ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影が終了、ショーランナーが報告

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影が終了した事を、ショーランナーを務めるダリオ・スカーダペインさんが報告しました。

今後また何かの理由で再撮影を行う可能性はあるものの、ひとまずは編集作業等のポストプロダクションへと移行する事に。スカーダペインさんは Instagram への投稿で関係者への謝辞などを述べています。

これで「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は撮影終了です。この特別な瞬間を演出してくれた皆さん、本当にありがとうございました。チャーリー・コックス、ヴィンセント・ドノフリオ、デボラ・アン・ウォール、ウィルソン・ベセル、マット・リラード、リリ・テイラー、クリステン・リッター、マイケル・ガンドルフィーニ、マルガリータ・レヴィエヴァ、アイェレット・ゾラー、ニッキ・M・ジェームズ、アーティ・フルーシャン、クラーク・ジョンソン、ジェナヤ・ウォルトン、ザブリナ・ゲバラ、サナ・アマナット、ブラッド・ウィンダーバウム、エリーナ・カメドースト、そしてもちろんフィル・シルベラ! マイケル・ショウと美術部門の皆様(素晴らしいボブルヘッドを製作してくれた)、イアン・マクドナルド、ジャスティン・ベンソン、アーロン・ムーアヘッド、ヒラリー・スペラ、ジェフ・ウォルドロン、ケヴィン・ファイギ、ルー・デスポジート、スリック・ナイム、アンジェラ・バーンズ、セドリック・ネアン=スミス、メリッサ・ローソン=チャン、ステファニー・ファイロ、デヴィッド・チ​​ェンバース、デレク・ウィンブル、ディラン・ホプキンス、ヴィンセント・カシャーニ、シャンテル・ウェルズ、ジェシー・ウィグトウ、ヘザー・ベルソン、オマー・ナジャム、ジーンとジョン・オニール、そしてハンドルを握ったピート・リースにも感謝します。最高のキャスト、最高のスタッフです。

この名前のリストには俳優さんだけでなく、スタジオの幹部の名前なども含まれており、一部見慣れないものもありますが、それよりも逆にここに含まれていない何人かの俳優さんたちがいます。

まずはパニッシャー役のジョン・バーンサルさんの名前がありません。もともとはシーズン1での出番は紹介程度で、メインはシーズン2になると言われていましたが、スカーダペインさんの記載漏れなのでしょうか?あるいは「パニッシャー」のスペシャル・プレゼンテーション・ドラマの制作が発表された事で、パニッシャーに関する全ての脚本がそちらへと移行してしまったのかもしれません。

そしてパニッシャーとジェシカ・ジョーンズに続いて復帰が期待されるアイアンフィスト役のフィン・ジョーンズさんとルーク・ケイジ役のマイク・コルターさんの名前もありません。これに関しては何も公式発表がない事で、サプライズのために伏せているか、単純に噂は噂であった可能性があります。

同じく、Netflixからの復帰が期待されているエレクトラ役のエロディ・ユンさんの名前もありません。

さらにシーズン2での復帰が期待されているフォギー・ネルソン役のエルデン・ヘンソンさんの名前もありません。以前にドラマ開発責任者が戻って来ると話していたにもかかわらず、ここに名前がないことはどのような意味があるのでしょうか。

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そして、殺人鬼ミューズを演じたハンター・ドゥーハンさんの名前も含まれていません。シーズン1でミューズは死亡したと思われていましたが、シーズン2の撮影現場ではミューズのスタントマン用の車両が目的されていました。

以上が今回の投稿に対する気になるポイントとなっています。

マーベル・スタジオが「デアデビル:ボーン・アゲイン」を初めて発表した際、全18話のシリーズとして制作が発表されました。そして9話ずつのスプリットシーズンとして配信予定となっていましたが、その後すぐにふたつのシーズンに分割。さらに後に、シーズン2は9話ではなく8話で構成されることが分かりました。

