映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、Blu-ray及び4kUHDが2025年1月21日に米発売

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の Blu-ray ならびに 4k UHD が 2025年1月21日 に米国でリリースされる事が判明しました。これらの商品は映画が公開された 10月 時点で予約がスタートしていました。

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dvdsreleasedates によると、この映画のディスクが 2025年1月21日 にリリースされるとの事で、今月 10日 からは米国の Amazonプライム・ビデオ と iTunes でもデジタル版が有料配信されています。

本作は海外の批評家レビューこそ低かったものの、一般レビューは約80%の支持を得るなど比較的好評でした。しかしながら興行収入は伸び悩み、ヴェノム映画3作の中で最低を記録。映画の公開からわずか1ヶ月半で有料配信へと切り替えられました。

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「ザ・ラストダンス」には続編を予感させるものがいくつか存在していますが、「クレイヴン・ザ・ハンター」が公開された現状で、「ヴェノム4」が制作される可能性は低いと見られています。ただし、「ザ・ラストダンス」自体は赤字を回避している事もあり、続編がないとも言い切れないのは事実としてあるようです。

今後はマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に委ねるのではとの噂もありますが、現時点ではそれらを裏付けるものは何もありません。今後の情報にも注目です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、削除シーンよりヌルの隠された能力が判明か、「マダム・ウェブ」は新たな問題が暴露される

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の新たな削除シーンが公開されました。主人公のエディ・ブロックとヴェノムがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸から自身のユニバースに戻るシーンを描いたものですが、これは邪神ヌルの隠された能力を裏付けているのでしょうか。

映画冒頭に登場するヌルによる次元の穴は、実際にはどこでもドアのようなワープ装置ではなく、タイムマシンのように特殊な空間を介して別のマルチバース同士をつなぐ一種のワームホールのような設定だったようで、この削除シーンでは穴に吸い込まれてから吐き出されるまでの間を描いています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でドクター・ストレンジたちがマルチバースを横断した際の神秘的な映像と比べると、この削除シーンはなんとも貧相な映像ですが、削除が決まったためにVFXを完成させなかったと思いたい所。

この映像からはヌルはマルチバースに存在するシンビオートの位置を特定し、それに対してこのポータルで干渉する能力がある事がうかがえますが、結局のところ作中での説明はなく、実際にどういう設定なのかは推測の域を出ません。

もっと言えば、そもそも「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」でヴェノムたちがMCUに飛んだ理由もわかっていません。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではスパイダーマンがピーター・パーカーである事を知る悪者がマルチバースを越えて吸い寄せられてきたともされており、「ヴェノムはシンビオートのハイブマインドを通じてそれを知っていた」と海外ファンの多くは解釈していますが、そうであれば全シンビオートが吸い寄せらていなければ辻褄があいません。

一部のファンはソニーがマーベル・スタジオを無視して勝手に作った結果、物語がこじれていったとも考えていますが、少なくとも「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の段階ではマーベル・スタジオと話し合いがあったとケヴィン・ファイギ社長が認めています。

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そうは言っても結局「ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムが活用される事はなく、何も起こらないままソニーに戻された事を考えると、ファイギ社長はソニーをかばっていただけかもしれません。

また、先日はソニーの失敗についての報告書が報道されていましたが、今回、新たに「マダム・ウェブ」に関する関係者の発言が話題に。

海外メディア CBM によると、「『マダム・ウェブ』が支離滅裂だった理由は、映画の制作に入る前にソニーが脚本を数ページカットしたため、第2幕と第3幕で問題が発生した」と言います。

主演のダコタ・ジョンソンさんがソニーの介入を批判し、炎上していた事もありましたが、結局は彼女の指摘が正解だった事がこれで認められる事になるのでしょうか?

