映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のファイナルトレーラーが公開

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のファイナルトレーラーが予告通り公開されました。3分ほどの動画の中では以前に公開されて削除された海外CMの映像が含まれる他、新たなシーンも収録されています。

「俺の故郷が・・・俺達を見つけた」とヴェノムはエディに警告。「送り込んだのは誰だ?」とエディが尋ねると「創造主」とヴェノムは答え「彼が必要としているものがある。」とも話しています。そして、予告の中ではコミックのシンビオートの創造神である邪神ヌールのような姿の人物も登場。

また、ジュノー・テンプルさんが演じる謎の科学者は「シンビオートは偶然ここに来たわけではない。」とも説明しています。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

このシリーズは、これまで2作で13億6千万ドルの売上を記録。ソニーはこれを三部作の最終作と宣伝していますが、邪神ヌールは今回は顔見せ程度とも報じられており、「モービウス」、「マダム・ウェブ」と落ち込んでいるSSUの状況を本作でどうにかできるかどうかで、新たな三部作やクロスオーバー映画が作られるのではとも予想されています。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月 米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、レディプールの中の人は実は・・・

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のレディプールのスーツの内側にいる人物について、ようやく誰なのかが判明しました。もともとはライアン・レイノルズさんの妻であるブレイク・ライブリーさんが演じるとされていましたが、実際には声を担当しているのみでした。

レディプールを演じたと告白したのはクリスティアン・ベットリッジさん。

2017年の映画「ワンダーウーマン」でガル・ガドットさんのスタントダブルを演じた人物で、MCUでは「マーベルズ」などに参加していました。

ベッドリッジさんは投稿で次のように心境をコメントしています。

「このスーツを着ることがどれほど特別なことだったかは、私もわかっています。2016年に最初のデッドプールが公開されたとき、まだ私のスタントキャリアが本格的に始まる前でしたが、私はそれに夢中になって、もしレディプールがいたら、彼女のスタントダブルになりたいと思ったんです!」

「もちろん、こんなことになるなんて思ってもみませんでした。でも、最初のフィッティングから撮影現場の最終日まで、すべてのステップが本当に特別なものでした。すべてのステップで私を支えてくれたジョージ・コトルに心から感謝します。この機会を与えてくれたこと、そして私のアンディ・リスターがこんなに素晴らしい演技をするのを見ることができ、このような素晴らしいチームの一員になれたことに、感謝してもしきれません」

「私にこれを託してくれたブレイク・ライブリー、ライアン・レイノルズ、ショーン・レヴィに感謝します。私は永遠に感謝し、光栄に思っています。」

また、ベットリッジさんは、「撮影現場ではいくつか障害がありました(風洞のような場所でほとんど毎日マイナス5度だったことや、足を骨折したことなど)。でも、本当に冒険でした。皆さん、素敵で励ましのメッセージをありがとうございました。本当に返信するには数が多すぎますが、メッセージは見ていてとても感謝しています」と付け加えています。

この映画では主人公デッドプールをライアン・レイノルズさんが演じ、ナイスプールを双子の弟ゴードン・レイノルズさんが演じました。

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そして、9歳の娘ジェームズ・レイノルズちゃんが「叫ぶミュータント」としてクレジット、7歳の娘イネス・レイノルズちゃんがキッドプール役でクレジット、生まれたばかりのオリン・レイノルズちゃんがベイビープール役でクレジットされています。4歳のベティちゃんの出演は確認されていません。

「アベンジャーズ」最新映画等で仮にレディプールが再登場した場合、マスクを外すなら今度こそブレイク・ライブリーさんが顔を出すかもしれませんがどうなるでしょうか。

なお、レディプールのキャスティングについては運命的なものがあり、そもそもコミックで誕生したレディプールはブレイク・ライブリーさんをモデルにして作られたキャラクターでした。

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映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米国で、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

【噂話】映画「スパイダーマン4」はアベンジャーズ級の映画になると言う

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」では、アベンジャーズレベルのイベントが描かれることになると、海外スクーパーが報じています。

MTTSH 氏は「スパイダーマン4はMCUにおけるアベンジャーズレベルのイベントとなる」事をサブスクメンバー向けに報告。それ以上の詳細は不明ですが、スパイダーマンはまたもや大きな事件に巻き込まれる事になりそうです。

以前には「ソニーは4作目の映画で3人のスパイダーマンを再び登場させたいと望んでいる。」、「マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はMCUのスパイダーマンは大規模な事件に巻き込まれすぎた。コミック本来のようなストリートレベルのヒーローに戻したい。」と脚本の対立について報告されていましたが、その後は両者の意見の折衷案になるとも報じられていました。

