LEGOからサノスの「インフィニティ・ガントレット」が登場

LEGOから映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)などで登場したサノスのインフィニティ・ガントレットを模した「LEGO Marvel Infinity Gauntlet 76191 Collectible Building Toy」が発売される事がわかりました。米公式サイトでは69.99ドルで予約が始まっており、8月1日から順次配送が始まるとの事。

公式の概要は以下の通りです。

レゴ マーベル インフィニティ・ガントレット(76191)は、マーベルの魅惑的なスタイルを完璧に呼び起こす印象的なディスプレイ作品として、作り手に報酬を与える挑戦的な建設プロジェクトです。このレゴブロックは、マーベル・スタジオの『アベンジャーズ』に登場する象徴的なインフィニティ・ガントレットを再現しています。映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場するアイコニックなインフィニティ・ガントレットをレゴブロックで再現しています。可動式の指、鮮やかな色のインフィニティ・ストーンズ、頑丈な台座に取り付けられた説明用のタブレットを備えたこの黄金のガントレットは、夢中になって組み立てに挑戦し、見る人すべてを魅了する完成モデルを提供します。

590個のブロックで構成されるこのガントレットは、映画で登場したものと同じく外側のほとんどがゴールドのブロックと豪華なデザイン。高さ約32cm、横幅約13cm、奥行きは約11cmの寸法で、手にはめることは出来ないものの指関節を動かす事が可能で、透明カラーブロックによるインフィニティ・ストーンも再現されています。

©2021 LEGO,MARVEL,Disney

日本のLEGO公式サイトでは記事執筆時点で紹介されていません。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でのガントレット問題について、脚本家が言及

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)の謎のひとつとして、サノスのインフィニティ・ガントレットに関する疑問がありました。

インフィニティ・ウォーを見て分かる事は、ガントレットはニダヴェリアのドワーフ、エイトリに作らせたものでしたが、サノスがガントレットを手にしたのはこの映画が初めてではありませんでした。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に初めてガントレットが登場したのは映画「マイティ・ソー」(2011年)でのオーディンの宝物庫。こちらについては「マイティ・ソー/バトルロイヤル」(2017年)の劇中にて、ヘラが「偽物」だと言いました。

問題のガントレットは、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)のミッドクレジットシーンで登場し、サノスが身につけるシーンのもの。

©MARVEL

「この手で片付けてやろう」とサノスがガントレットを装着しています。このシーンの時系列について、ファンの間ではインフィニティ・ウォーの公開以降議論されていました。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の脚本を担当したクリストファー・マーカスさんとスティーブン・マクフィーリーさんは、先日開催された同映画のウォッチパーティーにてこの問題について触れました。

二人は「ストーンを制御するガントレットの神話があると信じています」とツイートし、オーディンの宝物庫に保管されていたガントレットも、ウルトロンのミッドクレジットに登場したガントレットも、ファッショナブルな練習用ガントレットであり、サノスは本物のガントレットが必要となり再現するためにエイトリのもとへ行ったとしています。

つまり、エイジ・オブ・ウルトロンのミッドクレジットシーンで登場したガントレットは偽物だった、というのがこの問題の結論となったようです。