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せっかく紹介された邪神ヌルが再登場する方法について、ファンは「スパイダーマン4でピーター・パーカーが死に、ヴェノムシンビオートで復活する事でコーデックスが作成され、ヌルがそれをターゲットにアクセス出来るようになるだろう」と考えていますが、ソニー・ピクチャーズの頭の硬い幹部を交換しない限り、実現の可能性は低いかもしれません。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の冒頭10分のプレビュー映像が公開

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の冒頭10分の映像が公式Youtubeチャンネル他、各種SNSで公開されました。シンビオートの生みの親である邪神ヌルの紹介に始まり、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のラストからチンピラたちとの最初のアクションシーンまでを収録しています。

まだ映画を見ていなかった人には衝撃かもしれませんが、ソニーはMCUの「ノー・ウェイ・ホーム」のポストクレジットシーンを作り直し、内容と見た目が変更されました。

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なぜ変更されたのかは明らかになっていません。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は完結作としてプロモーションされながらも、映画の結末も続きがあるような終わり方をしていましたが、残念な事にSSU映画は「クレイヴン・ザ・ハンター」で終わりだとも報じられました。

このエディとヴェノムが再登場するとすれば、それはもはやディズニーとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でしか実現出来ないのかもしれません。

ヴェノムの物語はどこへ続くことになるのか、それとも本当にここで終わりとなってしまうのか、続報にも注目です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が公開2ヶ月を待たずに終了、シリーズ最低記録で今週から米配信へ

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が 2024年10月25日 からの米劇場公開をわずか一ヶ月半ほどで終えた事が明らかとなりました。現地時間の今週 10日 からは、デジタルプラットフォームでの配信へと切り替えられる事になります。

「ヴェノム」シリーズの完結作としてプロモーションされていた本作は、「マダム・ウェブ」や「モービウス」よりも良い成績を収めましたが、ヴェノム三部作の中では最も成績の悪い映画として、公開を終了する事になりました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」はアメリカ国内で 1億4000万 ドル弱、海外市場で 3億3300万 ドルを稼ぎ、全世界で合計約 4億7200万 ドルとなりました。報道されている製作費は約 1億2000万 ドルで、黒字には違いがなく、完結作と公式に謳われている事を誰も意に介さずに、続編制作がありえると見られています。

ソニーは本作に登場した邪神ヌルと、残されたシンビオートを再利用すると予想される「エージェント・ヴェノム」に関する計画を立てていると噂されており、エディ・ブロックとヴェノム抜きで物語が続く可能性は十分にあるようです。

本作はアメリカでの劇場公開日から Blu-ray と 4k UHD の予約を開始、そのディスクに含まれる特典映像がオンラインでも公開されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-marigans-symbiote-name-revealed/”]

なお、日本でのディスク発売、配信に関する情報は記事執筆時点で不明です。SSUの前作にあたる「マダム・ウェブ」の場合、アメリカでは4月に配信、ディスク発売されましたが、日本ではデジタル有料配信のみアメリカと同時期で、ディスクは半年以上遅れて12月にリリースされました。

ソース:VENOM 3 Finishes Theatrical Run As Lowest-Grossing Movie Of The Trilogy; WICKED Approaches $500M Worldwide

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」でヌルを演じたアンディ・サーキスさんが今後についてコメント

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」で邪神ヌルを演じたアンディ・サーキスさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューで今回の起用とヌルの再演について語りました。

キャラクターの将来について質問されたアンディ・サーキスさんは「興味深いですね。でも本当に、純粋に分からないんです。『参加してくれませんか?』という感じで、実際、かなり直前に決まったんです。『ヌルの声をやってくれない?』って。それで、私が入ってやったんです。それから、『これは続くかもしれない……彼はかなり重要なキャラクターだから』という話が出て、私は『ああ、それは分かっているよ』という感じでした。まあ、実際どうなるかはこれからの成り行きを見てみるしかありません。」と回答しました。

ヌルはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」で再登場するという噂で、これはまだ噂と推測の段階に過ぎませんが、日本のソニー・ピクチャーズの記事がこの噂を認めたのではないかと海外でも話題になっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-press-release-in-japan/”]