また、5月にはキングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオさんがシーズン3の計画があると明かしていました。

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ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は 2026年 にディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「アイアンハート」は「ドクター・ストレンジ:ダムネーション」へと続くと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終話は話題となり、その結末がどこへ向かっていくのか、多くのファンが注目しています。そんな中、海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は、コミックの「ドクター・ストレンジ:ダムネーション」を原案とする計画があるようだと報告しています。

記事によると、マーベル・スタジオは現在、2018年にリリースされたミッドナイト・サンズを主人公としたコミック「ダムネーション」の実写化を計画していると言います。

このコミックに登場するミッドナイト・サンズのメンバーには、ブレイド、ゴーストライダー(ジョニー・ブレイズ)、エルザ・ブラッドストーン、マンシング、ムーンナイト(マーク・スペクター)、ドクター・ブードゥーなどがいました。

このコミックはドクター・ストレンジが「シークレット・エンパイア」の被害に見舞われたラスベガスをもとに戻そうとする所から始まる物語。

しかし、ドクター・ストレンジの呪文は(またもや)失敗し、ラスベガスの一部は様々な次元とつなぎ合わせに。この支配権を巡って各地の主たちが争奪戦を開始し、メフィストが勝利を収めた結果、ラスベガスは地獄と混じりあう事に。建物や多くの人々が戻ったものの、ホテル・インフェルノが出現。メフィストが支配するこのホテルの影響で、市民は本能と衝動によって動く存在となり、多くの魂が奪われることになります。

ドクター・ストレンジは奪われた魂を取り戻すため、メフィストとギャンブルで勝負しますが、イカサマがバレて地獄の拷問にかけられる事に。

ウォンがストレンジ救出のためにミッドナイトサンズを招集し、悪魔に憑依されたドクター・ストレンジと対峙。一方で呪いを解かれて死亡したゴーストライダーはメフィストが不在となった地獄の王位を奪い取り、悪魔たちを従える事になりました。

「アイアンハート」でデビューしたメフィストの物語はこの「ダムネーション」の実写化に向けて動いているとペレス氏は主張しています。また、ラスベガスの支配権を巡ってメフィストと争うひとりとして「ブレイド」でデビュー予定のリリスが候補になっているとも言います。また、メフィストの息子であるブラックハートや、スカーレットウィッチのちからの根源であるクトゥーンなどもここでの登場が検討されているとの事。

また、「ストレンジ・アカデミー」もこの流れに重要になるようで、ここではMCU版のニコ・ミノルがデビューする予定とも言います。

メフィストには壮大な計画があると噂されていますが、今回の報告が実現するのかどうか、続報があり次第またお伝えする事になります。

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:How the Events of ‘Ironheart’ Set the Stage for ‘Damnation’

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2、撮影を終えたクリステン・リッターさんがジェシカ・ジョーンズ再演について語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2で Netflixのマーベルドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」からの復帰を果たしたクリステン・リッターさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューで、今回の再演について語りました。

Netflix版が終了してから約6年が経過し、このタイミングでMCUに戻る事についてクリステン・リッターさんは「とても興奮しています。ジェシカの役を再び演じることができて、本当にワクワクしています。彼女の物語はまだまだ続くので、本当に楽しみです。」と述べています。

また、ディズニープラス版の雰囲気はどうだったかと質問されると、「ええ、すごくリアルな作品です。壮大なスケール感もあります。クルーは最高です。素晴らしい経験でした。言葉では言い表せないのですが、チャーリー(・コックス)と一緒にいるのが本当に大好きです。まるで時間が経っていないかのようでした。初日はまるで帰ってきたかのような気分でした。でも、ミア(彼女が演じる『デクスター・リザレクション』での役)やジェシカと対比させることで、アーティストとして本当にクリエイティブな充実感を味わえました。本当に素晴らしい一年になりそうです。ファンの皆さんもきっと大喜びしてくれると思います。すごくクールな作品を作っていますから。」と回答しました。

