ジョン・バーンサルさんがトム・ホランドさんとの出会いを振り返り、スパイダーマンのオーディション用動画を撮ったと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でNetflixの「デアデビル」よりパニッシャー/フランク・キャッスルを再演したジョン・バーンサルさんが、MCUでスパイダーマンを演じるトム・ホランドさんとの出会いについて振り返りました。

ジミー・キンメル・ライブ!に出演したジョン・バーンサルさんは、クリストファー・ノーラン監督の最新作「オデュッセイア」でトム・ホランドさんと共演するに当たって、彼との出会いについて明かしています。

まず最初に言わせてください、トム・ホランドはかつて生きた中で最も偉大な人間の一人です。トム・ホランド――この若者について、どれだけ良いことを言っても足りません。彼を愛しています。7、8年前に、ある意味『オデュッセイア』のような、中世の旅を描いた映画で共演したのですが、予算は文字通り10億分の1くらいでした。

バーンサルさんが指摘する映画はおそらく2017年公開の「Pilgrimage」(巡礼の意味、邦題はレジェンダリー)で、二人はこの映画で共演していました。そしてこの映画の撮影現場(2015年春)で、二人はマーベルのオーディション用の動画を撮りあったのだと言います。

トムがスパイダーマンのオーディションを受け、私がパニッシャーのオーディションを受けたのがあの映画の現場でした。あの映画で、実はお互いのオーディションテープを撮り合ったんです。

彼はまだ十代でしたが、あんな集中力と信念を持った人間を見たことがありませんでした。本当に美しかった。彼は『僕はスパイダーマンだ』と言い張るんです。本当に自分が役を掴むと信じていて、私は『スパイダーマンになりたい人はたくさんいるだろうね。君はすごく才能があるけど、確率はかなり低いよ』と思っていました。でもトムにはあの信念があったんです。彼を知り、彼の仕事ぶりを見れば、彼があの映画スターである理由がわかるでしょう。

すごいのは、彼は信じられないほど運動神経も良くて、宙返りとか、そういうことを全部本当に自分でできるんです。彼のオーディションテープで、シーンに滑り込むような動きをしたんですが、私が『トム、壁を駆け上がって、ダブルバックフリップでもしてからシーンを始めたらどうかな』とアドバイスしたんです。彼は『え? そうした方がいいと思いますか? やりすぎじゃないですか?』と言ったので、『他にそんなことできる奴はいないと思うぞ!』と言いました。そしたら、本当にやったんです!

このエピソードを披露した後、バーンサルさんは自慢げに「だから私のおかげとは言いませんが、まあ、少しはね?少しは何かあったでしょ?」とトム・ホランドさんがスターになったきっかけが自分自身である事を冗談交じりに主張しました。

マーベル作品でもジョン・バーンサルさんとトム・ホランドさんの共演に期待したい所ですが、パニッシャーとスパイダーマンが同時に画面上に登場するためには、ソニー・ピクチャーズとマーベルとの間に解決するべき大人の問題が残されているようです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、PCSはシーズン2ではなく別作品へ繋がる、ショーランナーが示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話にはポストクレジットシーンが用意されていましたが、このシーンはシーズン2への布石ではなく、別の作品へと繋がっていく事をショーランナーが言及しました。

海外メディア EW とのインタビューでショーランナーのダリオ・スカーダペインさんは「ポストクレジットシーンはパニッシャーのスペシャルドラマへの言及なのか?」と質問され、「いいえ」と否定しつつ、「ジョン、パニッシャー、そして彼をこの世界に留めておくという、マーベル全体の大きな構想の一部でした。彼は特別捜査班に連行されますが、私たちは彼をただ島に閉じ込めておくだけでは済まなかったのです。フランクが長く閉じ込められることはないだろうという印象を与える必要がありました。これは開発のかなり後期になってからの話ですが、デアデビルの物語を伝える上でも、フランクとパニッシャーの今後の展開を描く上でも、これが最善策であることがすぐに明らかになりました。 」と、このシーンを最後に入れた経緯について語りました。

