「デッドプール&ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズさんが秘密の動画で本作を「薄っぺらい」と主張─ポスクレシーンはなし?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の新予告が公開されましたが、主演のライアン・レイノルズさんが自身の X に投稿した動画には、公式のものにはない秘密のQRコードが含まれています。

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動画の開始直後、シークバーで3秒のあたりに差し掛かる頃、ゆっくりと歩くウルヴァリンの股下に一瞬だけ秘密のQRコードが表示されます。

©MARVEL,Disney

これを読み込むとライアン・レイノルズさんのYoutubeチャンネルに投稿された限定動画を視聴する事が出来ます。

「Disclaimers」(免責事項)と名付けられたこの動画で、ライアン・レイノルズさんは次のように語っています。

7月26日に皆さんとお会いできるのを非常に楽しみにしています。多くの皆さんが非常に楽しみにしていると思います。でも、しっかりと準備を整えるべきです。この映画は『バトルフィールド・アース』の続編並みに薄っぺらいです。ほとんどはお互いを無意味に叩き合ったり、ディズニーと敵対したり、下ネタを言ったり、自分をネタにしたり、ヒューをたくさんネタにしたりして、マーベルが義務付けたエンドクレジット後のシーンを完全に回避します。もしまだ気づいていないなら、それはいつも別の映画の宣伝に過ぎませんし、その映画も結局はまた別の映画の宣伝で終わります。だから、リラックスして座って、IQを下げて心拍数を上げて、この空虚な夢の国へと旅しましょう。大人の男や女がタイツを履いて歩き回り、それが巨大な文化的SOSでないかのように振る舞う場所です。これこそがシネマです。

ここで引き合いに出されている「バトルフィールド・アース」は 2000年 に公開されたアメリカ映画で、2001年、第21回ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)において最低作品賞、最低主演男優賞など主要部門をほぼ独占。2005年にはラジー賞創設25周年特別大賞として歴代最低ドラマ作品賞に、2010年には2000年代最低賞に選ばれたというかなりの作品です。

自虐的な内容の文面を真顔で読み上げるライアン・レイノルズさんが印象的ですが、ここで「ポストクレジットシーンを完全に回避した」と宣言しているのは注目のポイントです。

4月末の段階で本作のポストクレジットシーンは衝撃的な内容になるとスクーパーが報告し、試写会に参加していたデッドプールコミックの原作者もこの報告に同意していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-post-credit-scene-rumor/”]

この報告から約一ヶ月、マーベル・スタジオはポストクレジットシーンを削除する方針へと切り替えたのかもしれません。

ただしそれは用意していたシーンが全てなくなるとは限りません。

映画「マーベルズ」のポストクレジットシーンは試写会の段階でカマラ・カーンとケイト・ビショップの映像でしたが、劇場公開版ではこれはエンディングシーケンスのひとつに繰り上げられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-post-credit-young-team/”]

今回の免責事項動画は単なるギャグなのか、それとも映画が失敗した時のための防衛線なのか、その真意がわかる劇場公開まで約2ヶ月に迫っています。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

本作はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

そしてエマ・コリンさんがヴィランのカサンドラ・ノヴァを演じるとされています。また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でカサンドラの双子の兄にあたるプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、新予告と新ポスター公開、あらすじもアップデート

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の米国でのチケット予約が開始され、それに伴って新たな1分予告と新ポスターが公開されました。また、あわせて本作のあらすじも更新されました。

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チケット予約にあわせてアップデートされた新たなあらすじは以下のふたつ。

ウルヴァリンは負傷から回復しているときに、おしゃべりなデッドプールと出会います。彼らは共通の敵を倒すためにチームを組みます。

マーベル・スタジオがこれまでで最大の過ちを発表します――デッドプール&ウルヴァリン。無気力なウェイド・ウィルソンは民間人としての生活に苦しんでいます。道徳的にゆるい傭兵デッドプールとしての日々は過去のものとなりました。しかし、彼の故郷が存亡の危機に直面したとき、ウェイドは不本意ながら再びスーツを着ることに。そして、さらに不本意な…もっと不本意な?最も不本意な?ウルヴァリンを説得しなければなりません――くそっ、あらすじなんて本当にバカバカしい。

これまでに使用されていたあらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

そしてエマ・コリンさんがヴィランのカサンドラ・ノヴァを演じるとされています。また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でカサンドラの双子の兄にあたるプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

【噂話】最近のディズニーのMCU見直し戦略にも関わらず、「アベンジャーズ」5作目、6作目は予定通り公開されると言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ5」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が、昨今のディズニーのMCUリリース戦略の見直しの最中にも関わらず、当初のリリース計画を維持していると、ダニエル・リヒトマン氏が報じています。

