映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」はMCUで極めて低予算な作品に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月 に全世界で公開され、過去のファンタスティック・フォーの実写映画を超えるレビューを獲得し、全世界興行収入は 5億ドルを突破しました。

当初の予想ほど観客数はのびなかったものの、10億ドル以上を売り上げた「デッドプール&ウルヴァリン」よりも儲けた可能性があると、海外メディア フォーブス が報じました。

最新レポートによると、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」はマーベル・スタジオのこれまでの映画の中で最も安価な作品の一つに。フォーブスは英国政府が発表した財務データを精査した結果、オーディオビジュアル支出控除(スタジオが英国内で支出した資金の25.5%を還付する制度)による現金還付が制作費の削減に寄与していることが明らかになったと言います。

本作の制作を担当した「ソルブ・エブリシング・プロダクションズ」は13ヶ月間で2億2960万ドルを費やし、4860万ドルの払い戻しを受けた事が財務諸表から判明。これにより、ディズニーの「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」への純支出はわずか1億8100万ドルという事に。なお、これにはマーケティング費用は含まれていません。 

つまり、「ファーストステップ」の制作費は 「マーベルズ」、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」 、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」よりも大幅に安かったことに。 

純粋な収益という点では明確な数字はおそらく出ないにしても、「ファーストステップ」が単体で稼ぎ、フェーズ7以降で続編を制作するだけの十分な利益があっただろうと分析されています。

フォーブスは先日、「デッドプール&ウルヴァリン」の財務に関するレポートも公表し、制作費と収益にあまり差がなく、PR費用を加えると赤字の可能性が高いとしていました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は7月、スタジオが映画の予算を削減しており、最近の作品は「2年前と比べて3分の1以上安くなっている」とコメントしていました。

10億ドル以上を売り上げる映画を連発出来なくなったディズニーですが、制作費が下がって利益が確保出来ているのであれば、シリーズ継続が維持されていく事が予想されます。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘The Fantastic Four’ On Track To Be One Of Disney’s Cheapest Marvel Movies

映画「サンダーボルツ*」、ポストクレジットシーンの普通で意外な撮影方法が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のポストクレジットシーンは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督が現場入りし、「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督を脇に置いて制作されました。これはこのシーンが「ドゥームズデイ」に必要な重要なシーンである事が伺えますが、その撮影方法はかなり意外なものだったと言います。

「サンダーボルツ*」のプロダクションデザイナーを務めたギャビン・ボケさんは、マーベル・スタジオがこのシーンのポストプロダクションに使える時間がわずか3日しかなかったため、ルッソ兄弟は実用的なセットとソリューションに頼らざるを得なかったと明かしています。

ボケさんはオンラインインタビューの中で、「窓の外にはニューヨークの空を背景にした物理的なセットを使いました。モニターにはファンタスティック・フォーの宇宙船が接近する映像が実際に表示されていて、ポストプロダクションの時間がなかったため、そのセットの全ては実質的にカメラ内で撮影されました。どこへでも移動でき、撮影用のスクリーンさえも実際に撮影する必要があったのです。」と現場について説明しました。

そして「現場に入ったマーベルのスタッフや俳優たちは、『マーベルのセットですべてがカメラで撮影されるのは初めてだ』と言っていたようでした。彼らは『ブルースクリーンに映しておこう』『宇宙船は後で入れよう』というやり方に慣れきっていたんです。」と、キャストもスタッフも編集で合成して完成させる事に慣れきっており、ここで行われたような「普通」の撮影方法がMCUにおいて極めて珍しい撮影方法だった事を明らかにしました。

このシーンではファンタスティック・フォーの宇宙船がスクリーンに映し出され、それをニューアベンジャーズのメンバーが目撃するものとなっていましたが、その後に公開された映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」では「サンダーボルツ*」に対する言及はなく、これが何だったのかは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」まで持ち越される事になりました。

しかし「サンダーボルツ*」に出てきたファンタスティック・フォーの宇宙船と、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」でギャラクタスに会いに行った時の宇宙船はデザインが違う事が話題に。

当初はCGのミスの可能性も指摘されていましたが、その可能性はケヴィン・ファイギ社長のコメントによって排除されたと見られています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-kevin-feige-addresses-fantastic-for-space-ship-but-not-same/”]

船の違いは様々な憶測を呼び、「ファーストステップ」とは別のファンタスティック・フォーの変異体たちが乗船しているのではないかなどとも考えられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-fantastic-fours-space-ship-from-earth-838-rumor/”]

