映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、アーロン・テイラー・ジョンソンさんがSNSでスパイダーマンを挑発

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の主演を務めるアーロン・テイラー・ジョンソンさんが、本作の予告動画の解禁後、自身のinstagramを更新し、スパイダーマンを挑発していると話題になっています。

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アーロン・テイラー・ジョンソンさんはインスタのストーリーに予告動画を貼り付けて、「スパイダーマン、覚悟しとけよ」と短いコメントを添えています。

from Instagram

公開された予告では主人公のクレイヴン・ザ・ハンターことセルゲイ・クラヴィノフが蜘蛛に囲まれている瞬間があり、多くのファンは今後のスパイダーマンとの対戦に期待しています。アーロン・テイラー・ジョンソンさん自身も過去のインタビューで「その可能性は間違いなくある」とし、将来的な対戦を楽しみにしているとコメントしています。

その一方で、一部のファンは「モービウス」での悪夢を忘れてはいません。

「モービウス」の予告には「クレイヴン・ザ・ハンター」の予告以上に大胆にスパイダーマンが示唆されていましたが、映画本編にその予告のシーンが登場する事はありませんでした。これについて監督は「予告はソニーが作ったもので、自分ではないから知らなかった」と発言し、管轄外である事を明かしていました。

過去のこの事例から、クレイヴンが蜘蛛に囲まれるシーンは本編には存在しないのではと考えるファンもいて、SSUとスパイダーマンの関係について注意深く観察を続けているようです。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に米国にて劇場公開予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、コビー・スマルダーズさんがマリア・ヒルの今後について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演しているコビー・スマルダーズさんが、映画「アベンジャーズ」から登場しているマリア・ヒルの今後について、海外メディア Vanity Fair とのインタビューの中で語りました。

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スマルダーズさんは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で「自分がエイリアン(スクラル)だったとは知りませんでした。」とジョークを言ったあと、「今はマルチバースがあるから何でも可能だと思います。でもこれが彼女の結末なんだと確信しています。」と展開をありのままに受け入れていると明かしました。

続けて映画「ザ・マーベルズ」への出演を否定しつつ、「シークレット・インベージョン」1話の撮影を振り返って「不思議な気分でした。マリア・ヒルの死はとても現実的で、衝撃的で、とても人間的な感じがしました。とても悲しい日でした。」と語りました。

そしてこの衝撃の展開を抱えていた事について、「私はよく訓練されてきました。ええ、秘密を守らなければなりませんでした。」とコメントしつつ、これまでのキャリアの中で「私はカメラの前で死んだことがないと思います。今回は本当に死ぬシーンを撮影しました。」と初挑戦だったとも明かしました。

最期の瞬間についてスマルダーズさんは「フューリーが自分自身を見ること、ヒルがフューリーに撃たれたと思うこと、それがあの瞬間の痛みです。彼女が亡くなるまでに、撃ったのは本物の彼じゃないと理解したと思いたい。最初は恐ろしく、とても混乱したと思います。でも、彼女はその答えに辿り着いたと思いたいんです。」とマリア・ヒルが意識を失うまでには全て理解した事を望んでいると語りました。

コビー・スマルダーズさん演じるマリア・ヒルは「アベンジャーズ」でMCUに登場して以降、それほど大きなシーンはありませんでしたが、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」も含めて、S.H.I.E.L.D.及びアベンジャーズをバックアップしてきました。

コールソンとマリア・ヒルというS.H.I.E.L.D.時代の両腕を失ったフューリーは残り5話をどのようにして乗り越えていくのでしょうか。あるいは「ザ・マーベルズ」に登場しているフューリーはフューリーではなく、本物のフューリーは残りのエピソードのどこかの時点で退場してしまうのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第2話は 2023年6月28日16時 より配信予定です。

ソース:Cobie Smulders on Her Tragic MCU Fate: “I’m Pretty Sure This Is It”

ドラマ「シークレット・インベージョン」、1話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2023年6月21日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1エピソード1「Resurrection(邦題:復活)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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1.モスクワ、現在

本作は「PRESENT DAY」(現在)におけるモスクワから始まりますが、現在とは2023年6月のことではなく、MCUにおける現在の時系列を指しています。

本作の時系列についてマーベル・スタジオ副社長は「シーハルク」の後であると大まかに言及しており、2025年の物語であると推測されます。また、このエピソードにはロシアの統一記念日の祝祭が含まれていることから、2025年11月4日 がエピソード1の終わりの時点での時系列であると考えられます。

