「アガサ・オール・アロング」ではスパーキーが復活する計画があった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」では、ドラマ「ワンダヴィジョン」でアガサ・ハークネスに殺された犬のスパーキーが生き返る予定があった事が明らかになりました。

ショーランナーのジャック・シェーファーさんは、8話のアガサとレディ・デス/リオ・ヴィダルとの戦いの最中にスパーキーが蘇って参戦する脚本が以前にあったとポッドキャストにて語っています。

108(シーズン1の8話)での戦いは戦闘シーンが苦手な私にとって耐え難いものでした。かわいそうな(脚本家の)ピーター・キャメロンは、やりたくなかったあのバトルを何度も演出してくれました。彼は、スパーキーの骸骨が裏庭から現れてみんなと戦うというような、本当に信じられないようなアイデアを思いついていました。でも、彼はいつもキスを正解にしていたし、アガサの死も正解にしていて、それが常に私たちの目指すべき北極星でした。

MCUのスパーキーは登場から退場までが短く、彼がもともとウェストビューに実在した野良犬だったのか、ワンダが魔法で作り出した存在だったのかさえわかっていません。

コミックのスパーキーはヴィジョンの家族、ワンダではなく妻バージニアと息子ヴィン、娘ヴィヴとの一家の隣の飼い犬ジークがヴィジョン家の庭で感電死した際、そのジークの脳波を基にヴィジョンが作り出したシンセゾイド犬でした。

MCUと違って既に死を乗り越えていたスパーキーですが、その後はバージニアによってまた殺され、ワンダがトニー・スタークに頼んでさらにまた生き返っています。

©MARVEL

ここらの流れはヴィジョンのドラマで再現される可能性があり、そうなった場合にスパーキーはラッキー・ザ・ピザ・ドッグ、コスモ・ザ・スペース・ドッグ、グースらと共にMCU版のペットアベンジャーズを結成する機会も生まれるかもしれません。

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今はまだウェストビューに埋められているスパーキーですが、今後の再登場に注目です。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Agatha All Along’s Final Battle Almost Featured This Dead WandaVision Character

「アガサ・オール・アロング」ゴールデングローブ賞ノミネート、シーズン2の可能性が認められる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」がゴールデングローブ賞2025にノミネートされた事が報じられました。主演のキャスリン・ハーンさんが「テレビシリーズ:ミュージカル/コメディ部門女性俳優最優秀演技賞」の候補としてリストアップされています。

アメリカのテレビドラマの場合、シーズンが一つしか無い番組はリミテッド(限定)シリーズと表記される事が多く、テレビシリーズの部門にノミネートされているという事は、ディズニーがこの番組を複数シーズンに渡るシリーズ(ドラマ)だと考えている事をほのめかしています。

今年、日本の作品として話題になった「SHOGUN」はもともとリミテッドシリーズとしてプロモーションされていましたが大ヒット、その後、エミー賞ノミネートのタイミングでリミテッドシリーズからテレビシリーズへと表記変更され、シーズン2とシーズン3の制作が発表されました。

「アガサ」がリミテッドシリーズではなくテレビシリーズとしてゴールデングローブ賞にノミネートされている事は、シーズン2実現の可能性が非常に高いと言えそうです。(もちろん開発がうまく行かずに中止される事もありえます)

本作は最終話が配信された週にあたる 10月28日 から 11月3日 までの1週間で 7億4400万分 のストリーミングを記録、1話から75%増加という記録を達成しています。

キャスリン・ハーンさんは海外メディア Deadline とのインタビューで今回のノミネートについて次のように語っています。

「アガサ・オール・アロング」がそこで語られる物語の流れを終わらせた方法に、とても満足していたという意味だと思います。もちろん、どんな立場であっても、誰もが戻ってこられたらワクワクすると思います。ジョージア州アトランタで、毎日毎日、このごく少数のキャストだけでサウンドステージに立ったことは、人生を変えるほど深い経験でした。