この回答に対して「では観客はポストクレジットシーンを見て、フランクが『ボーン・アゲイン』シーズン2に関与するだろうと考えるのが正解でしょうか。」とインタビュアーが確認すると、スカーダペインさんは「分かりません。つまり、観客としては、ポストクレジットシーンがパニッシャースペシャルの内容と密接に関係していると考えるのが妥当だと思います。」と、やはりスペシャルドラマへの布石となるシーンになっている事をほのめかしました。 

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の配信直前に発表された久々のマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとなる「パニッシャー」。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-punisher-special-presentation-confirms/”]

このスペシャルドラマはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさん自身が脚本の執筆にあたっていますが、スカーダペインさん自身は内容にほとんど関与していない事を明かしました。

ジョンとはテキストでやり取りしていますが、今のところ、内容は何も見ていません。あまり詳しくありません。まだ状況を把握できていません。どうなるか全く分かりません。ジョンとは以前一緒に仕事をしたことがあり、『パニッシャー』から今作までの間に彼が書いたものを読んだことがあります。彼は本当に本当に本当に素晴らしいライターでもあります。いつか、まだ実現していないことを私に提案してくると思いますが、私はあまり彼に迷惑をかけないようにしています。

「パニッシャー」は 2026年配信予定とされていますが、ここで「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話の直後を描くのであれば、「ボーン・アゲイン」のシーズン2の配信予定である 2026年3月までに「パニッシャー」が滑り込む事になるのかもしれません。

ポストクレジットシーンでは大勢の特殊部隊に取り押さえられそうになっていたパニッシャーでしたが、再び檻に戻されたのか、それとも彼ら全員を亡き者にして無事に脱出したのか、続報に注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Daredevil: Born Again boss addresses season 2, Defenders, Punisher post-credits scene, and more burning questions

パニッシャー役ジョン・バーンサルさんがドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の脚本が気に入らず断っていた事を明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でNetflix版からパニッシャー/フランク・キャッスルを再演するジョン・バーンサルさんが、海外メディア EW とのインタビューで、一度オファーを断っていた事を明かしました。

ジョン・バーンサルさんは今週配信の4話でのマット・マードックとの再会のシーンについて「これはうまくいくか見てみよう、という感じでした。フランクをフランクらしく受け入れる真の開放性と渇望があるかどうか見てみよう、観客に背を向けて困難にし、非常に心理的に複雑にし、かわいらしさやユーモアから離れて、本当に全力で取り組む勇気と大胆さを持つほどのダークさがあるかどうか見てみましょう。」と語りました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は6話までの撮影を終えていた時点で、大幅な脚本の書き直しを決行していますが、ジョン・バーンサルさんは最初にオファーを受けていた当初の脚本について次のように語っています。

「結局、私は脚本が理解出来ませんでした。私にはフランクの姿が見えなかったし、彼らがフランクに求めていたものは私にはまったく意味をなさず、ファンの興味を引かず、矛盾していると思ったんです。それは私が本当にやりたいことではなかった。だから私たちは諦めなければならなりませんでした。」

「この業界では、自分の意図を非常に明確にしなければならないときがあります。自分がどれだけ何かを愛しているか、何かを演じるのがどれだけ好きか、何かをどれだけやりたいか、混乱してはいけません。自分がそれに貢献していることを確認しなければなりません。それを信じている人々や、自分より前に登場した作品に正義をもたらせていることを確認しなければなりません。」

一度オファーを断った後、「デアデビル:ボーン・アゲイン」は新たな脚本家としてバーンサルさんが主演していた Netflix の「パニッシャー」の脚本家兼エグゼクティブプロデューサーのダリオ・スカーダペインさんをショーランナーとして迎え入れ、文字通り生まれ変わる事に。

