ライアン・レイノルズさんがデッドプールとX-MENのチーム映画を執筆中、「X-フォース」の可能性も?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」で主演、制作、脚本を務めたライアン・レイノルズさんが、デッドプールとX-MENのチームアップ映画の脚本の執筆に着手していると、海外メディア THR が報じました。

記事によると、これはまだスタジオにプレゼンもされていない段階という事で、まだまだアイデア段階というのが実情のようです。

内容としてはデッドプールがX-MENの主要キャラクター3~4人とチームを組むアンサンブル映画と報道されており、メンバーの詳細については明らかになっていません。マーベル・スタジオやディズニーに検討すらされていない段階の本作にどのような俳優がメインとして起用されるかは当然分かっておらず、ライアン・レイノルズさんだけがイメージしていると見られています。

この中でデッドプールはレイノルズさんが以前に主張していたように「脇役」となるようで、あくまでチームが主人公となるようです。

スクーパーの MTTSH 氏はこれが「X-フォース」になる可能性を示唆しており、20世紀FOXの「デッドプール2」のチームをどうにか集め直すのか、あらたなキャラクターを投入するのか、ファンの予想が始まっています。

実際にこれがX-フォースの映画となるのであれば、個人的にはザジー・ビーツさんにドミノ再演のチャンスが欲しい所。

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現時点でアイデア段階という事であれば最速で完成しても「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」より前になるとは思えず、マルチバース・サーガの次のサーガで公開される事になるでしょう。

リブートされる「X-MEN」と並行して展開していく事になるのか、今後の情報があり次第またお知らせする事になります。

ソース:Ryan Reynolds in Early Stages of Exploring a Deadpool/X-Men Teamup Movie (Exclusive)

コミッククリエイターがMCUの「デッドプール」新作の噂を否定

コミックの「デッドプール」のクリエイター、ロブ・ライフェルドさんが、先日報道されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「デッドプール」新作について、これはデッドプールとは関係ない別作品の話だと指摘しました。

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海外メディア Time とライアン・レイノルズさんのインタビューの記事を引用しつつ、ライフェルドさんは「彼が『ボーイバンド』という映画を執筆している事をふと思い出した。」と、レイノルズさんが「デッドプール」とは違う別作品に言及している事を示唆しました。

そもそものインタビューは Time の公式の切り抜き映像から来ているもので、アベンジャーズ新作映画に脇役として出演するかどうかという質問に対する回答でしたが、インタビューの前後がない事で他の海外メディアもレイノルズさんの発言の真意を汲み取れなかった可能性があるようです。

ディズニーやマーベル・スタジオの発表を待たずにレイノルズさんが「デッドプール」新作に言及した事は確かに不思議でしたが、「ボーイバンド」は「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督の新作で、ライアン・レイノルズさんもそこに加わっており、ライフェルドさんの指摘はある程度合点がいくものです。

しかしながら、ロブ・ライフェルドさんはマーベルと決別しており、もう制作関係者ではなく、新作実写作品にも一切関与していないという事も留意しておく必要があります。

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デッドプールが次にどこに登場する事になるのかは公式発表されていませんが、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影現場に「デッドプール&ウルヴァリン」のセットが含まれているとも報じられています。

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映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ライアン・レイノルズさんがデッドプール新作に取り組んでいる事を明かす、「D&W」のボツバージョンにも言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」で制作、主演、脚本を務めたライアン・レイノルズさんが、最新のインタビューで「デッドプール」の新作に取り組んでいる事を明かしました。

海外メディア Time とのインタビューで、ライアン・レイノルズさんの以前の発言から「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で「脇役」を演じる可能性について質問され、次のように回答しました。

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もし(デッドプールが)アベンジャーズやX-MENに加入したら、物語は終わりです。それは願望の成就でもありますが、今それをやる事は出来ません。今すこし脚本を書いているのは・・・アンサンブル作品です。彼が孤立しているところが気に入ってるんです。

デッドプールのアンサンブルに取り組んでいるという驚きの発表ともなりましたが、これがマーベル・スタジオと共に進められている正式なプロジェクトなのか、それともスタジオにアイデアを売り込むために個人的に書いている開発の超初期段階なのかは不明です。

