「デッドプール&ウルヴァリン」の結末はブレイク・ライブリーさんの提案で撮り直されていた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の結末部分は、本作でレディプールの声を担当したブレイク・ライブリーさんのアイデアによって撮り直されていた事が判明しました。

この映画はライアン・レイノルズさんが実に6年もの歳月をかけて構想し完成した作品で、2024年のすべての映画の中でも大ヒットした作品ですが、その結末は、本作にほんの僅かしか関与していないブレイク・ライブリーさんのアイデアによるものだと、オーディオコメンタリーで明かされました。

当初、この映画のクライマックスではデッドプールとウルヴァリンがタイムリッパーを破壊した後、不死身の二人が平然とその後の展開を続けていたと言います。

しかし、再撮影を行った劇場公開バージョンではパラドックスとB-15の口論の最中に、二人が姿を表す展開となっていました。

レイノルズさんは「この映画の再撮影はたった1日半で、とても誇りに思っています。この種の映画では通常、再撮影は数週間かかります。しかし、マシュー(パラドックス役)のこのセリフは再撮影したシーンの1つです。そして、彼は奇跡的な存在です。」と明かしました。

ショーン・レヴィ監督は「もともとはサスペンスがなく、電力室が爆発し、ヒーローたちが生き残ったという設定でした。でもブレイク・ライブリーが私たちにこう言ったのです。『この映画の間ずっとデッドプールとウルヴァリンと一緒にいました。でも彼らが失われる恐怖の中に座ってみたい。サスペンスの場所を私に任せて。そうすれば、彼らの生存、勝利がもっと感情的で本能的なものになると思うわ』」とシーンを変えた経緯について説明しました。

監督は続けて、「それはブレイクのメモであり、映画のこの部分についての新しい考え方を本当に開拓しました。それが私たちがこの再撮影を行った理由です。そして、このシーンははるかに満足のいくものになりました。」と語っています。

コミックでもヒーリングファクターを無力化された状態でトドメを刺されない限り、焼かれて灰になった状態からも復活する不死身のウルヴァリンとデッドプールですから、相当数の観客がこれで永遠に終わりとは思っていなかったと思います。実際、コミックファンであるレイノルズさんと監督も当初はそういうあっさりした展開で撮影していたと言うことです。

しかし、約2時間の映画の中でたった数十秒の間「どうなったの?」と思わせる時間を確保する事は、ブレイク・ライブリーさんの思惑どおり、多くの観客にスリルを与える結果となったようです。

デッドプールを演じるライアン・レイノルズさんの妻であるブレイク・ライブリーさんはレディプールの声として出演を果たしましたが、実際にレディプールを演じているのはクリスティアン・ベットリッジさんというスタントであり、顔をオープンにした夫婦共演は見られませんでした。

なお、日本語吹替の場合、レディプールは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでガモーラを担当している朴璐美さんが演じており、ウルヴァリンの声優である山路和弘さんと夫婦共演となっています。

レディプールというキャラはコミック原作者がブレイク・ライブリーさんをモデルに作り出したキャラクターで、本作で運命的なキャスティングとなりました。

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MCUでレディプール再登場の機会があるのかどうか、今後の展開にも注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Deadpool and Wolverine’s ending was tweaked in a “day-and-a-half” of reshoots after a pitch-perfect note from Blake Lively

「デッドプール4」や「デッドプール&ウルヴァリン2」は実現しない?ライアン・レイノルズさんのコメントがファンを落胆させる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演、制作、脚本を務めたライアン・レイノルズさんが、海外メディア Extra とのインタビューの中で「デッドプール4」あるいは「デッドプール&ウルヴァリン2」と予想される続編映画の可能性について語りました。

第13回ハミルトン・ビハインド・ザ・カメラ・アワードで「デッドプール&ウルヴァリン」の脚本賞を受賞したライアン・レイノルズさんは、インタビュー後半で続編の可能性について質問された際に「口を塞いで!」とインタビュアーに質問を取り消すようにいいつつも、「実現すれば嬉しいですが、前作から6年経ったのには理由があるんです。(デッドプールの映画は)私の人生をまるごと飲み込んでしまうし、4人の子供がいるから、学校への送り迎えをしたり、少し時間を過ごしても構わないと思っています。」と、しばらくは家族との時間を取りたいとの考えを明かしました。

