コミック「セントリー」の新シリーズでセントリーが増殖、MCU導入への布石か?

12月発売予定のコミック「セントリー(2023)#1」の公式概要がマーベルのウェブサイトにて公開されました。ジェイソン・ルーさん、ルイージ・ザガリアさんらによって描かれるこの新シリーズでは、亡くなったセントリー/ロバート・”ボブ”・レイノルズの力を受け継ぐものが複数人登場すると言います。

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公式サイトに記載されている概要の日本語訳は以下の通りです。

新しいセントリーは誰になるのでしょうか?セントリーは死亡しましたが、世界中の一般人が突然彼の力を発現し、ボブ・レイノルズの記憶の断片を体験しています。そのうちの 1 人が新しいセントリーとして現れるまで生き延びることができるでしょうか?それとも、新たに顕現した力が彼ら自身を破壊するのでしょうか?ミスティ・ナイトとジェシカ・ジョーンズが答えを求めて出会ったとき、セントリーについてこれまで知っていると思っていたすべてを変える調査が開始されます。

同時に公開されたカバーでは5人のセントリー候補と思しき人物のシルエットが描かれており、その中の3人のコンセプトアートも別に公開されました。

現在制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」ではスティーヴン・ユァンさんがセントリーを演じるのではと報道されており、セントリーのコミック新シリーズのいくつかの設定はMCUに反映されるのかもしれません。

世界中の人たちが力に目覚め始めるというのはインヒューマンズのテリジェンにも似ていますが、今のところ覚醒の条件は分かっていません。また、セントリーの悪の側面であるヴォイドが力に目覚めたあらたなセントリーたちにどのような影響を与えるのかも不明で、それらの疑問はシリーズの進行に沿って明かされていくと考えられます。

コミック「セントリー(2023)#1」は 2023年12月6日 より米国で出版予定です。

ソース:公式

コミック「ヴェノム」で新たな宿主となったナターシャ・ロマノフの姿が公開

マーベルは現行コミックでヴェノム・シンビオートの新たな宿主となったブラックウィドウことナターシャ・ロマノフの新コスチュームを、コミック「サンダーボルツ」のヴァリアントカバーで紹介しています。デリック・チューさんの描く新たなナターシャは蜘蛛と蜘蛛の力を融合し、稲妻のような正義をもたらすと言います。

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エディ・ブロックはボディビルの経験もある文武両道な人物でしたが、一流のスパイであり様々なガジェットを操るナターシャにヴェノムの力が加わったときに、彼女はどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。

近頃、「デス・オブ・ザ・ヴェノムバース」では金太郎がヴェノム化し、キッド・ヴェノムという新ヒーローが誕生するなど日本人には興味深い展開も見せており、邦訳本の出版に期待したい所です。

実写映画の「ヴェノム3」も 2024年夏 公開予定が決まり、ゲームの「Marvel’s Spider-Man 2」でも重要な役割を担っているなど、ヴェノム界隈は当分の間盛り上がることになりそうです。

今回のヴァリアントカバーが採用されるコミック「サンダーボルツ #1」は 2023年12月6日 に米国リリース予定です。

【噂話】映画「サンダーボルツ」のセントリーはコミックに忠実な姿になると言う─展開についても

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」での登場が噂されているセントリーについて、海外スクーパーの CWGST 氏が展開についての最新情報を共有しています。

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氏はX(旧Twitter)にて「スティーヴン・ユァン演じるボブ・レイノルズ (セントリー) は、最初の2幕ではサンダーボルツのチームの一員です。 しかし、後に何かが彼をチームから引き離してしまう・・・。」と投稿。

そしてスティーブン・ユァンさんがセントリーの姿をしたファンアートをあわせて掲載しています。

これに対して別のファンが「衣装だけでなく(ユァンさんが)ブロンドヘアーになるの?」と質問すると、「コミックに正確な姿」とコメントし、コミックのセントリーの画像を投稿しています。

コミックのロバート・”ボブ”・レイノルズはとある研究所でキャプテン・アメリカの超人血清を再現しようとして完成した「ゴールデン・セントリー血清」を好奇心から服用し、「100万の太陽の爆発」のパワーを持つとされるマーベルトップクラスのパワーを持つヒーローに。

スーツを着用してヒーロー活動を開始したセントリーはミスター・ファンタスティックやハルクと友人になり、スパイダーマンの師匠となるなど、多くのヒーロー達から慕われる存在となりました。しかし、彼の心の中には「ヴォイド」という悪の人格が存在しており、日を追うごとにセントリーの精神を蝕んでいました。

その先の詳細は映画で描かれると思いますが、さらにその先ではトニー・スタークの勧誘を受けてニューアベンジャーズのメンバーになったり、ノーマン・オズボーンの勧誘を受けてダークアベンジャーズに参加したり、X-MENの宿敵アポカリプスの四騎士になったりと善悪のポジションを行ったり来たりしています。

