ドラマ「シークレット・インベージョン」、ケヴィン・ファイギ社長がローディに関する重大な秘密を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョンに登場しているジェームズ・ローズに関して、スタジオのケヴィン・ファイギ社長と役を演じるドン・チードルさんが重大な秘密を明かしました。

※これより先はネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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マーベルの公式インタビューで、MCUでウォーマシン/ジェームズ・”ローディ”・ローズを演じるドン・チードルさんは「ローディのシーンの裏で起こっている事を知るのは楽しい事です。」と前置きし、「フューリーの何を知っているのか、フューリーの情報を公開するのか、2人の間で猫とネズミのゲームのようなものになるでしょう。フューリーは、地球を守り、救おうとしながらも、正しい方法で対処しなければなりません。」と本作のローディとフューリーの関係について語りました。

そして、ケヴィン・ファイギ社長は「最初から、チードルはこの新しい道を行くことに乗り気でした。ドンのような素晴らしい俳優が何年も私たちと一緒にいるとき、私たちは彼らをクリエイティブなコラボレーションのパートナーとしてとても大切に扱っています。」と本作の舞台裏について明かしました。

続けて、「私たちがこのコンセプトをドンに提案したのはごく初期のことでしたが、彼はとても乗り気で、彼は私たちがこれまで見たことのないローディのさまざまな面を演じることに夢中でした。」と語った上で、「私たちはファンがローディの登場作品を見返し、あれは彼ではなかったと気づくアイデアが好きです。」と、スクラル・ローディは「シークレット・インベージョン」以前から登場している事を示唆しました。

ローディが登場した作品の一覧は以下の通りです。

  • アイアンマン ※テレンス・ハワードさんによる
  • アイアンマン2
  • アイアンマン3
  • アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  • キャプテン・マーベル
  • アベンジャーズ/エンドゲーム
  • ファルコン&ウィンター・ソルジャー
  • シークレット・インベージョン

直近の作品である「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の段階では既にローディ本人ではなかった可能性が高いようですが、今回のインタビューではこの答えは明かされておらず、ファンは残りのエピソードや今後の作品での答え合わせまでしばらく待つ必要があります。

トニー・スタークの葬式に出席していたのはローディ本人ではなかった、などという衝撃的な展開はあったりするのでしょうか?

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2023年7月19日16時 より配信予定です。

ソース:‘Secret Invasion’: Don Cheadle and Kevin Feige on Rhodey’s Big Reveal

ドラマ「ロキ」シーズン2ではメビウスの過去が明らかになるという

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2でメビウス・M・メビウス役を続投するオーウェン・ウィルソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、シーズン2ではメビウスについてより深く知る機会があると予告しました。

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オーウェン・ウィルソンさんはインタビューで「楽しい時間を過ごせるとは思っていたけど、本当に楽しかったよ。たくさんの映画に出演して、いつも楽しい時間を過ごしてきたけど、この作品では本当に素晴らしい時間を過ごしました。ロンドンで撮影していて、パインウッドにいたからなおさらかもしれないけど、そうだね、メビウスの物語はもっと深いものになるよ。」と制作を振り返ってコメントしました。

シーズン1のケイト・ヘロン監督は当初、シーズン1でメビウスの家族などを描く予定もあったという事を明かしていましたが、結局それは将来必要な時にその時のクリエイターでやるべきだと判断して描かないことにしたとも説明していました。

シーズン2でその時破棄された脚本が再利用されているのか、新たに作り直されたのかは不明ですが、シーズン2ではメビウスのそういった過去にも触れていく事になるようです。前シーズンではジェットスキーへの興味を示していたメビウスですが、それらも関係しているのか、注目となりそうです。

米マーベル・スタジオが発表した公式あらすじは以下の通りです。

「ロキ」シーズン2は、衝撃的なシーズン・フィナーレの余韻に浸りながら、ロキがTVAの魂を巡る戦いに身を投じます。メビウス、ハンターB-15、そして新キャラクターや再登場するキャラクターたちとともに、ロキはシルヴィー、レンスレイヤー、ミス・ミニッツ、そして自由意志と栄光の目的を持つことの意味を探るため、拡大し続ける危険な多元宇宙をナビゲートします。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年10月6日 より米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Loki Star Owen Wilson Teases We’ll Finally Learn More About Mobius in Season 2 (Exclusive)