2.ボゴタのテロ

ボゴタはコロンビアの首都。ボゴタという都市名は、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年) にMCUに登場。

「ウィンター・ソルジャー」では、かつてニック・フューリーがボゴタの大使館占拠事件でS.H.I.E.L.D.理事のアレクサンダー・ピアースの娘を含む人質を救助したという過去が語られています。プレスコッドのいうテロがこれを指しているかどうかは不明ですが、「ウィンター・ソルジャー」の時、ピアースは「モスクワでテロが起きるのも時間の問題だ。」と発言し、今回の「シークレット・インベージョン」を予期していたような繋がりを見せています。

3.S.A.B.E.R.

ロスとプレスコッドの会話の中ではフューリーの居場所としてS.A.B.E.R.について言及されます。この後別のシーンでも何かと登場しますが、この組織、そして宇宙ステーションは映画「ザ・マーベルズ」の予告で登場済み。

©MARVEL,Disney

S.A.B.E.R.自体はコミックに存在しない組織であるため、詳細については今後のエピソード、あるいは「ザ・マーベルズ」にて描かれると思われます。

プレスコッドは、スクラル人が地球侵略をはじめたきっかけとしてニック・フューリーとキャプテン・マーベルがスクラルの新しい故郷を探すという約束を果たさなかった事が原因だと主張。この事が幼少期にガイアと出会って仲良くなったモニカ・ランボーが「ワンダヴィジョン」で見せたキャプテン・マーベルへの不信感に繋がっているようです。

4.エヴェレット・ロス

ロスは結局のところロスではなくスクラル人でした。ではロスはいつからスクラルに取って変わられていたのでしょうか?

ロスが初登場したのは映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でその後「ブラックパンサー」、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」に登場しています。

CIAのエージェントだったロスですが、「ワカンダフォーエバー」ではスパイ容疑で逮捕され、護送中のところをオコエに救出され開放されています。オコエ自身もワカンダを旅立っていると考えられているため、二人がそのまま一緒に行動しているか、あるいは身の安全を守るためにロスはワカンダへ身を寄せていると推測できます。

また、スクラル人の変身プロセスについて、対象を目視することでの変身が可能なのは「キャプテン・マーベル」にて描かれていました。同作では擬態能力には個人差があり、訓練が必要とも語られていますが、詳細については不明な点が多いままです。写真や映像、あるいは存在しない人物を想像することでも変身できるのでしょうか。写真や映像だけでは擬態できず、実物とある程度の距離まで近づく必要があると仮定すれば、このスクラル=ロスは本物のロスを視認できる範囲、すなわちCIAにいたか、ワカンダにいた可能性も考えられそうです。

しかし、スクラル人が他人の記憶を遠距離から覗くことが出来ないのもわかっています。「キャプテン・マーベル」でキャロル・ダンヴァースが四次元キューブの記憶を探るために特殊な装置にかけられていた事や、今回のエピソードでも同様の装置が登場していた事からもそれは明らかです。

服装をコピー出来るのもわかっていますが、ポケットの中身もコピーしているのでしょうか?スマホはどうなるのか、その中のデータがどうなるのか、詳細な説明はありませんがスクラル=ロスはマリア・ヒルと連絡を取り合っていた事もわかりました。

プレスコッドに対してなかなか尻尾を見せなかったスクラル=ロスはロス本人の精神をコピーしていた可能性が高く、その際にスマホなどを奪われていたとしたら安否が気になる所です。

そもそも「シビル・ウォー」の頃からスクラルだったという可能性もありますが、その場合はティ・チャラとの友情などが色々と台無しになるため、あまり考えたくはありません。

そしてもう一つ、これだけスクラルの脅威を訴えるプレスコッドは、指名手配中であるはずのロスが会いに来る事にどうして疑いを持たなかったのか、という部分にも疑問が残る所です。もしくはロスがスクラルである事を疑い、呼び出して吟味していたのかもしれません。結局のところ、このオープニングシークエンスにて両者共に生命を落としたため、この疑問が解消される事はないかもしれません。