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CBM経由の情報によると、最近では2月に「ファンタスティック・フォー」の公開日が延期されたにも関わらず、「アベンジャーズ5」は 2026年5月に、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 に劇場公開される予定が維持されていると氏は報告しています。

CBMはこれがディズニーの収益計画上の都合の可能性である事を指摘し、マーベル・スタジオに延期の権限はないだろうと言及しています。

ディズニーのボブ・アイガーCEOは最近、MCUの映画は年間で最大3本のリリースを予定していく事を発表。

[nlink url=”https://mavesoku.com/disney-ceo-comments-mcu-plan/”]

2025年はすでに「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、「サンダーボルツ*」、「ファンタスティック・フォー」、「ブレイド」が予定済み。

そして2026年は「アベンジャーズ5」が、2027年は「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が予定されています。

2025年は現状4本の映画が予定されている状態で、このうち最も進捗が遅れている「ブレイド」が2026年に延期される可能性が高いと見られています。

この「ブレイド」の延期を考慮すると2025年に3本、2026年に2本、2027年に1本の映画となり、あと2、3本の新作映画が割り込む可能性が予想されます。

そのうちで最も有力なものが「スパイダーマン4」で、その他中止の噂がある「アーマー・ウォーズ」や「シークレット・ウォーズ」とインカージョンの関連性から「ドクター・ストレンジ3」などが候補として考えられます。

「アベンジャーズ5」はすでに撮影準備が進められているとも言われていますが、今年の夏のコミコンや秋のD23などでの公式の情報アップデートに注目となりそうです。

なお、2022年時点では「2026年からフェーズ7が始まる」予定とされていましたが、ここ数年でのスケジュール遅延によってこれは一旦考慮しないのが吉と考えられます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-phase-7-start-date/”]

「デッドプール&ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズさんがチケット予約開始日と新ポスターを発表

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めるライアン・レイノルズさんが、映画のチケット開始日が現地時間の明日月曜日になる事を発表、本作の新しいポスターもあわせてお披露目しました。

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本作は 2024年に公開される唯一のMCU映画で、新型コロナウイルスの最初のパンデミックの最中でも「ブラックウィドウ」「シャン・チー」「エターナルズ」と3本公開された事と比べると、ディズニーの新戦略の影響を如実に受けています。年間1本のMCU映画というペースは2016年公開の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」以来8年ぶりで、「デッドプール&ウルヴァリン」は飢えたファンにとって特に重要な作品となっています。

ライアン・レイノルズさんは当初からウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンさんとの共演を目指しつつも、多くのアイデアが実現に至らなかったと最近のインタビューで明かしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-kevin-feige-passed-rashomon-pitch/”]

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

MCUアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」と「アイズ・オブ・ワカンダ」の概要の一部が判明

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」と「アイズ・オブ・ワカンダ」の概要について、スタジオのエグゼクティブプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが明かしました。

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海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、ブラッド・ウィンダーバウムさんはブラックパンサーのスピンオフアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」について、次のように述べています。

『Eyes of Wakanda』はMCUの番組です。これはウォー・ドッグズを通じて語られるワカンダの歴史で、我々がこれまでに手掛けた最高のアニメーションの一つです。トッド・ハリスがこの番組のクリエイターです。本当にクールな番組です。

トッド・ハリスさんは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「ブラックパンサー」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「ブラックウィドウ」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「ホークアイ」、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」で絵コンテアーティストを務めた人物。

MCU以外でも、20世紀FOXの「ウルヴァリン:X-MEN:ZERO」や「ウルヴァリン:SAMURAI」、「デッドプール2」の制作に参加し、ソニーの「ヴェノム」にも参加しました。

そして、「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」については次のように語っています。

「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」は、控えめに言って素晴らしい作品です。本当に人々を驚かせると思います。それはスティーブ・ディッコ時代のコミックのような感じで、高校に戻ったピーター・パーカーがただ頑張って生活し、おばさんの世話をし、完全に無一文でありながらスーパーヒーローである必要があるというものです。これがまさにスパイダーマンの本質であり、ジェフ・トラメルがその番組のために作り上げたものは、人々が気に入ると思いますが、ピーターの周りに愛着を感じるキャラクターのアンサンブルを築いたことです。同様に、それは長編の物語なので、その関係が発展し、最初のシーズンで緊張が高まると、物事が本当に悲劇的で危険に感じられ、かなり素晴らしいものになります。だから、私はこの番組が大好きです。

どちらの作品も 2024年 のリリースが噂されていますが、今回のインタビューで配信日に関する公式の情報アップデートは行われませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-black-panther-animation-disney-plus-2024-rumor/”]