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、監督がディズニープラス配信日について再度言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、Instagramに寄せられたファンからの「ディズニープラス配信日はいつになりますか?」というコメントに回答しました。

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先月にも同様のQ&AがTwitter上で展開されており、前回と同様に「まだ当分無理だね」と監督は回答しました。

ただし前回はまだ劇場公開中の段階であり、現在は劇場公開も終わってデジタル販売がスタート、Blu-ray等の予約が始まっている事もあり、ディズニープラスでの配信日が前回より近づいている事は間違い有りません。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の一つ前のMCU映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のリリーススケジュールに則って、「Vol.3」のディズニープラスでの配信はBlu-rayの(アメリカでの)発売の翌日となる 8月2日 が海外メディアの間で有力視されています。

そして、「ブラックウィドウ」以降の劇場公開日とディズニープラス配信日の間隔は以下の通り。

  • ブラックウィドウ:0日 (プレミアアクセス)
  • シャン・チー/テン・リングスの伝説:70日
  • エターナルズ:68 日
  • ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス:47日
  • ソー:ラブ&サンダー:62日
  • ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:82日
  • アントマン&ワスプ:クアントマニア:89日

これらの事例の推移からもは5月5日に劇場公開された「Vol.3」は、その3か月後にあたる8月の上旬にディズニープラスに来る可能性は高そうです。ただし、新型コロナウイルスのパンデミックが落ち着いてきた影響もあって、マーベル映画だけでなくディズニー全体的に映画とディズニープラス配信日の関係が流動的になっています。

彼らのビジネスにとって一番いい間隔を模索中であり、7月内に配信が始まる可能性も9月以降になる可能性もゼロではない事は注意しておく必要があります。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年7月7日 よりデジタル配信中、Blu-ray、4k UHD、DVDが 2023年8月1日 に米国発売、日本語版は 2023年8月18日。ディズニープラス配信日は未定です。

映画「デッドプール3」、デップーvs.ウルヴィーも?写真や動画がSNSに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影現場より、新たな写真や動画がSNSに到着しています。先日はウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんが本作のスーツ姿を公開し話題となりましたが、今回リークされた動画では二人の対決シーンを示唆しているようです。

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コミックにおいてウルヴァリンとデッドプールは犬猿の仲であり、あらゆる傷を直してしまうヒーリングファクターを双方持っている事も相まって、常軌を逸する喧嘩に発展することもしばしば。

今回の動画中でもウルヴァリンが赤い筒状のモノを投げ付けているシーンがあり、何らかの爆弾か、あるいは切り離されたデッドプールの身体の一部かもしれません。

「デッドプール3」について公式に公開されている情報はまだまだ少ないですが、うまくいけば今年の年末頃にはトレーラーなどが公開され、もう少し知ることが出来るかもしれません。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

米ディズニープラスがドラマ「ミズ・マーベル」の6つの削除シーンを公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の本編には含まれなかった削除シーン6つの動画が、米国のディズニープラスに追加されました。日本では記事執筆時点で視聴する事が出来ません。

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海外メディア The Direct は米ディズニープラスの「ミズ・マーベル」配信ページの「特典映像」タブに6つの削除シーンが追加されている事を報告。公式ツイッターなどによる報告もなく、いつから追加されていたのかは不明です。

記事ではその内容を詳細に伝えていますが、近々日本での配信がある事を願ってシーンのタイトルと概要の紹介に留めておきます。詳細(英語テキスト)を知りたい方はソースのリンク先をご確認ください。