5.フューリーの帰還と現状

S.A.B.E.R.から地球に戻ったフューリーはタロスと再会、現状報告を受けます。

「キャプテン・マーベル」のエンディングから約30年が経過したMCUの現在において、フューリーとキャプテン・マーベルとスクラルの間に交わされた「故郷を見つける」という約束は果たされていません。それに怒ったスクラル人の過激派達がこの物語の当面のヴィランであるようで、そのリーダーはグラヴィクと言う名のスクラル人。

グラヴィクは、ダーティーボムを使用してアメリカとロシアの間で戦争を引き起こし、人類を絶滅させる計画をしているとの事で、スクラル人は放射能の影響を受けないためその後の地球で問題なく生活できるようです。

また、このシークエンスではタロスの妻ソレンが亡くなっている事も判明、トニー・スタークの葬儀に出ていたのはタロスではなく本物のフューリーだった事も示唆されます。

なお、タロスは「キャプテン・マーベル」時代と同様に、当時のS.H.I.E.L.D.ロサンゼルス支局長ケラーに擬態したままの姿です。

6.サントミリカ

ソレンが持ち込んで地球(ロシア)で育てていたというサントミリカ。思い返せば、我々視聴者はスクラルの生活様式や文化についてほとんど知りません。サントミリカが育ったと言うことは地球と似た星だったのでしょうか。

ところで現実問題として、外来種を許可なく持ち込むことは認められていません。日本の場合は検疫の検査証明がない場合、外国から日本へ持ち込むことは出来ず、種は廃棄処分となります。

おそらくは当時のS.H.I.E.L.D.が責任をもって害がないと判断したのだと思います。

7.ジェームズ・ローズ

ウォーマシンとしてアベンジャーズと共にサノスらと戦ったローディも今やホワイトハウスで大統領補佐に。ローディはフューリーが「無断離隊」したと非難するような報告をしており、これまでの関係を考えると少し気になるポイントです。

ローディはかつて「シビル・ウォー」で政府側につきましたが、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではサディアス・ロス国務長官の命令を拒否し、アベンジャーズをかばいました。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではサムに寄り添う姿も見せていましたが、今回のローディは再び政府側の人間になってしまったのでしょうか。それとも?

もともと原作コミックではヒーローの何人かが実はスクラルだったとして世界全体が大混乱するような物語でした。本作でアベンジャーズ俳優としてキャスティングされているのはドン・チードルさんだけで、コミックを少しでも再現するのであればローディがスクラルである可能性は高いと言えそうです。

ただし、監督はマーベルから「コミックを読んではいけない」「ドラマでやる事とコミックは全く違う」と言われたとも明かしています。

8.リットソン大統領

今回初登場となるリットソン大統領。前大統領が誰なのかははっきりしていませんが、後ろの壁に賭けられた肖像画が「アイアンマン3」のエリス大統領で終わっているところを見ると、エリスの次の大統領という事でしょうか?

リットソンがいつ大統領に就任したかは不明ですが、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」では彼の存在が明かされていて、ニューアスガルドと貿易協定を結んだこと、そして「ワカンダへの攻勢に出るつもりだ」とも語られていました。

彼が人間なのかスクラルかは今後の注目ポイントのひとつですが、予告映像では大統領の乗ったヘリの墜落シーンなどがあり、本作中で退場する可能性は高いようです。なお、予告でヘリを撃ち落としているのはフューリー。予告は本編を切り貼りしているため、シーンの前後が正しいとは言えませんが、現状では

  • 大統領がスクラルで、本物のフューリーが脅威を排除した
  • フューリーがスクラルで、本物の大統領が消された

などが考えられそうです。

9.ソーニャ・ファルズワース

街に出たフューリーはすぐに拉致され、MI6のエージェント、ソーニャ・ファルズワースの元へ連行されました。

ソーニャはコミックに存在しないドラマオリジナルのキャラクターで、演じるオリヴィア・コールマンさんは「フューリーと敵対する」とコメント。

ソーニャが「うちのお高いマンションを壊されたことは許していない」と言い、フューリーが「街ごとな」と返しているのは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でのスパイダーマンとミステリオのロンドンでの戦いへの言及。

「ファー・フロム・ホーム」でのフューリーはタロスがシェイプシフトしていたものですが、ここのフューリーのセリフからはあれがタロスの独断ではなく、あくまでフューリーの命令として動いていたものと推測されます。