また、このインタビューでは開発初期に数多く提案したとされる「デッドプール&ウルヴァリン」こと「デッドプール3」の没バージョンのひとつについても言及。

それによると、デッドプールのストップモーション映画が候補になっていたとの事で、これのストーリーについては言及されませんでしたが、意外な表現技法に取り組む計画もあったようです。

過去のインタビューでは「デッドプール&ドーピンダー」になる可能性があった事や、黒澤明監督の「羅生門」からインスピレーションを得たものになる計画があった事が明かされています。

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デッドプールの今後について多くのファンは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」か「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に登場する事を期待していますが、現状で具体的なプランは明らかになっていません。

しかし、「デッドプール4」は無理だとしていたライアン・レイノルズさんが次に向けて動き出している事が判明した事で、そう遠くないうちに脇役として登場する可能性は十分に高くなったようです。

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映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

コミック「ウルヴァリンズ&デッドプールズ」発表、それぞれの娘を加えてチームは4人体制に

マーベルが二人のウルヴァリンと二人のデッドプールをチームアップさせるコミック「ウルヴァリンズ&デッドプールズ」を 2025年7月 にリリースする事を発表しました。父娘コンビをダブルで組み合わせる本作では、4人で X-MEN の古典的なヴィランに立ち向かうと言います。

ウルヴァリンであるローガンとローラ・キニー、そしてデッドプールであるウェイド・ウィルソンと 2024年にウェイドが死亡した際に二代目として跡を継いだ娘のエリー・カマチョ。

この二組の父娘が奇跡的にチームを組み、新たな脅威に対処する事になるようです。

2024年の「デッドプール」シリーズを担当したコーディー・ジグラーさんが引き続き脚本を担当。

「ウェイドとエリーを書いてきた過去15号は夢の実現でした。2人の最もクールなミュータントとともに彼らの旅を終えることができて、まさに最高の喜びです。この4人の父娘の関係を探求するのがどれほど楽しみか、言葉では言い表せません!」と発売に向けてコメントしています。

コミック「ウルヴァリンズ&デッドプールズ」は全3号のミニシリーズになる予定で、#1は 2025年7月2日、米国にて発売予定です。

ソース:公式

ライアン・レイノルズさんが「デッドプール」の制作開始10周年を記念した動画を投稿

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」で主人公のデッドプール/ウェイド・ウィルソンを演じたライアン・レイノルズさんが、1作目の映画「デッドプール」の制作開始から10年を迎えた事を記念した動画を公開しました。

レイノルズさんは「10年は本当にあっという間でした。デッドプールの撮影は10年前に始まりました。」とコメントを添えて動画を投稿。

動画は高速再生と逆再生、そして白黒のエフェクトをつけて「デッドプール」、「デッドプール2」、「デッドプール&ウルヴァリン」のそれぞれのシーンをミックスしたものになっています。

2024年に公開された「デッドプール&ウルヴァリン」は世界で13億ドル以上を売り上げる大ヒットとなりましたが、期待される最新映画「デッドプール4」ないしは「デッドプール&ウルヴァリン2」の計画は今のところ明らかになっていません。

デッドプールは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での登場も予想されていますが、ライアン・レイノルズさんは以前に「デッドプールはX-MENやアベンジャーズに出演することでとてもうまくやっていけると思いますが、彼は常にアウトサイダーでいなければなりません。彼の究極の夢は受け入れられ、評価されることです。しかし、彼は受け入れられません。ユーモアで恥を隠すという彼の対処法は、彼の多くの欠点を覆い隠すために使われるときのみ機能するんです。もし彼がアベンジャーズやX-MENになったとしたら、彼の旅は終わりを迎えることになると思います。」と述べ、アベンジャーズに加入するような事があればそれは最後の作品になると予告していました。

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ライアン・レイノルズさんは現在、ヒュー・ジャックマンさんと再共演となるマーベル以外の映画の開発に取り組んでいる最中で、アベンジャーズ最新映画に登場するとしても大きな役割にはならない可能性が高そうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

デップー原作者ロブ・ライフェルドさんがマーベルとの関係に終止符、MCU「デッドプール&ウルヴァリン」での扱い不当が原因

マーベル・コミックで30年以上に渡ってデッドプールやケーブルといった有名なキャラクターを生み出してきたクリエーターのロブ・ライフェルドさんが、マーベルとの関係を断つと発表しました。自身のポッドキャスト番組「Robservations」 と、海外メディア The Hollywood Reporter でこれを公にし、その理由についても語っていました。