・I Can Explain

アベンジャーコンから戻ったカマラが兄と母に言い訳するシーン

・Totally Jealous

ゾーイがアベンジャーコンの事故で謎のヒーロー(カマラ)に救われた事を学校で自慢するシーン

・Just Friends

カマラの行動でブルーノが怪我したことで口論になるシーン

・Beach Day

カマラがビーチで休暇を過ごすシーン

・Destiny

カマラとアイーシャが出会うシーンの別バージョン

・Toffee Bend

カマラと母がカラチからジャージーシティに帰る飛行機内のシーン

ディズニープラスでは特典映像がいつのまにかサイレント追加されているケースがあります。

「ミズ・マーベル」の前後で言えば、「ホークアイ」に未公開映像が数本、「シーハルク」ではギャグリール(NG集)が公開されています。未視聴の方はチェックしてみるといいかもしれません。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Ms. Marvel: 6 Deleted Scenes Released by Disney+

ゲーム「ブラックパンサー」のティザー公開

マーベルゲームスはEAの新たな開発スタジオ、クリフハンガー・ゲームズによる新しいビデオゲーム「ブラックパンサー」のティザー映像を公開しました。マーベル公式サイトによると、本作はワカンダの世界を冒険する、シングルプレイ用のアクションアドベンチャーゲームになると言います。

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7月にブラックパンサーのコミックデビュー57周年を迎えるにあたり、シアトルを拠点とするトリプルAの新開発スタジオ、クリフハンガー・ゲームズがマーベル・ゲームズと共同でオリジナルのサードパーソン・シングルプレイヤー・ブラックパンサー・ゲームを開発中であることが発表されました。

プレイヤーはワカンダの守護者ブラックパンサーとなり、広大でリアクティブな世界を構築すると言います。

ケビン・スティーブンス氏(モノリスプロダクションズ)が率いるクリフハンガー・ゲームズは、すでに高い評価を受けた革新的なアクションアドベンチャーゲーム『Middle-earth』のリーダーたちとともに、『Halo Infinite』、『ゴッド・オブ・ウォー』、『コール・オブ・デューティ』などのトップ・フランチャイズのベテランも参加しているとの事。

「私たちは、ファンの皆様に決定的で本物のブラックパンサー体験をお届けすることに専念し、ストーリー主導のビデオゲームで体験したことのないような、より多くの主体性と物語に対するコントロールを提供します。ワカンダは豊かなスーパーヒーローのサンドボックスであり、我々の使命は、ブラックパンサーを愛し、我々と同じようにワカンダの世界を探検したいと思っているプレイヤーのために、壮大な世界を開発することです。」

「クリフハンガー・ゲームズの開発チームは、マーベル・ゲームズと協力し、ワカンダのあらゆる側面、そのテクノロジー、ヒーローたち、そして私たち自身のオリジナルストーリーを、『ブラックパンサー』の世界にふさわしい細部へのこだわりと信憑性をもって確実に作り上げる予定です。」

「多様性、協力、エンパワーメントという価値観のもとに新しいチームを作るというのは、信じられないほど貴重な機会です。 そして、この素晴らしい世界に命を吹き込むために協力しながら、クリフハンガーゲームズがチーム全員に力を与えてくれることを望んでいます。」とコメントしています。

対応プラットフォームや発売時期については不明です。

ソース:マーベル公式

「ガーディアンズ」ガン監督が1作目の前に中止された短編映画と、10年近くに渡って謎だった人物について明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」などのジェームズ・ガン監督が、Threads アカウントを開設し、過去に企画、制作もある程度進んでいたというグルートとロケットの短編映画の存在を明かしました。

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Post by @jamesgunn
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投稿によると、「私は、ロケットとグルートの出会いの起源を説明する短編映画を書きました。絵コンテやロケハンもしたし、テスト撮影も行いました(12日間の撮影の後、SDCCでカットした “予告編 “で見た)。でも、Vol.1が本格的にスタートしたので、それをやる時間がありませんでした。その中で、ティビウス・ラーク、グルート、ロケットは全員、地中の深い井戸に幽閉されていたんです。ティビウスは死ぬ寸前でした。彼はグルートの世話を何年もしてきたとロケットに説明しました。」と内容の一部も明かしました。