休憩後にデッドプール新作の執筆にあたるとすれば、今回のペースを適用すれば2030年に突入する事になり、当分は他の映画への出演だけで終わる可能性が高いのかもしれません。

本作の指揮を取ったショーン・レヴィ監督も全身全霊をかけたとして、続編の考えが現時点でないと語っていますが、一方でディズニーは続編を検討しているとも報じられています。

「デッドプール&ウルヴァリン」は全世界で興行収入13億3800万ドルを稼ぎ、大成功を収めた他、20世紀FOXのマーベル・ユニバースを活性化させる事にも繋がりました。ディズニーがこれを好機と見れば、続編の可能性以外に、終わったはずのシリーズが再開される可能性もあるかもしれません。

先日はライアン・レイノルズさんが「ガンビット」のスピンオフの実現の可能性について語っていました。

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映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

「ローラを演じ続けられれば満足」、ダフネ・キーンさんが再演に意欲。「デッドプール&ウルヴァリン」未公開映像も公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」でX-23/ローラ・キニーを演じたダフネ・キーンさんが、再びアダマンチウムの爪を装着する事に意欲を示しました。

インタビュー動画の中では「これまでに何兆回も言っていることだけど、私は一生ローラを演じ続けても満足できます。彼女は演じていて最高に素晴らしいキャラクターだから。」と述べ、再びローラを演じる意欲に満ちている事を語りました。

この動画ではこの映画の舞台裏映像が含まれており、ローラとローガンの焚き火シーンの削除バージョンとして、二人が何らかの物音に反応して爪を立てる様子や、「最悪バージョンのウルヴァリンにまた会えて嬉しい。」と言ったセリフも用意されていたようです。

今後のMCUでヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンとの父娘コンビと再び会えるチャンスはあるのか、続報にも注目です。

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「デッドプール&ウルヴァリン」、ジーン・グレイとのロマンスやソーの安物のヘアエクステに言及する削除シーン公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演、脚本、制作を担当したライアン・レイノルズさんが、本作の削除シーンのひとつをSNSで新たに公開しました。

ライアン・レイノルズさんは「Siri、削除された、地球上で最も偉大なバンドのひとつとヒューが4つの台詞を完璧に言い当てた中途半端なモンタージュを探して。そして、おそらく多くの理由で削除されるだろうから、素早くやって。」とコメントを添えて「デッドプール&ウルヴァリン」の削除シーンを公開。

投稿されたビデオではニッケルバックの曲「Never Gonna Be Alone」が流れる中、二人がダイナーを出たあと、ヴォイド空間を旅するロードムービー的な展開になっています。

この旅路はウルヴァリンが黙々と歩き続け、デッドプールが一人でおしゃべりしているだけですが、その中では「詮索はしたくないが、君とジーンの間に何があったんだ?君たち、仲が良さそうだったよ。」とローガンとジーン・グレイの悲恋について指摘。

また、「ソーは赤ん坊みたいに泣いていたよ。ミッキーは待ち伏せしていたしね。」と本作最大の謎のひとつをさらに大きくしつつ、「信じられないかもしれないけど、彼のヘアエクステは安物だ。プロのサドルでもない限り、ヘアレースを隠すことはできないよ。」と話しています。

わずか1分ほどの動画ですが、ふたつのマーベル作品への言及が含まれている事と、二人の旅感がとても良く出ている事で、「なぜこれが削除されてしまったのか」、「すべての削除シーンを収録した完全版が必要だ」とのコメントが寄せられている他、楽曲が使用されたニッケルバック公式アカウントからも「私たちはこの映画が大好き。でも、なぜソーが泣いていたのかいつ分かるの!?」といったコメントも投稿されています。

かつて「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではエクステンデッド版とは言えないバージョンが再上映された事がありました。一方でソニーは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で削除シーンを物語上に組み込んだエクステンデッド版を再上映しました。