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」、「アイズ・オブ・ワカンダ」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Spider-Man and Wakanda Animated Series Teased by Marvel Producer (Exclusive)

マーベル・スタジオ幹部がマーベル・テレビジョン復活の理由について語る

マーベル・スタジオのエグゼクティブプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、マーベル・テレビジョンのレーベルが復活した件について言及しました。

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ウィンダーバウムさんはMCUのドラマシリーズに関する今後の方針について、次のように語っています。

MCUをみんながいつでも自由に訪れて探求できるオープンドアであることを確保したいのです。「エンドゲーム」の後、何かを見るためにはすべてを見なければならないという義務感が少しあったかもしれません。しかし、ご存じのように、コミックのファンとして、コミックは好きなものを見つけて、それを入り口にしてユニバースに入っていき、その後は自分の好みに応じて探索し、織り交ぜていくように設計されています。

だから、マーベル・スタジオ、マーベル・テレビジョン、マーベル・アニメーション、さらにはマーベル・スポットライトのリブランディングの一環として、観客に「どこからでも入っていいんです。すべてがつながっているようで、そうではありません。Aを見なくてもBを楽しむことができます。自分の好みに従って、自分の好きなものをマーベルの世界の中で見つけることができます」と伝えようとしているのです。

先日開催されたディズニーアップフロントで発表されたMCUのドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」、「アイアンハート」、「アガサ:オール・アロング」はマーベル・スタジオではなくマーベル・テレビジョンのロゴになっており、これらは無理に予習をして視聴する必要はない新しい方針での作品という形になるようです。

例えば次にディズニープラスでの配信が予定されているドラマ「アガサ:オール・アロング」はドラマ「ワンダヴィジョン」のスピンオフ的作品ですが、「ワンダヴィジョン」の視聴は強制ではなく、「アガサ:オール・アロング」を見て気になれば「ワンダヴィジョン」を見るという流れが推奨されるようです。

もともとこの方針はドラマ「エコー」がマーベル・スポットライトとしてデビューされた時にも説明されていましたが、それをさらに推し進める形で映画の制作はマーベル・スタジオ、ドラマの制作はマーベル・テレビジョン、アニメの制作はマーベル・アニメーションという形に区別する事になったようです。

これは今後公開される予定の「アベンジャーズ5」までにすべての作品をチェックしておく必要はないとする事で、顧客の幅を拡げる狙いもあります。

2023年のMCUへの観客の反応と、それに対するディズニーの方針転換の影響が徐々に出始めている中、生まれ変わろうとしているMCUの今後に注目です。

ソース:Marvel Television Banner Return Explained by Marvel Studios Exec (Exclusive)

次に配信されるMCUアニメが明らかに、プロデューサーが語る

マーベル・スタジオのエグゼクティブ・プロデューサー兼テレビ、ストリーミング、アニメーション部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、次にディズニープラスで配信されるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメプロジェクトについて予定を明かしました。

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「ホワット・イフ」シーズン3、「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」、「アイズ・オブ・ワカンダ」、「マーベル・ゾンビーズ」などが開発中とされている中、次の配信アニメについて、ウィンダーバウムさんは次のように語っています。

「ホワット・イフ…?」シーズン3は、アニメーションとしては次に出るかもしれない作品です。これは三部作の集大成です。実際、ほぼ完成に近づいており、ウアトゥと共にこの素晴らしい感情的な体験をしたように感じられます。ウォッチャーの素晴らしいところは、彼が無関心で冷淡で、ただの観察者のように見えることですが、実際には誰よりも気にかけていることです。それがシーズン3で完全に表現されています。

マーベル・スタジオは「ホワット・イフ」シーズン2の最終回の配信がはじまって間もなく、シーズン3の画像や映像の一部をファンに向けて公開、制作が進んでいる事を明らかにしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-season-3-teaser/”]

5月に開かれたディズニーの投資家向け四半期決算説明会での報告では別のプロジェクトがリストアップされていましたが、このわずかな期間で状況は変化したようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-black-panther-animation-disney-plus-2024-rumor/”]

ディズニーのCEOは直近のMCUの方針について「年間4本だったドラマシリーズをおそらく2本程度にし、映画の製作本数も年間4本から2本、最大で3本に減らすつもり」だと会見で語りましたが、アニメに関しての言及はなく、2024年の残り半年ほどでどれぐらいのアニメが予定されているかは不明です。

「ホワット・イフ・・・?」シーズン3がいつごろの配信となるのか、今後の続報が入り次第またお知らせする事になります。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Exec Reveals Which Animated Show Might Be Next After X-Men ’97 (Exclusive)