この新体制はかなり協力的だったとし、「彼らは私を本当に話し合いに参加させてくれました。フランクが心理的にどうなっているのか、肉体的にどうなっているのか、私たちは本当に具体的に話し合いました。」とキャラクターを作り込んだと説明しました。

2023年に行われた脚本家ストライキによって本作の制作が中断されていなければ、ジョン・バーンサルさんはオファーを断って終わっていたとの事で、これによって大幅に配信が延期された事は、かえってこの作品のクオリティを高める幸運なイベントだったと言えるのかもしれません。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Jon Bernthal on his ‘toe dip’ Daredevil return and ‘no-holds-barred’ Punisher in TV special (exclusive)

NetflixのCEOが「ディフェンダーズ」を巡ってディズニーと殴り合いをしたと明かす

Netflix の CEO を務めるテッド・サランドスさんが、海外メディア Variety とのインタビューで、「ディフェンダーズ」を中心とするマーベルドラマ制作の裏側について語りました。2013年に当時のマーベル・テレビジョンと Netflix はデアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアンフィストのドラマを Netflix で配信する事を発表、注目を集めました。

これらの作品はいずれも賛否両論がありましたが、それらのほとんどは複数シーズンが制作され、おおむね成功をおさめました。

2018年、ディズニーが独自のストリーミングサービス「Disney+」を発表すると共にマーベル・テレビジョンが廃止に。これに伴って、Netflixのマーベルドラマの新シーズンが全て中止されました。

Netflix のテッド・サランドスCEOはこの時の契約を振り返り、次のように語っています。

これまでのところ、マーベルとの契約(2013年)はテレビ史上最大の契約でした。誰もそれに手を出すことはないでしょう。パイロット版のないオリジナル番組5シーズン、1つの番組につき13の高額なエピソードを制作し、1つのキャラクターを中心に据えました。その後、クロスオーバーシーズンも制作しました。結局、この契約でエンターテインメントビジネスについて多くのことを学びました。

これらの番組の後継作、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「デアデビル:ボーン・アゲイン」が成功していると思うかと聞かれると、そう思うと答えています。

そうだと思いますよ。数字は発表されていないから分かりませんけどね。

我々の番組は、ディズニーで独立して運営されていた旧マーベルテレビジョンと取引していました。彼らは倹約家でした。番組を大きくしたり、より良いものにしたいと思ったときはいつも、彼らに圧力をかけなければなりませんでした。我々の動機はうまく一致していなかったのです。我々は素晴らしいテレビ番組を作りたかったし、彼らは金儲けを望んでいました。私はその両方を同時に、素晴らしいテレビ番組で金儲けできると思っていました。

最後に、ディズニーとの仕事は現在になっても教訓として活かされているとも明かしました。

自分の動機と一致する人々と仕事をしたいものです。人々があなたのために制作する場合、彼らはできるだけ安く制作しようとします。私の動機は、それをできるだけ素晴らしいものにすることです。これは私が永遠に学ぶ教訓です。

プロデューサーとして、マーベルが使わなかったお金はすべて彼らのものでした。だから、番組を良くするために何かを加えたいと思ったときはいつも、殴り合いになりました。

当時のマーベル・テレビジョンを管轄していたアイザック・パルムッター氏は有名な倹約家であり、マーベル倒産の危機を救った人物でもありながら、何度も窮地においやった人物でもありました。

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これらの話は Netflix にとっては苦い思い出かもしれませんが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」で最大限に活用されている事を考えると、感謝する他ないようです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Netflix’s Ted Sarandos Isn’t Done Disrupting Hollywood: On Winning the Streaming Wars, a Marvel ‘Fistfight’ and Defending Meghan Markle 

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のショーランナーがデアデビルとパニッシャーの再会が「竜巻」を起こすと予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんが、海外メディア TVLine とのインタビューで、本作におけるパニッシャーの再登場について語りました。