リッターさんが言う「クール」が何を指しているかは今のところ不明で、時が経てば自ずと判明する事になるでしょう。

シーズン2ではジェシカ・ジョーンズに加えてルーク・ケイジやアイアンフィストも戻るのではとも考えられていますが、まだはっきりとした報道はありません。撮影現場でも彼らの姿は目撃されていませんが、しかし撮影期間中に彼らがクリステン・リッターさんやデアデビル役のチャーリー・コックスさんらと同じニューヨークにいた事はわかっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-s2-mike-colter-and-finn-jones-are-in-new-york-rumor/”]

シーズン2で何が起こるのかという期待に加えて、キングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオさんはすでにシーズン3の計画がある事を今年の5月に語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-s3-vincent-donofrio-confirms/”]

ゴーサインはまだ出ていないとの事でしたが、こちらもあわせて続報に注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

シーズン2ではクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズの再登場が正式に発表されました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:“We’re Back”: Krysten Ritter Breaks Silence On Her Jessica Jones Return In Daredevil: Born Again Season 2

ディズニープラス&Huluのティザーで「ワンダーマン」の新映像公開

米ディズニープラスがHulu作品を含む、今年後半に配信予定の作品のティザーを公開。エイリアンやパーシー・ジャクソンの新作を含むこのティザーの中に、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」の新映像が含まれています。

「ワンダーマン」の映像は数秒間しかありませんが、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世さんが演じる主人公サイモン・ウィリアムズは「このキャラクターを演じるために生まれてきた。」と発言。以前のプレビュー映像でも、サイモンが「ワンダーマン」という映画の主役のオーディションを受けている俳優である事が確認されていました。

コミックではアベンジャーズのメンバーでもあるワンダーマンですが、その能力を垣間見せるようなシーンも含まれています。なお、ワンダーマンがコミック通りにアベンジャーズとして「ドゥームズデイ」などの映画に登場するかどうかは分かっていません。

また、「アイアンマン3」や「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のベン・キングズレーさんが俳優トレバー・スラッタリー役を再演。サイモンの同業者として復帰する事になります。

サイモン・ウィリアムズの兄でヴィランのグリムリーパー/エリック・ウィリアムズを演じるデメトリウス・グロスさんは以前のインタビューで「サイモン・ウィリアムズとエリック・ウィリアムズの関係性は、グリム・リーパーとワンダーマンの関係性と同じくらい、視聴者の皆さんの興味をそそると思います。このシリーズは、今までとは全く違うタイプの番組になると思いますが、それも楽しいものになるでしょう」と述べていました。

マーベル・テレビジョンの責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんは、 「『ワンダーマン』は全8話です。マーベルにとって非常に新しい試みです。デスティン・ダニエル・クレットンとアンドリュー・ゲストの頭脳から生まれた作品です。正直に言って、私にとってこれまでで最も好きな作品の一つです。これは誰も見たことのない最高のショーだと思います。観客の反応を見るのがとても楽しみです。これは、私たち映画監督の仕事へのラブレターだと思います。俳優という職業へのラブレターでもあり、とても誠実で美しいショーです」と予告していました。

ドラマ「ワンダーマン」はヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世さんが主演を務め、「アイアンマン3」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からベン・キングズレーさん演じるトレヴァー・スラッタリーが再登場。「シャン・チー」のデスティン・ダニエル・クレットン監督と「ホークアイ」のアンドリュー・ゲストさんが脚本・制作総指揮を担当。

ドラマ「ワンダーマン」は 2025年12月 に米ディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ジェシカ・ジョーンズ新作はスペシャル・プレゼンテーションが検討中

マーベル・スタジオが開発中と噂のジェシカ・ジョーンズの新プロジェクトについて、続報です。この新作は Netflix版や、それがベースとなったドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のように新作ドラマになると考えられていましたが、マーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとして、1時間前後の単発ドラマとしても検討されていると言います。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「マーベルはジェシカ・ジョーンズを新作ドラマ、もしくはスペシャルとして制作する事を検討中」と主張。

