「キャプテン・アメリカ:BNW」、ジャンカルロ・エスポジートさんが自身の役について「よく分かっていない」とコメント

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」への出演が突如として発表されたジャンカルロ・エスポジートさんが、自身の演じる役について、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で「よく分かっていない」と明かしました。

ファンの間で以前から「プロフェッサーXを演じているのではないか」と噂されていた事に対して、ジャンカルロ・エスポジートさんは「ファンがプロフェッサーXの噂を始めたんですけど、それが本当に大好きでした。ファンが大好きなので、一緒に乗っかって楽しんでいました」と少し前の事を振り返りました。

そしてキャプテン・アメリカ最新映画で実際にチャールズ・エグゼビアを演じている可能性について質問されたエスポジートさんは、「プロフェッサーXについて考え始めたんです。あのキャラクターなら本当に優れていて、素晴らしい役を演じられると思ったからです。他にもマグニートーやDCのミスター・フリーズの話もありました。MCUに参加できて本当に嬉しいです。私が何をしているのかあなたたちが分からない事も楽しいし、私自身も何をしているのか多分分かっていないことも嬉しいです。でもそこにいられる事が幸せだし、すぐに見られると思いますよ。」と述べました。

エスポジートさんの話が真実であれば、スタジオは今回、演者にすらキャラクターの名前を伝えていないようで、「本作における登場は紹介程度」と短いシーンになる事が報じられていますが、難しい演技を強いられているようです。

実際の撮影現場の様子が少し前にリークされ、ジャンカルロ・エスポジートさんの衣装が判明していました。その写真は噂されていたキャラクターのどれとも一致せず、今のところは謎に包まれたままになっています。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、米国にて劇場公開予定です。

ソース:Captain America 4’s Giancarlo Esposito Responds to X-Men Casting Rumors (Exclusive)

ヴァルに続いてアレクセイも。映画「サンダーボルツ*」デヴィッド・ハーバーさんが撮影終了を報告

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でレッド・ガーディアン/アレクセイを演じるデヴィッド・ハーバーさんが、自身のSNSを通じて撮影が終了した事を報告しました。

ハーバーさんは「我々はレッド・ガーディアンとして不滅だ」という意味のロシア語が書かれたポスターの写真に「撮影終了。これを作るのが大好きでした。ボルツ大好き。」とコメントを添えて報告しました。

フローレンス・ピューさんの撮影開始報告から約4ヶ月、おおむね平均的な撮影期間内にデヴィッド・ハーバーさんも自身のパートの撮影を終えたようです。

ハーバーさんは2022年のインタビュー(原文)で「『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のように、居酒屋で集まって、ビールを飲んでいるドワーフがいて、あそこにエルフがいて、みんなが集まってくる、というような冗談を言ってたんですが、実際はそんな風にはならないと思います。」とコメントし、「しかし、映画の謎の一つは彼らの関係であり、次のフェーズを締めくくる際に彼らの役割がこの無秩序な方法で宇宙全体のどこに位置するのかということに多くの興奮があります。ですので、今はあまり多くは言えませんが、彼らが再び一緒に登場するのは非常に楽しいことになるでしょう。」と本作の謎めいたチームについて語っていました。

デヴィッド・ハーバーさんより一足早く撮影を終えていたコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ役のジュリア・ルイス=ドレイファスさんは、本作が人間関係の物語の描写に重点を置いているとも明かしていました。

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2024年3月、この映画のタイトルにアスタリスクが公式に付与されるようになり、ケヴィン・ファイギ社長はこれに何らかの意味がある事をほのめかしつつも、答え合わせは映画公開までしないともコメントしました。

コミックファンはこれがサンダーボルツの映画ではなく、ダーク・アベンジャーズに変貌していくのではないかとも考えていますが、ファイギ社長が述べている通り、公式からの答え合わせを期待する事は出来ません。