かつてNetflix版のドラマ「パニッシャー」のショーランナーも務めていたダリオ・スカーダペインさんは「デアデビル:ボーン・アゲイン」にパニッシャー/フランク・キャッスルが再登場する事について「フランクが物語に登場すると、いつも騒動が起こると感じています。そして今回の物語でも、まさしくそうなるのです。」と語りました。

さらに「彼は非常に特別な理由でやって来て、非常に特別な人物によって連れてこられる事になります。そして、それはファンが非常に満足のいくものになると思っています。そして、ちょっと『オーマイゴッド』みたいな感じになると思います。」と説明しました。

そして最後に「フランクとデアデビルを一緒にすると、すべてが台無しになります。まるで竜巻のようです。つまり、私たちはいくつかのものを壊したんです!」と二人の再会が衝撃的なものになる事を予告しました。

今週配信予定の4話は既にメディア向けに公開されていますが、その4話にパニッシャーがいるという話題はまだ耳にする事がありません。配信済みのエピソード中には度々パニッシャーのアートやタトゥーが登場しており、彼の存在がニューヨーク市民に悪影響を与えているような描写が見受けられます。

パニッシャーは新作ドラマの制作も発表されており、注目度も急上昇中。「デアデビル:ボーン・アゲイン」の残りのエピソードも目が離せなくなっています。

また、同メディアの別のインタビューではヴィンセント・ドノフリオさんがかつての共演者である故ジェームズ・ガンドルフィーニさんの息子であるマイケル・ガンドルフィーニさんとの共演についてコメント。

ウィルソン・フィスクのスタッフとして働くダニエル・ブレイク役を演じているマイケル・ガンドルフィーニさんについて「フィスクのオフィスには、彼に立ち向かうマイケルが求められるシーンがあります。ダニエル・ブレイクは力強いキャラクターとして書かれていませんでしたが、この特定の瞬間には、キングピンに呼び出されて自分がしたことの責任を問われているので、力強くある必要があります。マイケルは私の目の前で独白を語り、テイクごとに毎回違ったやり方で完璧に演じました。それは、彼が多層的でストーリーを担える俳優の一人になろうとしている兆候です。私は(マイケルの独白に)とても感銘を受けたと同時に、彼のことをとてもうれしく思いました。」と大絶賛しました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Daredevil: Born Again Boss Hypes Punisher’s ‘Immensely Satisfying’ Return: ‘I Mean, We Broke Some Stuff’

ジョン・バーンサルさんが新作短編ドラマについて「パニッシャーの簡易版ではない」事を約束

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1で、Netflix版よりパニッシャー/フランク・キャッスルを再演するジョン・バーンサルさんが、先日発表されたスペシャルプレゼンテーションの「パニッシャー」についてコメントしました。

海外メディア THR とのインタビューで、ジョン・バーンサルさんは発表されたばかりの新作ドラマについて言及。

「私はフランクのことをとても大切に思っています。ファンが望む物語を伝える機会を得られたことを本当に嬉しく思っています。私たちは全力を尽くし、いい意味で視聴者を裏切るようなフランク・キャッスルの物語を伝えようとしています。簡単なことではないし、軽い話でもありません。このキャラクターにふさわしいバージョンだと思うし、この機会を得られたことを光栄に思い、感謝しています」

また、Netflix版と新作ドラマがどのように違うのかと聞かれると、「暗い内容になると思います。フランクは暗闇を打破することに興味がない。簡単なことではないでしょう。それがNetflixのトーンかどうかは分からないが、そうなると思います。『パニッシャー』の簡易版にはなりません、それは約束しますよ」と答えました。

パニッシャーは「デアデビル:ボーン・アゲイン」のシーズン1に再登場する予定で、配信済みの2話では彼を信奉する不良警察官の存在が描かれていました。

パニッシャーの続編が MCU で検討されているという話は 2023年 ごろから報じられており、ここに来て事実である事が判明。Netflix版の続編として、またMCUとしての第1歩として注目されています。

