コミック「ザ・ライズ・オブ・ウルトラマン」のカバーアートが公開

マーベルから出版されるコミック「ザ・ライズ・オブ・ウルトラマン」のカバーアートが公開されました。コミック#1のカバーをアーティストのアレックス・ロスさんが手掛けるとのことです。

©MARVEL

「ウルトラマンはスパイダーマンやアイアンマンと同じくらい、世界中で象徴的でよく知られているキャラクターです。そのため、マーベルレンズを通して見た時に、ウルトラマンの神話を新世代に紹介する責任を軽んじないようにしています。クラシックな1966年シリーズのファンには、イースターエッグがたくさんあります。しかし、これまでにウルトラマンストーリーを体験したことがない人のために、このシリーズは現代にふさわしい壮大な対決をスタートさせます。」と編集長のトム・ブレヴォート氏は語っています。

ザ・ライズ・オブ・ウルトラマンシリーズのリリースにより、円谷プロダクションとマーベルコミックスのパートナーは、ULTRAMANをグローバルステージに大きく前進させました」と、円谷のCEOである塚越貴之氏は述べています。「マーベルのウルトラマンストーリーのレンダリングは、最高レベルの敬意、品質、創造性をもって忠実に作成されており、ウルトラマンの世界を拡大するストーリーラインを生み出しました。」とコメントしています。

コミック「ザ・ライズ・オブ・ウルトラマン」#1は9月より発売です。

ソース:マーベル公式 Alex Ross Stuns with Cover Art for THE RISE OF ULTRAMAN #1

マーベル版「ウルトラマン」の新アートが公開

シカゴで開催中のC2E2-2020の会場で公開されたマーベル版ウルトラマンの新しいアートがマーベル公式HPや公式ツイッターで公開されました。

このシリーズは全5号のミニシリーズで「ザ・ライズ・オブ・ウルトラマン」というタイトルで物語を展開し、ライターのカイル・ヒギンズさんとマット・グルームさん、そしてアーティストのフランチェスコ・マンナさんによって描かれます。

ヒギンズさんは「数年前、パワーレンジャー(※)を手掛けたおかげで、特撮についてもっと知り、学ぶことができました。その非常に異なる慣習とインスピレーションにより、特撮、特にウルトラマンは私にとって大きな喜びの源でした。スーパーヒーローのストーリーテリングの構造で私たちが考えているものに至るまで、可能性に満ちたジャンルです。ウルトラマンをマーベルに連れて行くことは名誉であり特権でもあります。」とコメントしました。

カイル・ヒギンズさんの代表作「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」は日本特撮番組である「スーパー戦隊シリーズ」(東映)の英語圏向けローカライズ版。

また、グルームさんは「フィクションのモンスターは私たちの世界で暗くて怖いものをすべて具現化してきました。しかし、円谷英二のように、私たちの最も差し迫った問題の規模の巨大さを理解している人は誰もいないと思う。彼は暗闇が高層ビルと同じくらいの高さで頭上に迫っていることを想像した。しかし彼はまた、私たちが最悪の衝動を超えて高貴な生き方を受け入れることによって、それらの怪獣に立ち向かうことができると想像していた。そうやって彼はウルトラマンを思い描いたのです。この複雑で矛盾したフィクションの世界では、それはどういう意味なのかを探求するつもりです。」とコメントしました。

ウルトラマン#1は2020年の後半に発売予定です。