コミックには登場しないソーニャですが、ファルズワースはイギリスのヒーロー、ユニオンジャックの家系でもあり、このソーニャというキャラクターが本作でどのように動いていくのか注目です。コミックの初代ユニオンジャックはひっそりと「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」にも登場しています。

10.ニュー・スクラロス

モスクワ南西312キロ地点、スクラル人が難民生活を送るニュー・スクラロスが紹介されます。実際の地図でこのあたりはウクライナ国境とモスクワの間くらいの位置。タロスやマリア・ヒルの話にも出てきた原発の廃炉のようなものも見えています。

スクラロスはコミックで登場したスクラル人の故郷の名前ですが、MCUでは初登場。視聴者はスクラロスについてほとんど知らされていません。

MCUにおいてはスクラル人とは対象的にアスガルド人が地球で市民権を獲得しています。ニュー・アスガルドを構え各国とも外交し、観光事業で大きな成果をあげていることが「ソー:ラブ&サンダー」でも描かれていました。

ヴァルキリーの王としての才能が傑出していた事が成功のカギであるのか真相は不明ですが、フューリーとキャプテン・マーベルにまかせていたスクラル人は残念なことに厳しい生活を強いられているようです。

ドラマ「シーハルク」ではニュー・アスガルド人のシェイプシフター、ルナ・ザ・ライトエルフが登場し世間を翻弄する様子も描かれていました。同じ擬態能力を持つスクラル人と仲良くやっていけそうな気がしますが、ニュー・アスガルドに移住させては貰えないのでしょうか。

また、ここではスクラルのレジスタンスが人間社会に溶け込んでいく様子が描かれています。「キャプテン・マーベル」に登場した装置の小型改良版のようなものが紹介され、そこに繋がれた人間の精神をスクラルが奪っていきます。

外見はある程度の距離から視認するだけで擬態出来るようですが、中身は接触、そしてもしかするとこの装置自体も必要である可能性があります。擬態のエリートであれば接触せずとも見ただけで精神を読み取ったりする事も出来るのでしょうか?

なおの事、擬態されたエヴェレット・ロスの現状が気になる所です。

ちなみにここには後に登場するポプリシュチンの本物も繋がれています。

11.ガイア

タロスとソレンの娘ガイアはニュー・スクラロスでレジスタンスのリーダー、グラヴィクに従っていました。ガイアは映画「キャプテン・マーベル」の時に少女姿で登場していましたが、当時は名前が設定されておらず、エミリア・クラークさんではなく別の子役が演じていました(人間態もありませんでした)。

コミックには存在するガイアですが、ドラマとは大幅に異なるキャラクターです。コミック版では地球では情報収集担当として主にペッパー・ポッツに擬態し活動。そしてタロスの娘というわけでもありません。ガイアは地球で3人の娘を産みましたが、作戦中に仲間のスクラル人によって娘が殺害され、同胞のスクラルが残虐行為を楽しんでいるのを目の当たりにして陣営を変えました。

「キャプテン・マーベル」に登場したガイアは幼かったモニカ・ランボーと打ち解けている様子が描かれており、地球人を排除しようとまでは考えていないようであるのが今回のエピソードからもわかります。

ガイアはレジスタンスからポプリシュチンと会ってある物を回収するよう指示されます。

12.ダーティーボム

ソーニャを盗聴していたフューリーらは爆弾を回収すべくポプリシュチンの元へと乗り込んでいきます。その際にタロスが136歳である事が判明。そして人間換算で40歳に満たないとの事で、スクラル人の寿命が300年前後である事が予想されます。

300年生きる人種の夫婦がガイア一子だけというのが平均的な事情かどうかは不明ですが、「キャプテン・マーベル」を振り返るに成人までの成長スピードは地球人とさほど変わらないようです。

また、タロスの腕力が地球人を圧倒している事も描かれましたが、コミックのタロスは生まれながらに変身能力が欠如している代わりに腕力など、他のスクラルを圧倒する面がありました。MCUのスクラルがみな同等のパワーを持っているかは不明です。