ヌルの今後とは別に気になる点としてあげられるのが、SSU自体の今後であり、今月公開の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」のあとの事はほとんど公式から情報発信されていません。コミックのスパイダーマン・ノワールをもとにしたドラマ「スパイダー・ノワール」が正式発表されているのみであり、他はいくつかの噂が報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-after-projects-rumors/”]

ヌルが実際にMCUに殴り込んでくる事になるのか、続報があり次第またお知らせする事になります。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は劇場公開中です。

ソース:Andy Serkis Addresses Playing Knull In Venom 3 And What He Knows About Sony’s Plans For The Marvel Villain’s Future

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、マリガンに寄生していたシンビオートの名前が削除シーンから判明か

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のBlu-rayに収録される映画の削除シーンが判明し、スティーヴン・グレアムさんが演じるパトリック・マリガンに寄生していたシンビオートの名前が明らかとなりました。

コミックのマリガンはトキシンという名のシンビオートが寄生しており、カーネイジの子どもであるトキシンの外見は上半身が赤〜茶色と親のカラーを残しつつ、下半身は青や濃いグレーで描かれています。

映画でマリガンに寄生していたシンビオートは水色の個体で名前が呼ばれる事もなく、コミックの面影がまったくない事からこれがトキシンなのか映画オリジナルのシンビオートなのかは不明でしたが、Blu-rayに含まれる削除シーンの中に「Toxin’s Warning」という映像が含まれる事が明らかとなりました。

映画の最終バージョンでは結局名無しのシンビオートであり、このシーンを削除した事は、これがトキシンである事を中止したとも考えらる事で、「これが公式にトキシンだ」と断言するには難しい所。とはいえ、少なくとも編集作業中はこれがトキシンと呼ばれていた事は間違いないようです。

先日は本作のVFXクリエイターのインタビューで、この映画に登場した多くのシンビオートがコミックには存在しないオリジナルのシンビオートである事が判明しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-symbiote-name/”]

このインタビューでもマリガンのシンビオートの制作過程について次のように語られていましたが、名前については言及されていませんでした。

ケリー(監督)は彼に対してユニークなヴィジョンを持っていました。彼女は蛇のような、半透明の『水の神』のような外見を望んでいました。デイブ・リーと彼のDNEGのチームはそのヴィジョンを現実のものにするという素晴らしい仕事をしてくれました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の 4k UHD と Blu-ray は10月からアメリカで予約が始まっており、発売日は未だ不明ながらも 2025年1月 と予想されています。また、2024年12月10日 に Amazon Prime Videoと iTunes で Digital HD が利用可能になる予定ですが、これらの日本での利用可能予定日は不明です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に登場したシンビオートたちの意外な名前が明らかに

ソニー・ピクチャーズが制作したSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」には数多くのシンビオートが登場しましたが、そのほとんどは劇中で名前が明かされずに終わりました。この疑問のいくつかについて、本作の VFX スーパーバイザーのアハロン・ボーランドさんのインタビュー内で判明しました。

Art of VFX とのインタビューでボーランドさんは本作の VFX を制作するにあたって「それぞれのシンビオートは、コミック版のリサーチから始まり、そこからストーリーに合う『ヒーロー』版へと進化しました。それぞれのシンビオートが、他のシンビオートを補完し、ストーリーを前進させるのに役立つ独自の能力を持っていることが非常に重要でした。」と述べています。

「例えば、ラヴァの赤と黄色の火の鞭は、アニマルテンドリルがゼノファジを拘束するために使用した触手の檻とよく合いました。ペイン博士のシンビオートも、彼女のキャラクターとテーマ的に結びついています。彼女の人生は稲妻によって変わり、彼女がシンビオートと結びつくと、稲妻のような能力が与えられ、彼女の物語は完結しました。」

「大きな進歩は、最終決戦でヴェノムを助けるシンビオート軍団のデザインにあります。各シンビオートは独自の能力を持っており、それが彼らの行動や戦いの演出に大きな影響を与えました。例えば、ジム(銅茶色のシンビオート、宿主の名前もジム)は強力なパンチ力を持つブルーザーであり、一方ラッシャー(緑赤のシンビオート)は素早い斬撃のアタッカーです。」

