ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」で、主人公カサンドラ・ウェブの孫娘シャーロット・ウィッターが登場予定だった事が、公開されたコンセプトアートより判明しました。
アーティストのエド・ナティビタさんが「マダム・ウェブ」の未使用コンセプトアートを Instagram にて公開。
Concept art of Madame Web (based on a early script) made by the artist Ed Natividad”. I really believe this movie could have been more, but the studio interferences destroy it.
byu/Leskijin2004 inSUMC
その中にはコミックのマダム・ウェブの孫娘シャーロット・ウィッターも描かれており、「コミックでは豊かな髪と露出度の高い服装で描かれているが、初期の脚本では彼女を魅力的なファッションデザイナーとして描写しており、他の2人よりも実用性に欠ける衣装を採用している。」と説明されています。
コミックのシャーロット・ウィッターはドクター・オクトパスにそそのかされて他の(映画に登場したジュリアとマティを含む)スパイダーウーマンたちを襲って能力を吸収し、それによってスパイダーマンを倒す計画に参加しました。その後、マダム・ウェブがパワーを失い、初代、二代目、三代目のスパイダーウーマンを集めて決戦し、シャーロットの力はマティに吸収されました。
The Wrap とのインタビューで主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは「契約後に脚本が劇的に変更された」と話していますが、この介入で映画はよくなったのでしょうか。
初期バージョンで作られた「マダム・ウェブ」ディレクターズカット版を見てみたい所ですが、本作が制作費の回収がギリギリでプロモーション費用までを賄えないという赤字報告を見る限り、実現は難しいと言えそうです。