先日は「パニッシャー」のスペシャル・プレゼンテーションの制作が報じられましたが、ジェシカ・ジョーンズもそれに続く可能性があるようです。

ディズニーとマーベルは2023年の終わりごろから、1シーズン限定のドラマではなく、複数シーズンにわたるドラマに注力する方針になっているとされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/disney-plus-mcu-tv-shows-limited-series/”]

ジェシカ・ジョーンズの新作も、やるのであれば複数シーズンのドラマとして作るべき所ですが、それに見合うかどうかを判断しかねているのかもしれません。

以前は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2での彼女の反響次第で新作が制作されるともされていましたが、スペシャル・プレゼンテーションとしての制作であればリスクを抑えて視聴者に届けられるのかもしれません。

マーベル・テレビジョンの責任者を務めるブラッド・ウィンダーバウムさんは以前に、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2にジェシカ・ジョーンズたちが登場する可能性について質問された際、「急がず、最高の物語を紡ぐことが重要です。確かに、登場人物たちのやり取りを考えるのはワクワクしますが、重要なのはその理由です。うまくやり遂げたこともあれば、急ぎすぎたこともあります。物語が道筋を導かなければなりません。」と回答していました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1で登場したパニッシャーのスペシャル・プレゼンテーションが 2026年 に配信予定である事を考慮すると、ジェシカ・ジョーンズは 2026年 のシーズン2で登場し、2027年 にスペシャル・プレゼンテーションが配信される可能性も考慮されています。

【噂話】トニー・スタークは実際にメフィストに魂を売ったのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」で発見された新しいイースターエッグが、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームと何らかの関係があるのではと話題になっています。

とあるファンが「アイアンハート」のラストで、(見にくいですが)リリがアイアンアーマーにザ・フッドが使っていたメフィストによるマントを被せていると指摘。

アイアンアーマーにこのマントを被せるとどうなるかというと、ドクター・ドゥームのような外見になる事を意味しています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニー・Jrさんは、アンソニー・ラモスさんが演じるザ・フッドがドクター・ドゥームに似ている事を指摘していました。

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また、「アイアンハート」の製作総指揮として参加した「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督は Deadline とのインタビューで「最初はドクター・ドゥームとアベンジャーズになるとは思っていませんでしたが、彼はコミックでテクノロジーと魔法を融合させることで最も有名な人物です。ですから、このドラマはおそらくマーベル史上最大の映画になるであろう作品の素晴らしいサンプルなのです。」と、こちらも相似性を指摘していました。

先日はトニー・スタークがフォーブスの長者番付の常連である可能性を探求しました。

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「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームは、別の世界のトニー・スタークがマルチバースを救うためにメフィストに魂を売った末路の姿なのでしょうか。

コミックに目を向けると、アイアンマン/トニー・スタークとドクター・ドゥーム/ヴィクター・フォン・ドゥームはそれぞれ肉親の魂をメフィストに取られています。また、「インファマス・アイアンマン」ではトニー・スターク不在の時期にヴィクター・フォン・ドゥームがアイアンマンを務めた事もありました。立派にヒーロー活動していたドゥームでしたが、彼を打ち負かしたのはあろうことかザ・フッドでした。彼らはみなコミックで因縁を持っているキャラクター達と言えます。

なかなかエキサイティングな考察ですが、「アイアンハート」の撮影が終了したのが 2022年11月 で、この時点では「アベンジャーズ5」は「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」として開発されていました。「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」へと舵を切ったのは 2024年 になってからで、かなり最近の出来事になります。

従って偶然の一致である可能性が高いように思える所ですが、マーベル・スタジオが「ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームをどのように描いていくのか、この偶然を利用するのかしないのか注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」シーズン2は現状で期待薄か、クリエイターがMCUを離脱