本作はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月5日 米国にて劇場公開予定です。

「ファンタスティック・フォー」、7月末から撮影開始とファイギ社長が明言、噂の一部も認める

マーベルの公式ポッドキャストに出演したマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」に関する最新情報を提供しました。

ファイギ社長は番組の中で「マット・シャクマン監督はすでにロンドンに移動しており、7月の終わりに撮影を開始します。」と撮影開始について明言し、「面白い話ですが、サンディエゴ・コミコンの翌週の月曜日にファンタスティック・フォーの撮影が始まります。非常に興奮しています。これらのキャラクターはマーベル・ユニバースの定番であり、伝説的な柱ですが、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』やいくつかの楽しい紹介を除いて、これまでに本格的に扱ったことがありません。だからとてもわくわくしています。」と述べました。

また、本作が「別の世界の1960年代を舞台にしている」という噂について、「ええ、ええ、まさにその通りです。これは一種の時代劇です。」と答え、「多くの賢い人々が、あの(公式公開されたアートの)街並みが私たちが知っているニューヨークや、1960年代の現実のニューヨークとは少し違うことに気づきました。それは鋭い観察だと思います。」とファンの目を称賛し、これを認める事となりました。

これによって「ファンタスティック・フォー」は神聖時間軸ではない場所を舞台に物語が展開していく事が認められ、映画内のどこかのタイミング、あるいは別の作品でユニバースを移動して、アンソニー・マッキーさんが演じるキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンらと合流する事になるようです。

今回はこれ以上の話題はありませんでしたが、来月のコミコンや実際の撮影現場からの続報があり次第またお知らせする事になります。

本作のキャストとして、ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズをペドロ・パスカルさん、インビジブル・ウーマン/スー・ストームをヴァネッサ・カービーさん、ザ・シング/ベン・グリムをエボン・モス=バクラックさん、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームをジョセフ・クインさんが演じる事が公式発表済み。

ギャラクタス役にラルフ・アイネソンさんの起用が報じられ、女性のシルバーサーファーをジュリア・ガーナーさんが演じるとも言われています。他、ジョン・マルコヴィッチさん、ポール・ウォルター・ハウザーさんらが未知の役割でキャスティングされています。

本作は「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

ライアン・レイノルズさんが意味深投稿、「デッドプール&ウルヴァリン」でアベンジャーズ再結成か?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のプロデューサー兼脚本兼主演のライアン・レイノルズさんが、自身の Instagram に謎の投稿をして話題になっています。

※これより先は「デッドプール&ウルヴァリン」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

レイノルズさんはアベンジャーズのロゴに手書きの「A」で上書きした旗の短い動画を投稿。海外ファンはこの映画に登場する変異体たちで、この映画専用のアベンジャーズが結成されるのではと考えています。

本作のプロットの一部として以前に「ヴォイド内にカサンドラ・ノヴァに対抗するためのレジスタンス組織が存在する」と報じられており、そこにジェニファーガーナーさん演じるエレクトラやチャニング・テイタムさん演じるガンビットが所属しているとされてきました。

スクーパーの The GeekyCast (活動が1年に満たない、したがって精度に疑問が残る)の最近の投稿によると、「レジスタンス」チームはデッドプール、ウルヴァリン、ガンビット、エレクトラの他、ウェズリー・スナイプスさんのブレイド、ダフネ・キーンさんのX-23、クリス・エヴァンスさんのヒューマン・トーチで構成されるそうです。

レイノルズさんが投稿した謎の動画は、彼らがアベンジャーズを名乗る事を意味しているのか、それとも単なるファンサービスなのか、映画本編に注目となっています。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

本作はライアン・レイノルズさん(デッドプール)とヒュー・ジャックマンさん(ウルヴァリン)に加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。公開されている公式予告では他にも多数の再登場キャラクターが確認されています。

そしてエマ・コリンさんがヴィランのカサンドラ・ノヴァを演じています。

ショーン・レヴィ監督のもと、脚本はライアン・レイノルズさん、レット・リースさん、ポール・ワーニックさん、ゼブ・ウェルズさんらが手掛けました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米劇場公開予定、日本は 2024年7月24日 に世界最速公開です。

