【噂話】ソニーが「シルバーセーブル」を再び開発していると言う

ソニー・ピクチャーズが開発を断念した「シルバーセーブル」を再び開発しようとしていると報じられました。2014年に「ブラックキャット&シルバーセーブル」として第一報がもたらされていたこのプロジェクトは約10年をかけた後、昨年の段階で開発断念が報じられていました。

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2014年に「ブラックキャット&シルバーセーブル」として第一報がもたらされていたこのプロジェクトは2018年に2つに分割、それぞれ単独映画として再開発されているとされていましたが、結局は頓挫。

今回はこのうち、少なくとも「シルバーセーブル」に再開発の動きがあると、ダニエル・リヒトマン氏が報告しています。

過去の報道によると、 「シルバー&ブラック」は、シルバー・サブリノワが米国司法省のために逃亡中のフェリシア・ハーディを追跡するというストーリーに焦点が当てられる予定で、スパイダーマンは脚本に含まれていませんでしたが、スコーピオン、タランチュラ、カメレオン、トゥームストーン(ノーマン・オズボーンも登場する可能性あり)などのキャラクターが登場する予定で、このストーリーはスパイダーウーマン、ジャックポット、スタナー、ダスクを含む女性だけのチーム結成の土台を築くものと言われていました。

この作品の開発中止が報じられた時、監督はこの映像作品がディズニープラス向けとして作り直すことも検討されたと話していました。

ソニーが展開するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の今後は不透明な部分が大きいですが、シルバーセーブルでの再起動を狙っていくのか、今後にも注目です。

ソニーのスパイダーマンスピンオフ映画「シルバーセーブル」の開発が停止中である事が確認される

ソニー・ピクチャーズの「アメイジング・スパイダーマン2」からのスピンオフ映画「シルバーセーブル」の脚本家が、今現在、このプロジェクトが停止中である事を明らかにしました。2014年に「ブラックキャット&シルバーセーブル」として第一報がもたらされていたこのプロジェクトは2018年に2つに分割され、それぞれ単独映画になった事が報じられていました。

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「アメイジング・スパイダーマン2」でコミックのブラックキャット/フェリシア・ハーディが紹介されて以降、ソニーはこの映画の開発を始めたと報じられていました。

2017年5月、エイミー・パスカル プロデューサーのもと、ジーナ・プリンス=バイスウッド監督が「シルバー&ブラック」と題された映画の監督に就任した事が発表され、2019年2月8日 公開であることも発表されました。

しかし、2018年の2月に脚本家の変更が報じられ、同6月に「シルバー&ブラック」はリリーススケジュールから削除。

さらに同8月にはこのプロジェクトがそれぞれ「シルバーセーブル」と「ブラックキャット」の2本の単独映画に分割され、ジーナ・プリンス=バイスウッド監督は両方のプロデューサーとして続投が報じられました。

2020年4月の時点でジーナ・プリンス=バイスウッド監督は The Hollywood Reporter に対して、この2つのプロジェクトを「ディズニープラスシリーズ」として作り直すことについても話し合ったと語っていました。

このような経緯で10年ほど前から始まって、わりと最近に至るまで長らく開発状況がたびたび報告されていた「シルバーセーブル」ですが、今月、本作に脚本家のひとりとして参加していたリンゼイ・アンダーソン・ビールさんが監督デビュー作となる「ペットセメタリーブラッドライン」のプロモーション中に、海外メディア Comicbook.com から「シルバーセーブル」に関する質問を受け、「それはソニーが計画していたもので、私が知る限り、現在は開発されていません」と述べました。「当時私は別のプロジェクトに移らなければならず、私はあくまで手伝いをしていただけです。詳しくはわかりません。」と説明しました。

「アメイジング・スパイダーマン2」から始まった企画は、スパイダーマンがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にメイン舞台を移した段階で一旦トーンダウンしましたが、「ヴェノム」から始まったSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)としての制作に注目されていました。

最近ではプレイステーション4用のゲーム「Marvel’s Spider-Man」にも登場していた事で、シルバーセーブルの実写化には多くの期待が寄せられ、キャストについても噂が報じられていました。

2020年、監督は「ディズニープラスでリミテッド・シリーズとして配信することも話し合っています。」とコメントしていましたが、今回、この計画が動いていない事が明らかに。「シルバーセーブル」は少なくともMCU作品ではありませんが、これが昨今のディズニーのディズニープラス向けMCU作品への予算削減と関係があるのかどうかは不明です。

「シルク:スパイダーソサエティ」や「スパイダーマン・ノワール」などのSSUドラマプロジェクトをプライムビデオで配信するとソニー社長がコメントしており、「シルバーセーブル」もそちらでの復活に期待したい所です。

ソース:Spider-Man Spinoff Silver Sable Writer No Longer With Project, Unsure of Status (Exclusive)

ソニーはSPUoMCへのスパイダーマン導入をまだ決めかねていると報じられる

現在プロジェクトがストップしている「シルバー&ブラック」の監督、ジーナ・プリンス・バイスウッド氏が、 最新のインタビューで、ソニーはまだMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマンをソニーのスピンオフに含めるかどうかは未定であることを明かしました。

©MARVEL

 

バイスウッド監督はインタビューの中で、スパイダーマンスピンオフに関してソニーが抱えている問題について言及しました。

ジーナ・プリンス・バイスウッド監督

私は正直な答えは分かりません。私はそれらのキャラクターが大好きで、一緒にいるのが好きです。私たちが思いついたのは2つを一緒にする非常に有機的な方法だと思いました。

しかし、その世界は変化しています。

スパイダーマンが入っていないこれらの映画を本当に制作できるのでしょうか?彼(スパイダーマン)は少なくとも何らかの役割を果たす必要があります。

ソニーピクチャーズは映画「ヴェノム」のヒットを受け、マーベル・スタジオ/ディズニーが制作するMCUとは別に、独自のSPUoMC(ソニー・ピクチャーズ・オブ・マーベル・キャラクター)を展開していくことを発表しています。

新型コロナウイルスの影響で公開時期が遅れることになりましたが、2021年3月19日に「モービウス」(日本未定)、2021年6月25日には「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(日本未定)がSPUoMCの作品として公開されることになっています。

ヴェノムやモービウスは主にスパイダーマンと関係の深いキャラクターで、ソニーは以前に「 MCUのスパイダーマン(演:トム・ホランド)はMCUとSPUOMCを行き来する唯一のキャラクター」とコメントしていました。

ファンは当然、SPUoMCでのスパイダーマンの登場を期待するわけですが、監督のインタビュー内容からは、スパイダーマンの扱いが制作サイド側でもまだはっきりとしていない事が伺えます。

バイスウッド監督はさらに自身のプロジェクトである「シルバー&ブラック」にスパイダーマンが含まれないのは不自然であるとの見解も示しています。


公開を控える映画「モービウス」では背景にスパイダーマンのポスターがある等関連性をにおわせていますが、現在のところトム・ホランドさんの撮影情報などはありません。

果たしてスパイダーマンはどのタイミングで登場することになるのでしょうか。

SPUoMCの最新作、映画「モービウス」は 2021年3月19日 公開予定です。

ソース:Silver & Black Director Says Sony Is Still Undecided About Including Spider-Man in Spinoff Movies