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また、今年に入ってパニッシャーが「スパイダーマン4」に登場するとも報じられていましたが、新しくなったとされる脚本にこの話が残っているかどうかは不明です。

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ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第3話は 3月12日 配信予定です。

ソース:Jon Bernthal on “Dark” Upcoming ‘Punisher’ Special: “It Will Not Be Punisher-Lite, I Promise You That”

MCU「パニッシャー」は2026年配信へ、制作陣や概要も判明

マーベル・スタジオがパニッシャー/フランク・キャッスルを主人公とするマーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションを開発中である事が判明したのが先日の事、この最新のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品が 2026年に配信予定である事が判明しました。

スタジオのストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で「パニッシャー」について次のように語っています。

ショットガンで撃ちまくったようなストーリーですが、フランク・キャッスルの物語に求められる哀愁と感情もすべて盛り込まれています。とても面白いですよ。

ウィンダーバウムさんは、パニッシャーの単独ストーリーのアイデアは「デアデビル:ボーン・アゲイン」の制作中に浮かんだと明かし、この最新のスペシャルプレゼンテーションについて語っています。

バーンサルは世代を代表する俳優です。彼が演じる役すべてにもたらすものは素晴らしいですが、特にフランク・キャッスルは素晴らしいです。そして彼は素晴らしい脚本家でもあります。彼はキャラクターを隅々まで知り尽くしています。また、私はパニッシャーが大好きですが、特にジョンのパニッシャーが大好きです。彼がMCUにいて、それをより大きな宇宙、特により現実的なストリートレベルのものに持ち込むことができるという考えは大きなチャンスであり、ファンとしてこれまでで最高のことです。

マーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーション「パニッシャー」は、主演のジョン・バーンサルさんと共に、監督も務める「We Own This City」のレイナルド・マーカス・グリーン監督と共同で脚本を執筆する事も判明。

「パニッシャー」は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2と共に、 2026年配信予定だと、各種メディアは伝えています。

ソース:Jon Bernthal’s Punisher will headline Werewolf by Night-style Marvel special: ‘Like a shotgun blast of a story’ (exclusive)

「パニッシャー」のスペシャルプレゼンテーションが開発中である事が認められる

マーベル・スタジオがパニッシャー/フランク・キャッスルを主人公とするマーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションを開発中である事を、スタジオのストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんが明かしました。

ウィンダーバウムさんは海外メディア Comicbook.com とのインタビューでこれを明かすも、その動画自体はどういうわけか削除されています。

この動画の中では「(演者のジョン・バーンサルは)私たちと一緒にそのキャラクターについてのスペシャルプレゼンテーションに取り組んでいます。」と述べていたと、CBM は報告しています。

Netflixでデビューしたジョン・バーンサルさんのパニッシャーが MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」で戻って来るまでもうわずかですが、その先にも登場の機会が早くも検討されているようです。

1月の段階でパニッシャーの続編ドラマの計画が報じられていましたが、現状ではスペシャルプレゼンテーションとしての制作に傾いているようです。

また、「スパイダーマン4」に登場するといった噂があった事なども考慮すると、パニッシャーは思った以上にMCUで活躍の場が設けられるのかもしれません。

今回はソースとなるインタビュー動画が削除されている事で、キャンセルの余地が残されている可能性がありますが、それでも検討が進められていることはパニッシャーのファンにとって注目に値します。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信予定です。

マーベル・スタジオがNetflixディフェンダーズのMCU導入を真剣に検討している事を認める

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のプロモーションインタビューで、ストリーミング、テレビ、アニメーション部門責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんがディフェンダーズの再登場を検討している事を認めました。