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」は2021年のドラマ「ワンダヴィジョン」の実質的な続編として機能し、これまでのMCUにはなかったタイプの主人公アガサ・ハークネスを中心として、他とは違う世界観でファンを魅了して来ました。

しかし、このシーズン2の実現の可能性が大幅に低下したと言います。

海外メディア THR は「ワンダヴィジョン」の脚本と製作総指揮、「アガサ・オール・アロング」の脚本、監督、製作総指揮を務めてきたジャック・シェーファーさんがマーベルから離れる事が決まったと報じました。

記事によると、シェーファーさんはAmazonプライム・ビデオのテレビシリーズ「フォース・ウィング」の新ショーランナーとして注目されていると言います。 

レベッカ・ヤロス氏の超人気ファンタジーロマンス小説シリーズ(通称エンピリアンシリーズ)を基にした「フォース・ウィング」は、氏の2023年の本のストーリーを脚色したものと言われており、謎の力を持つ少女が、王国の恐ろしいドラゴンライダーの1人になることを余儀なくされる物語を伝えています。 

当初、 「ブレイキング・バッド」の脚本家兼プロデューサーのモイラ・ウォーリー・ベケットさんが「フォース・ウィング」シリーズを監督する予定でしたが、今回の報道によると、ベケットさんの降板後、シェーファーさんがその役割を引き継ぐとのこと。

ジャック・シェーファーさんはもともと単発ドラマにしか興味がない監督だと、「アガサ・オール・アロング」に出演したパティ・ルポーンさんが以前に語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-patti-lupone-reveals-have-not-season-2/”]

また、ワンダ・マキシモフから始まったストーリーとして、「ワンダヴィジョン」、「アガサ・オール・アロング」、そして現在撮影中の「ヴィジョンクエスト」(仮)で三部作ともされており、ディズニーとマーベルは「アガサ・オール・アロング」のシーズン2よりもまずはこのトリロジーを完結させる事を目指しているのかもしれません。

「ヴィジョンクエスト」にはジャック・シェーファーさんは関与しておらず、「12モンキーズ」や「スター・トレック:ピカード」のテリー・マタラスさんが参加。「ワンダヴィジョン」に登場したホワイトヴィジョンを主人公とし、彼の自己探求の旅を描く中で、「アガサ・オール・アロング」でほのめかされた転生後のトミーの行方についても追っていくと予想されています。

「アガサ・オール・アロング」シーズン1ではいくつかの謎を残したままになっていますが、スタジオ側はシーズン2をやりたいとしつつも、「急がないでください。」ともコメントしており、今回のシェーファーさんの離脱とあわせて、実現にはまだまだ時間がかかると予想されます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-and-hawkeye-season-2-studios-exec-comments/”]

ドラマ「アガサ・オール・アロング」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Moira Walley-Beckett Out as ‘Fourth Wing’ Showrunner

ドラマ「アイアンハート」、ゼルマ役俳優がドクター・ストレンジのファンガールである事を明かす、スピンオフにも意欲

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でゼルマ・スタントンを演じたリーガン・アリヤさんが、海外メディア Inverse とのインタビューでドクター・ストレンジとの関係や、噂のスピンオフ「ストレンジ・アカデミー」について言及しました。

ドラマの制作を振り返ってアリヤさんは「台本を受け取った時、現場で叫んでしまいました。『ドクター・ストレンジって知ってる?』って言えるぞって。家族全員が、私が壁に『ドクター・ストレンジ』のコミックを貼っているのを知っているので、コミックの中で文字通り彼の弟子であるキャラクターとして出演できたなんて、信じられない気持ちです。」と語っています。