ディズニーが今年大ヒットした映画の売上をさらに伸ばすために「デッドプール&ウルヴァリン」の拡張版を作るかどうかは分かっていません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズさんがオープニングの重大な問題を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の制作、脚本、主演を務めるライアン・レイノルズさんが、本作のオープニングシークエンスに関する原作改変について明かしました。

ライアン・レイノルズさんは「オープニングにはいつも問題がありました。」と切り出し、「歯というものは骨の一部であるので、ウルヴァリンの歯は本当はアダマンチウムで無ければなりません。」とし、映画ではコミックのアダマンチウムの歯ではなく、普通の歯という設定で演出を優先する変更をした事を明かしました。

この発言に対し、ショーン・レヴィ監督は「きみがそんな危険信号を上げるから、批判のメールや手紙が殺到するのが待ちきれないね」とジョークを返しました。

これらの会話は 4k UHD や Blu-ray のオーディオコメンタリーに含まれていますが、ディズニープラス版には残念ながら含まれていません。

コメンタリーの中でプロデューサーのウェンディ・ジェイコブソンさんはデッドプールが実はずっとMCUに存在していたというアイデアもあったとし、過去のMCU映画からの様々なシーンにデッドプールを登場させる計画が初期段階であったと認めつつも、「それらはすべて編集室でカットされました。」と明かしました。

ディスクには特別映像がいくつか含まれていますが、そこに含まれない様々なアイデアがあった事も明かされています。その一部として、先日はウルヴァリンの変異体、ハルクヴァリンも紹介されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-wolverine-variants-art-2/”]

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:DEADPOOL & WOLVERINE: One Scrapped Idea Would Have Revealed That Wade Wilson Was In The MCU The Whole Time

「デッドプール&ウルヴァリン」、ディズニープラス配信開始にあわせて特別PRビデオが公開、「アッセンブル」も追加

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」がディズニープラスで配信開始され、それに伴った短い特別映像が公開されました。また、同タイミングで制作の舞台裏を紹介するシリーズ「アッセンブル」も配信が始まっています。

PR動画はデッドプールとブラインド・アルが仲良く並んで「デッドプール&ウルヴァリン」を鑑賞するもので、10月の後半にライアン・レイノルズさんがSNSで報告していた撮影は予想どおりこのPR動画だった事が判明しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-ryan-reynolds-new-deadpool-project-instagram-posts/”]

そして「アッセンブル:デッドプール&ウルヴァリン」の裏側の配信がしれっと開始。約1時間にわたって舞台裏映像を楽しめるようになっています。ただし最近のアッセンブルシリーズと同様に日本語吹替はありません。

そして、ディズニープラスのマーベルセクション内には「デッドプール・コレクション」も追加。しかしここには「デッドプール」の1~3作目までとアッセンブルの合計4本しか紹介されておらず、映画内でさんざんいじられてきた「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」は含まれていません。

これは確かにデッドプールの映画とは言えないかもしれませんが、しかしながらここでのデッドプールの黒歴史がなければ今のデッドプールはなかっただろうと想像するのは容易であり、ある種のオリジン作品とも言える映画でした。

コレクションに「ZERO」が含まれていないのは米国でのディズニープラスに準拠しているようです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

マーベルが「ガンビット」に夢中になっているとライアン・レイノルズさんが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の制作、主演、脚本を務めたライアン・レイノルズさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューで、スタジオがガンビットに夢中になっていると語りました。

レイノルズさんは「正直言って、マーベルの会計セッションの密室で何が行われているのかは知りませんが、彼らがテイタムのカード売りケイジャンミュータント役に夢中になっていることは知っています。」とし、「それは私が経験したのと同じような状況です。一度それがうまく機能することを示せば、それが本当に彼らが必要としているものだと判るはずです。時には、実際にそれが機能しているところを見せることが必要なだけなんです。」と述べました。

レイノルズさんは2014年の映画「デッドプール」の制作について、当時の20世紀FOXが二の足を踏んでいた時の事を振り返りました。この時、テスト映像がオンライン上に流出し、それに反応したファンが大熱狂。世間のリアクションを目の当たりにしたFOXは映画製作にGOサインを出したとされています。