ここで当たり前のようにトリオとして紹介されているうちの一人、ティビウス・ラークはコミックに期限のない謎のキャラクター。10年近くも前にガン監督はこの人物がグルートの起源に関わる重要な人物としていましたが、最終的な公開バージョンでは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」1作目のイースターエッグとして登場するに留まっていました。

※ノヴァによって逮捕された後、キルンに移送される前に、プロフィールとして関連人物の項目に名前が表示されていました。89P13とその関連人物についての記事はこちら

©MARVEL,Disney

この謎の人物ティビウス・ラークについて監督はさらに詳細を紹介してくれています。

「彼は銀河系サイドのクソみたいな動物園の元飼育員でした。彼は、そこに展示されていたグルートを助けたと説明し、グルートは忠実な友人だと言います。彼はロケットにグルートのことをよろしく頼むと言い、そして死にました。ロケットは暗い独房の中で彼がロボットであることに気づいたんです。」

「ロケットはグルートの肩に乗せられ、ロケットの手にはティビウス・ラークの体から作られた機関銃が握られていました。それがティビアス・ラークという人物でした。」

テスト映像もあるとの事ですが、これが公開されるかどうかは言及がなく、幻の作品となっているようです。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」ではロケットに焦点が当てられ、1作目や2作目、「アベンジャーズ」シリーズなどを通じて他のキャラクターの過去についても割りとしっかりと描かれた中で、グルートについて実はあまり知らされていません。

現行のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのコミックではガーディアンズ最大の敵としてグルートが設定されています。

「アイ・アム・グルート」シリーズや「Vol.4」などでグルートについてさらに知る機会が設けられていくのでしょうか?

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年7月7日 よりデジタル配信中、Blu-ray、4k UHD、DVDが 2023年8月1日 に米国発売、日本語版は 2023年8月18日。ディズニープラス配信日は未定です。

映画「デッドプール3」、ヒュー・ジャックマンさんが今作のスーツ姿を公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」に出演するヒュー・ジャックマンさんが、自身のSNSにてウルヴァリンのスーツ姿の写真を公開しました。

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ヒュー・ジャックマンさんは自身のInstagramストーリーに次のような写真を投稿。

横に並ぶデッドプールについては先日撮影現場で目撃されたものと同一のスーツのようですが、ウルヴァリンのスーツに関して海外メディアはディズニープラスで配信予定のアニメ「X-MEN’97」のコスチュームに準拠しているようだと指摘しています。

FOX版の「X-MEN」シリーズではウルヴァリンがコミックのような鮮やかな黄色と青のスーツを着用する機会はなく、「ウルヴァリン:SAMURAI」にてプレゼントされるという削除されたシーンのみが過去にありました。

今回公開された写真では頭部がどうなっているかまではわからず、そこは次の、あるいは映画公開までのお楽しみとなっているようです。

ヒュー・ジャックマンさんは過去に「デッドプール3」で二役演じると明かしており、この黄色いスーツを着用したウルヴァリンはFOXで見てきたウルヴァリンではない可能性もあるかもしれません。

「デッドプール3」は先日、ジェニファー・ガーナーさん演じるエレクトラが戻ってくることが報じられ、プロフェッサーXとマグニートーが登場する可能性も過去に仄めかされていました。

再登場がはっきりしている所ではウルヴァリンを筆頭に、過去の「デッドプール」シリーズから、ステファン・カピチッチさんのコロッサス忽那汐里さん演じるユキオとブリアナ・ヒルデブランドさん演じるネガソニックの再登場が報じられていますが、海外スクーパーは他にも戻ってくるX-MENがいると追加のレポートを上げています。一方で、前作「デッドプール2」に登場していたドミノは戻ってこないとも報じられています。

また、MCUからはドラマ「ロキ」に関するキャラクターの登場が常に噂されており、以前には複数の世界を旅する物語になるとも言われていました。

古くからのマーベル映画ファンにはアベンジャーズシリーズを超えるクロスオーバー映画になると予想される「デッドプール3」。あまり覚えていない方や未視聴の方は映画の公開まではまだしばらく日があるため、ディズニープラスで配信されている「デッドプール」1作目と2作目、「X-MEN」の実写映画シリーズをチェックしておくのがいいかもしれません。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は「キャプテン・マーベル」の影響で変更した事があると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督は、デジタル配信が始まった本作のオーディオコメンタリの中で、本作に登場するアダム・ウォーロックとブラープに関する裏話について明かしました。

