「ミズ・マーベル」のドラマとのタイ・アップコミックの発売が3ヶ月延期を発表

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」とのタイ・アップとして企画されていたコミック「Ms.Marvel: Beyond the Limit」の発売が3ヶ月の延期となることが発表されました。

ライターのサミラ・アーメドとアーティストのアンドレス・ジェノレによって描かれるこの5冊に渡るシリーズは、今年の6月に2021年9月15日にデビューすると発表されましたが、マーベルコミックスは小売店に対し、シリーズの発売を3カ月延期し、新たに12月1日にデビューすることを通知しました。延期の理由については明かされていません。

本作ではシカゴにある彼女のいとこの研究室で起きた異次元の爆発により、彼女の世界が「逆さまに・・・ボリウッドのセットになってしまう」カマラを描くという。この爆発により、主人公の力も失われ、彼女は何が起こっているのかを解明するために時間との戦いに挑むことになるとの事。

©2021 MARVEL

この本が発表されたとき、アーメドさんは「初日から参加しているファンの皆さんは、私たちがどのように彼女の力で遊び、それを探求し、さらにそれを押し広げていくかを見るのが好きでしょう。ネタバレはしたくありませんが、彼女の力の源とそれが何を意味するのか、いくつかの疑問が出てくるでしょう。おなじみの顔ぶれやファンのお気に入りだけでなく、新しい顔ぶれも登場するでしょう」と述べています。

コミックの延期に伴うドラマの配信スケジュールに関する発表は今の所ありません。

先日、マーベル・スタジオのEPであるヴィクトリア・アロンソ氏が「2021年にホークアイとミズ・マーベルをお届けする」と約束しましたが、ホークアイの配信が11月24日に決まった事を考えると2021年は残りわずかとなり、アロンソ氏の約束が履行されるかどうかは不明となっています。

コミック「Ms.Marvel: Beyond the Limit」は2021年12月1日発売予定、ドラマ「ミズ・マーベル」は2021年内にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ms. Marvel: Beyond the Limit delayed three months

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー「Call」が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の新たなトレーラー「Call」編が公開されました。新規映像はほとんどありませんが、初出しとなるテン・リングスの力の一片が含まれています。

本作の公式概要は以下の通りです。

「これまで、アイアンマンやキャプテン・アメリカ等、世界中の人々が魅了されるような魅力的なキャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオから、アベンジャーズの系譜を受け継ぐ新たなヒーロー、シャン・チーの物語が幕を開けます。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、「アイアンマン」(08)シリーズの劇中にも登場していた犯罪組織の名前。本作では、これまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も遂に明かされることとなる――。
主演シャン・チー役にはシム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンの出演も決定している。監督には、「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・タイム』や、「ブラック・パンサー」のマイケル・B・ジョーダン主演の『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなどマーベル作品の俳優陣ともつながりが深く、作品も高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務め、マーベル・スタジオの新たな時代を築くヒーロー誕生の物語となります。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

アニメ「What if…?」よりゾンビ・アベンジャーズのポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」よりゾンビと化したアベンジャーズを描いたポスターが公開されました。アーティストのクリス・クリストドゥールーさんが描くこのポスターでは予告動画でも見られたキャプテン・アメリカとアイアンマンのゾンビが確認出来る他、予告には登場していない大量のゾンビが描かれています。

コミックのマーベル・ゾンビーズ・シリーズではウルヴァリンやキャプテン・マーベルなどの強力なヒーロー達までもがゾンビ化している事を考えると、アニメ版ではまだ序の口と言った印象。配信が進むに連れ犠牲者が増えていくのでしょうか?

現在、予告や新たな商品情報からは、ウィンター・ソルジャーとスパイダーマンがゾンビハンターとして紹介されており、神聖時間軸におけるキャップとバッキーの親友コンビ、トニーとピーターの師弟コンビがそれぞれゾンビとハンターに分かれてしまうようです。

アニメ「What if…?」は 2021年8月11日(水) 16時 よりディズニープラスで配信開始です。

【噂話】ドラマ「ムーンナイト」新たなキャスティング情報 ─ シャロンの再登場が報じられる

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」にエミリー・ヴァンキャンプさん演じるシャロン・カーターが再登場すると、海外メディア the Ronin が報じました。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から引き続きパワーブローカーとして暗躍するだろうと記事は伝えています。

記事によるとオスカー・アイザックさん演じる主人公ムーンナイト/マーク・スペクターはかつてC.I.A.のエージェントであり、シャロンとは何か因縁があるのかもしれないとの事。

とはいえシャロンの経歴の中で、C.I.A.に所属していた期間は極わずかです。シャロンは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の中で描かれた2014年のS.H.I.E.L.D.崩壊まではS.H.I.E.L.D.のエージェントであり、その後C.I.A.に転身しました。さらにその後2016年に起きたシビル・ウォーにて逃亡犯となっているため、C.I.A.時代に知り合っていた可能性は低いかもしれません。

