映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、ティザー発表、ハルクとスコーピオン再登場のメディア報道

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」のティザー映像が公開されました。あわせて、マーク・ラファロさんとマイケル・マンドさんが本作で過去の役を再演すると報じられています。

ティザー映像はわずか8秒の短い映像で、本作のスパイダーマンのスーツの接写映像となっており、正直な所何もわかりません。「Something brand new is coming…」(真新しい何かがやってくる)と予告されているのは今後の注目ポイントになりそうです。

一方大手メディアの THR は「ブランニューデイ」にマーク・ラファロさんが演じるハルク/ブルース・バナーと、マイケル・マンドさんが演じるスコーピオン/マック・ガーガンが再登場すると報じました。

ハルクは最近の噂の渦中のキャラで、スコーピオンは今年のはじめに脚本から削除されたとも報じられていましたが、土壇場で戻って来る事になったようです。

THR は「ストーリーの詳細は秘密にされているが、マーベルの力強いやり方で、スパイダーマン、パニッシャー、ハルクが、真の悪者が誰なのかを解明する前に互いに戦うことになるのは間違いないだろう。」と本作を紹介しています。

少し気になるのが、スパイダーマンムービーの公式Instagramが過去の投稿を全て削除した事。(公式Xは特に変化なし)これにどういったマーケティング上の意味があるのかはわかりませんが、「ブランニューデイ」(真新しい日)のサブタイトルどおり、Instagramも真新しくなったと言えるようです。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:Mark Ruffalo Returning as the Hulk for ‘Spider-Man 4’

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、ダメージコントロール再登場か

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」に、「スパイダーマン:ホームカミング」でデビューしたDODC(ダメージコントロール局)が再登場すると報じられました。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「明日、パニッシャーとスパイダーマンがDODCの輸送車団をめぐって戦う大きなアクションシーンを撮影すると聞きました。」と報告。

ダメージコントロールは「ホームカミング」でトニー・スタークとアメリカ政府によって設立された機関で、当初はヒーローとヴィランの戦いによって生じた物的損害の修復を専門とし、具体的には、破壊された建物の修理や、ヴィランが残したテクノロジーの回収・管理などを行っていました。

「ノー・ウェイ・ホーム」では「ファー・フロム・ホーム」でミステリオの殺害容疑をかけられたピーター・パーカーを尋問し、ピーターの人生を狂わせたある種の加害者に。

そして機関の目的が被害の修復から被害の事前防止へと転じてしまったのか、ドラマ「ミズ・マーベル」やドラマ「シーハルク」では能力者を積極的に追い詰めていく組織へと変貌していました。

ダメージコントロールは今年配信予定の「ワンダーマン」にも登場予定と報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-wonder-man-albert-cleary-reappears/”]

「ブランニューデイ」にも登場するとなると、引き続きこの組織はなんらかのトラブルを生み出していくことになりそうです。

トニー・スタークが設立した当初の目的を思えば、DODCは「サンダーボルツ*」でのヴォイドによる被害の修復に対応していなければならないはずですが、パニッシャーとスパイダーマンが戦うという輸送車両は一体なにを運んでいるのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の準主人公は誰?米メディアも意見が分かれる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は撮影が始まってからすでに3ヶ月ほどが経過していますが、当然ながらその内容は噂の域を出ることはなく、真相は分かっていません。

この映画の主人公はドクター・ドゥームになると多くのメディアが見ています。これは以前の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスが主人公だった事を踏襲している事でもあり、この悪役にフォーカスされる事にあまり疑問はありません。

しかし、主演級の俳優さんらが多数出演するこの映画で、準主役が誰なのかという事は米メディアでも意見が分かれているようです。

まず、マーベルのプロデューサーはキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンが中心になると予告しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-will-focus-on-sam-wilson-captain-america/”]

キャプテン・アメリカというキャラクター設定を考慮しても、彼がアベンジャーズの中心人物になる事には疑いようがなく、サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんが準主役だと考える理由は十分にあると言えます。