「スパイダーマン4」がアベンジャーズ級のイベントを扱う以上は、やはりピーター・パーカーが一人で解決にあたるような展開にはならないのかもしれません。

MCUの世界ではピーター・パーカーがスパイダーマンである事を世界中の誰もが忘れてしまっているため、ピーターがアベンジャーズの助力を請うことは難しそうだという現状があります。そういった中でトビー・マグワイアさん演じるピーター2やアンドリュー・ガーフィールドさん演じるピーター3に手助けしてもらう事は理にかなっていますが、どのようにコンタクトを取るのかは不明です。「ノー・ウェイ・ホーム」で自力で思い出すと宣言していたMJがネッドのポータルを使う事がありえそうな展開になるのでしょうか。

一方で「スパイダーマン4」を「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が制作するとされている事で、シャン・チーの登場も期待されています。コミック上ではシャン・チーに弟子入りしたスパイダーマンがMCUでもコンビを組み、さらに何人かのシティ系ヒーローを集めてトラブルの解決にあたるという線もあるかもしれません。

海外メディア TCC は最近「スパイダーマン4」に関して、「映画はマルチバース的要素を持ちながらも、ストリートレベルの物語であり得る」と指摘し、このプロジェクトを「両者の融合」としています。また、ハンマーヘッドが登場予定だとしつつ、より重要なのは、ドクター・ストレンジの呪いがさらに探求され、「最終的には解かれる」とも報告しています。

「スパイダーマン4」は 2025年から撮影予定で、2026年から2027年にかけて劇場公開が予定されているとも報じられています。今後数ヶ月でさらに多くの噂が出ることが予想され、来年に撮影が始まることでさらなるヒントが目撃される事になります。

【ネタバレ注意】ドラマ「アガサ:オール・アロング」、ティーンの本名が公式予告より判明

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」にはジョー・ロックさんが演じる謎の少年”ティーン”が登場する事がこれまでに公開されている予告でも紹介されていますが、新たな予告でこの少年の本名が明らかになったと話題になっています。この秘密をドラマ本編で知りたいという方のために、念の為にネタバレ注意です。

※これより先は「アガサ:オール・アロング」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ディズニープラス上で公開された公式予告では字幕が選択出来るようになっていますが、このうちスペイン語とポルトガル語版でティーンの本名が記載されているとの事。

大方のファンの予想どおり、「ティーン」はビリーという事になるようです。ただし、このキャラがコミックのビリー・カプランであるのか、MCUのビリー・マキシモフなのかはここからは判断できず、ドラマ本編に注目であるのは変わりありません。

なお、この字幕はすぐに修正されたのか、少なくとも日本のディズニープラス上では確認する事が出来ません。

「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-coc-billy-return-method-rumor/”]

さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

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そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

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ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。

マーベルがMCUアニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」の前日譚コミックのリリースを発表

マーベル・コミックスがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の前日譚となるコミックのリリースを発表しました。アニメはディズニープラスでの配信がアナウンスされているものの、リリース時期の公式発表はありませんが 2024年内の配信が予想されています。

米マーベルの公式サイトによると、ライターのクリストス・ゲージさんとアーティストのエリック・ガプスターさんがこのコミックの制作を担当しているとの事。

コミック「YOUR FRIENDLY NEIGHBORHOOD SPIDER-MAN」は、若き日のピーター・パーカー、彼をサポートするキャスト、そしてスパイダーマンの伝説の悪役の一部を紹介する5号限定シリーズで、ピーターがスパイダーマンになったばかりの頃に起こる、待望のMCUアニメで起こる素晴らしい冒険の一部が紹介されています。

MCUアニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」では、ピーター・パーカーは、これまでに見たことのない旅と、キャラクターの最も初期のコミックのルーツを称えるスタイルで、ヒーローになるための道を歩んでいます。この新しいコミックシリーズでは、彼が自分の力を発見し、ヒーローになることを決意し、名前とコスチュームを選ぶまで、ピーターと一緒に最初の一歩を踏み出すことができるとの事。ピーターは、犯罪と戦う新人自警団員として、1年生の1年間を生き抜かなければなりません。このストーリーの結末がどうなるかわかっていると思っているなら、驚きの展開が待っています、と予告しています。

「コミックとインソムニアックのビデオゲームの両方で、スパイダーマンの冒険をたくさん書く機会に恵まれましたが、ピーター・パーカーの初期の実績を語る機会がなかったのです。」とゲージさんは語ります。

「この本の面白いところは、その形成期をまったく新しい視点で描いているところです。これは間違いなく、私たちがよく知っていて愛しているピーター パーカーですが、ランナウェイズでご存知のニコ・ミノルを含む新しい脇役たちと、意外な展開もあります!」

コミック「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」は 2024年12月11日 米国にてリリース予定。MCUアニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」の配信時期は未定です。

SSU「スパイダー・ノワール」に2名の新キャストが追加

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」に新たなキャストが追加された事が報じられました。プライムビデオで配信予定の本作はコミック「スパイダーマン・ノワール」を原作とし、ニコラス・ケイジさんが主演を務める事が発表されています。

