターズさんはクイックシルバーを再演するわけではないようです。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wandavision-deleted-scene-missing-witness/”]

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

【噂話】ドラマ「アガサ:オール・アロング」の予告は間もなく公開か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の最初の予告動画が、現地時間の 2024年7月8日 に公開されると、海外メディア NPN が報じました。

NPN は本作のキャストを詳細に紹介する記事の中で、最後の一文に「最初の予告は 7月8日 に公開されると聞いている」と投稿。これが正しいのであれば、日本時間の本日夕方以降から明日にかけて公開される事になります。

「アガサ」の一つ前の実写ドラマにあたる「エコー」は 1月10日 の配信開始に対して、最初の予告は前の年の 11月4日 に公開されました。

これを「アガサ」の配信予定日に当てはめると今週内の予告公開の可能性はかなり高く、そうでなくとも数週間以内に到着すると考えられます。

本作のあらすじ等は未だ不明ですが、ドラマ「ワンダヴィジョン」から続く物語が展開されると見られており、先日はスタジオの幹部が「本格ホラーになる」事をほのめかしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-will-be-so-scary-daredevil-born-again-to-feature-a-game-of-politics/”]

脚本を担当したジャック・シェイファーさんは「魔女は、欺瞞、裏切り、悪事、そして利己主義によって定義されます。そんな考えを持った魔女たちを協力させる必要があるとき、どうしますか?」と言います。

「『ワンダヴィジョン』が古典的なテレビシットコムの形式で遊んだように、この作品では魔女に対する前提をいろいろと遊んでいます。魔女のための簡単なビジュアル表現とは何か?私たちは一面的な嫌な魔女を望んでいませんでした。アガサの真の心を垣間見る瞬間もあります。」

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日 より米ディズニープラスで初回2話配信予定です。

ソース:Marvel Studios’ ‘AGATHA ALL ALONG’: Cast Breakdown

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」パート2が今秋撮影開始へ

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のパート2が2024年の秋から撮影が始まる予定だと、海外スクーパーが報じました。全18話とされる本作の前半9話が4月に終了しており、制作チームは休憩に入っていました。

ダニエル・リヒトマン氏の報告によると、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の後半部分は秋からニューヨークで撮影が開始され、2025年半ばまでを予定しているとの事。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の制作発表後、キングピン役のヴィンセント・ドノフリオさんは早くもシーズン2の台本があると明かしていましたが、当時スクーパーは本作が前後編の2部作になると主張し、ドノフリオさんの勘違いであると指摘していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-season-2-or-split-season/”]

本作ではNetflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

「アガサ」は本格ホラーに?「デアデビル:BA」は政治ゲームになるとマーベル・スタジオ幹部が明かす

マーベルの公式ポッドキャストにマーベル・スタジオのTVドラマ部門の責任者を務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが出演し、今後ディズニープラス配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」と「デアデビル:ボーン・アゲイン」について、新たな情報を提供してくれました。

放送の中でウィンダーバウムさんは、9月配信予定の「アガサ:オール・アロング」について次のように語っています。

アガサは本当に楽しいですが、とても怖くてかなりドラマチックになります。彼女は素晴らしいアンチヒーローで、この番組はハロウィンの楽しさであなたを引き込み、気が付けば涙する事になるでしょう。

番組がどれほど怖いかについて尋ねられると、ウィンダーバウムさんは「それはマーベル流の怖さです。それはハロウィンショーで、シリーズには命に関わるリスクがあります。楽しい乗り物ですが、危険なものです。」と回答しました。

そしてデアデビルの話題となり、「ボーン・アゲイン」では政治的なゲームとしての物語が描かれると説明しました。

デアデビルは素晴らしいです。いくつかの点で「X-Men ’97」と似ています。ファンが愛するものを復活させると同時に、新しい方向に進んでいます。これらのキャラクターは成熟し、ユニバースも変わり、社会も変わっています。マットとウィルソンも変わり、これまで見たことのない方法で衝突することになるでしょう。お互いを殺そうとするだけではもう十分ではなく、政治的なゲームが展開されています。

「ボーン・アゲイン」ではコミックの設定に基づき、ヴィランのウィルソン・フィスクがニューヨークの市長となる事が判明しています。

これがMCUに与える影響は今の所不明ですが、コミックではフィスク市長がデアデビルのような自警活動を禁止していく事でデアデビル、スパイダーマン、パニッシャーのようなヴィジランテたちは窮地に追い詰められていく事になります。

今回のウィンダーバウムさんの報告は、MCU版もコミック版と同様に、単なる殴り合いで終わるような話ではない事をほのめかしているようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信は 2025年3月 とまだかなり先の事ですが、「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日 にディズニープラスで配信予定。

リリースまで2ヶ月ほどに迫っているため、予告動画がいつ公開されてもおかしくありません。今月末のサンディエゴ・コミコンまでに公開されるか、会場で初公開となる可能性が高いのではないかと考えられています。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン3は三部作の完結編に

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン3がウォッチャーにとっての三部作の完結編になると、責任者のブラッド・ウィンダーバウムさんが語りました。

マーベルの公式ポッドキャストに出演したウィンダーバウムさんは、現在制作中の新シーズンについて、「三部作の完結編のようなものです。」とし、「私達を予想外の場所へ連れて行きます。それは、マルチバースの探求において最初の二つのシーズンを超え、非常に予想外のキャラクターを引き込みます。そこには、ウォッチャーであるウアトゥのための感動的で満足のいく結末があると思います。」と語りました。