「チームとして、それぞれのシンビオートは戦いで重要な役割を果たしました。また、2つのシンビオートを結合させて新しいパワーを持つハイブリッドを作成するという新しい要素も導入しました。これをアニマルとテンドリルで実行したところ、アクションに新たな層が加わりました。」

マリガンと絆を結ぶシンビオートについて、ボーランドさんは次のように明かしています。

「ケリー(監督)は彼に対してユニークなヴィジョンを持っていました。彼女は蛇のような、半透明の『水の神』のような外見を望んでいました。デイブ・リーと彼のDNEGのチームはそのビジョンを現実のものにするという素晴らしい仕事をしてくれました。」

本作では多くのシンビオートが死亡しましたが、そのほとんどはこの映画オリジナルのシンビオートであり、コミックのキャラを無駄遣いする事を避ける選択をしていたようです。

そんな中でコミックからの再現度が非常に高かったのはシンビオートの神であるヌルでした。ヌルについては次にように語っています。

「ヌルに命を吹き込むために、私たちはコミックの原作に忠実でした。私たちのゴールは、コミックから飛び出してきたかのように感じさせることで、表情と明瞭な話し方を助けるために目と口を少し調整しただけです。私たちは、これが映画的な形だけで、ファンが知っているヌルだと感じてもらいたかったんです。」

「しかし、彼の牢獄は我々に解釈の余地を与えてくれました。私たちは『キング・イン・ブラック』シリーズから多くを学び、前作でヴェノムのグーのために開発したテクニックを使って、それらのビジュアルを進化させました。このアプローチは、ヌルの世界をヴェノムの映画的言語に統合するのに役立ち、両者の結びつきをより強固なものにしました。」

映画ではテディ・ペイン博士に寄生したシンビオートのアゴニーが唯一生存が確認されており、演じたジュノー・テンプルさんは再演の意欲を見せていますが続編がどうなるかはわかっていません。

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ヌルはヴェノムとエディのコーデックスを狙って地球にゼノファージをけしかけましたが、ヴェノムとエディどちらかが消えればコーデックスが消えると説明された結果、最終的にヴェノムが犠牲になる形となりました。

映画のラストではストリックランド将軍が劇中で採取していたヴェノムシンビオートの欠片を保存していた試験管が映し出され、ヴェノムの生存をほのめかしていましたが、それでは「コーデックスは消えていないのでは?」という疑問に繋がる事に。

一方で二人はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でMCUの神聖時間軸に渡った際もシンビオートの欠片を残してきています。これらは続編への布石である事は間違いないと考えられていますが、コーデックス問題はどのように解決していくのか注目です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は劇場公開中です。

ソース:Venom – The Last Dance: John Moffatt and Aharon Bourland – Production VFX Supervisors

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の最大の問題点を振り返る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は予想よりも低い興行収入としてスタートしつつもまずまずの数字を達成しており、続編映画の可能性は十分にあるとされています。しかし、数字よりもその内容には賛否両論があり、特に映画冒頭のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のシーンが改変された事は謎のままになっています。

海外ファン制作の比較動画によって、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のポストクレジットシーンと「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の冒頭部分の違いがよくわかるようになっています。

身振り手振りの多少の違いはともかくとして、セリフは大幅に追加と削除が行われており、特に気になるのはスパイダーマン映画の権利を持っているはずのソニーの映画である「ヴェノム:ザ・ラストダンス」でスパイダーマンに関するセリフが削除されている事です。

少し前にはマーベルとソニーの契約が更新された事が報じられていましたが、当事者以外誰も知らない秘密の契約によってその使用が禁止されているのでしょうか?