私はとても誇りに思っているし、マーベルのためにとても興奮しています。彼らは、この小さくて素晴らしい、女性とクィアが主導する番組をとてもよくサポートしてくれました。

「アガサ・オール・アロング」のラストは少なくともビリーの今後が続く事を思わせる終わり方で、アガサがそれに付き合う流れとなっていました。しかし、MCUのゴーストという存在にはまだまだ不明な点も多く、アガサ自身の今後については予想が難しくなっています。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Kathryn Hahn Says She Would Be “Thrilled” To Reprise MCU Role After ‘Agatha All Along’ Golden Globe Nom

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の最新予告が公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の新たなトレーラーが公開されました。ホワット・イフ三部作の最後のシーズンとなる本作ではどのような結末が待っているのでしょうか。

動画はシーズン1と2を振り返りつつ、前のトレーラーでもチラ見せされていたミステリオの再登場、ムジョルニアを振り回すストーム、アベンジャーズと並ぶレッドガーディアン、メカ・アベンジャーズなどのシーンが紹介されています。

マルチバースをテーマとしたアニメの最終章が、マルチバース・サーガの最終章である映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」へと繋がっていくのかは不明ですが、ストリーミング、アニメ部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんは 「最後に予想もしなかった場所に連れて行ってくれる。」と予告。

さらに「マルチバースの探究においては最初の2シーズンを超えており、予想外のキャラクターが登場します。『ウォッチャー、ウアトゥ』にと​​って、非常に感動的で充実したクライマックスになると思います。」と以前のインタビューで述べています。

シーズン1でウォッチャーとしての誓いを破ったウアトゥは、コミックのように裁判にかけられてしまうのかも注目です。

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各エピソードの監督はブライアン・アンドリュースさん (マーベル・ゾンビーズ) とステファン・フランク さん(スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース)、脚本はマシュー・チョウンシー さん(ミズ・マーベル)、ライアン・リトル さん(ランナウェイズ)、シリーズクリエイターの AC ブラッドリーさんらが担当。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3は 2024年12月22日 より米ディズニープラスで配信予定、全8話は毎週ではなく毎日新エピソードが追加され、2024年内にフィナーレとなります。

コールマン・ドミンゴさんがMCU実写作品出演の話し合いがあった事を認める

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」でノーマン・オズボーンを演じるコールマン・ドミンゴさんが、実写作品での出演についても話し合いがあった事を認めました。

海外メディア ScreenGeek の独占インタビューで、MCU版のグリーンゴブリンを演じる可能性について質問されたコールマン・ドミンゴさんは次のようにコメントしました。

はい、マーベルとのミーティングはありました。 でも、特に何かについてというわけではありませんでした。彼らは文字通り座って、「何をしたいですか?」と聞いてきました。私は「わかりません。私に何か用意していただけますか?」と答えました。ですから、もちろん私たちは話し合いを重ねています。MCU に参加したくない人がいるでしょうか?私は、それが正しいものであってほしくないのです。そして、私のために作られたもの、そして私が自分自身を捧げることができると感じられるもの。それが何なのかは、これからわか​​るでしょう。まだわかりませんが、私は辛抱強く待っています。

話し合いは認めつつも、実写版のオズボーンを演じるといったような特定のキャラクターについてではないとの事で、キャラクターについては今後の話し合いで決めていくようです。

約1年前、コールマン・ドミンゴさんが征服者カーンを演じると報道され話題に。報道から約1ヶ月後、ドミンゴさんはその時の事を振り返り、寝耳に水だったとしつつも、何年も前から話し合いを進めてきたと認め、夏のイベントでスパイダーマンアニメで声優を務めることが発表されました。

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SG ではコールマン・ドミンゴさんが演じる可能性があるキャラクターとして、プロフェッサーX、ノーマン・オズボーン、メフィスト、ブラザー・ブードゥーなどを候補として紹介しています。

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」は 2025年1月29日 米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Exclusive: Colman Domingo Met With Marvel Studios About MCU Role