マーベル・スタジオはシーズン2の配信が始まって間もない2024年1月に、シーズン3のティザーを公開

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-season-3-teaser/”]

制作がある程度進んでいる事が明らかになっていました。そして、シーズン2に入る予定だったウィンター・ソルジャーとレッドガーディアンのエピソードがシーズン3に先送りになった事も判明済みとなっています。

ここ最近の噂ではシーズン3にX-MENのストームが登場するとも報じられていました。

ただし、今回のポッドキャストでシーズン3の配信時期に関するコメントはなく、これについてはまだしばらくの間正式な発表を待つ必要があるようです。

「アベンジャーズ5」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」では「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のキャプテン・カーターのように、アニメからの実写化が追加されるという噂もあり、全てを楽しみたい方は「ホワット・イフ…?」の最新シーズンも要チェックとなっています。

アニメ「ホワット・イフ…?」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

【噂話】マーベル・スタジオが「パニッシャー」、「ホワイト・タイガー」、「ウィッカン」、「ストレンジ・テイルズ」を検討中

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5の終わりが近づく中、マーベル・スタジオが現在話し合いをしているという新たなプロジェクトについて、海外スクーパーが報告しています。それによると、以前から噂があった「ノヴァ」や「パニッシャー」などに加えて、いくつかの新プロジェクトも検討されているようです。

ダニエル・リヒトマン氏はマーベル・スタジオの新企画について次のように述べています。

マーベル・スタジオは多くの番組を企画していますが、今のところゴーサインが出ているのは「ビジョン」だけです。企画中の番組には他に「ノヴァ」、「ブロンド・ファントム」、「パニッシャー」、「ウィッカン」、「ホワイト・タイガー」、「ストレンジ・テイルズ」などがあります。8月までにさらに多くの番組がゴーサインを出し、エキサイティングな発表が行われるでしょう。

報告通り8月までに正式に開発が決定した作品は、8月9日から開催されるディズニーのイベント D23 のステージ上で発表されるかもしれません。

「ウィッカン」とはコミックのウィリアム・”ビリー“・カプランで、ヤング・アベンジャーズの一員でワンダの息子の生まれ変わりです。MCUでは「ワンダヴィジョン」で紹介されたビリー・マキシモフが現在のところ神聖時間軸上で消失した状態になっており、これが「アガサ:オール・アロング」で何らかの形で戻ってくると推測されています。

「ホワイトタイガー」も以前から噂されているプロジェクトであり、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影現場でもそれらしき姿が確認されていました。コミックのホワイトタイガーは複数の人物が該当者であり、MCU版が誰を取り上げて描くのかは正式には分かっていません。

「ストレンジ・テイルズ」はマーベルコミックの前身であるアトラスコミックの時代から続くホラー・アンソロジーで、MCU版の詳細は不明ですが、魔術的側面、そして吸血鬼やゾンビ、狼男といったモンスターに焦点が当てられると原作コミックから推測出来、その素材のいくつかは既にMCUに登場している事も分かっています。

「ブロンド・ファントム」は先月あたりから盛んに、そしてまことしやかに報じられているプロジェクトで、これまでMCUでブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんがプロデュースする作品だとされています。

これらのうちのいくつかが、1ヶ月少し後の D23 で実際に正式発表となるのか、注目となっています。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」より公式スティル公開、「ワンダヴィジョン」のハート夫人も魔女だった?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の公式スティル写真が、海外メディア Empire Magazine より公開されました。ディズニープラスで配信された「ワンダヴィジョン」のヴィランだったアガサ・ハークネスを主人公とする本作では多数の魔女が紹介されると言います。

記事によると「パティ・ルポーン演じるリリア、サシール・ザマタ演じるジェニファー、デブラ・ジョー・ラップ演じるシャロン、アリ・アン演じるアリス」が登場するとされており、過去に「本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされている。」とされてきた内容とほぼ一致しています。

気になるのはこの文章と写真でデブラ・ジョー・ラップ(デブラ・チョ・ルップ)さんについて言及している事で、デブラ・ジョー・ラップさんはドラマ「ワンダヴィジョン」において、ヴィジョンの勤務先の上司の妻ハート夫人として登場し、ワンダたちの新居を訪れました。

しかしこのハート夫人というキャラクターはワンダによって演じさせられていたヘックス内での役名であり、本名がシャロン・デイヴィスだった事が「ワンダヴィジョン」のラストで明かされています。

今回、この記事で紹介された事はシャロン・デイヴィスが実は魔女だったという事を意味しているのでしょうか。

脚本を担当したジャック・シェイファーさんは「魔女は、欺瞞、裏切り、悪事、そして利己主義によって定義されます。そんな考えを持った魔女たちを協力させる必要があるとき、どうしますか?」と言います。

「『ワンダヴィジョン』が古典的なテレビシットコムの形式で遊んだように、この作品では魔女に対する前提をいろいろと遊んでいます。魔女のための簡単なビジュアル表現とは何か?私たちは一面的な嫌な魔女を望んでいませんでした。アガサの真の心を垣間見る瞬間もあります。」

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日 より米ディズニープラスで初回2話配信予定です。