THRのインタビューでは、2024年7月にニューヨークで開催されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のプレミアイベントに遡って言及。

ライフェルドさんは会場にて、普段は出席していたアフターパーティーに自分と家族が招待されていないことを知ったと言います。また、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長を含むディズニーの幹部から冷淡に扱われたと感じたと主張し、ファイギ社長はレッドカーペットでライフェルドさんのそばにいたが、ライフェルドさんに挨拶もしなかったと述べています。

これについてポッドキャストでは「それは私を当惑させ、貶め、打ち負かすためのものだった」と補足しました。

そしてもう一つ、ライフェルドさんは、「デッドプール&ウルヴァリン」チームからの写真撮影に応じたものの、後にその写真は削除されたと広報担当者から言われたとの事。ライフェルドさんは、それらの写真は単に形式として撮られただけで、使用されることを意図したものではなかっただろうと主張しています。

7月に映画が劇場公開されてすぐに、ライフェルドさんはマーベルとの関係を断つことを決意したと言います。「ある時点で、『メッセージは受け取った。そしてそのメッセージは明確だ』と思った」とポッドキャストで語りました。

マーベルに対する不快感が大きくなりだしたのは2023年初頭に始まったと説明。コミック「ウルヴァリン」のクレジット表記で揉めた所からスタートしていると言います。

2024年6月3日、ライフェルドさんはマーベルにメールを送り、「デッドプール&ウルヴァリン」で特別クレジットを受け取ることができるか、また映画のプレミア上映やその他のプロモーションの機会へのアクセスに関して他に何が提供されるかを尋ねたと明かし、金銭は要求しなかったとも主張しました。

また、そのメールには「私たちが作り出す世界、キャラクター、コンセプト、特にこの場合はデッドプールの世界がなければ、撮影する映画はありません。配給する大ヒット作もありません。私は事務用品店で簡単に手に入る存在ではありません。私はそのすべての背後にある人間の想像力なのです」と書いたとし、「コミックブックのクリエイターは、後付けとして扱われ続けることはできません。これは簡単な事です。私が手を差し伸べない限り、実現することはありません」と述べました。

結局このメールに対する返事はなかったとしつつ、代理人からはこのメールがマーベル社内であまり受け入れられなかったと伝えられたと説明、このメールから生じた緊張が「デッドプール&ウルヴァリン」のアフターパーティーに招待されなかった事に繋がったとライフェルドさんは考えています。

また、詳細な理由は語りませんでしたが、ロンドンでのイベントでも歓迎されていないと感じたとポッドキャストで語っています。

「ケヴィン・ファイギはコミッククリエイターたちをあまりよく扱っていません。それが私の個人的な経験です。」とライフェルドさんは言います。そして「彼が漫画家たちとの関係を改善できると思いますか? ええ、もちろんできます」とも自問自答しました。

しかし、ライフェルドさんの「クリエイターが不当に扱われている」という主張には各方面からあまり賛同が得られていないようです。

2024年10月のコミコンでのドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のイベントの際には壇上にクリエイターたちが呼ばれ、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の撮影現場にも関連コミックのクリエイターたちが招待されていたとTHRは言います。

ライフェルドさん自身もデッドプールとは関係がないドクター・ストレンジのテスト上映に参加していた事なども発信していた過去があり、少なくとも他のコミッククリエイターよりは破格の対応を受けているようにも見えます。

また、ライフェルドさんはクリエイターの中でも特に声が大きいほうで、しばしばネタバレギリギリの内容のコメントを発したりもしていました。

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マーベル側としてはこういった予測不能な原作者の行動に参っていた可能性もありますが、現時点でマーベルは今回の件に対するコメントを出していません。

ライフェルドさんは「デッドプール&ウルヴァリン」で不当な扱いを受けたと主張しつつも、公開当時はファンを招き入れ、上映会を主催し、楽しむ一面も見せていました。

「デッドプール4」ないしは「デッドプール&ウルヴァリン2」の制作は正式発表されていませんが、実行される場合は原作者抜きで動き出す事になりそうです。

今後両者の関係が修復される事がなければ、ライフェルドさんの最後のコミックは今月リリースとなる予定です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Deadpool Creator Rob Liefeld Will No Longer Work With Marvel After ‘Deadpool & Wolverine’ Premiere Indignities

