映画「ソー:ラブ&サンダー」、削除されたグランドマスターの別バージョンのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より、映画本編で未使用に終わったグランドマスターのシーンのコンセプトアートが公開されました。アーティストのユージン・チューさんが自身のInstagramで公開したこのアートによると、映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で見たグランドマスターとは異なる外観になる計画があったようです。

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グランドマスターの「ムーン・オブ・シェイム」ラボのシーンと説明されたこれらのアートでは、ソーとマイティ・ソー、ヴァルキリー達がグランドマスターと面会しているようすが描かれていますが、そのグランドマスターの両腕はメカになっている事が判ります。

以前に公開されたグランドマスターのアートはこれまでのMCUで見ていたものと同様の外観でしたが、今回のアートはゴアの襲撃がより深刻であったことを表現しているのかもしれません。

ゴア・ザ・ゴッドブッチャーを演じたクリスチャン・ベールさんは過去のインタビューでグランドマスターを演じたジェフ・ゴールドブラムさんやドワーフのエイトリを演じたピーター・ディンクレイジさんとのシーンを撮影した事を明かしており、これらのアートのシーンが実際に撮影されていた可能性も考えられるようです。

元々本作は4時間半ほどの映像だったとタイカ・ワイティティ監督は明かしており、本編で使用されなかった映像はクオリティが十分ではなかったとし、それらの削除シーンは見られたくないとも語ってました。そのため、これらのシーンがBlu-rayやディズニープラスの特典映像として公開される可能性はあまりないかもしれません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の Blu-ray、4k UHD は 2022年9月27日 米国発売予定、日本は10月26日発売予定。日本のディズニープラスでの配信は 2022年9月8日16時からの予定となっています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」よりグランドマスターの未使用シーンのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より、ジェフ・ゴールドブラムさん演じるグランドマスターの削除シーンのコンセプトアートが公開されました。

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アーティストのローラン・ベン・ミムーンさんが公開したアートは以下の通りです。

映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」で見た衣装と同様の外見のグランドマスターの姿を確認出来、破壊された宇宙船の内部のシーンである事が伺えます。また、顔だけのコーグがいる事から、ソーたちがゼウスの雷を奪った後のシーンだった事も想像出来るようになっています。

本作でヴィランのゴアを演じたクリスチャン・ベールさんはジェフ・ゴールドブラムさんとの共演シーンがあったことを明かしているため、グランドマスターの船もゴアに破壊された可能性は高いかもしれません。

最終的に公開バージョンにグランドマスターが含まれる事はありませんでしたが、ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」にはグランドマスターが支配していたサカールの宇宙船が登場した事で、今後のMCUにグランドマスターが再登場する可能性は十分に残されているようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は劇場公開中です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、タイカ・ワイティティ監督がグランドマスターの削除理由について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督が映画本編には登場しなかったジェフ・ゴールドブラムさん演じるグランドマスターのシーンについて、海外メディア Insider とのインタビューの中で言及しました。

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監督はあるシーンが最高であっても、それが映画にとってベストとは限らない事を次のように説明しました。

私が書いたものだから、何かをカットするときは「私はイマイチなのかな?このシーンは見るべきだったのかな?」と自分への挑戦のようなものです。これまでのどの映画も、映画本編と同じぐらいの量をカットしてきました。編集に入ると、わからないものなんです。あるシーンは、それ自体が最も面白いものであったり、興味をそそるものであったりするのですが、それをそのままにしておくと、映画が急停止してしまうこともあるのです。だから、映画にとってベストなことをしなければならないんです。

また、カットするにあたってのプロセスについて、「ジェフ・ゴールドブラム(グランドマスター役)、レナ・ヘディ(未知のキャラクター)、ピーター・ディンクレイジ(エイトリ役)など、カットされた俳優たちに聞いてみると、彼らは皆、その仕組みを理解してくれています。彼らは長い間、このゲームに参加しているのですから。」と語りました。

そして、これら削除シーンの公開の可能性について、以前の別のインタビューでも否定していたように、「削除されたシーンは理由があって削除されているのだから、みんなには見て欲しくありません。なぜなら、削除されたシーンには理由があるからです。そのシーンは映画にはなかった、それだけなんです。」と再び否定しました。

監督は最高のシーンばかり集めても最高の映画にはならないと考えているようで、それは最高の食材ばかり集めても美味しくなるとは限らない闇鍋料理と通ずる所があるようです。

映画の削除シーンはBlu-rayなどの特典映像として一般的になっていますが、本作のBlu-rayに監督の意向が尊重されるかどうかは不明です。

グランドマスターが本作でどのように登場していたかは不明ですが、ナタリー・ポートマンさんが「惑星一つ分のエピソードが削除された」と話しており、オムニポテンスシティで神様チームの結成に失敗したソーがサカールに向かって傭兵を雇うといった展開が考えられていたのかもしれません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 より劇場公開中です。

ソース:Taika Waititi reveals ‘Thor: Love and Thunder’ secrets, including the Taylor Swift meme that’s in the movie

ジェフ・ゴールドブラムさん、オーストラリアで目撃、「ソー:ラブ&サンダー」にグランドマスター再登場か?

2017年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」に登場したグランドマスターを演じていたジェフ・ゴールドブラムさんがオーストラリアで目撃されました。現在、オーストラリアではソーシリーズの最新作「ソー:ラブ&サンダー」が撮影中で、再登場するのではないかと海外で話題になっています。

ゴールドブラムさんは金曜日に開催されたラグビーの試合会場で、前作バトルロイヤルと今作ラブ&サンダーの監督を務めるタイカ・ワイティティさんと、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんと一緒に目撃されました。

三人一緒にうつっているため、ラブ&サンダーにも登場するのではないかとファンの期待を高めています。

海外メディア The Direct では、「再登場が明確になったとは言えないが、しかしゴールドブラム氏が出演予定の他の映画撮影がオーストラリアで行われているという話も聞かない」としています。

グランドマスターは惑星サカールを支配し、闘技場でチャンピオンと挑戦者を戦わせ、賭け事を開催していました。「バトルロイヤル」ではチャンピオンだったハルクと、捕らえられ強制的に挑戦者となったソーが対峙し、最終的にはサカールを脱出する事になりました。闘技大会が大失敗に終わったグランドマスターは、サカールの住民に囲まれて観念する所が最後の登場シーンとなっていました。

「ソー:ラブ&サンダー」ではヴィランの”神殺しのゴア”としてクリスチャン・ベールさんが出演し、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターもソーになることが公式に明かされています。レディ・シフ役のジェイミー・アレクサンダーさん、ガーディアンズメンバーの撮影は既に終了していると伝えられており、撮影は順調に進んでいるようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ソース:Thor 4: Evidence Points To Jeff Goldblum Joining Chris Hemsworth Sequel