海外メディア EW とのインタビューの最中、ウィンダーバウムさんは、クリステン・リッターさん演じるジェシカ・ジョーンズ、マイク・コルターさん演じるルーク・ケイジ、フィン・ジョーンズさん演じるアイアン・フィスト/ダニー・ランドをマーベル・シネマティック・ユニバースに復活させることを「真剣に検討している」と明かしました。

多くは言えませんが、サンドボックスで遊べるのはとてもエキサイティングです。もちろん、コミックのように無限に物語を語れるリソースはありません。でも実現できるはずです。テレビドラマで映画の世界を構築するには、俳優や時間、大規模な制作問題に対処しなければなりません。しかし、これらすべての変数を考慮すると、それは間違いなく創造的に非常にエキサイティングなものであり、私たちが真剣に検討しているものであるとだけ言えます。

これに加えて、「将来何が起こるかは誰にも分かりません。ここまで来たら、エレクトラやハンド、あるいはデアデビル神話のあらゆる部分に関わるコミックから、再考したり取り上げたりしたいストーリーがたくさんあるのは明らかです。」とウィンダーバウムさんは語りました。

「100%、それ(ディフェンダーズ)は頭の片隅にあります」と本作のもう一人のエグゼクティブ・プロデューサー、サナ・アマナットさんは付け加えています。「最終的には、それについてもう少し考えてみるつもりです。」

2013年、マーベル・スタジオはABCスタジオと提携し、NetflixでMCUのスピンオフを展開する事を発表。

以降、2015年から2018年にかけて「デアデビル」が3シーズンにわたり Netflix で配信。それと並行して、「ジェシカ・ジョーンズ」が3シーズン(2015年〜2019年)、「ルーク・ケイジ」が2シーズン(2016年〜2018年)、「アイアン・フィスト」が2シーズン(2017年〜2018年)、ミニシリーズである「ディフェンダーズ」が1シーズン(2017年)、「パニッシャー」が2シーズン(2017年〜2019年)配信されました。

2018年にマーベルの親会社であるディズニーが自社でストリーミングプラットフォーム「ディズニープラス」を立ち上げることを発表。これにより、競合他社となるNetflixでの続編計画は全て打ち切られる事になりました。

大人の事情でMCUとして制作された作品がMCUではなくなっていましたが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」を機に、ようやく合流に向けて動き出そうとしているようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで1話と2話、同時配信予定です。

ソース:Marvel is ‘very much exploring’ Jessica Jones, Luke Cage, and Iron Fist returns (exclusive)

【噂話】「スパイダーマン4」のヴィランはまさかのキャラに変更か?

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」は現在大幅な脚本の書き直しが行われているとされていますが、最新の噂によると、ヴィランはハルクに変更されているようです。

Hot Mic の対談の中でジョン・ロチャ氏はスパイダーマンがパニッシャーとチームを組んでハルクと戦うという計画を聞いたと発言。これで決定かどうかは分からないと付け加えつつ、ジェフ・スナイダー氏はパニッシャーについては確信が持てないとしつつも、ハルクの事は耳にしているとしました。

これまではヴィランとしてメフィスト、ヌル、シニスター・シックスなどが噂になり、味方としてヴェノム、ゴーストライダー、ブラックキャット、デアデビルなどの名前が上がっていましたが、そのいずれとも違う新しい名前が出てきた事で、海外メディア CBM「マーベル・スタジオがスクーパーを惑わせるために虚偽の脚本を作っている」可能性も指摘しています。こういったリーク対策は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」などで実際に行われていた事でした。

コミックの中でスパイダーマンとパニッシャーが手を組むことはしょっちゅうで、ハルクとの対決も同様。つまりファンに人気の対決である事は間違いなく、これを実写化しようという判断は十分ありえる話です。

本作の撮影は8月開始が予定されているため、まだまだ脚本に割ける時間は多く確保されており、今後も変更される事が予想されます。実際の映画に登場するヴィランは果たして誰になるのでしょうか。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定です。