マーベル・スタジオが新たなLLCを設立 ─ ブラックパンサースピンオフシリーズが前進か

マーベル・スタジオが新たに「Maglev Train Productions」というLLC(日本で言う合同会社)を設立したと、海外メディア The Ronin が報じました。Maglevとは磁気浮上式鉄道、リニアの事で、2018年公開の映画「ブラックパンサー」の劇中で見たヴィブラニウムを運搬していた列車を指していると見られています。

「ブラックパンサー」は Kimoyo Productions 、現在制作中の「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は Kimoyo Productions II が担当しているため、今回報告されたLLCは3作目の映画のためのものではなく、以前に報じられたブラックパンサーのスピンオフドラマシリーズのための会社ではないかと記事は伝えています。

このドラマはドーラミラージュに焦点を当てるのではないかと言われていますが、今の所公式からは何も明かされていません。「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」についてもほとんど何も分かっていませんので、続報があり次第またお報せする事になります。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:Marvel Studios Sets Up LLC For Upcoming Wakanda Project From Ryan Coogler

映画「ブラックウィドウ」の本編映像”Prison Break”が公開

明後日公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」より、レッドガーディアン/アレクセイの脱獄シーンの映像「Prison Break」が公開されました。アレクセイの身体能力の一部を確認できる映像になっています。

公式あらすじは以下のとおりです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ファイギ社長が映画「ブラックウィドウ」にドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のイースターエッグがある事を明かす

今週木曜日の公開が迫るのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の中に、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に関するイースターエッグが有ることを、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしました。

海外メディア OnTheRedCarpet とのインタビューの中で、ファイギ社長は以下のように述べました。

もともと「ブラックウィドウ」に最初に登場し、その後「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にも登場する予定だったイースター・エッグがあり、(パンデミックのために)我々のフェーズ4の中で唯一少し捻じ曲げられています。だから、「ファルコン&ウィンターソルジャー」を観たファンには、この映画の中にイースターエッグが待っていると言えます。

この事について多くの海外メディアは、ヴァレンティーナ・​アレグラ・デ・フォンテーヌの事を指しているのではないかと指摘しています。

本来のスケジュールでは2020年5月に「ブラックウィドウ」が公開され、ここでヴァルが登場するはずだったと海外メディア VanityFair は伝えています。その後「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場予定でしたが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響により両作品の公開順が入れ替わることになってしまいました。

ヴァルが登場するとすれば、その目的はやはりロシア版超人血清なのか?ここも映画の重要なポイントとなりそうです。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

「テックオン・アベンジャーズ」よりアイアンマンのプロモーション動画が公開中

マーベル・コミックスと日本のBANDAI SPIRITSとのコラボ企画「テックオン・アベンジャーズ」から、S.H.フィギュアーツ アイアンマン (テック・オン アベンジャーズ)のプロモーション動画がBANDAI SPIRITS の公式Youtubeチャンネルにて公開されています。

公式概要は以下の通りです。

『TECH-ON AVENGERS』とは
マーベル・コミックスとTAMASHII NATIONSのスペシャルコラボレーション企画『TECH-ON AVENGERS』!
コミック作品と、それを元にしたS.H.Figuartsを商品化するプロジェクトです。
<Story>
アベンジャーズが、サノスのインフィニティ・ストーンを破壊してから1年。
宇宙にはその跡として、不安定なインフィニティ・ストーンの粒子が残っていた。
レッドスカルは、その強大なパワーを使い、
地球全体にヒーローのパワーを無効化するバリアを展開。
世界は混乱し、ヴィランが暴れ始めた。
だが、ヒーローたちは無力ではない。
トニー・スタークの開発した新たなパワードスーツとその中に秘めた
「DH-10」という進化により、反撃を開始する。
「――今後は君達もこう言うべきだ、『私がアイアンマンだ』と」


コミック「テックオン・アベンジャーズ」#1は 2021年8月11日 より発売予定です。日本語版の発売については未発表です。

S.H.フィギュアーツ アイアンマン(テック・オン アベンジャーズ)は2021年12月発売予定。現在予約受付中です。

ガシャポン「ちまっ!キャラ MARVEL02 アベンジャーズ」─ 7月3週に発売予定

株式会社バンダイよりキャラクターがちまっと可愛くデフォルメされた「ちまっ!キャラ」の MARVELバージョン第2弾、「ちまっ!キャラ MARVEL02 アベンジャーズ」が、7月の3週目に発売されることになりました。