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は Netflix版から5年後が舞台、出演俳優が語る。でも実際は・・・?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の時系列がNetflix版のドラマ「デアデビル」シーズン3が終了してから5年後の世界となる事が明らかとなりました。

先週末、主演のチャーリー・コックスさんとブルズアイ役のウィルソン・ベセルさんがファン・エキスポ・サンフランシスコに出席し、いくつかのステージに登壇。そこでベセルさんは次のようにスピーチしています。

ええ、チャーリーとちょっとそれについて話していたんです。でも、面白いのは、シットコムとかそういうものなら違うかもしれないけど、ある一定期間番組に出演していて、登場人物がリアルタイムで一緒に年を取っていくとしたら、そして番組がうまく書かれていて、脚本家が現実に起こっていることに反応して、髪の毛のしわなどを作っているとしたら、理論上は、番組が放送されていたかどうかに関わらず、登場人物はある意味進化しているということです。

だから、5年後に一歩後退して、 ボーン・アゲインがその時間の流れに沿って進むという面白い展開があるんです。このドラマは、最後に見た翌日から始まるわけではありません。5年後から始まります。だから理論上は、登場人物は5年間の人生を生きてきたし、その間に起こった紆余曲折も全部描かれているんです。だから、それらの物語が必ずしも画面に映るかどうかは別として、そこに少しだけ彼らの人生が加わっているんです。それは、俳優として、その期間に自分がどんな旅をしてきたかを伝える機会を与えてくれるし、彼らが生きてきた事の証でもあります。

ベセルさんは「ボーン・アゲイン」がNetflix版「デアデビル」のシーズン3の最後から5年後としましたが、これがきっかり5年後であれば色々と整合性が取れない部分が発生して来そうです。

「デアデビル」S3では「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」におけるサノスの指パッチンの影響が描かれていない事を考えると、ギリギリ直前だったとしてシーズン3のラストは2017年の出来事。

そこから5年後はちょうど「アベンジャーズ/エンドゲーム」の頃であり、ハルクのスナップで宇宙の生命の半分が戻ってくるかどうかのタイミング、2022年から2023年ごろとなります。

一方、「ボーン・アゲイン」は撮影現場で目撃された小道具(Reddit)から、2026年の大晦日が含まれているとされています。これがなかったとしても、「ボーン・アゲイン」はウィルソン・フィスクが市長選に出馬する事が物語の大きな要素のひとつであり、出馬を思いついたのはドラマ「エコー」のラストであり、その時系列は2025年の事でした。

ウィルソン・ベセルさんは脚本家ではなくいち俳優である事を考慮して、時系列についてあまり正確に把握していない可能性は高いと考えられそうです。あるいはブルズアイのシーンが実際に「エンドゲーム」中の2023年ごろで、そこから時系列がまたジャンプして「ボーン・アゲイン」のメインに移るという事かもしれません。

今回の発言内容は「5年」という部分は軽く受け流して、シーズン3のあと、登場人物たちが数年間それぞれの人生を歩み、成長し、変化した、そしてそれが「ボーン・アゲイン」に表現されているのだと捉えるのが良いようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月4日 より米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Wilson Bethel Teases ‘Daredevil: Born Again’ Five Year Time Jump From the Original Series: “Little Extra Bit of Life in There”

キッド・ロキ役ジャック・ヴィールさんがホームレス状態になっている事を明らかに、2分の動画で悲痛な告白

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1でキッド・ロキを演じたジャック・ヴィールさんが、SNSを通じて現在深刻な状況になっている事を告白し、支援を求める動画を投稿しました。ヴィールさんはコミック通りであればヤングアベンジャーズの一員として戻ってくると信じられていましたが、それをのぞめる状況ではないようです。