ドラマの最後はリリではなくゼルマ・スタントンのシーンで終わっており、ヴィランのパーカー・ロビンスがゼルマのもとを訪ねてきた事で不穏な未来を示唆していました。

ゼルマの今後について「彼女は賢い子だと思います。」とアリヤさんは言います。「でも、もしシーズン2があったり、このストーリーが別の作品で続編が作られたりするなら、『悪い子にはならないで』って思うんです。自分の原点に戻って。図書館に行って、ストレンジの所に行って、ドアをノックして、『お願い、お願い、お願い』って言いなさい。だって、これはあなたが進みたい道じゃないんだから。」

そして、「ベネディクト・カンバーバッチの隣に立って演技するのが私の夢なんです。」と語るアリヤさんは、噂のスピンオフ作品「ストレンジ・アカデミー」についても言及。

「『そう願っています』としか言えません。ストレンジ・アカデミーは人々が待ち望んでいる市場を開拓できるかもしれません。ハリー・ポッターがハリー・ポッターであるのは、読者を今までの常識を超えた世界へと連れて行ってくれるからです。」

「最近、ハリー・ポッターを応援したいという人が本当にたくさんいるんです。みんな、また熱狂的なファンになれるような新しいものを切望しているんです。そして、私にとっては、ストレンジ・アカデミーはまさにその穴を埋めてくれる存在になると思います。」

コミックの「ストレンジ・アカデミー」はドクター・ストレンジが校長を務める魔法学校の学生たちに焦点をあわせた物語で、ゼルマ・スタントンは備品や図書を管理する講師として登場します。

「ストレンジ・アカデミー」は当初、ドラマ化かアニメ化の話が出ていましたが、最近では映画化も検討されていると報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-nova-and-strange-academy-marvel-studios-considering-serieses-or-films/”]

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Regan Aliyah Says One Marvel Spinoff Could Replace Harry Potter

ドラマ「アイアンハート」、トニー・スタークもメフィストと取引していた説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」ではメフィストが登場し、主人公リリ・ウィリアムズを言葉巧みに甘い誘惑で取引させようとするシーンが用意されていました。そのメフィストのとある発言に注目が集まっています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

最終話のラストでメフィストとリリがダイナーで会話をしている際、メフィストは「フォーブスの長者番付100人中100人が私のクライアントです。」と語っています。

トニー・スタークはマーベルの世界で誰もが知る大富豪であり、彼がメフィストと実際に取引をしていたのかどうか、海外ファンは気になっています。

現実のフォーブスの2025年の長者番付で100位と言うと、資産がだいたい200億ドル以上となっています。なお、フォーブスはトニー・スタークの総資産(2010年時点)を88億ドルと2011年に推定しています。

「アイアンマン3」の設定本で8着で70億ドルと書かれている事を見ると、この時点でのフォーブスの推定はいい線をいっていると言えそうです。ただし、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の時点ではマーク85までのアーマーが存在しており、単純計算すると700億ドル超に。アイアンマンに比べると少ないとは言え、ウォーマシンのアーマーもトニー・スタークの資産である事も考えると、概ね800から1000億ドル程度と推定出来る事に。彼の豪華な別荘や車などはアーマーやAIのコストと比べるとわずかなものであるため、特に考慮されていません。

なお、コミックではアイアンマン・ディオ・アーマーを日本の防衛大臣に10着150億ドルで売りつけようとした事や、対セレスティアルズ用のゴッドキラーマーク2を「40億ドルの花火」と称して自爆させている事などがアイアンマンのアーマーの費用算出の目安になっています。

そんなわけで、「アイアンマン3」の時点では長者番付上位100人には入っていないと考えられる所ですが、その後の何処かの時点ではランクインしているはずで、メフィストの発言が真実であればトニー・スタークには疑惑の目が向けられる事に。

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でアベンジャーズがバラバラになって以降、トニーはアーマーの開発を加速させており、これに伴って資産としては増大する事に。トニーの妄執はある意味メフィストの絶交の的にも見えます。「エンドゲーム」での彼の退場は、悪魔の取引の代償として魂を取られた事を意味するのでしょうか。

