映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の削除された幻の冒頭45分の存在が明らかに─内容や消された理由も

マーベルコミックのアーティスト兼作家であり、サノスの生みの親であるジム・スターリンさんが、Youtube番組 Near Mint Condition に出演し、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」から削除されてしまった幻のシーンの存在を明かしました。

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スターリンさんは映画の制作期間中に脚本家のクリストファー・マーカス氏とスティーブン・マクフィーリー氏から「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」の内容を全て聞かされたと言います。

「インフィニティ・ウォー」が公開される直前、監督の一人であるジョー・ルッソから連絡がありました。そして、撮影現場に行った時に、マーカスとマクフィーリーは、2つの映画で何をするのか、すべてを話してくれたし、すべてのコンセプトアートが壁に掲げられている廊下を走らせたんです。だから1年半の間、僕は口をつぐんでいなければなりませんでした。

そして、「インフィニティ・ウォー」には撮影したにも関わらず、削除されてしまった幻の冒頭シーンがあった事を次のように語りました。

しかし、映画が公開される1ヶ月ほど前になって、ジョーからメールか何かで、「『インフィニティ・ウォー』の冒頭にあったサノスの45分間はカットされたよ」と言われたんです。サノスが最初のジェム(パワーストーン)を手に入れるシークエンスがあったんだけど、それがカットされました。撮影はしたんですが、会社はVFXコストを抑えたかったし、2作目(エンドゲーム)のような長い映画にはしたくなかったんでしょう。彼らは、この映画があれほどヒットするとは思っていなかったんです。

そして、番組側が「インフィニティ・ウォー」のディレクターズカット版が欲しいと指摘すると、スターリン氏はそういう計画もあったが実現しなかったと明かしました。

ええ、私もそうしてほしいですね。彼らはDVDの特典映像として収録するつもりでしたが、結局実現しませんでした。

「インフィニティ・ウォー」の冒頭でソーやロキが乗船していた宇宙船がサノス達に襲われた時、サノスは既にパワーストーンを手にした状態でした。映画が進むに連れてそれは「サノスがザンダー星を襲って手に入れた」とガーディアンズ達から説明されています。

このザンダー襲撃シーンが実際に撮影されていたという事ですが、これ以上コストをかけたくなかったとも説明されていることから、VFXの作業が行われていない生の映像がディズニーあるいはマーベル・スタジオのアーカイブで眠っている可能性が高いようです。

ディレクターズカットや削除シーンについては監督それぞれに思いもあるようで、「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督は以前のインタビューにて、「削除シーンは必要ないと感じたから削除したのであって、見せて大丈夫な十分なクオリティになっていない」とあまり見せたくないとも話していました。

パワーストーンにまつわるこのシーンが今後公開されるかどうかは不明ですが、45分という事であればマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションの一つとしてなんとか完成版を見てみたいものです。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はディズニープラスで配信中です。

East Continental Gemsから2万ドルのリアリティ・ストーンが発売

East Continental Gems社が、マーベル・スタジオのインフィニティ・サーガから、インフィニティ・ストーンに基づいた新しいジェネシスシリーズとして、最初の宝石を正式に発表しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に登場したリアリティ・ストーンをベースにした最高2万ドルのルビーがリリースされる事になります。

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2013年の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」に登場したエーテルの真の姿であるリアリティ・ストーンを模して制作されるルビーは最低カラット0.50から最高カラット2.68の範囲で好きな形状を選択し、価格は1500ドルから2万ドルまでの範囲で販売されています。

既に在庫がなくなったものもあり、その反響は大きいようです。

同社は残り5つのインフィニティ・ストーンをリリースする予定ですが、次にどのストーンが来るかはわかっていません。また、6つすべてのインフィニティ・ストーンを購入した方には、特注の2500万ドルのインフィニティ・ガントレットを購入する権利が与えられるようです。

一般人の我々には縁のない商品のようですが、一部の富裕層はサノスよりも簡単にインフィニティ・ストーンをすべて揃えられる事になるようです。

ソース:公式

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」よりウォーマシンvs.プロキシマの未使用アートが公開

2018年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のコンセプトアートを担当したフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにて未使用に終わったウォーマシンとプロキシマ・ミッドナイトの戦闘シーンのコンセプトアートを公開しました。