スティーブン・ユァンさんがセントリーを演じるというのはあくまで噂の段階であり、公式発表された情報ではありませんが、ユァンさんは自身のキャラクターについて「本当に面白い役だ」とコメントしています。

「サンダーボルツ」は撮影の直前に脚本が新しく書き直される事になり、それによって「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」との繋がりは希薄になると報じられています。この新脚本の制作は WGA(脚本家組合)のストライキによって制作が中断されていましたが、先日の暫定合意によって近々制作が再開される見通しです。

「サンダーボルツ」にセントリーは登場するのか、そしてそれ以降もMCUの世界を引っ掻き回す存在となるのか、注目となっています。

映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。

WGAストライキ終了目前か、締結が近いと報じられる

約5ヶ月に及ぶ WGA(全米脚本家組合)のストライキを終結させるためのWGAとスタジオCEOの最新交渉での合意が目前に迫っていると、海外メディア Deadline が報じました。本日、AMPTPシャーマンオークスの事務所で行われた会議で、両当事者は、AI利用や雇用条件など、残った争点に関する膠着状態を基本的に解消したようだと伝えています。

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ディズニー、Netflix、ユニバーサル、ワーナーのCEOらもリモートで参加しているという今日の会議で、双方の弁護士たちは3年契約の最終的な文言に深く取り組んでいると言います。

CEO4人組の出席がなかったのは、過去3日間、この4人組が直接交渉に臨んでいたからだとし、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏は、この数日間と同様、今日もトップ交渉官や重役たちに電話をかけ、状況や今後の方向性について確認したとの事。

午前10時ごろから始まった今日の審議は、最終的な詳細について話し合われる予定であり、そのため、雇用側の交渉ポイントを正式な文言に翻訳するため、ほとんどの場合、弁護士が中心となって交渉に臨んだと言います。

関係者によると「週末までに終わらせるつもりだった。それが双方の希望だった。」との事で、WGAの弁護士がAMPTPの担当者に渡した内容にサインをすれば、今日中に暫定合意がまとまりそうだと記事は伝えています。

脚本家がいつスタジオのために執筆できるのか、プロデューサーがいつエージェントに仕様書を送り始めることができるのか、正確な条件はまだ聞かされていないとの事ですが、制作関係者の頭は既に新しいTVシーズンをスタートさせる事にあるようです。

WGAストライキは今日で145日目、最長記録は1988年の154日間です。

経済評論家は、このストライキの間に失われたカリフォルニア州での映画、ドラマ関係の雇用等の損失は50億ドルに及ぶと見積もっています。

引き続き SAG-AFTRA(俳優組合)のストライキが継続中であり、こちらが終わらない事には撮影等の作業が再開されません。しかし、WGA と AMPTP がこのまま合意に至れば、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」や「ファンタスティック・フォー」、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」などの脚本執筆作業は順次再開されるものと見られています。

ソース:WGA & Studio CEOs Near Deal Finish Line, Working On Fine Print

【噂話】「サンダーボルツ」の脚本変更の影響で「キャプテン・アメリカ4」との繋がりは縮小されたと言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」と「サンダーボルツ」は何らかの関連性がある作品になると考えられていましたが、ここ最近の「サンダーボルツ」の脚本の書き直しによってそのプランは見送られていると複数のスクーパーが報告しています。

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CWGST 氏はコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌは少なくとも「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の本編には登場しないとし、出るとすればポストクレジットシーンのみになるだろうと報告。

この事について、「サンダーボルツ」が書き直されるまでは2つの作品の間に何らかの計画があったとし、MTTSH 氏は「イ・サンジンが参加していくつかのプロットを変更するまで、サンダーボルツとキャップ4はより密接に結びついていました。」と補足しています。

サンダーボルツは長い歴史の中で様々な特色とメンバーを持つチームで、時期によってヒーロー、ヴィランの立ち位置が異なるチームですが、サンダーボルト・ロスがチームの中心となっていた時期がある事と、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」ではこれまでのMCUでロスを演じてきた故ウィリアム・ハートさんに変わってハリソン・フォードさんが新たにサンダーボルト・ロスを演じることが発表されている事と何か繋がりがあると考えられていました。

今回のスクーパーの報告ではそもそもどのような関連性があったのかが明かされていないため、この変更が悲嘆の対象なのか、称賛すべき事であるのかも判断が難しい所となっています。

どちらにせよ「ブレイブ・ニュー・ワールド」は主要な撮影を終えているため、あまり大きな変更は発生しにくいと考えられますが、「サンダーボルツ」はまだ撮影も始まっていないため、今後もまた脚本が手直しが行われる可能性は十分に残されています。なお、「サンダーボルツ」でレッドガーディアンを演じるデヴィッド・ハーバーさんは「サンダーボルツ」の脚本を称賛しています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2024年7月26日 米国公開予定、映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。