「デッドプール&ウルヴァリン」、ディズニープラス版予告が検閲されている事が明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の視聴ページがディズニープラスのウェブサイト内に用意され、現状では予告動画が視聴できるようになっていますが、その予告が Youtube などで公開されているオリジナル版から変更されている事が明らかになりました。

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Youtubeなどで公開されている最初のトレーラーのオリジナル版では33秒ごろ、ウェイド・ウィルソンの「Pegging isn’t new for me, friendo. But it is for Disney.」というセリフがあります。

これは日本のディズニー・スタジオ公式版だと「ア◯ルプレイは経験済み、ディズニーでは初だが」という翻訳部分にあたる所。

これがディズニープラス版だと「The R-rating isn’t new for me, friendo. But it is for Disney.」とライアン・レイノルズさんのセリフ自体が「Pegging」から「R-rating」へと別バージョンとなっており、日本語字幕も「ア◯ルプレイ」から「R指定」へと変更されています。

また、1分44秒あたりのデッドプールのセリフ「Oh my fuck!」も「OMG!」と変更されてしまっています。

なお、ディズニープラス版の予告タイトルが「Deadpool & Wolverin」とスペルミスしているのは御愛嬌です。

20世紀FOXの「デッドプール」と「デッドプール2」が特に検閲もなくディズニープラス上で配信されている事を考えると、今回の対応は疑問が生じる所。

もちろん最新となるディズニープラス版の予告が劇場公開版として正しいもので、最初に公開された予告は修正前の過去のものであるケースも考えられます。

しかし実際にこれが起こってしまった以上、映画本編でも劇場公開バージョンとディズニープラスのリリースバージョンで異なる可能性があり、セリフの差し替えだけでなく、映像のカットなどの可能性も捨てきる事が出来なくなってしまいます。

こういった対応が気に食わない方はしっかりと劇場で鑑賞するのが吉かもしれません。

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。

また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。

そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。

そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。

【噂話】「ヤング・アベンジャーズ」2025年撮影開始、「ミッドナイト・サンズ」は「ブレイド」終了後すぐにスタートすると言う

マーベル・スタジオが開発中と噂のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ヤング・アベンジャーズ」が 2025年に撮影を始めると、海外スクーパーが報じました。また、噂の映画「ミッドナイト・サンズ」についての最新情報も提供しています。

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ダニエル・リヒトマン氏は「ヤング・アベンジャーズの映画が2025年に撮影を開始する」とし、ヘイリー・スタインフェルドさん演じるケイト・ビショップが「ヤング・アベンジャーズ」と「アベンジャーズ5」に登場すると報告。

先日は「ミズ・マーベル」シーズン2に関する話題も提供しており、上手く行けば2025年は若手ヒーローたちが本格的に動き出す事になるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-s2-rumor/”]

そして「ミッドナイト・サンズ」について「ブレイドの終了後すぐに撮影を開始する予定」とし、「ブレイド、ムーンナイト、エルサ・ブラッドストーン、ゴーストライダー、クレア、ウェアウルフ・バイ・ナイトなどのキャラクターがラインナップに加わる」と言います。

しかしここにクレアが参加する事はかなり唐突な展開であり、「ミッドナイト・サンズ」までに「ドクター・ストレンジ3」が来ることをほのめかしているのかもしれません。

現状でこれらは噂の域を出ない話題ですが、フェーズ5の予定も半分以上消化しており、近々フェーズ6の大きな発表がある事に期待されています。

【噂話】映画「ブレイド」またもや延期か、空席を埋めるのは「スパイダーマン4」になるとも

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」が 2026年 に延期される可能性があると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じました。また、「ブレイド」が公開予定となっている 2025年11月7日 は「スパイダーマン4」が利用する可能性があると言います。

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リヒトマン氏は「ブレイド」が2026年公開に向けての変更が進んでいるとし、「スパイダーマン4」がその席を埋める事になると報告。

その「スパイダーマン4」は 2024年秋 から撮影開始予定で「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のラストで取り残されたシンビオートが重要な役割を果たす事になるだろうと言います。

現状では「スパイダーマン4」の監督は公式発表されておらず、候補としてドリュー・ゴダード監督、ジャスティン・リン監督、ジョン・ファヴロー監督、サム・ライミ監督、ジェームズ・ワン監督らの名前が報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-diretor-rumor/”]

「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の3作はいずれも制作発表から劇場公開までのスパンが短く、過去3作の実例からすると「スパイダーマン4」が 2025年11月 に公開される可能性はまだ十分に残されていると考えられます。ただし、過去3作のジョン・ワッツ監督は4作目に参加しない事には注意が必要です。

「スパイダーマン4」が実際に「ブレイド」のスペースに割り込むのであれば、今年の夏のコミコンで大きな発表がある事が予想されます。