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サンダースさんは「これはインフィニティ・ウォーの1つで、 ジェームズ・ローズがエディンバラの戦いをリモートで戦っているシーン。彼の脚の装置はウォーマシン マーク4のホログラムコントロールシステムにロックされているのです。ブルース・バナーは、プロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイヴとの戦いでハルクバスターを操縦していたはずですが、残念ながらこのシーケンスは早い段階でカットされました。それでも、現実とホログラフィックのアクションの重なりをどう描くか、問題解決するのは楽しかったです。」とコメントを添えて没になったアートを紹介しています。

エディンバラではヴィジョンのマインド・ストーンを狙ったプロキシマ・ミッドナイトとコーヴァス・グレイブが登場し、ワンダとヴィジョン、そして駆けつけたスティーブ・ロジャース、サム・ウィルソン、ナターシャ・ロマノフとの戦いが描かれました。

ここにローディが映画「アイアンマン3」で登場したホログラムコントロールシステムを利用して参戦するプランがもともと計画されていたようです。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ムーンナイト」プロデューサーがインフィニティ・ストーンがマークにどう影響したかを解説

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のエグゼクティブプロデューサーを務めるジェレミー・スレーターさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、マーク・スペクターがサノスの指パッチンの後、何をしていたかを解説しました。

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インタビューの中でスレーターさんは「ライターズルームでは、彼がブリップを生き延びた、ブリップされなかったと、みんなで考えていました。というのも、もし彼がブリップして戻ってきたとしたら、どう対処しなければならないか分からないからです。特に、自分の居場所を見つけようとしていて、自分の過去について多くの疑問を抱いているキャラクターとして、対処しなければならないことでしょう。その ブリップに触れないというのは、ちょっと変な感じがしました。だから、私たちは皆、彼が生き残った50%のうちの1人だと考えていました。」とマークは影響を受けずに生き延びていた事を明かしました。

そして、その間にマークは何をしていたか質問されると、「その間に実際に何が起こっていたかというと、スティーヴンは2年ほど前に目覚めたと番組で説明しました。それが初めて別々の生活を始めたきっかけで、マークの母親の死後の話です。その前の3年間のマークは、ブリップ時代には犯罪の裏社会が蔓延していたから、ホークアイがローニンとして手一杯だったように、ムーンナイトはとても忙しかったと思うんです。しかし、それはすべて影で行われていたようなもので、彼は表面化しない、あるいは日の目を見ない多くの脅威をやっつけていたんです。」と説明しました。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でも説明があったように、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でのサノスの指パッチンによって地球からも半分の人間が消えてしまい、政府などもうまく機能しなくなったために裏社会の人間がはびこるようになっていました。スレーターさんによるとクリント・バートンがローニンとして犯罪者と戦っていたように、ムーンナイトも制裁の拳として戦っていたと明かしました。

マークは自分自身の問題を多く抱えていた事もあり、上記のような設定がスクリーンに反映される事はなく、MCUの歴史について触れられる時間はありませんでした。今後の作品などで詳しく描かれる事があるのでしょうか。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Moon Knight Producer Reveals What Marc Did During Avengers: Endgame (Exclusive)

映画「ドクター・ストレンジ2」、ベネディクト・カンバーバッチさんが削除されてしまったアイアン・ストレンジについて語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の主演を務めるベネディクト・カンバーバッチさんが、Youtube番組 BBC Radio 1 とのインタビューの中で、これまでのMCUを振り返り、映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)に登場するはずだったアイアン・ストレンジについて語りました。

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※動画7分頃から舞台裏写真なども出てくるので、英語がわからなくても楽しめると思います。

インタビュアーから「削除されて腹が立ちました?」と質問されたカンバーバッチさんは「ええ、そうなんです、ちょっとね(笑)二人ともね、あの継ぎ接ぎしたコスチュームをつなぎ合わせるのに長い時間がかかったんです。「アイアン・ストレンジ」や「ドクター・マン」。もう一人(ロバート・ダウニー.jrさんが演じるトニー・スターク)の「ストレンジ・マン」よりも、間違いなく私の方がうまくいったと思っています。あのアウターウェアを着た姿は、とても、とても、とてもかっこいいんです。魔法使いとその技術の組み合わせでどんなことができるのか、見てみたかった。」と語りました。

アイアン・ストレンジは映画の序盤んでニューヨークに来たエボニー・マウたちとアイアンマン、ドクター・ストレンジ、ウォンが戦う中で予想以上に苦戦し、トニーとストレンジが公開バージョンよりもより協力、連携して戦うシーンが撮影されていたとの事。