映画「サンダーボルツ」、デヴィッド・ハーバーさんさんが脚本の素晴らしさを語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」で「ブラックウィドウ」よりレッドガーディアン/アレクセイを再演するデヴィッド・ハーバーさんが Happy Sad Confused に出演し、最新映画の脚本も素晴らしいものになっていると称賛しました。

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SAG-AFTRAのストライキが始まる前に収録されたというポッドキャストの中で、デヴィッド・ハーバーさんは「サンダーボルツ」の新しい脚本に言及し、「本当に素晴らしいもの」だと自身の感想を述べました。

また、物語中で描かれるレッドガーディアンとエレーナの関係が「面白くて、感情的に満足できる」と予告し、「私は本当にこれら2つの作品に恵まれた」とコメントしました。

「サンダーボルツ」は開発当初、「ブラックウィドウ2」のようだとも称されていましたが、最近の脚本の変更でそうではなくなったと報道されています。しかし、ハーバーさんのコメントによるとレッドガーディアンやエレーナもまだ十分に場が用意されているようで、制作の再開を心待ちにしている様子が伺えます。

「サンダーボルツ」はストライキによる影響が最も大きく出ているMCUプロジェクトのひとつであり、現時点で延期の可能性が高いと見なされている作品のひとつになっています。

映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。

延期の危険性があるMCUフェーズ5の4つのプロジェクト

現在、アメリカで行われているSAG-AFTRA(俳優組合)とWGA(脚本家組合)のストライキの影響を受けて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の4つの映画プロジェクトが延期される可能性があると、海外メディア The Direct が報じました。

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記事では現時点での開発状況などを整理しながら、「デッドプール3」、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、「サンダーボルツ」、「ブレイド」が延期の危険性があると指摘しています。

デッドプール3

2024年5月3日 公開予定。

当初は2024年11月8日公開予定でしたが、今年の6月、SAGのストライキが発生する前の時点でディズニーがMCUのスケジュールを更新し、「デッドプール3」は半年ほど早く公開されるとなってファンを喜ばせていました。

その後すぐに撮影に入り、その様子がリークされる等してファンの期待はさらに上がっていましたが、しばらくしてストライキの影響で撮影は中断される事となりました。

現時点で延期に関する正式な発表はまだありませんが、ディズニーの決算書に書かれた2024年6月までの映画公開スケジュールに「デッドプール3」は記されていませんでした。

記事は「デッドプール3」が当初の予定の 2024年11月に戻る可能性は高いだろうと言います。

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド

2024年7月26日 公開予定。

キャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンの初のソロ映画でキャプテン・アメリカ4作目となる本作。もともとは2024年5月3日公開予定でしたが、その後、7月26日へと延期されていました。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」は撮影の大部分が終了していますが、いくつかの小規模な撮影や今後必要になってくるであろう再撮影などが残されており、いずれ制作が進行しなくなる可能性があります。

The Direct はストライキが10月までに終息した場合、公開が5月に戻る可能性さえあると言います。

サンダーボルツ

2024年12月20日 公開予定。

「サンダーボルツ」はスーパーヒーロではなく、アンチヒーローや元ヴィランを中心とするチームで、これまでのMCUにはないタイプの主人公たちが活躍する予定の作品。スティーヴン・ユァンさん演じる新キャラクターにも注目されています。

本作は「ブレイブ・ニュー・ワールド」と同時期の撮影開始が予定されていたものの、撮影直前に脚本の変更が発生しスケジュールがずれたことでストライキが直撃。現在も撮影は開始されていません。

今後のストライキの状況にもよりますが、2025年になる可能性はかなり高いと見られています。

ブレイド

2025年2月12日。

今回の記事で取り上げている4作品の中で最も早い時期、2019年に制作発表されていた「ブレイド」ですが、制作状況は紆余曲折あって芳しく有りません。

2023年5月の段階でヴィランに関する噂が報じられており、脚本が仕上がってきている事を予想させていますが、結局のところストライキの影響で「サンダーボルツ」と同様に撮影は始まっていません。

記事は 2025年7月 に延期される可能性が高いと言います。


記事では今後の約1年と少しの間に公開予定になっている4つの作品について言及されていますが、実際にはその後のMCU全体に影響してくるものです。また、これはストライキが10月に終わった場合を想定して書かれており、実際のストライキの状況とディズニーの公式発表には今後も注意が必要です。

ソース:MCU: Every Upcoming Marvel Phase 5 Movie Now at Risk of Getting Delayed

映画「サンダーボルツ」は「ブラックウィドウ2」にはならないと言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」は、アレクセイを演じるデヴィッド・ハーバーさんやヴィジュアル開発責任者のアンディ・パークさんが言っていたような「ブラックウィドウ2」にはならないと、海外メディア The Direct が報じています。