しかし、Puck Newsのライターであり、The Ringerの司会者でもあるマット・ベローニさんによると、「ドゥームズデイ」ではソーが「かなり重要な役割」を担っているとし、クリス・ヘムズワースさんが準主役とみなされていると主張しています。

クリス・ヘムズワースさんのソーは「ドゥームズデイ」か「シークレット・ウォーズ」が引退作となるという噂がある一方で、「ソー5」の開発が進んでいるとも報じられており、その進退が明らかになっていません。

ヘムズワースさんは「雇ってくれる限りやり続ける」とずっとソーを演じ続ける意志がある事を明かしていますが、終わりが近いと感じている事も語っています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/chris-hemsworth-wants-play-thor/”]

最近になって Variety「パスカルは中心人物ではないものの、重要な役割を担っている」と報じ、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のリード・リチャーズが準主人公となる事をほのめかしています。

リードもマーベルユニバースには欠かせないキャラクターの一人である事は事実であり、ドクター・ドゥームとは同級生であるはずのリードが準主人公として描かれても何の不思議もありません。

本作のルッソ兄弟監督は「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」で大勢のキャラクターを取り扱ってきた経験があるため、「ドゥームズデイ」でより多くのキャラクターを操作していい作品に仕上げることが期待されています。

この三人以外にも名だたる俳優が名を連ねる「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」ですが、誰にスポットが当たる事になっていくのでしょうか。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」など今後のMCUにレッドハルクは登場する?ハリソン・フォードさんが率直に回答

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でレッドハルク/サディアス・ロスを演じたハリソン・フォードさんが、海外メディア Variety とのインタビューで今後のMCUへの再登場について率直に述べました。

今後のMCUへの再登場についてケヴィン・ファイギ社長と話し合いが行われたかと質問されたハリソン・フォードさんはストレートに「いいえ。」と回答。レッドハルクの再登場に関して何の計画もないと明かしました。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」で大統領になったロスでしたが、レッドハルクと化し、世界を混乱させたこの事件の責任をとって自らをラフト刑務所に投獄しました。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」の劇場公開当時はハリソン・フォードさんが複数の作品への出演契約を交わしているとも報じられていましたが、今の所、続きの計画に進展はないと考えて差し支えないようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-bnw-harrison-fords-next-project-rumor/”]

コミックのレッドハルクにはまだ語るべきエピソードが残されているはずですが、この記事の執筆時点で 83歳 であるハリソン・フォードさんの数年先の計画を立てるのは難しいのも事実です。再登場するとすればなるべく早い時期を目指すことになりそうですが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にロスが登場する事はこのまま見送られていくのでしょうか。

「スパイダーマン:ブランニューデイ」で噂どおりにハルクが復活する事になればハルクとレッドハルクの因縁の対決の実現に一歩近づくことになりますが、MCUでこれが再現される可能性は今のところ低いのかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Harrison Ford Goes Deep on ‘Star Wars,’ His First Emmy Nomination for ‘Shrinking’ and the Future of America: ‘Rich Get Richer. Poor Get Poorer. That Ain’t Right’

映画「ファンタスティック・フォー」、ヨアン・グリフィズさんが削除されたウルヴァリンのシーンと中止された3作目、MCU再演に言及

20世紀FOX制作のマーベル映画「ファンタスティック・フォー」(2005年)とその続編(2007年)でミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズを演じたヨアン・グリフィズさんが、海外メディア Vulture とのインタビューで制作予定だった3作目の映画について語りました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の影響なのか、現在、北米のディズニープラスのストリーミングトップ10には2005年の「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」と 2007年の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」がランクインしています。

その2作でチームリーダーのリード・リチャーズを演じたヨアン・グリフィズさんが当時を振り返り、リードがヒュー・ジャックマンさんが演じるウルヴァリンに変身するシーンが削除された事がとても残念だったと語りました。

「なぜあれが映画に採用されなかったのか分かりません。偉大なヒュー・ジャックマンに敬意を表することができて本当に嬉しいシーンでした。俳優としての彼と、彼が演じるウルヴァリンが大好きですから。」