ポプリシュチンを問い詰めるフューリーとタロスでしたが、爆弾は既にガイアに渡した後。話がこじれてもみ合いとなり、フューリーが引き金を引くことになりました。なお、ここではタロスが「撃つな」と言っていますがこれはオリジナルの英語では少し異なり、「This is my fight」という台詞になっています。日本語ではスクラル人が同族をかばっているように受け取ってしまいますが、タロスは自分で決着をつけるつもりでいたようです。

一足先に爆弾を受け取っていたガイアですがマリア・ヒルと接触。戦闘になるも、ブランクがあるであろうとはいえS.H.I.E.L.D.の元副長官であるマリアの体術を圧倒するガイアでした。

タロスが追いつき爆弾を返すよう求めますが、ガイアは意にも介しません。母ソレンが亡くなったことや原因は知らなかったようで衝撃を受けますが、最終的には突っぱねて逃亡しました。

今回のエピソードでは地球人であるフューリーが淡々と物事を進めていくのに対して、スクラルのタロスはソーニャとの争いに異を唱えたり、ガイアを撃てなかったりと、対象的に描かれています。

13.テロ当日

ロシアの統一記念日(11月4日 )。ガイアはタロスと密会し、テロの決行日を知らせました。

当日、現場のヴォッソイェジネェーニエ広場に向かった三人。タロスとマリア・ヒルは爆弾の入ったリュックを持ったガイアを尾行、その後リュックを受け取った人物をそれぞれ追いましたがこれはフェイクでした。

一方でフューリーの前にグラヴィクが姿を現し、擬態を繰り返して翻弄します。グラヴィクが擬態した女性はこのエピソードの前半にも同じような女性が登場していました。

©MARVEL,Disney

顔立ちがやや異なる印象もありますが、光の影響でしょうか。帽子、髪型、ピアス、服装などは一致しています。夜の女性はフューリーがソーニャの手下に拉致される前のシーンですが、これはグラヴィクにフューリーの帰還を伝えたスクラル人だったのかもしれません。

最終的にフューリーの眼の前でテロが実行された挙げ句、マリア・ヒルもフューリーに擬態したグラヴィクによって腹部を撃ち抜かれてしまいました。マリアの命運や如何にと言ったところで1話が幕を下ろします。

気になる生死ですが高確率で危ないものの、グラヴィクがとどめを刺そうとしていた事を鑑みると生きている可能性も残されているのでしょうか?ガイアが見つけてくれれば応急手当ぐらいはしてくれるかもしれませんが、現場にいたガイアも本人かどうかは怪しい所で、2話へと続くことになりました。


ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第2話は 2023年6月28日16時 より配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」のOP制作会社が「AIが仕事を奪う」説に反論

先日から配信が始まったマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のオープニング映像が、AIを用いて作られた事が発表され話題となっています。そんな中、制作を担当した会社 Method Studios が海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューにて、一部批判に対する反論を展開しました。

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「シークレット・インベージョン」のオープニングがAIによって制作されている事が報道された際、「ムーンナイト」などでコンセプトアートを手掛けていたアーティストなどを筆頭に、「AIが我々から仕事を奪っている」と声をあげました。

「ロキ」「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」などの制作に参加した Method Studios はこれに対して「制作プロセスは、AI ツールセットに重点を置き、非常に反復的なものでした。これには、才能のあるアート ディレクター、アニメーター (2D と 3D の両方に精通)、アーティスト、開発者による多大な努力が必要でした。」と反論。

このオープニング映像は素人がAIに作らせてコストカットをすると言ったものではなく、アーティストがツールの一つとしてAIを利用し、新たなアートを生み出したものだと主張しました。

そして「これらの新しいツールの導入によってアーティストの仕事が無くなることはありませんでした。むしろ、彼らは私たちのクリエイティブチームを補完し、支援してくれました。」と述べています。

生成AIに関しては昨今「素人でも美しい絵が描ける」といったような話題が先行しがちですが、その成果物をそのまま配信出来るはずはありません。

テーマが正しく織り込まれているのか、商用に適しているのか、アートとして成立しているのかなど、最終的なジャッジは(今のところ)人間が不可欠で、そこには依然としてプロのアーティストの目が必要であり、どこをどう修正すべきかなど、仕事はなくならないとスタジオは主張しました。