【噂話】MCUヒーローはデッドプールに皆殺しにされて終わる?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の最終話が配信され、これを見たファンはデッドプールのせいでMCUが終わってしまう可能性を考え始めています。

最終話では数え切れないほどの変異体が瞬間的に紹介されましたが、その中にデッドプールがいた事に気づいたファンは多かったと思います。

このデッドプールは完全武装しており、コミック「デッドプール・キルズ・マーベル・ユニバース」を原典としているのではと見られ、これが「デッドプール・キルズ・マーベル・シネマティック・ユニバース」を予告しているのではとファンは感じ始めています。

2011年にリリースされたコミック「デッドプール・キルズ・マーベル・ユニバース」はデッドプールが本来の殺し屋として自身の任務を遂行したらどうなるかといったテーマを描いたもので、タイトル通り無数のヒーローたちを惨殺していきます。

タイミングが良いことに、4月からはこのコミックの続編シリーズが始まることが発表されており、キャプテン・マーベルやスパイダーマン、デアデビルらの死体の上に立ち尽くすデッドプールを描いたカバーイラストも公開されています。

もちろんこの話はマルチバース上で起こり得る展開ですが、MCUが何年か先、あるいは何十年か先に、もうどうにも行かなくなってしまった時、最後の花火としてこれが実写化されるのではないかと海外コミックファンは考え始めているようです。

あるいは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の一部でこれが再現されるかもしれません。

デッドプールを演じるライアン・レイノルズさんはデッドプールを主人公とする作品は今後難しいと考えているようで、次の登場作品は正確には分かっていません。

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早ければ「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」での登場が期待出来そうで、「シークレット・ウォーズ」での登場も有力。ほか、「ドクター・ストレンジ3」なども候補だと考えられています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」、アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3はディズニープラスで配信中です。

「デッドプール」監督が明かす悲痛なギャラ事情、「ウォーキング・デッド」1話分よりも少ない

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットし、話題となった2024年でしたが、2016年に20世紀FOXの旗下で制作された映画「デッドプール」のティム・ミラー監督が、海外メディア Collider とのインタビューで、そのギャラ事情について話しました。

ティム・ミラー監督は「ドラゴン・タトゥーの女」や「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」などの冒頭シークエンスの監督を務めた後、「デッドプール」で長編映画の監督としてデビュー。

ブラジルで開催中の CCXP(コミコン・エクスペリエンス)に参加していた監督は「デッドプール」を制作した事を振り返って誇りしかないと、次のように語っています。

私が何を感じているかわかりますか? 誇りしかありません。つまり、コミコンのフロアの通路を歩いているときに、デッドプールのフィギュアを見るたびに、私たちがこの映画を作っていなければ、これらのフィギュアはここにはなかっただろうと思うのです。そして、私がその一部になれたことは、とても幸運なことだと感じています。そして、次に私が考えるのは、私の監督契約に商品化の一部が含まれていて、それらすべてからいくらかのお金を得られるならいいのにということです。

そして、新人映画監督の辛い金銭事情に関して次のように述べています。

皆さんはご存知ないかもしれませんが、ハリウッドで新人監督をするのは、あまり儲かる仕事ではありません。はっきり言いましょう。デッドプールの監督料は22万5000ドル(2016年の為替で約2500万円)でした。一見、大金のように聞こえるでしょうが、2年間の仕事にしてはさほど大金ではありません。感謝していないわけではありません、本当に感謝しています。新人監督ならなおさらです。でも私のエージェントは『おい、ウォーキング・デッドのエピソードをひとつ作るほうが稼げるぞ! 』って言ったんです。

ハリウッドでは誰もが何百万ドルも稼いでいると思っている人が多いと思います。でも、いつもそうとは限りません。デッドプールを監督するチャンスを得たのは50歳の時で、生涯ずっと映画監督をしたいと思っていたにもかかわらず、人生で映画監督のチャンスは得られないだろうと本気で思っていました。

デビュー作である「デッドプール」は全世界で 7億8200万 ドルの興行収入を上げ大ヒットとなりました。興行収入から計算するとミラー監督の給与はわずか0.003%にも満たないもので、当時は興行成績に対する歩合のようなものは契約になかったようです。