今回は映画「アベンジャーズ」(2012年)をもとに、トニー・スターク、ピーター・パーカー、ナターシャ・ロマノフ、クリント・バートンの4種類が登場。

詳しくは公式サイトを御覧ください。

公式サイトはこちら

商品仕様

商品名 ちまっ!キャラ MARVEL02 アベンジャーズ
発売日2021年 7月 第3週
価格税込 500円
種類数4
対象年齢15歳以上

※発売予定日は地域や店舗によって異なる場合がございます。ご了承ください。

ブリー・ラーソンさんがYoutubeで映画「ザ・マーベルズ」の撮影開始を示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」でキャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを演じるブリー・ラーソンさんが、自身のYoutubeチャンネルで「仕事に戻らなきゃいけない」とメッセージを発信しました。

ラーソンさんは動画内で以下のように語っています。

正直なところ、(チャンネルが)1年という節目を迎えるとは思っていませんでした。毎週、このような形で自分をさらけ出すことがどのように感じられるかわかりませんでした。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私がこのチャンネルを始めたのは、パンデミックが起こる前から考えていたことで、それはただ・・・自分を変えたかったからです。愚かで普通であることを感じたかったのです。これは、何よりも自分自身を試すための方法でした。自分をもっとさらけ出したらどうなるのか、自分でいてもいいのか。1年前には、それがどれほど怖かったことか。1年前の私は、拒絶されるんじゃないか、嫌われるんじゃないか、そんな風にパニックになって友達に電話していました。でも素晴らしかった! 楽しかったよ。楽しかった!

ラーソンさんは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界中が外出自粛の流れになる中でYoutubeチャンネルを開設し、この1年で多くの動画を投稿してきました。先日は「ザ・マーベルズ」に向けたトレーニング動画も公開していました。

1周年というこのタイミングで、これをスローダウンさせてもらおうと思っています。毎週ビデオをやり続けることはできないんです。私は自分の仕事に戻らなければなりません。私の一番の仕事。俳優としての仕事です。悲しいですね。

これが最後のビデオではありません。もっとやるつもりだけど、毎週のようにスケジュールを組むことはできませんが、これからも何かを作り続けたいと思っています。人々とのコラボレーションを続けていきたいと思っています。ポッドキャスト『Learning Lots』は、これからも隔週で放送していくので、ぜひチェックしてほしいですね。親友のジェシーと一緒にやっているんです。これは本当に楽しいことです。

そして、一周年のタイミングで役者の仕事に戻らなければ行けないと語り、今後は動画投稿のペースがスローになる事を明かしました。

以上のことから、この旅に参加してくれてありがとう、そして、購読してくれてありがとう、ビデオを見てくれてありがとう、友達や家族とシェアしてくれてありがとう、私はこのビデオを作ることに多くの喜びを感じていたので、少しでも喜びを感じてくれたら嬉しいです。だから私はこれからもビデオを作り続けるつもりです。

最後に、ファンに向けて感謝の言葉と、投稿は続く事を伝えています。

「ザ・マーベルズ」はもともと「キャプテン・マーベル2」として開発されていましたが、ドラマ「ワンダヴィジョン」のモニカ・ランボーと、ドラマ「ミズ・マーベル」のミズ・マーベルことカマラ・カーンが加わる事で、タイトルの変更が発表されました。

もともとは5月末から撮影開始と報じられておりすでにいくつかの空撮等は行われているようですが、今後はラーソンさんも参加して本格的な映画の撮影が始まると見られています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

シャン・チー役シム・リウさんがメビウスの夢を代わりに体験する

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で主演を務める俳優のシム・リウさんが、自身のSNSでバカンスを楽しむ様子を公開しました。それはドラマ「ロキ」に登場するTVAの分析官メビウスの憧れのジェットスキーであり、メビウスに対して挑発するようなメッセージを送っています。

リウさんは「僕たちはここでメビウスの夢の生活を過ごしているよ」と写真を添えて投稿しています。

メビウスがリウさんを剪定しに来る事はありませんが、メビウスとシャン・チーが共演する計画はあるのでしょうか?現在のところ、シャン・チーが「シャン・チー/テン・リングスの伝説」以降、どの作品に登場するかは明かされていません。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ドラマ「ロキ」のサウンドトラックが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の1話から3話までの楽曲リスト「Loki: Volume 1 (Episodes 1-3),」がマーベル・ミュージック/ハリウッド・レコードより公開されました。Spotify や Youtube Music など各種音楽サービスでお楽しみいただけます。

インストゥルメンタル・スコアは、作曲家のナタリー・ホルトさんによるものです。

ケイト・ヘロン監督は「ナタリー・ホルトは素晴らしい作曲家です。彼女が影響を受けたものはとても刺激的です。スコアは非常に層が厚く、エレクトロニックで、ダークで奇妙なエネルギーがあり、いかにもLokiらしいものです。」とコメントしています。

ホルトさんは、「MCUで、しかもロキのようなキャラクターで仕事ができるのは、とても素晴らしいことです。この世界に身を置き、ストーリーを具体化し、音楽で感情や意味の層を加え、MCUの発展におけるこのエキサイティングな章の一部になることをとても楽しんでいます」と述べています。