誰が乗っているのかの答え合わせは今の所「ドゥームズデイ」の劇場公開を待つしかありません。

映画「サンダーボルツ*」、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」はディズニープラスで配信中です。

「ファンタスティック4:ファーストステップ」の監督が誰も気づかなかった「デッドプール&ウルヴァリン」のイースターエッグを明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のマット・シャックマン監督が、最新のインタビューで「デッドプール&ウルヴァリン」とのとある共通点について語りました。

シャックマン監督は「ファーストステップ」のワンシーンは「デッドプール&ウルヴァリン」でよく見てきたはずだとし、次のように語っています。

「一部のシーンは、ええ、そう、よく見てるはずですよ!デッドプールたちが大集合するあの大決闘のために、パインウッドに作られたバックロットの一部を使ったんですが、覚えてます?V字型とかY字型の通りでしたよね。だから、その多くは取り壊して建て直しました。でも、店先とかはいくつかそのまま残っています。もちろん、60年代風に装飾して、店の名前とか、店構えとか、いろいろ変えましたけどね。」

「ファーストステップ」の16分頃、ベン・グリムがEarth-828のニューヨーク、ヤンシーストリートに向かうシーンですが、この町並みは「デッドプール&ウルヴァリン」で二人がデッドプール軍団と戦ったあのセットをほとんど再利用したものだと明かしました。

「デッドプール&ウルヴァリン」のEarth-10005ではここの場所はニューヨークの「24th Street Station」(24番通り駅)となっていましたが、Earth-828ではヤンシーストリートとして再設定されたようです。

どちらも神聖時間軸とは異なる別のマルチバースですから、単なる再利用ではなく同じ場所だったと考えるのも面白いかもしれません。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は続編が開発中とされており、マット・シャックマン監督が続けてメガホンを取るとも。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-2-and-werewolf-by-night-2-reportedly-early-development/”]

しかしこれは正式な発表ではないため、しばらくは鵜呑みにしない事が肝心です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は ディズニープラスで配信中です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ドクター・ドゥームの家族が誰なのかが判明か?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームに関して、新しい説が話題になっています。本作の監督を務めるルッソ兄弟の制作会社、AGBOが少し前に意味深な動画を投稿していましたが、これとこれまでの噂を結びつける説となっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-agbo-films-video-featuring-doctor-doom-iron-mans-masks/”]

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

「ドゥームズデイ」の大筋として、ドクター・ドゥームがインカージョンによって妻と息子を失った事が物語の根本にあると噂されています。

コミックのドクター・ドゥームには一時的な妻がいましたが子は設けておらず、MCUに存在するらしい家族が誰なのかはファンにとって大きな疑問でした。

以前にAGBOが公開した動画はアイアンマンとドクター・ドゥームのマスクが登場していた事に話題が集中していましたが、背景にはスー・ストームとフランクリン・リチャーズの衣装が飾られていました。

ファンタスティック・フォー全員の衣装ではなく、ドゥームと並んでスーとフランクリンの衣装だけが飾られていた事で、ドクター・ドゥームは別の世界でスーの変異体と結婚し、フランクリンの変異体が生まれていたのではないかと考えるファンが登場。

以前に監督が否定した「ドゥームズデイの流出したコンセプトアート」でも玉座に座るドクター・ドゥームの傍らにはスーとフランクリンの姿がありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-first-concept-arts-leak/”]

ドクター・ドゥームは自身の息子としてフランクリンを手に入れ直すためにEarth-828に来たのではないかと話題になっています。

しかしこれは「ワンダヴィジョン」と「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でワンダが子供を再び手に入れようとした事とさほど変わらず、しかもドクター・ドゥームはまだ馴染みがないキャラクターのために、ワンダほどの共感を得られないかもしれません。

また、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の舞台となった Earth-828 にはコミックのドクター・ドゥームが統治する国ラトベリアが存在している事もあり、828には828のドクター・ドゥームが存在していると考えられる中、RDJさんが演じるドクター・ドゥームが別のマルチバースからやってきたのだろうかという疑問も。

マルチバース・サーガの集大成となる一作という事もあり、本作はかなり複雑な展開をするのかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ドクター・ドゥームの切り札はスカーレットウィッチ?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームの狙いはスカーレットウィッチなのではないかと話題になっています。映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」ではフランクリン・リチャーズに接近していたドクター・ドゥームですが、フランクリンはワンダを手に入れるための手段に過ぎないのかもしれません。