レティーシャ・ライトさんがブラックパンサーの再開をほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」で主人公のブラックパンサー/シュリを演じたレティーシャ・ライトさんが、TV番組に出演し、ブラックパンサーの物語が再開される事をほのめかしました。

The View に出演したレティーシャ・ライトさんは今後のシュリについて「これからたくさんの事が起こります。」と前置きし、「もしそれが、えーっと、言ってみれば…」と言葉を濁しながら、「シュリを続けたいですね。彼女は私のお気に入りのキャラクターの一人で、本当に名誉なことです。本当に、冗談ではなく、彼女に感謝しています。」とコメントしました。

シュリは「アベンジャーズ5」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での再登場の他、「ブラックパンサー」ソロ映画第3弾で主人公として戻る可能性が高く、加えてブラックパンサーシリーズはいくつかのスピンオフ作品が予定されています。

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2023年6月のインタビューでは「ブラックパンサー3に関して何も進展していません。」とこたえていたレティーシャ・ライトさんですが、今回のコメントの変化を見るに、1年が経過して秘密裏に計画が進んでいる事をあらわしているようです。

「ブラックパンサー3」は引き続きライアン・クーグラー監督が手掛ける事が分かっていますが、監督は以前に「ブラックパンサー3」に関する質問で、「僕はマルチタスクが得意な人間ではありません」とし、1作品ずつ丁寧に制作していく事を示唆しており、映画3作目と噂のスピンオフドラマが数作品、今後ブラックパンサーやワカンダのキャラクターに関する物語は長期的にゆっくりと展開していくと考えられています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」はディズニープラスで配信中です。

マーベルコミックより今秋発売のゴジラコラボ15種のヴァリアントカバーが公開

マーベル・コミックは1970年代のコミックシリーズ「GODZILLA KING OF MONSTERS」の復刻版として「GODZILLA #1 FACSIMILE EDITION」と「GODZILLA: THE ORIGINAL MARVEL YEARS OMNIBUS」が発売される事を記念して、2024年9月発売予定のコミックのヴァリアントカバーとしてゴジラコラボを実施する事を発表しました。

東宝のアメリカ子会社である東宝インターナショナルとマーベルのコラボとして、2024年9月からリリースされるコミックの一部で、ゴジラをフィーチャーしたヴァリアントカバーが展開。

全21のカバーが予定されているうち、今回15種類のヴァリアントカバーがお披露目されました。

アベンジャーズやX-MEN、デッドプールやスパイダーマンなど人気のヒーロー達だけでなく、ギャラクタスとの衝突が描かれる他、ヴェノムシンビオートが寄生したバージョンのゴジラまで登場する始末となっています。

ゴジラは、 ダグ・メンチさんとハーブ・トリンプさんの「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」#23と#24で実際にアベンジャーズ達と対決したことがありますが、この時、地球最強のヒーローたちはこの巨大な怪獣にまともなダメージを与えることすらできませんでした。

ゴジラの脅威にさらされていたマーベル・ユニバースでは、S.H.I.E.L.D. の対策チームが結成され、ゴジラと戦い、殺さずに封じ込める方法を探しました。彼らは、ゴジラをピム粒子にさらして一時的に昆虫サイズに縮小する ことで、解決策が見つかったと一時は信じていました。

しかし、ゴジラの独特の放射線によってピム粒子の効果は弱まり、ゴジラは自力で人間の大きさまで回復。ファンタスティック・フォーに捕らえられた後、リード・リチャーズはゴジラを平和に暮らせる先史時代に戻そうとしました。

しかし、放射能のせいでリードは怪物を現代に戻さざるを得なくなり、その過程でピム粒子の影響が完全になくなり、ゴジラは本来の巨大なサイズに戻りました。ゴジラ・スクアッドとファンタスティック・フォーがゴジラを抑え込もうとしている間、ヒューマン・トーチはアベンジャーズ(キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソー、スカーレット・ウィッチ、ヴィジョン、イエロージャケット、ワスプ)を召集し、ゴジラの暴走を阻止しようとしました。