アイアン・ストレンジについては長らく秘密になっており、「インフィニティ・ウォー」だけでなく「エンドゲーム」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」も公開がすんで2020年の春にその存在が明かされました。これは新型コロナのパンデミックが盛んになり、MCUフェーズ4最初の作品だった「ブラックウィドウ」の延期が決まった頃でもあり、映画が先延ばしになってしまったファンに向けての制作サイドからのプレゼントだったのかもしれません。

MCUでこの先アイアン・ストレンジが再び撮影される可能性は低そうですが、可能性がゼロではないのがMCUの素晴らしい所のひとつ。今後のストレンジの動向にも期待がかかっています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ロイヤルセランゴールよりスパイダーマンとアイアンマンの日本限定モデルが登場

マレーシア王室御用達ブランド「ROYAL SELANGOR(ロイヤルセランゴール)」が贈る『MARVEL』コレクションより日本国内限定発売となる”JAPAN”エディションが発売中です。特別仕様となった「スパイダーマン」と「アイアンマン インフィニティ・ウォー」の2モデルを世界初公開、特別先行発売が12月3日より実施されています。

以下、プレスリリースより。

1885年創業、クアラルンプールに本拠を置きマレーシア王室御用達の称号を授けられた世界最大のピューター(錫合金)メーカー「ロイヤルセランゴール」

伝統の造形美が生む唯一無二の存在感は、F1グランプリやP G Aゴルフツアーの優勝トロフィー製作をはじめ、大英博物館、LVMHグループ等、グローバルに数々のトップブランドとのコラボレーションを実現しています。

ロイヤルセランゴールが展開する『MARVEL』コレクションより、日本のファンの皆様への感謝を込めて、特別企画となる日本別注モデルが登場。

世界限定モデルとして各国で大きな人気を博してきた「スパイダーマン」と「アイアンマン インフィニティ・ウォー」が、24Kコートに輝く”JAPAN”エディションとして新たに誕生しました。

“JAPAN”エディションは各モデル99体が限定生産され、日本国内限定発売。特別専用カラーとなるゴールド(24Kコート)に美しく仕上げられ、新たに当エディション専用シリアルナンバーを刻む特別仕様。

王室御用達が日本だけに贈る究極のマスターピースは、下記の正規取扱店にて世界初公開。特別先行発売を実施致します。

【取扱店舗情報】

フィギュリン スパイダーマン “JAPAN”エディション
12月3日より特別先行発売

「代官山 蔦屋書店」 映像フロア
東京都渋谷区猿楽町17-5
03-3770-2525
9:00~22:00
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/video/23047-1741231026.html

フィギュリン アイアンマン インフィニティ・ウォー “JAPAN”エディション
12月10日より特別先行発売

「MARVEL STORE by SMALL PLANET」
※12月10日グランドオープン
東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ 専門店街アルパB1
03-6384-7118
10:00~20:00
https://www.smallplanet.co.jp/marvel-popup/

【世界初公開モデル】

フィギュリン スパイダーマン “JAPAN”エディション

日本専用99体限定生産
24Kコート 専用特別シリアルナンバー入り
参考価格:143,000円(税込)

 

フィギュリン アイアンマン インフィニティ・ウォー “JAPAN”エディション

日本専用99体限定生産
24Kコート 専用特別シリアルナンバー入り
参考価格:143,000円(税込)

【ブランド紹介】

ロイヤルセランゴールは1885年創業、クアラルンプールに本拠を置く世界最大のピューター(錫合金)メーカー。アジア諸国や欧米をはじめ、中東に至るまで世界中の国々に伝統の造形技術が生み出す豊富な製品をお届けしています。

プレミアムなテーブルウェア製品を中心に、数々のトップブランドからのビスポークを手掛けるグローバルブランドです。1992年にはマレーシア王室御用達のロイヤルワラントを授けられ国を代表するブランドとなりました。

映画「アベンジャーズ」シリーズ4作の新たなポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」シリーズの新たなポスターが公開されました。ポスターはアーティストのジョン・ガイド氏によるもので、氏のTwitterにてお披露目されました。公開されたのは4種類で、「アベンジャーズ」(2012年)、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)の象徴的な瞬間を描いています。

2008年公開の「アイアンマン」から始まったMCUは2019年公開の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」までをインフィニティ・サーガ称し、2021年配信のドラマ「ワンダヴィジョン」から新たなフェーズへと入っています。

今の所「アベンジャーズ」の5作品目の制作は発表されていませんが、マーベル・スタジオでは発表済みと未発表の作品を合わせて31の作品が制作中とのことで、そのなかに「アベンジャーズ5」は含まれているのかもしれません。