同スタジオは制作プロセスを明かし、アーティストの能力は変わらず必要だとしましたが、一方で素人がAIを悪用し、他人の著作物を真似て金銭に変えるという事態は日本でも少なく有りません。AI利用に関する是非は今後も世界中で議論が続けられる事になります。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Secret Invasion’ Opening Using AI Cost “No Artists’ Jobs,” Says Studio That Made It (Exclusive)

映画「ガーディアンズ3」、米BDの発売日と特典映像が判明。ヴィランのその後も収録し、デジタルリリースは7月7日から

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の Blu-ray の米国発売日が 2023年8月1日 になる事がアナウンスされました。そこに収録される特典映像の全貌も発表され、ディスクに先駆けて 7月7日 にデジタルリリースされる事も明らかになりました。

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以下は今回発表された特典映像として予定されている内容です。

特集

不完全で完璧な家族:キャストとスタッフの互いへの、そしてフランチャイズ全体への情熱を通して、ガーディアンズの進化を見る。この壮大な3部作の最終作を完成させるために、この結束の固い “見出された家族 “が遺産を残し、最高の思い出を語る。

ロケット・ラクーンの誕生:ジェームズ・ガン監督が、ロケットに命を吹き込んだこと、そしてロケットというキャラクターが彼にとっていかに個人的なものであるかを語る。キャストやスタッフとの会話を通して、BTS映像、視覚効果プロセスの研究と開発、ロケットのインスピレーションを明らかにする。

削除されたシーン

  1. A Bit Much:アダム・ウォーロックがアイーシャに、ガーディアンズで何をするつもりかを説明する。
  2. A Lending Hand:ピーターがカウンター・アースで負傷したヒューマニマルに手を貸し、危害を加えないことを示す。
  3. Drax’s Analogies and Metaphors:ドラックスはピーターに興味深い人生の類推と比喩を与える。
  4. The Perfect Society:ハイエボリューショナリーが宇宙を完璧にする使命を明かす。
  5. The Search for 89P13:ベヒーモスがハイエボリューショナリーにあまり良くないニュースをもたらす。
  6. Annoyed Peter:シールドの改造中にピーターがイラつく。
  7. A Burning Escape:アレーテで燃え盛る地獄から脱出する前に、ピーターは音楽プレーヤーを取りに戻る。
  8. Knowhere After the Battle:クラグリンがアダム・ウォーロックをリクルートしている間、ハイエボリューショナリーはノーウェアに連れ戻され、監禁される。

ギャグ・リール

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3」のキャストとスタッフによる撮影現場での楽しいNGシーンを見てみましょう。

監督オーディオコメンタリー

ジェームズ・ガン監督による音声解説付きで映画をご覧ください。


数週間前まではヴィランのハイエボリューショナリーの生死について、多くのファンが議論を交わしていましたが、本作のVFXアーティストがガーディアンズに救助されているとして証拠の劇中映像と共に公開。その後、ガン監督もこれを認め「エキストラ(コンテンツ)で観られるようになると思う」とコメントしていました。

気になるディズニープラスでの配信日は今のところ不明。

MCUの直近作品である「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の場合は、2023年4月18日 にデジタル配信され、Blu-rayはその一ヶ月後の 5月16日 に発売、ディズニープラス配信は 5月17日 となっていました。

ソース:Guardians of the Galaxy Vol. 3 Digital and Blu-Ray Release Dates Announced, Bonus Features Revealed

テノッチ・ウエルタさんが告発を受けて新作映画を降板へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でヴィランのネイモア・ザ・サブマリナーを演じたテノッチ・ウエルタさんが、先日の性的暴行疑惑に関する告発をうけて、主演予定だったNetflixの『Fiesta en la Madriguera(原題)』から降板したと、海外メディア Deadline を通じて声明を発表しました。

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ウエルタさんは「マリア・エレナ・リオスの最近の虚偽発言の影響と、それらが引き起こした損害を考慮して、私は映画『Fiesta en la Madriguera』への参加を取りやめるしかなくなりました。大きな悲しみをもってこのようなことを申し上げますが、彼女の行為によって私自身だけでなく、このプロジェクトに携わった何十人もの才能ある勤勉な人々の仕事も傷つけられることは許されません。今の私の焦点はシンプルです。私の評判を回復するプロセスを続けることです。」と声明の中で述べています。