「どこかでそのシーンが見られる可能性があって嬉しいです。あれは再撮影だったんですが、私はバンクーバーのスタジオにいて、ジェシカはニューヨークにいたので、実際には一緒にいなかったんですが、完璧に息が合っているんです。」

リードとスーの会話のシーンですが、実際には二人別々に撮影して合成したものだという裏話も披露しました。

また、撮影準備も整っていながらキャンセルされた3作目の映画について次のように語っています。

「当初は3作目を作るつもりでした。2作目も1作目と同じくらい成功し、ファンにも同じように楽しんでいただけたと思います。特に、あの映画でダグ・ジョーンズ(シルバーサーファー役)と仕事をしたのは楽しい時間でした。彼は素晴らしいアーティストであり、動きの分野におけるエキスパートです。キャラクターに肉体的に命を吹き込む人物を見たいなら、彼には敵いません。だから、確かにそういう勢いはあったし、計画では映画を3本作る予定でしたが、これらの決定は私のコントロールの範囲外なんです。」

3作目がキャンセルされた理由や、その内容については言及されませんでしたが、当時の20世紀FOXが何らかの理由でこの計画をキャンセルしてしまったようです。

ヨアン・グリフィズさんが出演した2作は優れたレビューとは言えませんでしたが、1作目は1億ドル以下の制作費で3.3億ドルを稼ぎ、2作目は1.3億ドルの制作費で3.2億ドルを稼いでおり、スタジオにとっては悪くなかった作品のはずでした。

そして話はこの2作で共演した義弟ジョニー・ストーム役のクリス・エヴァンスさんがMCUの映画「デッドプール&ウルヴァリン」で同役を再演した事に言及。

「大声で笑って、ただただ嬉しくなりました。クリスがジョニーを演じたことへの美しいオマージュです。確かに彼はキャプテン・アメリカとして愛されていますが、ジョニー・ストームとしても愛されていました。」

そしてジョニーと同様にリードがMCUに再登場する可能性について質問されると、「(アベンジャーズの)新作には出演しません。ファンは、この世界のまだ脚本も撮影もされていない特定のシーンに私が出演するだろうと信じてくれていますが。でも、『デッドプール』のクリスのように、以前の俳優が登場するというアイデアは既に導入済みだし、ミスター・ファンタスティックがジョン・クラシンスキーの姿で登場したこともあったと思います。だから、ミスター・ファンタスティックの再出演のオファーはまだ来ていません。でも、どうなるかは分からないからね。」と噂を否定しつつ、オファー次第で実現する可能性は残されているとし、再演の意志はある事を認めました。

コミックファンは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」か「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のどちらかでこの映画のトラブルを解消するためにマルチバース中のリード・リチャーズが集合するリード評議会が開催されるのではと考えています。

これはコミックに存在するもので、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のラストで描かれたカーン評議会のリード・リチャーズバージョンです。

©MARVEL,Disney

コミックのリード評議会の実写化が実現すれば、過去にリード・リチャーズを演じた俳優が集められるだろうとファンは考え、ヨアン・グリフィズさんもそこに登場するはずと睨んでいますが、まだしばらくは見守る必要がありそうです。

映画「ファンタスティック・フォー」はディズニープラスで配信中、映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

ソース:Vulture

ムーンナイトの次の舞台は映画に?オスカー・アイザックさんがコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」で主人公マーク・スペクターを演じたオスカー・アイザックさんが、次の登場が映画になることをほのめかしました。ドラマのシーズン2の開発が長らく噂されていますが、これはまだ時間がかかるのかもしれません。

コミックコンベンションでのファンとの交流イベントの最中、シーズン2の可能性について質問されたオスカー・アイザックさんは「いつか映画で戻って来るでしょう。」とドラマよりも映画が控えている事を予告しました。

オスカー・アイザックさんは4月のスターウォーズのイベントを急遽欠席、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影に参加するのではないかと報じられましたが、特に目撃情報もなく、理由は不明なままです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-moon-knight-oscar-isaac-return-avengers-doomsday-rumor/”]