ソーは強力な一撃でゴジラの動きを止めさせることはできたが、この怪物を倒すには十分ではありませんでした。イエロージャケットとワスプは、小さくなって怪物の頭の中に忍び込み、この特大の爬虫類に激しいめまいを引き起こすことで、ダメージを与えようとしました。ゴジラは純粋な悪ではなく、むしろ怒った動物であると認識しているアベンジャーズは、ゴジラに対抗したり、追い詰めたりする方法がほとんどなく、ソーですらゴジラを倒せるかどうか疑問に思っていました。最終的に、アベンジャーズは被害の抑制に努めざるを得なくなり、怪物による混乱に巻き込まれた民間人を救おうと奮闘しました。

結局、怪獣を止める唯一の方法は暴力ではなく、ゴジラ・スクアッドとともに旅をし、怪獣と絆を築いたロブ・タキグチがゴジラに近づいて話しかけ、野生に戻るよう説得することができた。ゴジラはあまりにも脅威で、S.H.I.E.L.D.とファンタスティック・フォー、そしてアベンジャーズの連合でさえ、怪獣を寄せ付けないことしか出来ませんでした。

米国におけるゴジラの映像化に関する権利に関しては主にワーナー・ブラザースが関わっているため、現時点で昔のコミックや今回のヴァリアントカバーが映像化される可能性は極めて低いと考えられています。

しかし多くのマーベルファンやゴジラファンがこれを実写映画として見たいと考えるのは当然の事であり、ディズニーとのコラボに期待がかかっています。

【噂話】ブラックパンサースピンオフ「オコエ」「ネイモア」「アイズ・オブ・ワカンダ」の最新情報

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」に関連する複数のスピンオフ作品について、海外スクーパーが最新の話題を提供しました。アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」については今年の春にも公式からの進捗に関する発言がありましたが、他のプロジェクトに関しては現在未知数となっています。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は3つのスピンオフ作品に関する情報を提供。

まず、ダナイ・グリラさんが主演を務める予定のドラマ「オコエ」が現在開発が停止されており、このままキャンセルされる可能性もあると言います。

このドラマは公式に発表されたものではありませんが、2021年にダナイ・グリラさんのエージェントが獲得した仕事としてこのプロジェクトの存在が明るみに出る事になりました。

「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でのオコエのラストから続く物語になる事が予想されていましたが、今回の報告では開発がストップしているようです。

続いて「ワカンダ・フォーエバー」でテノッチ・ウエルタさんが演じたネイモア・ザ・サブマリナーに関する作品。これは現在「計画中」の段階であるようで、まだ実際の開発には入っていないとの事。

ミュータントであるネイモアが今後のX-MENたちの参加に備えて準備を進めていく事が期待されますが、こちらもまだどうなっていくのかは不明です。

さらに気になるのがテノッチ・ウエルタさんの現状。

2023年6月、ウエルタさんは過去に交際していた女性からの性的虐待告発を受け、当時出演が決まっていたNetflix映画を降板。ウエルタさんは無実を主張し、彼女の発言に対して「虚偽であり全く根拠がない」と述べていました。

以降ウエルタさんはハリウッドで活動しておらず、2024年は出身国のメキシコで映画に出演しています。

2024年2月時点の情報ではこの件に関して女性側から司法的な告発はされておらず、起訴に至っていません。

リヒトマン氏はこの作品に関してテノッチ・ウエルタさんが戻ってくるかどうかは言及しておらず、ディズニーやマーベル・スタジオが起用し続けるのか、それとも変更を考えているのかも不明です。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」はプロデューサーが「ウォー・ドッグズを通じて語られるワカンダの歴史」を描くと発言しており、スクーパーはここに女性のアイアンフィストが登場するようだとも報じていました。