今年の初め、ライアン・レイノルズさんはこのテスト映像流出事件に関して「協力したかもしれない。」と自身の関与を認めていました。

レイノルズさんはそれらの経験と同様に「デッドプール&ウルヴァリン」でのガンビットへの世間の反応が良かった事で、マーベル・スタジオが実際にガンビットの続きを開発するだろうと期待しているようです。

ガンビットは「デッドプール&ウルヴァリン」でのアライオスとの戦いを生き抜いた事が映画の最後のシーンで小さく紹介されていましたが、ほとんどの人は劇場でそれに気づかずに見落とす事となっていました。

TVAのモニターが数多く並ぶひとつに映されていただけなので、それは当然の事でしたが、後日、これのフルバージョンが公開されました。

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ライアン・レイノルズさんは「チャニングはあの役を演じる点でとても独特です。それだけでなく、彼の動き方やステップの踏み方など、肉体的にもとても美しいのです。」と、演じたチャニング・テイタムさんを称賛しました。

ガンビットが今後のMCUに戻るとすれば、どのタイミングで戻ってくることになるのか続報にも注目です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年11月12日 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ryan Reynolds says Marvel is ‘obsessed’ with Channing Tatum’s Gambit after Deadpool & Wolverine

「デッドプール&ウルヴァリン」では「ダイ・ハード」など意外な作品とのクロスオーバー案もあったと監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」には多くのイースターエッグが含まれており、中でもヴォイドに捨てられた数々の残骸として「アベンジャーズ」に登場したヘリキャリアなどは特に目立っていました。そこで捨て置かれている船のひとつがラッセル・クロウさんの「マスター・アンド・コマンダー」の船ではないかというファン理論について、監督が言及しました。

海外メディア EW とのインタビューでファンの主張について質問されたショーン・レヴィ監督は「答えはイエスだと思います。」とあっさりと認めました。

そして「タイタニック号も選択肢の一つでしたが、それはその後何度か変更されました。」とライアン・レイノルズさんが付け加えています。

監督は「その通り。タイタニック号を入れる予定だったんだ。」とし、「FOX中心のイースターエッグもいくつかありました。実際、(ダイ・ハードの)ナカトミ・プラザもその時点ではありましたし、奇妙なことにCNタワーも入っていました。カナダの勝利ですね!」と述べました。

しかし、インタビューのあと、レヴィ監督は「VFX部門に確認したところ、この船は『彼らのライブラリにある一般的な船』であり、『マスター・アンド・コマンダー』の船ではないとの事でした。色を変えて、カスタムの帆を作りました。つまり、純粋なDP&Wの船なのです。」と電子メールで訂正したと記事は言います。

最終的な映画でこれらのイースターエッグは除外されてしまったようですが、今後またこの地に訪れる展開があれば新たなイースターエッグが追加されるかもしれません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年11月12日 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Deadpool & Wolverine director debunks Master and Commander Easter egg, says they almost had the Titanic

モリーナ・バッカリンさんが「デッドプール4」でコピーキャットを演じる準備が出来ていると語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」では主人公ウェイド・ウィルソンの元カノとしてヴァネッサが登場。これを1作目と2作目に続いてモリーナ・バッカリンさんが演じていました。バッカリンさんは最近のインタビューで「デッドプール4」の準備をしている事を明らかにしました。

Comicbook.com とのオンラインチャットの中で、コミックのヴァネッサの真の姿であるコピーキャットを今後演じる可能性について質問されたバッカリンさんは「私はたった5年ほど待っていただけです。私は若くなることも痩せることもありません。だから今がその時なのです。」と「デッドプール2」のあとから準備を始めていた事を明かしつつ、コピーキャットを演じるにあたって残された時間が短いと説明しました。

モリーナ・バッカリンさんは「デッドプール&ウルヴァリン」のイベント中にもデッドプールと一緒に戦う事を希望していました。

コミックのコピーキャットことヴァネッサ・カーライルは変身能力を持つミュータントであり、人間またはそれに近い存在の外見を文字通りコピーするシェイプシフターで、相手がミュータントの場合はその能力もコピー出来ました。