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出演者と開発の責任者によって「ブラックウィドウ2」のようだと称されていた「サンダーボルツ」ですが、その後まもなく、撮影開始と思われていた日付の一ヶ月ほど前に新たな脚本家の参加が明らかになり、脚本全体を書き直していると発言していました。

さらにその後、インサイダーが書き直しの理由について、特定のキャラクターに焦点が当たりすぎていると説明していました。

そして先日、ジェイク・シュライアー監督と Collider とのインタビューの中で「この映画は続編映画のようなものではなく、新作になる」という主旨の発言をし、デヴィッド・ハーバーさん達が言及していたような内容ではなくなっている事を明かしました。

「ブラックウィドウ」のファンにとってはなんとも残念な話で、二人の制作関係者が称賛していた脚本を廃棄して新しくなった物語は、当初よりも「ブラックウィドウ」関連の物語が削除されていると考えられそうです。

脚本の書き直しが判明する少し前、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は本作に関して、「バッキーが事実上のチームリーダー」だと新しい脚本内容のヒントを提供していました。

「サンダーボルツ」は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の次の公開予定作品という事で、両作は同時期の撮影が検討されていましたが、この脚本の書き直しによって撮影開始が遅延。その後すぐにアメリカでのストライキが発生したことで、作業は完全に停止中であり、再開の目処は報告されていません。

映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。

ソース:MCU Director Shuts Down Black Widow 2 Sequel Report

映画「サンダーボルツ」はファンの期待とは異なる作品に?監督が言及

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」のジェイク・シュライアー監督が、海外メディア Collider とのインタビューで、監督を引き受けた理由と、この物語がファンに何を提供するかについて少し語りました。

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MCUのフェーズ5最後の作品として予定されている「サンダーボルツ」には、過去の作品よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場する事が制作発表にて明かされています。

監督は本作の印象と共に、過去にMCUに関与していた事を次のように述べました。

まず第一に、キャストが素晴らしいし、あのキャスト陣が出演する映画なら、興奮しないわけがありません。それから、ジョン・ワッツ(MCUスパイダーマン3部作の監督)は大学時代のルームメイトで、私たちは親友なんです。僕は『スパイダーマン』のロサンゼルスのパートでセカンド・ユニットを担当したこともあるから、MCUとのつながりや洞察力を少しは持っているんです。

また、「サンダーボルツ」はファンが期待する視点とは異なる物語になるとも予告しました。

(MCUでは)多くの作品が作られているのは知っているけれど、これは続編ではありません。そう、これらのキャラクターは以前にも登場したことがあるけれど、新しい物語が語られるのであり、人々が期待していないような非常に異なる視点での物語になると思います。

「サンダーボルツ」はもともと「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」と同時期の撮影開始が計画されていましたが、撮影開始の直前に新たな脚本家を加えて書き直しが発生。このタイミングがかなり不運で、この直後にWGA(脚本家組合)のストライキが発生し、「サンダーボルツ」は生産停止状態になりました。

このストライキのMCUへの全体的な影響を考慮して、ディズニーは公開予定の7作品のスケジュール変更を6月に発表。「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 から 2024年12月20日 へと延期されました。

しかしその後、SAG-AFTRA(俳優組合)もストライキに入ったことで、「サンダーボルツ」やMCU作品を含む全てのアメリカ製映像作品の遅延が懸念されています。

ソース:‘Thunderbolts’ Director Says It’s Not What You’re Expecting

【噂話】映画「サンダーボルツ」にマット・デイモンさんがキャスティング

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」にマット・デイモンさんがキャスティングされていると、海外メディア Giant Freakin Robot が報じました。マット・デイモンさんは過去に「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「ソー:ラブ&サンダー」にも出演してきました。

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記事によるとこれはSGAのストライキが発生する前に契約が成立していたとの事で、ストライキが終了し、撮影が開始されれば実際に合流する事になるだろうと言います。

マット・デイモンさんの役割については不明としつつ、過去にソー2作品にカメオ出演した際のアスガルド人役再演の可能性と、まったく新しいキャラクター両方の可能性があると報じています。

加えて新キャラの場合は、コミックに登場するラグナロクを演じているという可能性を記事では予想しています。

ラグナロクはコミックの「シビルウォー」の最中にトニー・スタークとリード・リチャーズによって制作されたソーのクローンで、ダークアベンジャーズの一員でもあり、ダークアベンジャーズはコンセプト的にサンダーボルツと被る部分が多く似通っています。

果たしてこの噂は真実なのか、そして真実であれば何を演じるのか、今後の情報には注目です。

ソース:Exclusive: Matt Damon Has Secret Role In Marvel’s Thunderbolts