ジョン・バーンサルさん、「パニッシャー」再演の可能性について語る

マーベル屈指のダークヒーロー「パニッシャー」のドラマがNetflixで好評でしたが、ディズニーのテレビ事業再編の影響で制作元のマーベルテレビジョンは解体され、シーズン2で打ち切りとなってしまいました。このドラマでパニッシャー/フランク・キャッスルを演じたジョン・バーンサルさんが Geek House Showとのインタビューで「パニッシャー」を再演する準備ができていると語りました。

動画の中でバーンサルさんは「このバージョンのフランクにどれだけの人が反応してくれたのか、信じられないほど謙虚です。フランクは私の血の中にあり、私の骨の中にあります。だから、やるかどうかではなくて、ちゃんとやるかどうか、ファンが本当に値するバージョンをやるかどうかが重要なんです。今にわかると思います。全ての決定は、私が招かれていない部屋で行われています。でもフランクはいつもそこに居てくれて、僕の一部なんだ。出動の連絡が来たら準備をして出来る限りの事をしますよ。そうでなければ絶対にやりません」と語りました。

パニッシャーは2021年2月頃にマーベルへと映像化権利が戻る予定で、それ以降はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への登場も可能となります。

2010年代に放送されたデアデビルやジェシカ・ジョーンズなどのNetflixドラマが今後どうなるかはまだ公式には発表されていません。FOXが制作していたX-Menシリーズやファンタスティック・フォーについてはリブートが示唆されていますが、キャスティングが継続されるのか一新されるのかは明らかになっていません。

好評だったバーンサルさんのパニッシャーは再び戻ってくるのでしょうか。

ドラマ「パニッシャー」はNetflixにて好評配信中です。

ソース:The Punisher Star Jon Bernthal Says Season 3 Might Still Happen

NetFlixのマーベルドラマのライセンス関係のお話

NetFlixで配信されていたマーベルのドラマが全てキャンセルになってから約1年。

デアデビル、ルーク・ケイジ、ジェシカ・ジョーンズ、アイアンフィスト、及びこの4人からなるヒーローチーム「ディフェンダーズ」と、パニッシャーといったキャラクターは契約によって2年間、NetFlixが保持できるようになっていました。

そのためこれらのキャラクターはマーベル・スタジオの軸であるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)には登場させることが出来ません。

スパイダーマンの映画権利をもつソニーや、X-MENやファンタスティック・フォー等の権利をもつFOXと同様に、NetFlixもいくつかのキャラクターの権利をもってドラマを制作していました。

マーベル・スタジオの親会社であるディズニーは、スパイダーマンに関してソニーと提携関係を結び、FOXは買収したことで事実上X-MENを含むミュータントとファンタスティック・フォーの権利はマーベル側に戻ってきました。

そして、legion.marvel@Instagramによると、NetFlixが権利を持っていたキャラクターがマーベル・スタジオに戻る日を以下のように取り上げています。

  • アイアンフィスト     2020年10月12日
  • ルーク・ケイジ      2020年10月19日
  • デアデビル        2020年11月29日
  • パニッシャー       2021年2月18日
  • ジェシカ・ジョーンズ   2021年2月18日

これらを過ぎるとマーベル・スタジオ側でキャラクターをMCUに登場させることも可能になりますが、X-MENたちと同様に、リブートになるのかどうかは不明です。

MCUの公開日程的にはフェーズ4の後半あたりで権利が戻ってくるので、近々彼らをスクリーンで見る日が来るのかもしれませんね。

コミックではピーター・パーカー(スパイダーマン)の同級生