「ドゥームズデイ」にいないとすれば続編映画の「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」、そしてスーパーナチュラルに焦点をあてる「ミッドナイト・サンズ」などにムーンナイトの登場の余地がありそうですが、現時点で公式に分かっていることは何一つありません。

シーズン1の配信直後、モハメド・ディアブ監督とオスカー・アイザックさんが作品の舞台でもあったカイロにいる映像が投稿され、動画の投稿主(後にディアブ監督の姪と判明)が「シーズン2はありますか?」と質問すると、アイザックさんは「カイロにいる理由が他にあるの?」と肯定的な回答をしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-moon-knight-s2-oscar-isaac-video/”]

これは既に3年前の出来事であり、シーズン2のテスト撮影をしていた疑惑もありましたが、結局これが何だったのかは分かっていません。

モハメド・ディアブ監督は「シーズン2よりも映画としてその後を作りたい」と過去のインタビューで話していましたが、オスカー・アイザックさんが言う映画がこれを指しているのかどうか、続報があり次第またお伝えすることになります。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

【噂話】「ストレンジ・アカデミー」が開発再開へ

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ストレンジ・アカデミー」の開発を再開したと報じられました。同名コミックはドクター・ストレンジが校長を務める魔法学校の生徒たちにフォーカスした作品ですが、MCU版がどのようなものになるのかは分かっていません。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は本作の開発が再開されたと報告。

今のところこれが映画になるのかディズニープラス向けのドラマになるのかは確定していないと言います。

コミックのドクター・ストレンジの弟子であるゼルマ・スタントンがドラマ「アイアンハート」でデビューしましたが、MCU版では面識がなさそうな設定になっており、アカデミー開校時にはコミックとは違った関係になりそうだと予感させています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したミノタウロスのリントラもコミックではストレンジの弟子ですが、MCU版では撮影の大半がカットされた事でほとんど印象を残さないキャラでした。彼がアカデミーの講師として戻って来る可能性があるかもしれません。

また、同映画のラストでカマータージで修行を始めることになったアメリカチャベスや、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で魔術の才能を見せたネッドなどは生徒役で登場するチャンスも。

他にもビリーやトミーなど、MCUには新人魔術師がある程度登場していますが、コミック版は大半が人間ではない存在である生徒たちばかり。これらの多様なキャラクターをどのように導入するのか、続報にも注目です。

マーベルが新たなソーサラー・スプリームの候補者10人を発表、「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」完結を控えて

マーベル・コミックスがコミック「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」の最終号となる第9号のカバーアートを発表。11月リリース予定のこのコミックのあと、ドクター・ドゥームに変わる新しいソーサラー・スプリームの候補者10名の姿も発表されました。

本作の公式概要は以下の通りです。

フィナーレ! ドゥームは地球上のあらゆる英雄たちと戦い、勝利を収めた。さらに、ソーサラー・スプリームの魔力によって、この勝利は永遠に刻まれた瞬間へと変えられた。魔法もタイムトラベルも通用しない、永遠に残るもの。しかしドゥームは知らなかった。今や決して変えられないこの決定的な瞬間に、ドゥームの没落の種もまた永遠に刻まれていたのだ。耐え難い、変えられない敗北を味わったドゥームは、決して覆すことのできない選択を迫られる。そして、世界の残りの者たちがその代償を払うことになるのだ…

ライターのライアン・ノースさんは「物語は2部構成です。(後半では)何か悪いことが起きるのではないかと期待してしまいます。彼がやっていることは、当然ながら何の責任も負わないはずがないからです。ですから、後半では舞台裏で何が起こっているのかが分かります。」とコメント。

さらに「これからとても楽しみにしていることがいくつかあります。第9号が完結編なのは分かっていますが、第8号にはすごく楽しみにしている大きな出来事がいくつかあるんです。」と予告しました。

新たなソーサラー・スプリームの候補者としてヴァリアントカバーに描かれているのは左からストーム、スカーレット・ウィッチ、ガンビット、アガサ・ハークネス(CBMによるとアガサではなくクレア・ストレンジ)、キャプテン・マーベル、ニコ・ミノル、ゴブリン・クイーン、マジック、シャン・チー、そしてヴァレリア・リチャーズの10人。