ジャック・ヴィールさんは TikTok に2分4秒の動画を投稿し、次のように語っています。

こんにちは。私は俳優で、17歳で、ホームレスです。『ロキ』や『The End of the F***ing World』(このサイテーな世界の終わり)、その他私が重要な役を演じた様々な映画やドラマで私を知っているかもしれません。私の人生で何が起こっているかについてはあまり語って来ませんでしたが、真実を明らかにする時が来たと思います。

詳細を掘り下げずに言うと、私は家庭で虐待を受けていました。身体的暴力、精神的虐待などです。私はあまり良い育ちではありませんでした。私は精神面で問題を抱えています。私は自閉症、ADHDを患っており、双極性障害と精神病の検査を受けています。

祖父が末期症状のため、(助けてくれていた)祖父母の家に泊まることができません。他に行くところもなく、助けが必要です。(イギリスの)社会福祉局は私が言ったにもかかわらず、助けを拒否しています。私は絶望しています。路上で寝ています。現在、私は窓が割れた危険なトレーラーハウスで寝ています。職場から2時間離れているため、毎日仕事に行くのに苦労しています。大変です。人生は厳しいです。現時点では、他に何も持っていません。皆さんにこれを共有して、何とかして、政府が子供たちをどう扱っているかというメッセージを広めて欲しいと、ひざまずいて懇願しています。

助けが必要です。どうか、シェアしてください。できるだけ多くの人にシェアしてください。私にお金を払う必要はありませんし、私も何も必要ありません。ただ、これをできるだけ広めてほしいのです。これからも投稿を続けていきますが、どうか助けが必要です。

ジャック・ヴィールさんは一番の問題として政府が対応してくれなかった事だとしており、自身については現在何かしらの仕事があるようで何とかなる見通しを立てているようで、この動画は自分への支援を求めるものではない事を強調しています。

ヴィールさんは 2022年の「The Peripheral」(ペリフェラル ~接続された未来~)のエピソードに出演した後、俳優活動の記録がありません。

この動画が拡散された後、状況に変化があった事を新たな動画で報告。

トレーラーハウスで寝る予定だったと語っていましたが、友人の家に泊まることができたことを明かし、多くの人が彼に泊まる場所を提供してくれたことにも言及し、感謝を述べました。

一方で、あちこちを飛び回るのではなく安定が必要だとし、動画の目的は自身の寝る場所やお金の支援ではなく、社会福祉サービスに助けてもらうこと(そのために動画をバズらせて政府の現状の認識を広めたい事)だとあらためて強調しました。

その後さらにヴィールさんは社会福祉サービスから電話があり、明日彼らと会って「基本的に里親制度と支援、宿泊施設に入所する」事について話し合う流れになったと涙ながらに説明。動画を共有して助けてくれた人々に感謝し、面談の最新情報を共有することを約束し、ようやく社会福祉サービスが機能しはじめた事を報告しました。

「ロキ」配信直後のインタビューではヤングアベンジャーズについて「そんな素晴らしいことをやってみたいけど、今のところマーベルからヤングアベンジャーズの話は何も聞いていません。」とコメント、キッド・ロキ再演の意欲を見せていましたが、どうなっていくのかについても注目です。

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ドラマ「ホークアイ」よりBlu-ray特典の新たな削除シーンが米公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」シーズン1より、新たな削除シーン「Moira Comes Home」が公開されました。来月、米国で発売予定の 4K UHD と Blu-ray の特典映像として収録予定のものです。

ドラマ本編でケイト・ビショップのおば、モイラ・ブランドンの家に逃げ込むシーンがありましたが、モイラは冬はフロリダに行っていて不在とされていました。この削除シーンでは旅行中のはずのモイラが突然帰宅し、クリントとケイトを追い出すシーンとなっています。

なお、日本のディズニープラスでは米国版ディスクに収録予定の13の削除シーンすべてが公開中です。

ディスクの特典映像として13の削除シーンの他、ギャグリール(NG集)とメイキング映像である「アッセンブル」も収録。これらもディズニープラス上で視聴可能です。

もうひとつ、「A Tale of Two Hawkeyes」(2人のホークアイの物語)と名付けられた映像が収録予定で、「キャストとスタッフがクリント・バートンと新しいキャラクターのケイト・ビショップを結びつけ、ホークアイの伝説をどのように拡張したかをご覧ください。」と説明されています。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1は、2024年12月3日 に 4K UHD、Blu-ray で米国リリース予定、そしてディズニープラスで配信中です。