収録されている楽曲は以下の通りです。各種サービスへのリンクリストはこちら

  • TVA
  • New York, 2012
  • Gobi, 2012
  • TVA First View
  • Loki Green Theme
  • Loki Processing
  • Aix-En-Provence, 1549
  • Miss Minutes
  • Mischievous Scamp
  • Dangerous Variant
  • Frigga
  • TVA Inner Workings
  • DB Cooper
  • Oshkosh, 1985
  • Catch Up
  • Jet Ski
  • Glorious Purpose
  • The Archives
  • Salina, 1858
  • Roxxcart, 2050
  • I Miss Randy
  • Reset Charges
  • TVA Title Card
  • Very Full
  • Lamentis-1, 2077

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第5話は 2021年7月7日 配信です。

ソース:公式ページ

ケヴィン・ファイギ社長が映画「ブラックウィドウ」のイースターエッグを示唆

先週行われたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」のワールドプレミアのイベントの中で、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が今作のイースターエッグについて示唆しました。

海外メディア OnTheRedCarpet とのインタビューの中で、今作のナターシャは「ほとんど全てがイースターエッグだ」と語っています。

MCUに10年以上登場しているナターシャ・ロマノフのようなキャラクターの場合、ほとんどすべてがイースターエッグです。ほとんどすべてのセリフ、すべてのストーリーポイントは、以前の作品から参照されています。

また、例として映画「アベンジャーズ」でのロキとナターシャのシーンを取り上げて次のように述べました。

特に、「アベンジャーズ」では、ロキがヘリキャリアのガラスの向こう側にいて、ナターシャをいろいろとバカにしているシーンがあります。彼が彼女をバカにしていることの多くは、私たちが知らなかった彼女の過去のことであり、この「ブラックウィドウ」ではそれを知り、目の当たりにすることになるのです。

ファイギ社長が取り上げたシーンでは以下のようなやり取りがありました。

ナターシャ「私の帳簿に赤がある、それを消したいだけ」
ロキ「消せるのか?そんな大きな赤を消しきれるのか?ドレイコフの娘、サンパウロ、病院の火事・・・」

ドレイコフの娘、サンパウロ、病院の火事といったワードが示すサイドストーリーはコミック由来のものではなく、MCUでいつか描かれる伏線だと考えられていました。2012年公開の「アベンジャーズ」で蒔かれたこの種が、今週公開の「ブラックウィドウ」でようやく花が開く事になるようです。

ドレイコフという役で俳優のレイ・ウィンストンさんがキャスティングされており、最近公開されたポスターでも小さく描かれている他、いくつかのトレーラーでも少し登場しています。サンパウロや病院の火事については今の所謎のまま。本編を見てのお楽しみということになりそうです。

ナターシャと関係がある謎の人物ドレイコフの登場は明らかですが、ヴォーミアでレッドスカルに指摘されたアイヴァンについて判明するのかも注目のポイントです。

©MARVEL,Disney

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ソース:Marvel Boss Confirms Loki’s Avengers Taunts Will Be Explained In Black Widow

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がMCUドラマの大型クロスオーバーの可能性について言及

マーベル・スタジオの社長のケヴィン・ファイギ氏が、海外メディア Entertainment Weeklyとのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の主要なディズニープラスキャラクターが最終的にアベンジャーズレベルのイベントとしてドラマ作品でチームを組む可能性について言及しました。

インタビューの中でファイギ社長は以下のようにコメントしました。

私たちはテレビチームや映画チームとして作品を分けているわけではなく、すべてはひとつのユニバース、大きなMCUなのです。ワンダヴィジョン、ファルコン&ウィンター・ソルジャー、ロキ、そしてもうすぐ登場するブラックウィドウなどから、MCUのあらゆるコーナーがいかにユニークで異なるものであるかを感じ取ってもらえればと思います。これこそが、ディズニープラスが私たちに与えてくれたものであり、長編やシリーズ全体に影響を与えるような、より深く、より多くのストーリーを語る能力なのです。

ファイギ社長はテレビと映画といった区別をして制作しているわけではない事をあらためて確認し、全てあわせてひとつのMCUというシリーズであることを説明しました。

「ワンダヴィジョン」のトミー&ビリーやホワイトヴィジョン、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のUSエージェント、「ロキ」のTVAやシルヴィなどが映画に登場したり、「ブラックウィドウ」のアレクセイや「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のキャラクターがドラマに登場する可能性は充分にありえるようです。

今の所動きのない「アベンジャーズ」5作品目も、もしかするとドラマシリーズという可能性も?ここから2~3年で約20作品が予定、発表されているMCUですが、今後の情報にも要注目となりそうです。

ソース:Kevin Feige on How ‘Black Widow’ ‘Elevates’ the MCU and What’s Next for Marvel Movies and TV (Exclusive)