BrightTK氏によるファンアートでは、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のポストクレジットシーンに関して独自の解釈を取り入れています。

このショートコミックのようなファンアートでは、ドクター・ドゥームがスカーレットウィッチを蘇らせるためにフランクリンをEarth-616へと連れて行っています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公開後、ずっと復活が待ち望まれていたスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフと、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」で実際に人を蘇生させるスーパーパワーを披露したフランクリン・リチャーズですから、二人の存在が繋がる事は確かに有り得そうな話だとして話題に。

コミックに目を向けてもドクター・ドゥームは一時的に(そして強制的に)ワンダを妻としていた事があり、彼女のカオスマジックを利用しようとしていた事がありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-wanda-not-variants-rumor/”]

ドクター・ドゥームがインカージョンを阻止するためにワンダとフランクリンの力を利用しようと考えたとしてもおかしくはなさそうです。

ただしこの理論にはツッコミどころも残されています。「ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームは行動の原理として、家族を失った復讐を抱えているともされています。もしもドクター・ドゥームがフランクリンの蘇生能力に目をつけているのであれば、死んだ家族を復活させてしまえばいいのではとも言えそうです。

また、コミックのワンダについて言及するのであれば、最近のコミックにも触れておく必要があります。

今年の3月にリリースされたコミックでは、ワンダゴアの下敷きになったワンダはTVAによって回収されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wanda-comic-tva-very-similar/”]

この時コミックアーティストはMCUのワンダではないとコメントしていましたが、MCU版に極めて酷似したワンダの変異体が登場したことも話題となっていました。

今回話題となった投稿はいつものようなスクーパーのリークではなく、純粋なファンアート。この展開が実現するかどうかではなく、単なる予想に過ぎない事に注意しつつ、続報を待つ必要があります。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、11月5日に米ディズニープラスで配信へ、アンビエンス最新作も公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」が、2025年11月5日からアメリカのディズニープラスで配信スタートとなる事が正式に発表されました。

配信日は当初の予想どおり11月5日という形に落ち着いたようですが、Blu-rayや有料配信のスケジュールは直近の「サンダーボルツ*」とほぼ同じだったにも関わらず、ディズニープラス配信に関しては「サンダーボルツ*」よりも2週間早い間隔での配信となり、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」と同等になりました。

フェーズ4以降の劇場公開日とディズニープラス配信日の間隔は以下のとおりです。

ブラックウィドウ:0日 (プレミアアクセス)
シャン・チー/テン・リングスの伝説:70日
エターナルズ:68日
ドクター・ストレンジ/MoM:47日
ソー:ラブ&サンダー:62日
ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:82日
アントマン&ワスプ:クアントマニア:89日
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3:89日
マーベルズ:89日
デッドプール&ウルヴァリン:109日
キャプテン・アメリカ:BNW:103日
サンダーボルツ*:117日
ファンタスティック・フォー:ファーストステップ:103日

また、本作のディズニープラス配信が決定した事を記念して、マーベル・アンビエンス・シリーズの最新作も配信。ザ・シングが待機する10時間の映像が公開されました。

直近では半年ほど前に、雨の中のデアデビルの10時間アンビエンスが配信されていました。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の配信が始まれば今年のMCU映画はすべてディズニープラスで視聴可能に。その後は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の劇場公開から約3ヶ月後の2027年春頃まではMCU映画の新作はディズニープラスには登場しない事になります。

「スパイダーマン:ブランニューデイ」はソニー・ピクチャーズの権利作品となるため、ディズニーとソニーの契約が当初から更新されていなければ、まずはNetflixでの独占配信が行われ、その18ヶ月後ごろにディズニープラスに到着する予定です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に劇場公開。2025年11月5日に米ディズニープラスで配信予定です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、ハービーの初期デザインやギャラクタス撮影の舞台裏などが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」より、ファミリーの一員でもあるサポートロボット H.E.R.B.I.E.(ハービー)の様々な初期デザインが公開されました。

アーティストのジョー・スタッドジンスキーさんが SNS でコンセプトアートを公開。ハービーはコミックと同様に白色のボディでしたが、様々なカラーバリエーションが検討されていた事も明らかとなりました。

