ザック・スナイダー監督がルッソ兄弟の「アベンジャーズ」復帰について語る

DCコミックスの実写映画「ジャスティス・リーグ」や「ザ・スーサイド・スクワッド」に携わったザック・スナイダー監督が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にルッソ兄弟監督が復帰する事について、「素晴らしい事だ」とコメントしました。

海外メディア CinemaBlend とのインタビューで兄弟監督の復帰についての思いを聞かれたザック・スナイダー監督は「それは素晴らしいことだと思います。彼らは優れていて、本当に、マーベルと兄弟は素晴らしい仕事をしてきたと思います。きっと彼らはまた何か素晴らしいことをしてくれるでしょう。彼らは才能のある人たちで、何かクールなことをしてくれると思います。少し変化を起こす時が来たと思います。」とアベンジャーズ新作への期待を込めて述べました。

マーベル・スタジオは約1ヶ月前の SDCC2024 で「アベンジャーズ」新作映画にロバート・ダウニー・Jrさんとルッソ兄弟監督が戻ってくる事を発表。

RDJさんは先日公開されたインタビューで、1年ほど前にディズニーパークでトニー・スタークを再演するというアイデアをディズニーCEOに相談しにいった際にMCU復帰の話が出た事を明かしました。

また、「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」には、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の脚本を担当したスティーブン・マクフィーリーさんが参加。

さらに「アベンジャーズ」シリーズの音楽を担当していたアラン・シルヴェストリさんの復帰も報告され、アベンジャーズ映画の主要な制作メンバーがアッセンブルした形となっています。

RDJさんの復帰についてはまだまだ謎が多いこともあって賛否両論ではありますが、注目の「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」はどのような映画になっていくのか、まだ当分の間は見守る必要があります。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Zack Snyder Interview | ‘Rebel Moon’ Director’s Cuts, The Russo Brothers’ Return & More

「ブラックウィドウ」、スカーレット・ヨハンソンさんがディズニーとの法廷闘争後の関係について語る─「恨んではいません。」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で主演を務めたスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディア ニューヨーク・タイムズ とのインタビューの中で、2021年に起きたディズニー社との法廷闘争とその後の関係性について語りました。

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スカーレット・ヨハンソンさんは現在の心境について「私は恨みを抱いていませんよ。」と述べ、「当時の判断とリーダーシップが悪かっただけだと思います。全体的にとてもプロフェッショナルではないと感じました。正直なところ、その時は本当に失望しました。最後まで希望を持っていましたが、最終的に私のチームが『行動を起こすべきだ』と言ってくれたんです。」と当時を振り返りました。

「ブラックウィドウ」は「劇場独占公開」とした上で、その興行収入に基づいてスカーレット・ヨハンソンさんに追加の報酬が支払われる事が契約となっていましたが、新型コロナウイルスのパンデミックに際してディズニーはヨハンソンさん側の承諾を得る事なく、劇場公開と並行してディズニープラスでのプレミアアクセス配信を行いました。

これに対してヨハンソンさんの代理人弁護士は「ディズニーはブラックウィドウを、スカーレットの報酬を犠牲にして、加入者数を増やす手段として使おうとした」と主張。当時、推定5000万ドルの出演料を失ったとも報じられていました。

過去には「マーベルは家族のようなものだ」とも話していたヨハンソンさんはその親会社と法廷闘争する事になりましたが、最終的にこの問題は和解された事が報じられています。

今回「恨みはない」と語ったスカーレット・ヨハンソンさんは、現在、プロデューサーとして新たなMCU作品に取り組んでいる他、ナターシャ・ロマノフの再演について「役目は終わった」としつつも「ゾンビや吸血鬼になって戻って来るかも」と可能性がゼロではない事を話していました。

しかし、2024年6月になって「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の出演にサインしたとも報じられており、ナターシャ・ロマノフが何らかの形で実際に戻って来る可能性が高まっています。

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ソース:NYT

ディズニーのハッキング被害が事実だとウォール・ストリート・ジャーナルが報道

先日から噂されているウォルト・ディズニー社がハッキングされたという話題にたいして、ウォール・ストリート・ジャーナルが正式にその被害を確認したと報道しました。1.1テラバイトにも及ぶとされる盗まれたデータには、未発表のプロジェクトに関する情報、これまで公開されたことのないコンセプトアート、さまざまなログイン情報や個人データの詳細などが含まれていると噂されていました。 