どちらにしてもパワーブローカーとしての再登場であり、シャロンはムーンナイトの力を狙っている可能性が高そうです。シャロンの登場は簡単なカメオ出演なのか、それ以上のものになるかは不明とも伝えています。

また、フランスの俳優/モデル/ダンサーであるロイック・マバンザさんが、このシリーズに参加している事も併せて報じています。役柄やその大きさは不明との事で、マバンザさんはダンスの経験があるため、印象的なアクション能力を持っている、との事です。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は以前に本作を「ビルから飛び降りて戦いに参加する」アクション・ヒーローであると説明し、キャラクターの精神的な病を探求することで番組に「ユニークな側面をもたらす」と述べています。

メインヴィラン役にはイーサン・ホークさんがキャスティング、ほか未知の役割としてメイ・キャラマウィさんやディナ・シハビさんの名前が報じられています。

ムーンナイトの起源と同じエジプト出身のモハメド・ディアブ監督を筆頭にジャスティン・ベンソン監督、アーロン・ムーアヘッド監督の3人がメガホンを取ります。脚本・製作総指揮を「アンブレラ・アカデミー」(2019~)のジェレミー・スレイター氏が担当しています。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信予定、配信時期は未定です。

ソース:‘Moon Knight’ Adds French Actor Loic Mabanza & Sharon Carter Expected To Appear

ジェームズ・ガン監督、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のスピンオフ「ラヴェジャーズ」を制作したかった事を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が、ポッドキャスト「Happy Sad Confused」のインタビューの中で、以前から「ラヴェジャーズ」のスピンオフ作品を制作したかった事を明かしました。

インタビューの中でガン監督は「私が考えていたのは、”ラヴェジャーズ”は素晴らしい番組になるといつも思っていました。それがスタローンのラヴェジャーズであっても、もっと突っ込んだ海賊たちの活躍を描いたものであっても。ケヴィン・ファイギには、”ガーディアンズ1”でラヴェジャーズの船のセットに初めて訪れたとき、ラヴェジャーズの番組を作るべきだと言ったんです。彼は、この映画がヒットしたら何でもできると言ってくれました。でもいまだにラヴェジャーズの番組はありません、どういう状況かは分かりません」と語りました。

現在、ガン監督はシリーズ最新作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、その前日譚となる「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデースペシャル」、「アイ・アム・グルート」を担当しているほか、DC作品も手掛けるなど多忙な状況です。そのため、ラヴェジャーズのドラマにゴーサインが出たとしても、すぐには動けないものと見られています。

また、Vol.3は今年の11月にアトランタで作業を開始することが報じられています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は 2023年5月5日 米国公開予定。日本公開は4月予定です。

ソース:James Gunn Reveals His Dream Marvel Studios Disney+ Show

Hulu幹部が新たなマーベルコンテンツ開発について言及

Huluのスクリプトコンテンツ部門の責任者であるジョーダン・ヘルマンさんは、マーベル・スタジオが将来的にHuluのストリーミングプラットフォーム向けにコンテンツを開発する可能性について、海外メディア Deadline とのインタビューにて語りました。

ヘルマンさんは「マーベルは引き続き、非常に重要なパートナーであり、ディズニーのエコシステムの中で最大のコンテンツ制作会社のひとつです。ですから、Huluとマーベルの関係に関して、将来的に何が起こるかという可能性に期待しています。」 と述べています。

Huluでは2021年5月から「M.O.D.O.K.」が配信スタートしましたが、この番組は現在は廃止されたマーベル・テレビジョン部門の下で制作され、その後マーベル・スタジオに吸収されました。このアニメの第2シーズンについてはまだ決定していないことも明かしています。

マーベル・テレビジョンは、Huluオリジナル作品として「ランナウェイズ」を3シーズン制作しました。「クローク&ダガー」とクロスオーバーする場面もありましたが、このシリーズは、MCUで起きているすべてのこととは別の世界に存在すると考えられていました。また、Huluでは「Helstrom」も放送されていましたが、ディズニーの事業再編によるマーベル・テレビジョンの吸収に伴って最初からシーズン2が見込めなくなっていた事もあり、評判はふるいませんでした。

ヘルマンさんの発言から新たなHuluオリジナルのマーベル作品が制作される可能性はありそうですが、それがMCU作品となるかどうかは不明です。

ソース:Hulu Scripted Chief Teases Possibility Of More Marvel Series

アニメ「What if…?」より新たなポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」から新たなポスターが公開されました。このポスターではウアトゥ・ザ・ウォッチャーを中心に、これまでのMCUとは少し異なる「もしも」のキャラクターやその象徴的な一部をデザインしています。

本作の公式概要は以下の通りです。

マーベル・スタジオが贈る初のアニメーション作品。アイアンマンや、キャプテン・アメリカ等、映画シリーズで舞台から降りたヒーローたちに、あの時“起こりえたかもしれない”、想像を超えた驚くべき“もうひとつの”物語。
もしも、アベンジャーズヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら…?