本来の外見は、白い髪の毛、青い肌、赤く光る瞳のない目を持つ女性で、ケーブルの暗殺任務のために潜入し失敗。そこでデッドプールに惚れてしまう事になりました。

ゲームではマーベルスナップに登場しています。

実写版のヴァネッサは「デッドプール&ウルヴァリン」でもEarth-10005の住人として登場、あくまでデッドプールの元カノとしてこれまでとそう変わらない、そして時間的にはかなり縮小された役割となっていました。

デッドプールは今後神聖時間軸に渡る事が予想されますが、ウルヴァリンはアンカーとしての役割が残っています。ウルヴァリンも一緒にここを離れればこのタイムラインは再び死にゆくユニバースとなっていくはずですが、TVAのパラドックスはこれが数百年から数千年かかるとも説明していたため、少なくともヴァネッサの運命にすぐに影響する事はなさそうです。

このヴァネッサがデッドプールの後を追うのか、それとも神聖時間軸にコピーキャットとしてのヴァネッサがいるのか、いくつかのパターンが予想されますが、今のところデッドプール次回作の話題はほとんど報じられておらず、モリーナ・バッカリンさんの希望が叶うのかはしばらく様子見となっています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年11月12日 よりディズニープラスで配信予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズさんがニコラス・ケイジさんにゴーストライダー役をオファーした事を認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の制作、主演、脚本を担当したライアン・レイノルズさんが、制作の初期段階でニコラス・ケイジさんにオファーしていた事を明かしました。

海外メディア The Hollywood Reporter のポッドキャストに出演したライアン・レイノルズさん、ヒュー・ジャックマンさん、そしてショーン・レヴィ監督が本作の制作を振り返り、初期段階ではゴーストライダーが登場する予定があった事を認める事になりました。

レイノルズさんは「初期の草稿ではそうでした。そのシーンのバージョンはいくつかありましたが、形になってくると、ある種…責任を持って映画を作ろうともしています。予算は大きい。デッドプールの映画の中で最大の予算でしたが、できるだけ制約もしたい。それが非対称的な思考と創造性を助長すると思うんです。時間やお金が多すぎると、そういう創造性が台無しになることが多いと思います。だから、確かに縮小しました。」と削除したアイデアについて言及しつつ、「でも、ニコラス・ケイジとは話をしたんです。彼を獲得しようとしたけど、ダメでした。彼がいたらよかったのに。」と付け加えました。

レヴィ監督は「幸運にも、たくさんの人がイエスと答えてくれました。ライアンが直接電話をかけてくれたのが主な理由です。彼はよく待ち伏せして FaceTime で彼らを困らせていました。」とその時の事について話しました。

ライアン・レイノルズさん直々のオファーが功を奏して、「デッドプール&ウルヴァリン」はウェズリー・スナイプスさん、ジェニファー・ガーナーさん、クリス・エヴァンスさん、ヘンリー・カヴィルさん、チャニング・テイタムさん、ダフネ・キーンさんらが出演する事となりました。

8月、ライアン・レイノルズさんは本作にゴーストライダーが登場する計画があった事を認め、「話し合いもした」としていましたが、実際には出演オファーまで話が進んでいたようです。

ニコラス・ケイジさんがオファーを断った理由は明確にされませんでしたが、2012年に「ゴーストライダー2」が公開された後、3作目の製作が噂され、監督は「ニックがやりたいと言っている」と発言したものの、ケイジさん本人は「個人的には、やり終えたと思っています。あの役でやるべきことはやりました。絶対にやらないとは言いませんが、現時点ではもう終わりだと言えます。」と語り、「女性版ゴーストライダーで続ければ面白そうだ」とも語っていました。(from IMDb)

再演にあまり興味がなかったのか、スケジュールの都合かは分かりませんが、ニコラス・ケイジさんは「コミック映画は幸せをもたらす」と公言しており、昨今のスーパーヒーロー映画批判に関して擁護派の立場を取っています。

現在、ニコラス・ケイジさんはSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」の主演として、ゴーストライダーとは異なるキャラへの挑戦をしている最中です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年11月12日 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Deadpool & Wolverine team recall the near-return of Nicolas Cage’s Ghost Rider: ‘We tried to get him’