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記事によると、ウォール・ストリート・ジャーナルが確認したファイルによると、漏洩したのは広告キャンペーン、スタジオ技術、面接候補者に関する議論を含む、社内のSlackシステムに関する内容だとの事。 

Nullbulgeと名乗る匿名のハッカー集団はブログ投稿で、ディズニーのSlackチャンネル数千件からコンピューターコードや未発表プロジェクトの詳細を含むデータを公開したと述べていました。

盗まれたとされるデータや入手方法に関する同グループの主張は、すぐには確認されませんでした。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、ディズニーの企業ウェブサイトの維持、ソフトウェア開発、採用候補者の評価、ESPN内の新進リーダー向けプログラム、従業員の犬の写真などに関する会話が含まれており、盗まれたデータは少なくとも2019年まで遡ると主張しています。

また、「ディズニーはこの件について調査中だ」と広報担当者は語ったとも伝えています。

犯行グループはディズニーの「アーティストとの契約の扱い方、AI へのアプローチ、そして消費者に対する露骨な無視」のためだとし、「『こんにちは、ディズニー。あなたのSlackデータはすべて持っています』と言ったら、彼らは即座にロックダウンして私たちを排除しようとするでしょう。決闘では、先に撃ったほうが良いに決まっています。」と主張しています。 

Nullbulgeのオンライン活動を追ってきたセキュリティ研究者のエリック・パーカー氏によると、Nullbulgeは5月からディズニーのコンピューターシステムにアクセスしたと主張し始めたとの事。パーカー氏は、このハッキンググループは実際には1人の人物だと考えており、「彼は金のためにやっているのではない。これは注目を集めるための行為だと思う」と説明しています。 

Nullbulgeの主張の一部である「アーティストとの契約の扱い方、AI へのアプローチ」は実際に昨年の歴史的な長さを更新したストライキの中での話し合いの争点でもあり、Nullbulgeが実際に身代金目当てでなく雇用者の権利のために行動したのであれば、過去のハッキング犯罪とは少し毛色が異なってくるようです。

ソース:Internal Disney Communications Leaked Online After Hack

【噂話】MCU新作情報が漏洩か、ディズニーが1.1 テラバイトのハッキング被害にあっていると報道

ディズニーがハッキングされ、1.1テラバイトのデータが漏洩したと海外メディア CBM などが報じています。 それによると「Nullbulge」と呼ばれるグループは、ディズニ社の社内Slackにアクセスし、未発表のプロジェクトに関する情報、これまで公開されたことのないコンセプトアート、さまざまなログイン情報や個人データの詳細などを入手したと主張していると言います。 

記事によると、ディズニーはハッキング疑惑についてまだコメントしておらず、今の所犯行グループが入手したと主張するコンテンツはいずれもまだオンラインで公開されていないとの事。おそらくディズニーはハッキングされたデータの代金を支払うよう求められ、拒否した場合(あるいは支払ったとしても)はオンラインで共有され、世界中に公開されることになるだろうと指摘しています。 

この盗まれたとされるデータの中にはマーベル・スタジオやルーカスフィルムなど子会社のプロジェクトに関するものが含まれている可能性が高いとの事で、場合によってはディズニーが計画しているイベントの前に世界中に暴露されてしまう危険性があるようです。

以前にはインソムアックゲームズがハッキングの被害にあい、開発中止が噂されていたスパイダーマンのオンラインゲームの映像などがリークされていました。

日本国内の事件で言えば、2024年6月27日に「BlackSuit」を名乗るハッカー集団がダークウェブ上のサイトに犯行声明を公表。KADOKAWAグループのネットワークの問題を突き、1.5テラバイト(TB)のデータを盗んだと主張しました。

ハッカー集団はデータを暗号化後、KADOKAWAの経営陣に連絡して金銭を要求したと主張。一方で同社が提示した金額が少なかったため、犯行声明で不満を述べ、盗んだ情報をダークウェブ上で公開し始めました。

ディズニーは何事もなく無事にやり過ごせるのでしょうか。

ソース:Marvel Studios’ SDCC Plans Revealed As Disney Allegedly Faces 1.1TB Hack Which Includes Intel On Future Movies

ジョナサン・メジャースさんが授賞式で涙のスピーチ「私は不完全で欠点もある」─俳優復帰作も決定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」や映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で征服者カーンとその変異体役を演じてきたジョナサン・メジャースさんが、先日、ビバリーヒルズで行われた年次インパクト・アワードで忍耐賞を受賞しました。