海外メディア Deadline はジャック・ヒューストンさんがニコラス・ケイジさん演じる主人公の対立役としてレギュラー出演すると報告。

ボディガード役を演じると思われる、とも記事は言及しています。

また、Variety がブレンダン・グリーソンさんが正式に起用されていると報道。この事は7月にスクーパーが報じており、その時からメインヴィランになるようだとされていました。

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キャラクター名などはわかっていませんが、以前に報じられていた登場キャラリストではメインヴィランはデルガドとされていました。

「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

ほかラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポプーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさんらがキャスティングされています。

配信日は現時点で不明です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ほとんどの人が気づかなかったカサンドラ・ノヴァのディティールが明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のメイクアップアーティスト、ビル・コルソさんが自身の SNS を通じて、本作のヴィランであるカサンドラ・ノヴァのメイクに関する詳細を明かしました。

コルソさんはコミックのカサンドラを再現するにあたって生命を吹き込んだエマ・コリンさんを称賛しつつ、次のように述べています。

「エマの見た目がとても素晴らしいので、それをいじる必要はない、禿げ頭を追加すればいいと判断しました。それだけで終わらせたくなかったので、まだ何か変わった楽しいものを付け加えたいと思っていました。」

そして、「カサンドラは手の動きがとても激しいので、指を長くしたら面白いかもしれないと気づきました」とした上で、 「問題は、爪を長くすると普通に見えてしまうことです。そこで、爪床を長くして、奇妙さと長さを強調することにしました。これが、@cce_inc と主任彫刻家 @rcstir に渡した私のテスト用の指の彫刻で、10 倍に増やしました。彼らとエマの素晴らしい仕事ぶりです。これらのショットのテスト用のメイクは、私とロブ・クレイファーが行いました。彼女の毎日の撮影時のメイクは、@monicahuppert @geoffredknap とロブが美しく施し、私が設定したメイクをさらに上回っています。常に最善を尽くす、それが私のモットーです。」とエマ・コリンさんが義指を装着して撮影していた事を明かしました。

多くの人が見逃したということに関してもう一つ、映画の冒頭シーンに登場するローガンのアダマンチウムの頭蓋骨 にシリアルナンバー「24601」が刻まれているのが発見されています。これは 、ヒュー・ジャックマンさんが2012年に映画化されたミュージカルで演じるレ・ミゼラブルの 主人公ジャン・バルジャン の囚人番号となっています。

ショーン・レヴィ監督は「レ・ミゼラブル」のイースターエッグが意図的なものであることを認め 、「誰が最初にそれに気づくのかとずっと思っていたんだ!」と最近コメントしました。デッドプールシリーズが24601に言及するのはこれで2度目で、 デッドプール2でウェイド・ウィルソンが手描きした地図にも24601が登場しています。  

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」2027年まで延期と報じられるも制作側が異例の反論

ソニー・ピクチャーズが制作中のアニメ映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」が 2027年 まで公開延期されると、インサイダーのジェフ・スナイダー氏が報じました。しかし、この投稿に制作陣が反応、プロデューサーらが否定しましたが、スナイダー氏は現地時間の今日中に追加の情報を共有するとも主張しています。

スナイダー氏は「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」が2027年まで延期されると投稿した上で、「なぜ 2027 年なのかって? ソニーが映画の大半をボツにして、多くを作り直すと聞きました。」と補足。今晩中に追加の情報をサブスクメンバー向けに公開するとしました。

これに対して反応したのが、「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」のプロデューサーを務めるクリス・ミラーさん。ミラーさんは「何もスクラップになっていません。制作は順調に進んでいます。」とファンを安心させる報告をしました。

さらに本シリーズの作曲家ダニエル・ペンバートンさんも「本当はこんな事に口を挟みたくありませんが、インターネット上で、必ずしも正確でないことがあることを信じられるでしょうか?うーん・・・」と投稿しました。

前作「アクロス・ザ・スパイダーバース」が公開された 2023年6月2日 時点で、もともと「アクロス・ザ・スパイダーバース パート2」として開発されていた「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 公開予定となっていました。

しかし、「アクロス・ザ・スパイダーバース」公開後、公式からほとんど情報がない状態で制作現場からの告発が海外メディアを通じて報道。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spider-verse-2-work-accusations/”]

記憶に新しいダブルストライキが勃発して少し経過した8月に、クリス・ミラーさんらが「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」が無期延期になっている事を正式に認めていました。

その後、ストライキは 2023年 内に終了したものの、 2024年1月、シリーズでピーター・B・パーカーの声を務める俳優のジェイク・ジョンソンさんが収録が始まっていないことを報告

2024年4月、「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」に楽曲提供したと主張するミュージシャンが映画が2025年に公開される事をほのめかしていました。