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解説の中で監督は「ご存知の方もいると思いますが、元々アダム・ウォーロックはVol.2の最初の脚本で登場していました。でもアダムを外し、エリザベス・デビッキが演じるアイーシャというキャラに焦点をあてました。元の脚本ではアダム・ウォーロックは猫を飼っていました。アダムは人を殺して罪悪感を感じていて、その人が飼っていた猫は主人が死んだことに動揺していました。それはVol.3に持ち込んだのですが、その間に『キャプテン・マーベル』が公開されて、そこでは猫が重要なキャラになっていました。そして次の『ザ・マーベルズ』でも登場する事を知っていました。それであまりにも繰り返しになると思い、猫以外のものに変えようと思いました。」とアダムの初期設定と変更の経緯について明かしました。

最終的にアダムのペットはブラープと名付けられた宇宙生物となり、過去の作品に登場していた生物の亜種である事が以前に監督のSNSにて説明されています。

「キャプテン・マーベル」に登場しているグースが猫そっくりの宇宙生物である事から、同じヴィジュアルが続くことを避けてブラープに変更されたというアダムのペットですが、グースと比べると現状では戦力として期待できるようなものではなさそうです。

しかし、このブラープはラストの新生ガーディアンズにも参加しており、ガン監督が次の監督に託したという「Vol.4」にて成長した姿が見られるかもしれません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年7月7日 よりデジタル配信中、Blu-ray、4k UHD、DVDが 2023年8月1日 に米国発売、日本語版は 2023年8月18日。ディズニープラス配信日は未定です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、監督が観客にあまり伝わらなかった悲しいシーンを明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、多くのファンが気づかなかったかもしれない、あまり話題にならなかったという悲しいシーンについて言及しました。

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先日からデジタル配信が始まった本作のオーディオコメンタリの中で、ネット上でほとんど話題にならなかったエンディングシークエンスでのガモーラとグルートの関係について次のようにコメントしています。(from Comicbook.com

これは人々が必ずしも理解していないシーンだと思います。グルートにとって母親はガモーラなんです。「Vol.2」ではガモーラがどれだけベビー・グルートを愛しているか、そしてグルートもまた彼女を愛しているかを見てきました。彼女がグルートにとっての母親のようにです。だからここでは、彼女が彼を覚えていないという特別な悲しみがあります。私にとって、母親が自分のことを知らないというのは、この映画の中で最も悲しいことのひとつなんです。そして母親が突然、彼を理解する、そんな小さな瞬間なんです。

劇中でも記憶がないと表現されているガモーラですが、もちろんこれは記憶喪失という意味ではなく、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の劇中、2014年から現代にやってきたガモーラは「そもそもガーディアンズとの冒険を経験していない」のであり、妹であるネビュラ以外のガーディアンズメンバーとは誰とも接点がありませんでした。

「Vol.3」の中でガモーラとグルートはその関係を少しずつ改善させていく描写もありましたが、最終的に「Vol.2」のような状態に戻ることはなく、監督はこれが本作で最も悲しいシーンだと語りました。

結局のところ、ガモーラに関して多くのファンが期待したスターロードとの関係の修復やガーディアンズへの再加入も果たされる事はなく、ガモーラはガモーラとして独自の道を進むことになりました。

本作は登場人物が多く、1回の視聴では個々のキャラクターの心情の機微まで気づくのは大変な作りになっています。デジタル配信や今後リリースされるBlu-ray、ディズニープラスなどを利用してもう一度見てみることで、新たな発見があるかもしれません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年7月7日 よりデジタル配信中、Blu-ray、4k UHD、DVDが 2023年8月1日 に米国発売、日本語版は 2023年8月18日。ディズニープラス配信日は未定です。

ソース:Guardians of the Galaxy Vol. 3 Director James Gunn on the Saddest Moment Most Fans Didn’t Catch