メジャースさんは元恋人へのDV容疑に関する裁判で2024年4月に1年間の家庭内暴力カウンセリングを受ける判決を受けました。この判決により、現在の居住区域であるロサンゼルスで52週間にわたる対面更生プログラムを完了しなくてはなりません。

ハリウッド・アンロックド・インパクト・アワードの授賞式の壇上に立ったメジャースさんは涙ながらに「忍耐とは何でしょうか?忍耐とは、困難や遅れにもかかわらず何かを続けることを意味します。そして、私が仕える神は、私が望む以上にその言葉を体現しなければならない状況に置かれました。」と涙ながらにスピーチを始め「私は不完全です。欠点もあります。それを認めます」と語りました。

メジャースさんは判決を受けた日に征服者カーン役からの降板が正式に発表され、MCU以外のすべての役をも失うことになりました。また、判決以前の逮捕の時点でマネージメント会社や宣伝会社からも解雇されました。

しかし、今回の受賞とほぼ同じタイミングで、「デューン」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の弟であるマーティン・ヴィルヌーヴ監督が制作する復讐スリラー映画「マーシレス」の主演を獲得したことが発表されました。これがメジャースさんの判決後の最初の俳優業となります。

「人生の中で、物事が暗くなる瞬間があり、本当に暗くなることもあるでしょう。その真っ暗な中に座り、光の一瞬を捉えたら、全力でその光に向かって走るべきだと学びました。そして、その光を二度と当然のものとは思わないでしょう。」と語りました。

メジャースさんは続けて、この困難な時期に彼を支えてくれたすべての人々、家族(特に母、姉妹、幼い娘、そして現ガールフレンドのミーガン・グッドさん)、そしてハリウッドの大物たちに感謝の意を表しました。

「光は私にとっていくつかの形で訪れました。兄弟ウィル・スミスからの深夜のテキストメッセージや、タイラー・ペリーが彼の方法で人々をサポートし、愛情を注ぐことで私に息を吹き込んでくれたことです」とコメントしました。

「マーシレス」のヴィルヌーヴ監督は本作について「恐ろしい物語の中で所有や復讐、個人的正義といったテーマが絡み合う作品です。メジャースが演じる主人公ジョンの心理的降下や彼の超常現象的な力を掘り下げていきます。」と作品について述べています。

ジョナサン・メジャースさんの征服者カーンは次に「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」に登場する予定でしたが、判決の日に降板が発表され、映画のタイトルも「アベンジャーズ5」の仮タイトルへと戻されました。

一部の関係者は判決に関係なくディズニーは解雇を決めていたと報告していましたが、発表のタイミング的にほとんどの人がそうは考えていませんでした。

スクーパーは征服者カーン役の後任について近々発表があるだろうと報告、「アベンジャーズ5」の制作が動き出している事で、誰が次のカーンを演じるのか注目されています。

ソース:Jonathan Majors Breaks Down in Tears While Accepting Perseverance Award After Assault Conviction: ‘I’m Imperfect. I Have Shortcomings’

イアン・マッケランさんが舞台公演中に転落、入院へ

20世紀FOXの映画「X-MEN」シリーズでマグニートーを演じていたイアン・マッケランさんが、ロンドンのノエル・カワード劇場で「プレイヤー・キングス」の公演中に舞台から転落し、病院に搬送されたと、海外メディア BBC が報じました。

記事によると、85歳になるイアン・マッケランさんは格闘シーンの最中に足を滑らせて舞台から前方に転落。マッケランさんは叫び声をあげ、助けを求めていたようで意識はあったと言います。舞台はそのまま中止され、夜の公演も中止に。

劇場の広報担当者は後に、彼は「元気」で「早く完全に回復するだろう」と語り、マッケランさんは来週の水曜日に演劇の昼公演で舞台に復帰する予定との事で、最悪の事態は避けられたようです。

「デッドプール&ウルヴァリン」では複数の「X-MEN」シリーズの出演者の再登場が判明していますが、マグニートーの再登場については明確になっていません。

「X-MEN」でイアン・マッケランさんと共演したプロフェッサーX役のパトリック・スチュワートさんは以前に二人で何らかの計画がある事をほのめかしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-patrick-stewart-hints-magneto-return/”]

また、コミック上でマグニートーとワンダが親娘の関係にある事から、ワンダを演じるエリザベス・オルセンさんが以前から共演を望んでいました。

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映画「X-MEN」シリーズはディズニープラスで配信中です。

ソース:Sir Ian McKellen falls off stage during performance

ドウェイン・ジョンソンさんがディズニーと複数の契約を締結、アポカリプス実現なるか?