しかしセリフで言及するだけならアメリカでも表現の自由内にとどまるはずで、「ザ・ラストダンス」では現にサノスやインフィニティ・ストーンに関するセリフは削除されていませんし、「デッドプール&ウルヴァリン」ではデップーが好き放題に他の映画についてしゃべっていました。

もうひとつの大きな変更点はエディたちの帰還方法。

「ノー・ウェイ・ホーム」のエディはドクター・オクトパスたちと同様にドクター・ストレンジの呪文によって柔らかな光に包まれていく形でMCUの舞台から退場しました。

しかし、「ザ・ラストダンス」のエディは邪神ヌルが使用していたのと同じポータルが現れ、強引に吸い込まれる形で退場しています。

これらの変更が行われた理由について、当然、劇中でも説明されておらず、監督や脚本家ら制作者も今のところコメントしていません。

「ヴェノム4」や「スパイダーマン4」への布石として必要な改変だったとすれば数年以内に答えがわかるかもしれませんが、納得のいく日が訪れるのでしょうか?

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は劇場公開中です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、北米興行収入が3週連続1位に

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の北米における興行収入が3週連続1位になった事が明らかとなりました。とはいっても「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ほどの勢いもなく、万々歳とは言えないかもしれません。

「ザ・ラストダンス」は先週、北米の3905の劇場で公開され、1620万ドルを売り上げました。A24のホラー映画「Heretic」やライオンズゲートの家族向けクリスマス映画「The Best Christmas Pageant Ever」と競争するには十分な数値となり、ライバルとなる大作映画不在の中で3週連続1位となりました。

初週は海外での売上に助けられていたものの、3週目にはそれも勢いが低下、世界興行収入は現在4億ドルを目前としていますが、一作目の8.5億ドルには遠く及ばず、2作目の5億ドルにも手が届かない可能性が高そうです。

とは言えヴェノムシリーズはどれも1.1億ドル程度の予算で制作、3作目も十分に赤字を回避してフィニッシュ出来るのは良かったと言えるでしょう。

ヴェノム4週目には、ドウェイン・ジョンソンさんとクリス・エヴァンスさんがダブル主演する映画「レッド・ワン」が公開。ヒーロー映画ファンにはたまらないキャスティングのこの映画は北米よりも先に海外で公開されましたが、海外75市場の25195スクリーンで2660万ドルの興行収入にとどまっています。(この映画の製作費は2億5000万ドル弱とされています)。

ソニーは続編として「エージェント・ヴェノム」の開発をしているとも報じられていますが、「ザ・ラストダンス」の数値だけを見る限りは心機一転の再上昇を目指しつつ、ゴーサインが出る可能性は十分にありそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-agent-venom-movie-rumor/”]

SSUは来月「クレイヴン・ザ・ハンター」を公開したあと、映画のスケジュールがなくなってしまう状態に。もともとは「エル・ムエルト」の開発が進められていましたが、主演の降板が伝えられたあと1年近く音沙汰がなく、「ヒプノハスラー」についても続報がありません。

ドラマに関して「シルク:スパイダー・ソサエティ」も凍結中ですが、「スパイダー・ノワール」は現在撮影が進められています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-spider-noir-hero-suits-first-look/”]

ソニー・ピクチャーズは 2026年7月 にタイトル未定のマーベル映画を公開する予定だと報じられていますが、これはSSUの映画ではなく、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン4」だと予想されています。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が世界興収3億ドルを突破

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の米公開から2週間、世界興行収入が3億ドルを突破している事が明らかとなりました。北米では前作「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を下回るとも報じられていますが、米国外の市場ではヒットしている事が伺えます。

海外メディア Deadline は本作の世界興行収入が3億1700万ドルを突破したと報告。北米内では前作よりも低調としつつ、米国外ではそれと反してかなり好調だと指摘しています。

Deadline は日本では380万ドルの売上と報告、シネマトゥデイの報告によれば「先行上映を含む4日までの累計成績は動員44万人、興収6億8,700万円を突破している。」との事で一致はしていませんが、おおむね近い数字となっています。

米メディアが第一報時に「悲惨」とも称していた「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の興行収入ですが、国外でのヒットにも助けられてしっかりと黒字映画に。この結果を受けて、噂の続編映画に正式にGOサインが出るのか注目となっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-1st-weekend-box-office/”]

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開中です。

ソース:‘Venom: The Last Dance’ Tangos Past $317M Worldwide – International Box Office