ドラマ「ワンダヴィジョン」の削除されたドクター・ストレンジの役割が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」では当初ドクター・ストレンジの登場が計画されていましたが、最終的にそのプランは採用されませんでした。今回、その削除された計画の一部が明らかになりました。

sponsored link
 

Twitter ユーザーの @ScarletWitchUpd 氏と @hannaeeliz 氏はディズニープラスで配信中のドキュメンタリ番組「MPower」(邦題:エム・パワー)の中で、「ワンダヴィジョン」の作家の部屋が映された際、その背後にある付箋にドクター・ストレンジに関するアイデアが掲載されていると言います。

拡大された画像によると、「アガサは双子と同じ音を聞き、クローゼットの中のミラー・ディメンションを開くと、ドクター・ストレンジが閉じ込められているのが見える!」と付箋には書かれているようで、何者かに捕まって助けを呼ぶドクター・ストレンジが登場するといったアイデアが考えられていたようです。

「ワンダヴィジョン」配信当初、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はインタビューでドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんの出演契約を取りまとめていた事を明かし、短いカメオを計画していたと明らかにしました。

また、脚本を担当したジャック・シェイファーさんも削除されたいくつかのアイデアをインタビューで明らかにしています。

「ワンダヴィジョン」では劇中のCMを通じてドクター・ストレンジがワンダに助けを求めるといったプランもあったそうですが、ドクター・ストレンジに関するアイデアがまとまらなかった事と、ドクター・ストレンジを取り入れることでワンダの物語がブレることを避けたいという狙いから、このカメオ計画は幻となりました。

もしも「ワンダヴィジョン」にドクター・ストレンジが登場していたら、作品の結末や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」」にはどのような影響を及ぼしていたのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

映画「ザ・マーベルズ」、グースに関するサプライズがあると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるメアリー・リバノスさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、本作ではグースに関するサプライズが用意されている事を明かしました。

sponsored link
 

映画「キャプテン・マーベル」で紹介されたグースは、地球の猫にそっくりな愛らしい姿の超危険な宇宙生物フラーケン。戦闘民族のクリー人達でさえ警戒するこのグースに関してリバノスさんは「グースは自身の個性を持っています。彼女はサプライズに満ちており、この物語の中で確かに多くのことが待ち受けているでしょう。」と明かしました。

コミックのグース(コミック名はチューイ)は猫とは異なる性質として、エイリアンらしく卵による増殖が描かれています。「ザ・マーベルズ」の予告でも多くの子猫の姿が含まれており、より多くのフラーケンが物語に参加すると見られています。

©MARVEL

リバノスさんは「子猫がいるとスタッフは大喜びでした。」と述べ、「猫のシーンが増えるとまるでクリスマスのようでした。みんなそれぞれにお気に入りの子猫がいたようです。」と撮影当時を振り返りました。

なお、主人公キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じるブリー・ラーソンさんは重度の猫アレルギーであり、以前のインタビューでも「私はまだアレルギー体質なの。変わるといいんですけど。でもそうなるまでは、CGIの予算の多くは私と猫に使われる事になります。」と「キャプテン・マーベル」撮影当時から体質が変わっていないとし、今回も共演シーンはCGによる合成となるようです。ラーソンさんは複雑なスタントや手の込んだ戦闘シーンよりも猫が怖いとも語っています。

予告でも相変わらずの脅威の戦闘力を見せているグースですが、その活躍に期待となっています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Goose the flerken returns in The Marvels: ‘She is full of surprises’

映画「アントマン3」、キャスリン・ニュートンさんが「ホークアイ」ケイト・ビショップ役のテストを受けていた事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で主人公スコット・ラングの娘キャシーを演じたキャスリン・ニュートンさんが、ドラマ「ホークアイ」のケイト・ビショップ役のオーディションを受けていた事が判明しました。

sponsored link
 

ディズニープラスで配信中のドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:アントマン&ワスプ:クアントマニアの裏側」では、番組の中盤でキャスリン・ニュートンさんの話題となり、ペイトン・リード監督が彼女のエピソードを紹介する中で、ジェレミー・レナーさんとのスクリーンテスト映像が公開されています。