ザ・ロックの愛称でも親しまれている元レスラーで俳優のドウェイン・ジョンソンさんが、劇場公開およびストリーミング配信用の映画を製作するため、ウォルト・ディズニー・カンパニーとファーストルック契約を結んだと、海外メディア Variety が報じました。

Variety は、ドウェイン・ジョンソンさんとダニー・ガルシアさんが設立した映画・テレビコンテンツレーベルのセブン・バックス・プロダクションズが、ディズニーと契約締結を行ったと報告。

これらのプロジェクトはドウェイン・ジョンソンさんが主演する可能性のあるものであり、この複数年契約によりセブンバックスがディズニーのすべての部門、つまりマーベル スタジオ、スター ウォーズのルーカスフィルム、ディズニー・アニメーション、ピクサー、20世紀スタジオと協力する機会も得られると言います。

セブンバックスは設立から12年間、活動期間の大半で特定のスタジオに属しませんでしたが、ディズニーとは長年にわたる良好な関係を築いてきました。ここに来て複数年、複数の作品に関係する契約を結んだと言う事で、以前に噂されていたX-MENのリブート版にアポカリプス役としてキャスティングされる可能性がやや上昇したとも言えそうです。

ドウェイン・ジョンソンさんは過去に「ジャングルクルーズ」や「モアナ」でディズニー作品に出演、今冬公開予定の「モアナ2」ではマウイ役を再演します。同映画の最新予告編は、わずか24時間で1億7800万回の再生回数を記録し、ディズニーのアニメ予告編のこれまでの記録を塗り替えました。また、実写版「モアナと伝説の海」が 2026年夏 に米国にて公開予定です。

ソース:Dwayne Johnson and Dany Garcia’s Seven Bucks Signs Disney First Look Deal to Develop Theatrical and Streaming Films (EXCLUSIVE)

スター・ウォーズのジョージ・ルーカス監督が「マーベル映画は映画ではない」論に反論

2019年、マーティン・スコセッシ監督が「マーベル映画は映画ではない」と発言して引き起こされた今なお続く論争について、スター・ウォーズを制作してきたジョージ・ルーカス監督はどのような考えを持っているのでしょうか?今週、カンヌで行われたインタビューで、ルーカス監督は自身の見解を述べました。

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動画の8分あたりからこの話題に入り、「いいですか。映画とは動く映像の芸術です。」とルーカス監督は切り出しました。「ですから、映像が動いていれば、それは映画です。マーティンは少し考えを変えたのかもしれませんね。」とコメントしました。

ルーカス監督はさらに、スコセッシ監督と一緒に仕事をした経験について語り、彼が最初はデジタルで映画を作ることに反対していたが、その考えも変わったことを述べました。

マーベルへの直接の言及は避けましたが、「映像が動いていればそれは映画」という理論で、スコセッシ監督の「マーベル映画は映画ではない」発言に反対しました。

ただし、インタビューの中では「ハリウッドについて言えば、彼らが語るストーリーはただの昔の映画です。『続編を作ろう、この映画の別バージョンを作ろう』ばかりで新しい発想がありません。大手スタジオには想像力がありません。」と、ハリウッド映画全体の質の低下についての見解も示しました。

別のカンヌでのインタビュー(THR)で、ルーカス監督は「スター・ウォーズ」の続編、「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」「スカイウォーカーの夜明け」について語っています。

「本当に『スター・ウォーズ』を理解していたのは私だけでした・・・。この世界を実際に知っていたのは私だけなんです。例えば、フォースについても誰も理解していませんでした。会社を売却した後に始まった他の作品では、(オリジナルの)多くのアイデアが失われてしまいました。でも、それが現実です。手放した以上、諦める他ありません。」

元のインタビューに戻って、ルーカス監督は自身の引退を認め、「プロデューサーとして最後に手がけたのは『ストレンジ・マジック』というアニメ映画です。だから、私は自分がやりたい映画を作っていたのです。自分で資金を調達し、自分のスタジオを持っていました。ロサンゼルスに博物館を建設中です。とても忙しいんです。」と近況についても明かしました。