インサイダーと制作陣どちらの主張が正しいのかは現時点で不明ですが、「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」が公開予定から1年半近くも無期延期が続いているのは事実であり、公式からの正式な続報が待たれています。

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」はもともとはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アベンジャーズ:エンドゲーム」のようだったとアニメーターが明かしており、さらにそれが「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」の2部作に分割されたように、「アクロス・ザ・スパイダーバース」もパート1とパート2に分かたれたと説明していました。

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つまり「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」に相当する大きなフィナーレとなると見られており、ファンは大きな期待を寄せています。

アニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2がYoutubeで無料公開へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のショートアニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2第1話が Youtube の MarvelHQ チャンネルにて無料公開されました。シーズン1はちょうど1年前の9月に同チャンネルで無料公開がスタートしていました。

シーズン1の動画は現在非公開となっており、今回のシーズン2も期間限定となる可能性が高そうです。

「アイ・アム・グルート」は2014年公開の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のラストで誕生したベイビーグルートを主人公とする短編アニメ作品で、いつものMCUとは異なるミニマムな冒険を描いています。

公開されているのは英語版ですが、いつもの映画やドラマのような重要な会話があるわけでもないため、ディズニープラス未加入の方はこれで楽しんでみるのもいいかもしれません。

アニメ「アイ・アム・グルート」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

「アガサ:オール・アロング」、新たなプロモ動画よりワンダの呪いを受けていた期間が明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の新たな動画が公開されました。この最新の動画では、主人公アガサ・ハークネスが「ワンダヴィジョン」のラストでワンダに呪いをかけられてからどのぐらいの期間が経過していたのかが明かされています。

動画の中で裸(に見える状態)でうろつくアガサが「私はどのぐらいここにいたの?」と質問した時、デヴィッド・ペイトンさん演じるハーブ(ジョン・コリンズ)は「3年だ」と答えています。

「ワンダヴィジョン」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」の2023年の最終決戦から約3週間後、10月頃(*1)の話だと見られており、そこから3年後となると、「アガサ:オール・アロング」は 2026年後半の時系列となるようです。

*1:「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のベティの「8ヶ月前に、勇敢なヒーローたちが私たちを連れ戻してくれました。」というセリフからの逆算。

「ホークアイ」の後であるという事以外の詳細が不明な「エコー」やタイムトラベルを多く含む「ロキ」や「デッドプール&ウルヴァリン」などの特殊な作品を除くと、フェーズ5の作品は「ザ・マーベルズ」を含めてほとんど2025年の話でした。(マーベルズの時系列についてはこちらを参照

突然の1年余りの空白は単なるミスなのか、それとも重要な理由があるのかは不明で、本作だけの問題ではない事も含めて今後注意深く見守る必要があります。

その他、いくつかの動画が公開されています。

「アガサ:オール・アロング」の米公式あらすじは以下のとおりです。

「アガサ・オール・アロング」では、悪名高いアガサ・ハークネスが疑り深いゴス系のティーンに助けられ、歪んだ呪文から解放されます。彼が「生き残れば魔女が失ったものを褒美として与えられる伝説のウィッチズ・ロード」に連れて行ってほしいと頼むと、アガサは興味をそそられます。ウィッチズ・ロードは、試練を生き延びた魔女に失ったもの、欠けているものを与えてくれる魔法の試練の道です。アガサとこの神秘的なティーンは、絶望的な魔女の集団をまとめ、共にその道を進みます。

本作は「ワンダヴィジョン」のヴィラン、アガサ・ハークネスを主人公とし、これをキャスリン・ハーンさんが再演。

本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされています。

ジョー・ロックさんは謎の少年”ティーン”を演じますが、ワンダの息子のひとり、ビリーの生まれ変わりとも報じられています。

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さらに、マイルズ・グティエレス=ライリーさんがビリーのボーイフレンドのエディを演じるとされています。エディはコミックのビリーの恋人でスクラルとクリーのハーフであるテディ(ハルクリング)とは異なるとも報じられています。

ポール・アデルスタインさんとマリア・ディジアさんは、生まれ変わったビリ―の両親であるジェフとレベッカ・カプラン役を担当していると言います。

また、「ワンダヴィジョン」のアガサの回想シーンで殺された魔女の娘たちがセーラムズ・セブンとして復讐を画策しているとの事。

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そしてエヴァン・ピーターズさんが「ワンダヴィジョン」からラルフ・ボーナーとして再登場。

「アガサ:オール・アロング」におけるラルフ・ボーナーも出番は少しだと言われていますが、「ワンダヴィジョン」の削除シーンでは、彼はFBIのジミー・ウー捜査官が探していた「消えた保護観察中の証人」だった事が判明しています。

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ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月19日 よりディズニープラスで初回2話配信予定です。