しかし今年のコミック「オール・ニュー・ヴェノム」で新しいヴェノムの候補者として公式に紹介されたキャラクターのいずれもが該当しなかった事を考えると、この10人の誰かが継承するとは限らないのかもしれません。

アベンジャーズやサノスらの骸の真ん中に座すドクター・ドゥームのイラストも印象的な最終号のカバーアートですが、新しいソーサラー・スプリームの誕生はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にも何らかのインスピレーションを与える事になるのでしょうか。

コミック「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」#9 は 2025年11月5日 米国にて発売予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、制作陣があらたなヒントを提供か

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の新たなヒントが制作側から提供されたと話題になっています。制作の背景には2つのコミックが採用されているようですが、実際に映画と関係があるのでしょうか。

本作のメガホンを取るデスティン・ダニエル・クレットン監督のアシスタントを務めるツィイー・ツァオさんがInstagramを更新(現在は削除済み)。スパイダーマンのフィギュアを写して撮影が始まったことを告げる投稿でしたが、その背後にあるふたつのコミックにファンは注目しています。

これらのコミックカバーは 1974年 の「アメイジング・スパイダーマン」134号と 1991年 の「アメイジング・スパイダーマン」345号 で、前者ではスパイダーマンがタランチュラと対決し、パニッシャーも登場。後者ではスパイダーマンがブーメランと戦い、ヴェノムも登場しました。

どちらのヴィランも過去の噂にあったものですが、345号にはヴェノムが登場しているのが気になる所。しかし、トム・ハーディさんが演じるSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のエディ・ブロックが再び神聖時間軸にやってくる事は有り得るのか、ゼロではないとしつつも、多くの海外ファンは疑問に思っています。

先日、撮影現場で目撃されたポスターがハルクの登場を示唆していると話題になりましたが、すぐにこのポスターが映画の小道具ではなかったと報じられ、沈静化。今回の件に対して海外ファンは慎重な姿勢を見せています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-wanted-poster-not-avenger/”]

デスティン・ダニエル・クレットン監督は本作の正式タイトルが発表されたシネマコンのイベント会場で、幼い息子がはじめて発した言葉が「スパイダーマン」だったとし、その時息子が興味を示していたのが 2018年 のコミック「Peter Parker: The Spectacular Spider-Man」の#297から#299までで描かれたショートアーク「モスト・ウォンテッド」だったとも語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-director-tease-another-comic/”]

これらのコミックのいくつかの要素がMCUの「ブランニューデイ」に取り入れられている可能性がありそうですが、今のところはその計画についてはっきりと分かっていません。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、指名手配の張り紙は小道具ではなかった?

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の撮影セットが準備されているエリアで、先日、とある指名手配のポスターが発見され話題となりました。これがブルース・バナーの再登場を予告していると多くの海外ファンが考えていましたが、実はそうではないと報告されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-set-photo-wanted-avenger/”]

いくつかのニュースアカウントが、これは映画の小道具ではなく、実際にはもともと街に貼られていた実在のポスターだと報告。

写真の人物は実在の保険会社アリアンツ保険のCEOのコルム・ホームズ氏で、彼に反発する活動家らによって街に貼られていたものだと報告しています。

したがってスパイダーマンとパニッシャーがタッグを組んで彼と戦うはずもなく、映画にハルクが登場するという可能性はいったん振り出しに戻ることに。

「ブランニューデイ」は過去三作とは違って、同名のコミックが存在する初のMCUスパイダーマン映画となる作品。ホーム三部作のジョン・ワッツ監督から「シャン・チー」のデスティン・ダニエル・クレットン監督にバトンタッチされる事となりました。

クレットン監督は今年のシネマコンで「世界で最も素晴らしいアーティストたちとチームを組んで、この素晴らしいキャラクターの次のステージを探求することに時間を費やしています。私たちは毎日、スーツのこと、スイングの仕方、イベントの作り方、感動的なストーリー、そして今まで見たことのない乗り物について熱心に話し合っています。」とコメントしていました。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。