3つのスピンオフの中でダントツに制作が進んでいる「アイズ・オブ・ワカンダ」について、リヒトマン氏は新たに「アキレスのようなギリシャの神々が登場するようだ」と報告しています。

ワカンダの守護神バーストはエジプト神話のバステトを源流としていますが、このアニメシリーズではギリシャの神々と協力、あるいは衝突が描かれるのかもしれません。

早ければ2024年内の配信もあり得るとされてきた「アイズ・オブ・ワカンダ」ですが、現状ではまだ公式のリリース日を取得していません。今後のディズニー及びマーベル・スタジオからの発表に注目です。

ジェレミー・レナーさん、「一人で凄い事やるより、RDJと一緒に刑務所行く方がマシ」─アベンジャーズの絆を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」やドラマ「ホークアイ」でホークアイ/クリント・バートンを演じるジェレミー・レナーさんが、アベンジャーズ俳優たちとの友情と、2023年の除雪車事故直後の交流について、海外メディア Men’s Health とのインタビューで語りました。

事故翌週にはファルコン/キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんが病室を訪れていたと明かしたジェレミー・レナーさんは、アベンジャーズとの絆に関して次のように語っています。

これって本物の絆だと思います―インスタグラムだけじゃない、僕たちはあのクソったれが本当に嫌いなんです。僕らには家族のような会話があって、それがずっと続いている。一緒に仕事をするとね―みんなで文化的に重要な経験をしたんです。離婚や結婚、赤ちゃんの誕生、12年間で本当にたくさんのことがありました。

マッキーさんがお見舞いに来た際はまだ生命維持装置に繋がれている状態で、かろうじて右目が見えるだけだったと言います。

その後、アントマン/スコット・ラング役のポール・ラッドさんや、「アイアンマン2」ジャスティン・ハマー役のサム・ロックウェルさんらも来てくれたと明かし、ロバート・ダウニー・Jr.さんはレナーさんの気分に関係なく「見た目が最高であればいい」と冗談を言いながら、何度もFaceTimeで連絡してきてくれたと振り返り、さらに言葉を続けました。

映画の中では、僕たちはコスチュームパーティーにいるように見えるし、馬鹿げた小道具を使って馬鹿げたことをしているけど、それもまた美しいんです。みんなつながっていますからね。兄弟姉妹のような関係です。僕はそれを愛と呼んでいます。みんなのことが大好きなんですよ。一人で何か素晴らしい事を成し遂げるより、ダウニーと一緒に刑務所に行く方がいいし、エヴァンスと一緒に車の事故に遭う方がいいんです。

アベンジャーズの俳優たちはSNS上でも仲が良いように見えますが、実際にはそれ以上である事を明かし、一人で幸福を掴むよりも、皆で不幸を分かち合うほうが素晴らしいとレナーさんは語りました。

記事によると、レナーさんの当時の状態の詳細は以下の通りです。

骨折:合計38か所以上
 肋骨 – 6本の肋骨が14か所で骨折
 骨盤 – 下部骨盤の3か所で骨折
 右膝 – 大腿骨の1か所でホッファ骨折、遠位大腿骨の転位、3本のスクリューを挿入
 右足首骨折 – 歩行用のブーツに2本の長いスクリューを入れ、体重負荷は可能
 左足 – 脛骨骨折 – 足に1本のロッドを挿入。中立を保つためにベッドで履くブーツ。体重負荷不可
 左足首骨折 – 足首に1〜2本のスクリューを挿入し、歩行用
 右鎖骨骨折 – 1か所
 右肩甲骨亀裂 – 1か所
 顔 – 眼窩、顎、下顎骨の骨折 – 3か所の骨折:ゴムバンドと軟らかい食べ物で対応
 左手 – 1か所の軽微な骨折に添え木が必要。手術の選択肢はジェレミーが拒否し、医師も自己治癒を支持
 手首 – 左手首の骨折1か所
 左足の指 – 3か所の骨折 – 中間の2本の指が骨折し、左足の側面が亀裂
その他:
 肺 – 片肺が虚脱し、打撲
 肝臓 – 肋骨による貫通
 頭部 – 後頭部の大きな裂傷がステープルで閉じられた
 鼓膜 – 右耳が聞こえない
 膝 – 右膝に大きな捻挫(程度不明)
 目 – 左目に打撲と衝撃