ジェレミー・レナーさん、昨年の除雪車事故で本当は死んでいた事が判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でホークアイ/クリント・バートンを演じる俳優のジェレミー・レナーさんが、昨年元旦に発生した除雪車事故の際に、わずかな間心停止し、実際には死んでいた事が共演者の発言で明らかとなりました。

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パラマウントプラスのドラマ「メイヤー・オブ・キングスタウン」でジェレミー・レナーさんと共演したマイケル・ビーチさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、事故を振り返って次のように語りました。

ジェレミーは軍馬のようだよ。彼は38本の骨を折ったんです。実際には死んでしまっていたんです、それを彼が言うまで知しりませんでしたけどね。でも彼は戻ってきた。彼はどうなるかわからなかったって言ってるけど、(撮影の)準備はできてた。

ビーチさんはレナーさんが心停止、つまり臨床的に死亡していたと本人から聞いた事を明かし、本作の撮影に際して「彼は毎週、自分がますます強くなっていくのを感じてるって言うんです。そして彼の身体能力に問題はなかったし、撮影が中断される事はありませんでした。彼はそれをやってのけているんです。彼はすごい。そう、彼は素晴らしい人だよ。本当に軍馬のようにタフなんだ。」とコメントしました。

2023年の元旦に発生した痛ましい事故は大きく報道され、緊急手術で奇跡的に一命をとりとめました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-jeremy-renner-accident/”]

その後のリハビリを経て、事故から1年後、2024年2月のインタビューでは次のアベンジャーズ映画に向けて準備が完了しているとも語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-jeremy-renner-always-game-for-return/”]

現状でクリント・バートンの次の舞台は明らかになっていませんが、彼の弟子であるケイト・ビショップはいくつかの作品に登場する可能性が考えられており、そこに客演する可能性は高そうです。

ソース:Jeremy Renner Clinically ‘Died’ During Snowplow Accident, Reveals Mayor of Kingstown Co-Star

ディズニーCEOがMCU削減の具体的なプランを発表─映画は年最大3本へ

ウォルト・ディズニー社のボブ・アイガーCEO(最高経営責任者)は、現地時間の 5月7日 に開催された同社の第2四半期決算会見で、2023年後半に発表されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のリリース計画の変更に関して、具体的なプランを発表しました。

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アイガーCEOは今後しばらくのMCUのスケジュールについて「徐々に量を減らし、年間4本だったドラマシリーズをおそらく2本程度にし、映画の製作本数も年間4本から2本、最大で3本に減らすつもりです。」と会見で語りました。

CEOは2025年のMCUに関して「いい映画を何本か予定しており、その後はさらなるアベンジャーズに向けて楽しみにしています。」とコメント。

2025年は記事執筆時点で「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」「サンダーボルツ*」「ファンタスティック・フォー」、そして公式の情報更新が途絶えている「ブレイド」の4本の映画が予定。今回のCEOのコメントから察するに「ブレイド」は延期の可能性が高いと考えられそうです。

CEOは「全体として、この(2025年の)スレートについては非常に良いと感じています。ご存知のとおり、これらの作品は(2023年の方針転換後)多くの時間を費やすことに取り組んできたものです。このチームは私が絶大な信頼を寄せているチームであり、マイニングしている IP 、私たちがやっているすべての続編は誰にも負けません。」と今後のMCUに関して自信がある事を明かしました。

2023年は前半にリリースされた映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、ドラマ「シークレット・インベージョン」が特に評判が悪く、後半に公開された「マーベルズ」はレビューこそ持ち直したものの、興行収入はMCU最低を更新するという不振な年として印象を強く残しました。

とは言え実際には前半公開の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」が称賛され、後半にはディズニープラスで展開した「ロキ」シーズン2、「ホワット・イフ・・・?」シーズン2は高評価を受けました。さらに2024年に入って「エコー」、「X-MEN’97」といった作品も引き続き高い評価を受けています。

2024年は映画が「デッドプール&ウルヴァリン」1本にまで削減され、ディズニープラス作品の2024年後半のスケジュールは不透明なままになっています。

アイガーCEOは「変化はゆっくりと表れるだろう」とも表現しており、方針転換の効果は2025年リリースの作品からその影響が見え始めてくる事になりそうです。

ソース:Disney to Reduce Marvel Studios’ Output of Movies and Streaming Shows