マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1と映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんが海外メディア The Playlist とのインタビューに応じ、両作品と「ロキ」シーズン2との関連性について言及しました。
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「ロキ」シーズン2は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と繋がっているのか質問されたウォルドロンさんは「私が抱えている頭痛の種は、おそらく絡み合っています。つまり、すべてが絡み合っていて、かつ、すべてが単独で成り立っているのです。素晴らしい漫画の世界と同じように、あるものが他のものに確実に影響を与えていると思います。MCUのストーリーの次の章は、その前の作品を見ていた方がより楽しめると思います。でも、願わくば、たとえ一度も観たことがなくても、楽しんでほしい。独立した作品として十分なものであるべきだと考えています。」と語りました。
また、「ロキ」シーズン1を振り返りながらウォルドロンさんは「もともと1シーズンで完結するように構想して書いていました。正直なところ、2シーズン目があるとわかっていたとしても、そうしていたと思います。各シーズンが独立していることが重要だと思うからです。エピソード6を作りながら、このキャスト、この世界観は素晴らしいし、まだガソリンはたくさん残っているんだ、ということが明らかになりました。そして、確かにここにはもっと語るべき物語がある。だから、その時に、いくつかシフトしました。」と明かしました。
そして「100万通りのエンディング、いつも違うエンディングがあるんです。でも、オリジナルのワン・シーズン・エンディングもあったし、それは僕のためだけのものだと思っています。」と述べ、最終的なエンディングに満足していると語りました。
「ロキ」と「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に直接的な繋がりはないようで、以前にはケヴィン・ファイギ社長も「ドラマを見ていなくても楽しめる映画にしたい」旨を発言していました。
ロキやシルヴィ、メビウスが「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するという噂もありますが、撮影の目撃情報などは報じられていません。その答えは再来週の劇場公開で判明しますが、ロキの物語は「ロキ」シーズン2がメインになるのは明らかなようです。
「ロキ」シーズン2は「ムーンナイト」のジャスティン・ベンソン監督とアーロン・ムーアヘッド監督が担当し、脚本はシーズン1から続いてマイケル・ウォルドロンさんが執筆します。ロキ役トム・ヒドルストンさんの続投が発表されている他、メビウス役オーウェン・ウィルソンさん、レンスレイヤー役ググ・バサ=ローさんが再演を認めています。
ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信予定です。
ソース:Multiverse Maestro Michael Waldron On ‘Loki’ & ‘Doctor Strange 2’ [Interview]