「アガサ・オール・アロング」、アガサの物語はこれで完結?キャスリン・ハーンさんが役とのお別れを語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」で主人公アガサ・ハークネスを演じたキャスリン・ハーンさんが、海外メディア LA Times とのインタビューで「ワンダヴィジョン」からの旅を振り返り、キャラクターに別れを告げました。

「アガサ・オール・アロング」は初週に900万再生を越える大ヒットをし、毎週のようにトレンドに入りつつ、シーズンのラストではビリーとの新たな冒険を示唆しながら終わりました。多くのファンが続編が確実だと考えていた中で、主演のキャスリン・ハーンさんは意外なコメントをしています。

ビリー/ウィッカンは彼女の息子ではないけれども、ニッキーのためにできなかったことを彼のためにできるかもしれないという、ある種の希望が今の彼女にはあります。彼らは素晴らしいチームになると思います。もちろん、私はこのパートが大好きだし、(演者の)ジョー・ロックが狂おしいほど大好き。私の中では、これは私が演じなくてはならなかったこの素晴らしいキャラクターに別れを告げるための美しく満足のいく方法でした。

そして「アガサ」の撮影当時を振り返り、次のようにも語っています。

ショーの終盤、一日の終わりにヘアメイクに行き、「これが最後の演技の仕事だ 」と感じていました。でも、演技に対するハングリー精神と愛情が再燃したんです。これはまさに、私の人生のこの時期に私が演じるべき役なのだと感じたわ。

キャスリン・ハーンさんはマーベルから次の話が来ていないとし、アガサ・ハークネスの最期として素晴らしいものになったと述べていますが、ショーランナーのジャック・シェーファーさんはアガサとリオの関係をさらに深く描く事を今後のMCUに期待しています。

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また、同じインタビューではビリーの過去としてカプラン家の両親、ジェフとレベッカについてより詳しく描かれていくことも希望していました。

ジャック・シェーファーさんは「ワンダヴィジョン」、「アガサ・オール・アロング」の脚本に携わってきましたが、この続編スピンオフとされる「ヴィジョンクエスト」には関与していないとも明かしています。

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ゴーストとなってビリーのサポートを続けるように見えたアガサ・ハークネスですが、本当にこれで終わりとなってしまうのか、それとも何かの計画が水面下で動いているのか、続報があり次第またお知らせする事になります。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Why Kathryn Hahn was so game to play a witchy woman in ‘Agatha All Along’

ドラマ「ロキ」シーズン2、Blu-ray特典映像公開、意外なキャラへの言及が削除されていた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の 4k UHD と Blu-ray が来月米国で発売される事を記念して、同番組より新たな削除シーンが公開されました。「ROLL CALL」と題されたこの削除シーンはディスクの特典映像として含まれる予定で、ロキが意外なキャラクターについて言及しています。

動画ではロキが過去を振り返る中で自分を「問題児」だと言った人物全員をリストアップするシーンを描いており、そのリストにはニック・フューリー、エリック・セルヴィグ、ボー(オーディンの父、ソーとロキの祖父)、ラウフェイ、ジェーン・フォスター、ダーシー・ルイス、マリア・ヒル、ヘイムダル、ウォリアーズスリーのファンドラル、ヴォルスタッグ、ホーガン、もう一度ヘイムダル、そしてドナルド・ブレイクとソー関連の登場人物とS.H.I.E.L.D.の主要人物について言及。

そして、MCUに未登場のキャラクターでエンチャントレスとして知られるアモラと、アブソービングマンの名前をあげています。アブソービングマンはドラマ「エージェント・オブ・シールド」で実写化されており、コミックではロキに能力を与えられた元ボクサーのチンピラでした。