メフィストがリリと悪魔の契約と成立させるために嘘を並べている可能性は十分に高いですが、「アイアンハート」でのセリフがどの程度真実かはしばらく見守る必要があります。アベンジャーズたちがトニー・スタークの魂をメフィストから取り戻すミッションに赴く事はあるのでしょうか。

なお、メフィストの発言についてはドルマムゥとの力関係に関するセリフにも注目されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-devils-design-comic-version/”]

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「アイアンハート」、最終話のリリの決断には「計画がある」と主演が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」シーズン1の最終話では主人公リリ・ウィリアムズが悪魔との取引に対してとある決断を下しています。これについて、リリを演じたドミニク・ソーンさんは「彼女には計画がある」と語っています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

シーズン1のエンディング部分でリリは悪魔のメフィストとダイナーで対面。その際、亡き親友ナタリーの蘇生について取引を持ちかけられたリリは、あろう事か悪魔の取引に応じてしまいました。

海外メディア Deadline とのインタビューでドミニク・ソーンさんはこの決断について自身の見解を述べています。

彼女はこれまで、他の人が認めてくれるだろうと思ってあらゆる選択をしてきました。ようやく結末にたどり着いた時、彼女は「自分が正しいと思うことをして、どうなるか見てみよう」という感じでした。明らかに、彼女は両方の立場を取ろうとしていましたが、うまくいっていなかったのです。

そしてリリとメフィストの関係の未来について次のように語りました。

私の直感では、これが彼との最後の出会いではないと思います。パーカーとの関係でも、もちろんリリとの関係でも、これが最後ではないと思います。メフィストは、リリ・ウィリアムズとの件で、予想以上に頭を悩ませることになるでしょう。メフィストが何を企んでいるかに関わらず、リリは間違いなく別の計画を考えていると思います。

ソーンさんはリリがメフィストを出し抜くと考えているようで、今後のリリの未来について楽観的な見方をしている事を示しました。

また、EW とのインタビューではこの結末についてもう少し語り、闇落ちしたように見える事について「とても興奮している」と語っています。

リリが伝統的なヒーローの道を歩まなくていいというのは、すごく魅力的だと思います。彼女はすでにいくつかの境界線を越えていて、その結果は向こう側でどうにかなるだろうと考えています。では、その範囲は一体どこまでなのか?その結果の規模は?彼女は抵抗し続けるのか?正しいことをし続けるのか、それとも自分の別の部分に頼るのか?

「ワカンダ・フォーエバー」以来、リリが見せてきたもの、つまり彼女がスーパーヒーローという称号に真剣に取り組んでいないという事実を、あのシーンは改めて強調してくれました。あの最後の瞬間は、全てを突きつけ、全てを凝縮し、リリ・ウィリアムズに出会ってからずっと見てきたことを改めて示しています。つまり、あなたには素晴らしい才能と可能性が秘められているのに、選択を迫られる必要があるということです。

しかし、リリの物語の続きがどこで展開されるかは、今のところ明言はされていません。5月のインタビューでスタジオ幹部はシーズン2について「様子見」と語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-tv-boss-reveals-disney-plus-mcu-serieses-future-plan/”]

本作のヘッドライターを務めたチナカ・ホッジさんは「視聴者の皆さんが番組を視聴して、この6話を見て、MCUの未来がどうなるのかを見るのが待ちきれません。次に何が起こるかは、視聴者の皆さんの判断にかかっています。ですから、ぜひ番組を視聴して、ディズニーとMCUに『アイアンハート』の強力なファンベースがあることを示してください。」と語り、シーズン2の制作は反響次第である事をあらためて強調しています。

もしもシーズン2の制作にGOサインが出ない場合は、ライアン・クーグラー監督の手に戻って「ブラックパンサー3」で言及されるか、あるいはリリ自身が呪われた事で「ミッドナイト・サンズ」のプロジェクトに組み込まれる可能性も予想出来そうです。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Dominique Thorne Unpacks Riri’s Deal With The Devil In ‘Ironheart’ Finale