記事執筆時点でこの告発に対してディズニー及びマーベルはコメントしていません。

サックス奏者のマリア・エレナ・リオスさんからの告発を受けたウエルタさんは、先日、反論の声明を発表。その中では「数ヶ月の交際終わった後、彼女は二人の関係を偽るようになった」と述べ、リオスさんの主張を「虚偽であり、まったく根拠のないもの」と反論しています。

ソース:‘Black Panther 2’ Star Tenoch Huerta Exits Netflix Film ‘Fiesta En La Madriguera’ Following Sexual Assault Allegations

クリス・ヘムズワースさん、娘には「普通の子供時代を送って欲しい」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の主演を務めたクリス・ヘムズワースさんが、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューの中で、娘のインディア・ローズちゃんが今後も演技を続けることへの思いを語りました。

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インディア・ローズちゃんが演じたゴアの娘ラブというキャラクターについて、「元々はほんの僅かな、小さな役でした」というクリス・ヘムズワースさんは「でもストーリーが変更されるにつれて、キャラクターが広がっていったんです。それで娘に『セリフを入れてみるかい?』って聞いてみると『うん、とてもクールだわ!』という感じでした。娘はプロとして、とても気に入ってくれたんです。」と制作当時を振り返りました。

一方でヘムズワースさんは娘が引き続き俳優を続けることには、今のところあまり積極的ではないようで「彼女には普通の子供時代を持っていて欲しいですね。」と語り、彼女が大きくなって、もっといろいろなことをしたいと思うようになったら、大賛成だと付け加えました。

この事について、ローズちゃんに実際に忠告したともいいます。

「でも僕は言ったんです。学校に行って、馬に乗って、楽しんで、子供らしくしなさいって。一度列車が動いてしまうと、降りるのはかなり難しいし、多くのことを見逃してしまうから。」

「ラブ&サンダー」公開当時のインタビューで娘の演技が「一度きり」とも話していたヘムズワースさんですが、物語における結末やジェーンの意志などを考えると、ラブが今後のMCUで再登場する事は必然となるような展開でもありました。

今後は征服者カーンと戦うにあたって別の俳優が大人になったラブを演じるのか、あるいはフェーズ7以降のもっと未来に、大人に成長したインディア・ローズちゃんが新たな雷神として戻るのか、今後の展開には注目となります。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Chris Hemsworth Fanboys Over Working Out With Arnold Schwarzenegger: ‘Highlight of My Life’ (Exclusive)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、不気味なオープニングはAI生成によるものだと判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Polygon とのインタビューの中で、本作1話のオープニングクレジットが Method Studios 社が人工知能を使ってデザインしたものだと認めました。

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監督は昨今のAI問題が「シークレット・インベージョン」が抱えている問題と似ている事を指摘し、「私たちが AI ベンダーに連絡を取ったとき、それはその一部でした。それは形を変えるスクラル世界のアイデンティティからそのまま出てきたものです。ご存知ですか? 誰がやったんですか?これは誰ですか?」と監督は言います。

さらにAIがどのように機能するかは “よく理解していない “と付け加えつつ、オープニング・アートを制作するために使用したプロセスを次のように説明しました。

「私たちは彼らにアイデアやテーマ、言葉について話し、コンピューターが何かをする。そして、私たちが言葉を使うことで、それを少し変化させることができるんです。」

「シークレット・インベージョン」ではスクラル人が誰にもで変身できる事で、誰が本物なのかわからないという問題があり、それがAIによるフェイク問題と根幹的に似ていると言えます。そういったテーマ性が一致している事から、今回AIによるアートが採用された事はある種適切であると言えますが、それをファンが気に入るかどうかは別問題です。

海外ファンの間ではネガティブなコメント投稿が続いており、ドラマ本編を面白かったという意見に加えてオープニング批判が高まっています。

「ムーンナイト」、「ミズ・マーベル」、「シーハルク」などのコンセプトアートを手掛けたジェフ・シンプソンさんも「シークレット・インベージョン」のオープニングに反応し、「AIは非倫理的で危険で、アーティストのキャリアを排除するためだけに設計されたものだ」とコメントしています。

現在アメリカで行われているWGA(全米脚本家組合)ストライキでも、組合側はAIが作る文章や画像が仕事を奪いかねないとして利用の禁止、あるいは一定の制限を求めるなど、話し合いの争点となっている中でのAIによるオープニング映像は、今後さらなる波紋を呼ぶかもしれません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:Yes, Secret Invasion’s opening credits scene is AI-made — here’s why

ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督はマーベルからある警告を受けたと明かす

昨日からディズニープラスで配信が始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、マーベル・スタジオからとある警告を受けていたと、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で明かしました。

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アリ・セリム監督はインタビュー動画の中で「監督としてこの仕事を引き受けたとき、私は脚本を書きませんでした。多くの決断はカイル・ブラッドストリートや他の脚本家チームが下したものです。最初に言われたのは、『コミックは読むな』ということでした。『我々がここでやろうとしている事とは何の関係もない。』って。」と語りました。

MCU版はコミックを原作としていないと明かしつつ、「この物語は、『キャプテン・マーベル』でサミュエル・L・ジャクソンとベン・メンデルソーン、あるいはニック・フューリーとタロスの間に生まれた電気から生まれたんだ。そこでマーベルは、その関係性に役立つストーリーを見つけ、MCUやコミックに登場しない他のキャラクターを広げることになったんです。それ自体がひとつの物語なんだと思います。」と述べました。

MCUがコミックと大きく異なるのは「シークレット・インベージョン」が初めてというわけではありません。コミックのトニー・スタークは先日結婚報告がなされたばかりであり、MCUのトニーの伴侶であるペッパー・ポッツはコミックではハッピー・ホーガンと結婚(自身の浮気による離婚、そして再婚も)。MCUの重大なイベントだった「シビル・ウォー」や「インフィニティ・ウォー」も参加したキャラクターや物語がまったく異なっています。

コミックの「シークレット・インベージョン」ではスクラルが本物のヒーローになりすましていた事が大問題となりましたが、MCUでこれを達成しようとするとアベンジャーズ俳優をキャスティングする必要が発生し、出演料の予算が大きく膨れ上がる事になります。

こういった事態を避けるため、スクラル人が地球侵略を企むという核の部分だけ残しつつ、大幅に変更された物語が展開される事になるようです。

そしてコミックを原作としていない事がはっきりした事で、コミックではS.H.I.E.L.D.のエージェントを中心に展開したこの物語の実写版で「エージェント・オブ・シールド」が戻ってくるという噂が、実際には戻ってこない可能性が高くなったとも見られています。

1話から衝撃の展開を迎えた本作ですが、残り5話でどのように展開していく事になるのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:Secret Invasion Director Ali Selim On MCU Inspirations & Nick Fury’s Layers

SSU映画「エル・ムエルト」、劇場公開の延期が決定

ソニー・ピクチャーズがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の劇場公開をスケジュールから削除する事を発表したと、海外メディア Deadline が報じました。ホナス・キュアロン監督、バッド・バニーさんが主演を務める本作は 2024年1月12日 に公開される予定でした。

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記事によると、本作は開発初期段階にあり、ギャレス・ダネット=アルコサーさんが脚本を担当。しかし、WGA(全米脚本家組合)ストライキと、主演のバッド・バニーさんのツアースケジュールが絡んで日程の確定が複雑になっていると言います。

ソニー・ピクチャーズは以前、「エル・ムエルト」を 2024年1月12日 に劇場公開する予定でしたが、その枠は、ラキース・スタンフィールドさん主演、ベネディクト・カンバーバッチさんやジェームズ・マカヴォイさんが共演する映画「ブック・オブ・クラレンス」が使用する事が発表されました。これは 2023年9月22日にリリースされる予定でした。

「エル・ムエルト」は約半年後の公開を控えた上で撮影がスタートしていなかった為、メディアやファンの多くは公開延期が明らかであると感じていました。

コミックに登場するエル・ムエルトは、代々受け継がれてきたスーパーパワーを持つメキシコのレスラー。スパイダーマンのヴィランとして登場していますが、かなりマイナーなキャラクターであり、このキャラクターの実写化について「スパイダーマンにとって他にもっと重要なキャラクターはたくさんいる」と疑問視するファンも少なく有りません。しかし、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント会長 兼 CEOのトニー・ヴィンシクエラ氏は以前のインタビューで太鼓判を押している事を明らかにしています。

「エル・ムエルト」の新たな公開予定日は明らかになっていません。

ソース:Bad Bunny’s Spider-Man Universe Movie ‘El Muerto’ Pulled From Sony Release Schedule