ジェレミー・レナーさんは事故後、約1年のリハビリを経て既に新作ドラマを撮影済み。MCUでのホークアイ再演についても「マーベルが望むなら」と準備万端である事を少し前のインタビューで明かしていました。

映画「アベンジャーズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Jeremy Renner Is Back From the Dead and Stronger Than Ever

ミア・ゴスさんが「ブレイド」への出演を認め、「素晴らしい映画を作ることを優先している」と語る

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」に出演すると噂されていたミア・ゴスさんが、新作ホラー映画「MaXXXine」のプレミアイベントに出席。レッドカーペット上でのインタビューに応じ、「ブレイド」への参加を公に認めました。

「ブレイド」への参加を認めたミア・ゴスさんは度重なる開発の延期について「彼らは本当に気遣ってくれています。」と説明し、「彼らは素晴らしい映画を作りたいと思っていて、私はそれを強く感じますし、それはとても嬉しいことです。」とコメントしました。

2023年4月にゴスさんが「ブレイド」に参加すると海外メディアが報じましたが、その後も何度かにわたって脚本が書き直され、予定されていた撮影がキャンセルされていました。

4日前の報道によると、昨年撮影を予定していたバージョンは1920年代が舞台で、ミア・ゴスさんがリリスという名の悪役を演じ、ブレイドの娘の血を欲しがる内容だったとの事。ゴスさんは引き続きこのプロジェクトでメインとなる予定で、最新の脚本では過去ではなく現代が舞台になっていると言います。

2019年にプロジェクトが発表されて以降、一進一退を繰り返してきた「ブレイド」ですが、最近になってディズニーとマーベル・スタジオは公開を焦る事をやめて、品質にこだわって制作する事に集中するようになったとも言います。

さらなる公開延期はほぼ確実視されていますが、映画「ブレイド」は 2025年11月7日 に米国劇場にて公開予定です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、ジャンカルロ・エスポジートさんが役のヒントを提供─「興奮してもらえる」とも

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」に出演する事が発表されたジャンカルロ・エスポジートさんが、現在、公式に未発表なその役について、最新のインタビューでヒントを提供しました。

新作ホラー映画「MaXXXine」のプレミアイベントに出席したジャンカルロ・エスポジートさんは、海外メディア Deadline とのインタビューでキャプテン・アメリカ最新作でのキャラクターについて次のように述べています。

別の作品(ブレイキング・バッド)では、私はガス・フリングとして凄腕で、知的な部分を少し見せたことがありますが、MCUで私を見たら、本物の凄腕を目にすることになるでしょう。それがとても楽しみです。演技は、体のすべての部分、感情、感覚、気持ちを使って何かを表現することです。しかし、これまでに見たことのない方法で私が体を使うのを見てもらうことになるでしょう。MCUは本当にエキサイティングです。誰を演じるのかは言えませんが、見たらきっと興奮して貰えるでしょう。

エスポジートさんはかつてはマグニートーやドクター・ドゥームを演じるのではないかと噂されていましたが、しばらくたって出演の噂を認めつつも役は噂どおりではないと説明。さらに後になってから撮影現場で目撃されましたが、その衣装はどこか傭兵風で、確かにマグニートーやドクター・ドゥームの独特なデザインとは異なっている事が確認されていました。

また、エスポジートさんの以前の説明によると、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」での出番は紹介程度となり、メインはディズニープラスで配信予定の何らかのドラマシリーズであるとされています。

今のところこのキャラクターの秘密は守られており、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の公開を待つしかありません。しかし、場合によっては映画内でも十分な解を得られない可能性もあり、引き続きこの謎のキャラクターに注目となっています。

本作はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、米国にて劇場公開予定です。