今回紹介されたものはすべて空中に浮遊するドローンタイプのハービーでしたが、よりレトロなデザインを重視したのか、実際の映画にはコミックと同様に地上タイプのロボットとなりました。

マット・シャックマン監督は以前のインタビューで「彼は他のキャストメンバーと同じくらい重要で、生き生きしています。彼は時々少し困ったロボットですが、間違いなく家族の一員です。本当にチャーミングで愛らしいんです。彼はまさに研究室におけるリードの右腕であり、ニューヨークであろうと宇宙であろうと、常にリードの傍らにいて、どんな実験でも彼を支援できるんです。」と語っていました。

また、本作の脅威であったギャラクタスの撮影風景も。

これらはデジタルリリース版の特典の一部を抜粋したものであるようで、購入者はフルバージョンが見られるようです。

劇中のギャラクタスはとても巨大な存在として描かれていましたが、演者はもちろん普通の人間サイズ。CGで再現したものではなく、いったん撮影したものに様々な視覚効果を加えて超巨大キャラを完成させていたようです。

ギャラクタスを演じたラルフ・アイネソンさんは「もっと演じたい」と最近のインタビューで語っていますが、今のところはギャラクタスの将来は不明。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-ralph-ineson-talks-galactus-future/”]

ギャラクタスは宇宙の反対側へ転送された事で、地球まで戻るには光の速さで何百万年もかかるもかかる事や、そもそも「ファーストステップ」の宇宙がインカージョンでなくなる懸念もあり、彼の再登場は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の結末次第となりそうです。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に劇場公開。9月23日 から有料配信、10月14日にディスクが米リリースされる予定、日本では 12月10日 発売予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、テノッチ・ウエルタさんがネイモアとスーの不倫について口をつぐむ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」よりネイモア・ザ・サブマリナーを再演するテノッチ・ウエルタさんが、この最新映画でコミックのような不倫関係が描かれるのかどうか質問されています。

Youtube のメディアインタビューの中で「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のスー・ストームとネイモアの不倫について質問されたテノッチ・ウエルタさんは、「ええと、私はペドロ・パスカルが本当に好きなんです」と笑いながら答え、回答を拒否しました。 

ウエルタさんは以前のインタビューでヴァネッサ・カービーさんとの共演シーンを撮影した事を明かしつつ、「素晴らしい同僚」と評価する事にとどめていました。

一方でスーの夫であるミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズを演じたペドロ・パスカルさんは「ヴァネッサがいつもネイモアの話しばかりする。」と嫉妬心を見せていました。

なお、コミックではベッド・インまで果たしているスーとネイモアですが、スクーパーたちは読者が期待するようなシーンはないとも警告しています。

ウエルタさんは「ドゥームズデイ」の撮影について「物語には20人以上のキャラクターが関わっています。つまり、全てのキャラクターと全ての世界観にスペースが必要なので、私たち一人一人の役柄は小さくなるということです。」とも語り、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の時よりもかなり少ない出番である事をあかしています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、ケヴィン・ファイギ社長がもう一人の赤ちゃんに言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」ではチームメンバー4人の他に、これまでの実写映画には登場した事がなかったフランクリン・リチャーズが登場しました。そして、スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、もうひとりの赤ん坊がMCUに登場する可能性について言及しました。

海外メディア The Direct によると、ファイギ社長はファンタスティック・フォーについて次のように語っています。

いつものように、コミックを見てください。コミックを見てみてくださいよ。フランクリンには大きな可能性があります。彼らの(リードとスーの)もう一人の子供にも大きな可能性があります。つまり、最初にそれをやった本当の理由は、これまで誰もやったことがなかったからです。ご存じのように、これまでに 4 本の映画が製作されていますが、フランクリンはそれらの作品には登場したことがありませんでした。この映画を他とは一線を画すもの、つまり決定版となる「ファンタスティック・フォー」にする方法を模索していたとき、その子供と、彼が将来持つであろう重要性をテーマに据えることが、良い出発点となり、受け入れられるだろうと考えたのです。そして、マット・シャクマン(監督)も確かにその考えを受け入れてくれました。

そしてMCUが家族のあり方について描いてきた事を振り返り、マーベルのファーストファミリーであるファンタスティック・フォーがそれに言及する事の重要性について語りました。

マーベルは常に家族をテーマにしてきたと思います。ガーディアンズやアベンジャーズの場合は「見つけた家族」、ファンタスティック・フォーの場合は「見つけた家族」と「本当の家族」が半分ずつです。しかし、マーベルコミックにとって最初の家族である以上、それは常に最優先事項でした。