2016年当時のヒーロー映画のほとんどが予算1億5000万ドル以上で作られた中で、「デッドプール」はわずか5800万ドルの予算で好成績をおさめました。加えて、「デッドプール&ウルヴァリン」がミラー監督なしに実現しなかったであろう事を考えるとあまり報われていないようにも思える所です。

1作目の大ヒットで2作目には巨額の予算がつきましたが、1作目の制作時にライアン・レイノルズさんと制作に関しての衝突が何度かあり、2作目のミーティングが始まって「自分が正しいと思うものをコントロールできない状況を味わいたくないから」という理由で監督を辞退しました。

ミラー監督は以前の別のインタビューで、自身が構想していた「デッドプール2」では、ヒロインのヴァネッサが原作どおりミュータントになったり、「ファンタスティック・フォー」が登場したりする予定だった事を明かしています。

映画「デッドプール」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Tim Miller Reveals the Shockingly Low Salary He Received for ‘Deadpool’ [Exclusive]

【噂話】リブート版「X-MEN」主要メンバーは20~25歳の俳優で固められる、デップーとウルヴィはしばらく残ると言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」について、チームの主要メンバーが20代前半から20代半ばぐらいのキャストの起用が計画されていると報じられてました。先日はジーン・グレイ役にセイディー・シンクさんがキャスティングとも報道されました。

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セイディー・シンクさんに関する報道のあと、インサイダーのジェフ・スナイダー氏がポッドキャストで、そしてスクーパーのダニエル・リヒトマン氏が Patreon でこの話題を提供。

リヒトマン氏は「X-MEN」が「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の出来事の後を舞台にする予定だとし、「ヒュー・ジャックマンがシークレット・ウォーズの後も残り、デッドプールともっと一緒に仕事をする」と補足しました。

先月の段階でリヒトマン氏はヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンについて「シークレット・ウォーズが最後ではないかもしれない」との表現に留めていましたが、今回の投稿を文字通りに読むと、それは少し確信に近づいた様子。

ライアン・レイノルズさんが「デッドプール4」の制作は難しいと発言していた事を考慮すると、デッドプールとウルヴァリンはX-MEN映画で共演し、先輩ミュータントという形で若いX-MENと交流していくのかもしれません。

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先月のインタビューでケヴィン・ファイギ社長は「今後数本の映画でX-MENが登場する」と発言、リブート映画に向けた準備が着々と進められている事を予告していました。

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【噂話】スペシャルプレゼンテーション最新作はあの人気者が起用か

マーベル・スタジオが2022年にリリースした「ウェアウルフ・バイ・ナイト」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」に続く最新作を検討していると報告されました。スペシャルプレゼンテーションのブランドを冠するタイトルはこれまでにもいくつか噂がありましたが、現状では2022年にリリースされた2本のみとなっています。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は「どうやらデッドプールのホリデースペシャルプレゼンテーションが制作中みたいです。でも、どうなるかはわかりません。」と報告。

数週間前、デッドプールを演じるライアン・レイノルズさんが何らかの撮影をしている事を報告しましたが、この映像は「デッドプール&ウルヴァリン」のディズニープラスリリースを予告する動画に使用されていました。このセットを利用して、同時にホリデースペシャルを撮影していた可能性はあるのでしょうか?

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2024年のすべての映画で2位の興行収入を達成した「デッドプール&ウルヴァリン」のデッドプールをディズニープラス専用コンテンツとしてリリースできれば、ディズニーはサブスク会員増を見込めるのは間違いありません。

今年の7月、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は1本のスペシャル・プレゼンテーションが開発中である事を明かしています。

この時のインタビューではこれが 2025年には配信されない事が明言されているため、現状の計画では 2026年か2027年あたりにはスペシャル・プレゼンテーションが配信される可能性があります。

少なくとも「デッドプール4」あるいは「デッドプール&ウルヴァリン2」の実現には時間がかかると、先日、ライアン・レイノルズさんは説明しており、デッドプールのホリデースペシャルが実現するのかはもう少し見守る必要がありそうです。

ソース:November Discord Q&A Part 4: Marvel Studios’ ‘Thunderbolts*’, ‘Wonder Man’ Young Avengers & More