アニメ「What if…?」は 2021年8月11日(水) 16時 よりディズニープラスで配信開始です。

本日の土曜プレミアムで映画「ヴェノム」地上波初放送

ソニー・ピクチャーズ制作の2018年公開の映画「ヴェノム」が本日のフジテレビ系土曜プレミアムで地上波初放送となります。秋公開の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を前に見ていない人はもちろん、見た人ももう一度チェックしておくのも良いでしょう。

公式あらすじは以下の通りです。

敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。

この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。

エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。

主演トム・ハーディさん(吹替:諏訪部順一さん)、元婚約者アン・ウェイング役にミシェル・ウィリアムズさん(吹替:中川翔子さん)。

映画「ヴェノム」は本日 2021年8月7日 土曜プレミアムで地上波初放送です。

アニメ「What if…?」監督と脚本家が本作にTVAが登場しない理由を明かす

来週から配信開始のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」はマルチバースに焦点を当てた作品ですが、この作品にドラマ「ロキ」で重要な役割を果たしたTVAが登場しない事について監督と脚本家が明かしました。

本作のヘッドライターであるA.C.ブラッドリーさんとブライアン・アンドリュース監督は海外メディア io9 とのインタビューに応じました。

ブラッドリーさんは「ロキが立ち上がったときには、すでに本作の開発と番組の執筆が進んでいました。そこで会議を開き、多元宇宙で何をしたいかを、ある意味余談として話しました。なぜなら、ドクター・ストレンジ2はまだ非常に初期の段階だったからです。」と、ロキやドクター・ストレンジよりも先に本作の開発が進行中であったことを明かしました。

そして「ホワット・イフ…?」では多元宇宙で何が可能なのかを紹介する別の物語に焦点を当てることになり、「多元宇宙のルール作りなどは、ロキチームとドクター・ストレンジチームに任せた」とのことです。こういった経緯でTVAが登場する事はなくなったようです。

また、アンドリューズ監督によると、「ホワット・イフ…?」と他のマーベルのプロジェクトとの間には、直接的なコラボレーションはあまりなかったものの、マーベルの経営陣は、完成後にこれらのストーリーがすべて揃うことを目指しているという一般的な理解があったと語りました。

TVAは「ロキ」の中でメビウス達によって真実が広められ崩壊したように思えましたが、ロキが到着したTVAは別のTVAであり、メビウスたちは何もしらずに業務を遂行しているように見えました。このヴァリアントTVAが新たな剪定作業を開始する可能性はありそうですが、少なくとも「What if…?」の間は気にすることなくマルチバースを楽しめるようです。

アニメ「What if…?」は 2021年8月11日(水) 16時 よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:What If‘sMarvel Multiverse Was Already Forming Before Loki and Doctor Strange 2

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」から6人のキャラクターポスターとフィーチャレットが公開

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からメインキャラクター6人のポスターがマーベル・スタジオ公式ツイッターで公開されました。主人公シャン・チーを筆頭にケイティ、ウェン・ウー、シャーリン、ジャン・ナン、デスディーラーが登場しています。

©2021 MARVEL,Disney

また、Youtubeでは新たなフィーチャレットも公開されています。シャン・チー役シム・リウさん、ケイティ役オークワフィナさん、シャーリン役メンガー・チャンさんの3人でキャラクターに関する質疑応答を展開しています。中には「ゾンビアポカリプスで生き残れそうなのは誰?」といった本作に関係のなさそうな質問もありますが、「What if…?」ではキャプテン・アメリカのゾンビも登場しているため、本作にはなくとも今後シャン・チーとゾンビが戦うことがあるかもしれません。

公式概要は以下の通りです。

「これまで、アイアンマンやキャプテン・アメリカ等、世界中の人々が魅了されるような魅力的なキャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオから、アベンジャーズの系譜を受け継ぐ新たなヒーロー、シャン・チーの物語が幕を開けます。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、「アイアンマン」(08)シリーズの劇中にも登場していた犯罪組織の名前。本作では、これまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も遂に明かされることとなる――。
主演シャン・チー役にはシム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンの出演も決定している。監督には、「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・タイム』や、「ブラック・パンサー」のマイケル・B・ジョーダン主演の『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなどマーベル作品の俳優陣ともつながりが深く、作品も高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務め、マーベル・スタジオの新たな時代を築くヒーロー誕生の物語となります。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。