ファイギ社長がリードとスーのもう一人の子どもについて言及した事で、フランクリンの妹であるヴァレリア・リチャーズがMCUに登場する事は今後の計画のひとつであると言えそうです。

「ファーストステップ」のラストまでに次の子作りを始めるような描写はありませんでしたが、あの世界と「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のベースとなる神聖時間軸との間にどれぐらいの期間が空いているかは予想できず、既に生まれていたりする可能性も否定出来ません。

特にコミックではリード・リチャーズやトニー・スタークを超える天才少女として描かれるヴァレリアがマルチバースジャンプやタイムトラベルを可能にしてやってくる事は十分にあり得る話です。最新コミックでヴァレリアは新たなソーサラー・スプリームの候補者としても描かれています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/one-world-under-doom-9-cover-arts/”]

順当に考えれば「ファンタスティック・フォー2」でのヴァレリア登場が無難になりそうですが、アベンジャーズ最新映画でどのような展開になるのか注目です。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に劇場公開。9月23日 から有料配信、10月14日にディスクが米リリースされる予定、日本では 12月10日 発売予定です。

ソース:Kevin Feige Offers Official Update on Fantastic Four Family With First Tease About Their 2nd Child

マーベル俳優がディズニープラス解約を呼びかけ、米暗殺事件の余波を受けて

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」で主演を務めたタチアナ・マスラニーさんが、SNSを通じてディズニープラスやHulu、ESPNの解約を呼びかけています。

米ウォルト・ディズニー傘下の大手放送局ABCは17日、人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」の放送を無期限で休止すると発表しました。司会者のジミー・キンメル氏が、保守系政治活動家チャーリー・カーク氏射殺事件に関して発言した事を、連邦通信委員会(FCC)トップが批判したことを受けての対応でした。

司会者のジミー・キンメル氏は15日の番組で、カーク氏暗殺について「MAGA(米国を再び偉大に)派の一味がチャーリー・カークを殺害したこの少年について、自分たちの仲間ではないことにしようと必死になり、そこから政治的な得点を稼ごうとあらゆることをしたため、われわれは先週末にさらに最低な状況に陥った」とコメント。

また、トランプ氏がホワイトハウスでカーク氏を悼む発言をしたビデオについて、「まるで4歳児が金魚を弔っているようだ」と揶揄しました。

この発言後、FCCのブレンダン・カー委員長は地方局に対し、番組の放送を中止するよう要請。FCCが調査を始める可能性を示し、不適切なコメントが繰り返される場合、放送局に対し罰金や免許剥奪の処分を行う可能性があると述べました。

これを受け、国内最大の地方テレビ・メディア企業のネクスター・メディア・グループが、キンメル氏の発言を理由にABC系列32局での放送を中止すると発表。トランプ大統領は「ABCがついに必要な決断を下したことを祝福する」と述べた上で、コムキャスト傘下のNBCに対し、深夜番組司会者ジミー・ファロン氏とセス・マイヤーズ氏の解雇を求めていました。どちらも、トランプ氏を痛烈に風刺していました。

これまで、自身が不快と感じる番組の放送停止を繰り返し求めてきたトランプ大統領は、今回の決定をSNSで称賛。一方、複数の民主党議員は「言論の自由が脅かされている」「検閲が現実になった」と非難しています。

これら一連の流れを受けて、タチアナ・マスラニーさんは親会社であるディズニーを批判し、サブスク解約をファンに勧めています。

そして「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のリード・リチャーズ役ペドロ・パスカルさんも、ディズニーではなくキンメルさんを支持する姿勢を表明しました。

これら政治的分断が進めばディズニー側が俳優を強制解雇したり、俳優側が出演を辞退する事にもなりかねず、今後の作品に大きな影響を及ぼす可能性があります。

また、全米脚本家組合のメンバーがディズニー本社前で抗議するビデオなども公開。

ディズニーの決定に反発しているのは俳優だけではなく、監督や脚本家といったクリエイター陣も。「LOST」のクリエイター、デイモン・リンデロフ氏は、キンメルを司会に復帰させない限りディズニーとは仕事をしないとInstagram に投稿Puck Newsのマシュー・ベローニ氏も、「他のタレントたちも同様の誓約を検討している」と述べています。