最後に、ロキはハーキュリーズ(ヘラクレス)について言及し、彼も「もう一人の大物」であり「自分にとって大きな問題」だったと述べています。

ハーキュリーズは映画「ソー:ラブ&サンダー」の最後にちらっと登場し、ゼウスの復讐を果たすために今後現れる事を示唆しましたが、今のところ次のプロジェクトは公式発表されていません。

ディスクに含まれる特典映像は以下のようなものが発表されています。

ボーナス機能

  • ロキの過去 — トム・ヒドルストン、ケヴィン・ファイギらと共に、ロキの10年以上にわたるタイムラインを旅しながら、悪役でありながら愛すべきキャラクターを深く掘り下げます。
  • ギャグリール — ロキ シーズン 2 のキャストとスタッフによるセットでの楽しいひとときをご覧ください。

削除/拡張シーン

  • What Would You Like?  — シーズン 1 の出来事の後、取り乱したシルヴィは、時の終わりの城塞を離れ、1982 年のマクドナルドで逃げ場を見つけます。
  • Key Lime Break — ロキとメビウスが TVA のランチルームでキーライムパイを味わいながらひとときを過ごします。
  • Roll Call — ロキは、 過去に自分の悪口を言った人全員の名前を挙げます。その中には、何人かの有名な名前も含まれています。メビウスは彼を慰めようとします。

ドラマ「ロキ」シーズン2は、2024年12月3日 に 4K UHD、Blu-ray で米国リリース予定、そしてディズニープラスで配信中です。

【噂話】「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2の新キャスト、「ホークアイ」S2、「ノヴァ」最新情報

マーベル・スタジオが開発、制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマに関して、いくつかのマイナーなアップデートが報じられました。それによると、ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2では新たなキャストを探している最中のようです。

ダニエル・リヒトマン氏は patreon にてサブスク会員向けに「『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2で市長候補を演じる女性俳優を探している。」と報告。

「ボーン・アゲイン」では「エコー」のラストからの展開が続き、ウィルソン・フィスクが市長選に立候補する事がわかっていますが、この女性対立候補がどの程度の役割になるのかは不明です。そもそもシーズン1のうちに市長選は終了し、フィスクが市長として実権を握るのかと考えられていましたが、このレポートを見る限りそうではないようです。

続いて、「ホークアイ」シーズン2について、2025年秋には撮影を開始し、配信は2026年または2027年を目指しているとの事。

シーズン2は再びクリスマスものになるとも以前に報じられており、2026年のホリデーシーズンにディズニープラスに登場することに期待です。

「ホークアイ」シーズン1が配信されたのは2021年の事で、配信が2026年であれば実に5年もの間が空いていますが、シーズン1は時系列的に2024年のクリスマスを描いているということもあって、作中ではあまり時間が経過していない可能性が高そうです。

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ホークアイを演じるジェレミー・レナーさんは2023年元旦の大事故で生死を彷徨うも1年かけて見事に俳優業に復帰。2月のインタビューではクリント・バートン再演への意欲も見せていました。

最後に「ノヴァ」に関して、「ホークアイ」シーズン2と同時期か、おそらく2026年初頭まで撮影予定はないとの事で、もうしばらく先になる見込みのよう。

ケヴィン・ファイギ社長が公認したこのドラマについて「リチャード・ライダーを中心に描かれるコミックとは大きく異なります。宇宙のノヴァ・コープスに焦点を当てています。」と、リチャード・ライダー一人を描くのではなく、軍全体をフォーカスしたアンサンブル的な作品になると以前に予告。

マーベル・スタジオの幹部ブラッド・ウィンダーバウム氏は以前、このプロジェクトを「素晴らしいキャラクターのキャストによる素晴らしいアンサンブル作品」と表現し、番組は「スタートレック」と「宇宙空母ギャラクティカ」の両方の「色合い」を持つだろうと述べていました。