二人はニック・フューリーに関するやり取りをしており、キャスリン・ニュートンさんが「ホークアイ」のケイト・ビショップ役オーディションの最終候補の一人となっていたことが伺える内容になっています。

監督はニュートンさんの起用に関して、キャシーに必要なすべてを持っていたと賞賛しました。

最終的にケイト・ビショップ役を射止めたのはヘイリー・スタインフェルドさんとなりましたが、ケイト・ビショップとキャシー・ラングがコミックでのヤングアベンジャーズである事を考えると、MCUでも将来的に二人が共演する姿が見られるかもしれません。

「マーベル・スタジオ・アッセンブル:アントマン&ワスプ:クアントマニアの裏側」はディズニープラスで配信中です。

予定から一ヶ月遅れで映画「アントマン3」のマーベル・スタジオ・アッセンブルが配信開始

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の制作舞台裏を描くドキュメンタリ番組、「マーベル・スタジオ・アッセンブル:アントマン&ワスプ:クアントマニアの裏側」が、ディズニープラスで配信開始されました。

sponsored link
 

アメリカでは6月16日に配信予定だった本作ですが、ジョナサン・メジャースさんの事件を受けて予告なく延期、配信未定となっていましたが突如(日米同時)配信される事となりました。

海外メディア The Direct では今回のディズニーの決定に関して、ディズニー及びマーベルがメジャースさんによる征服者カーンのプロジェクトを現時点で破棄せず、継続する方向に決めたようだと報じています。

ただし、メジャースさんの番組内での扱いは極めて少なく、MCUに参加する事にあたってのコメントや衣装についてのコメントに留まっており、映画公開当時によく見られたような共演者や制作陣からのメジャースさんの演技への称賛などは含まれていません。

裁判に関する最新情報によると、8月にも判決が下ると報じられています。

「マーベル・スタジオ・アッセンブル:アントマン&ワスプ:クアントマニアの裏側」はディズニープラスで配信中です。

映画「ザ・マーベルズ」新スティル公開、キャロルの新衣装や気になる「シークレット・インベージョン」のエンディング

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の新たなスティル写真が公開されました。海外メディア Entertainment Weekly の特集記事の中で判明した新たな写真の中には、いくつかの気になる部分が存在しています。

sponsored link
 

今回その中から取り上げるのは2点の写真。まずはキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの衣装がよく見える写真。

from Entertainment Weekly ©MARVEL,Disney

これまでのおなじみの赤と青のカラーリングがどういうわけかその鮮やかさを失っています。映画「キャプテン・マーベル」でキャロルが着用していたクリーのスターフォースの制服は、手元の腕輪でカラーリングを変更する機能が劇中で紹介されていましたが、「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではその腕輪は失われており、「ザ・マーベルズ」の予告でも見られていません。

この衣装の色合いの変更はキャプテン・マーベルのパワーの喪失を意味しているのでしょうか?

そしてもう一点がこちら。背景はぼやけていてはっきりとはしませんが、スクラル人らしき人影が多数写っています。

from Entertainment Weekly ©MARVEL,Disney

スクラルといえば現在ディズニープラスで配信中の「シークレット・インベージョン」にて「フューリーとキャプテン・マーベルが約束を守らなかった」事が原因で敵対関係になっていることが描かれています。

映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でS.A.B.E.R.が紹介された時(当時は名称不明の宇宙船)はそのクルーとして多くのスクラルが描かれていましたが、「ザ・マーベルズ」の予告の宇宙船内のクルーは地球人の姿で描かれていました。

「シークレット・インベージョン」は記事執筆時点で2話を残している状態ですが、この侵略戦争は完全に終結しスクラルは再び地球に力を貸してくれるのか、それともフューリー&キャプテン・マーベル派とグラヴィク率いるレジスタンス派にスクラルが大きく分かれて今後しばらく続いていくのか、その結末に注目となりそうです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2023年7月19日16時 より配信予定、映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Power trio: Get an exclusive behind-the-scenes look at The Marvels

映画「ザ・マーベルズ」、ゾウイ・アシュトンさん出演の決め手は婚約者トム・ヒドルストンさんのアドバイス

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」でヴィランのクリー将軍、ダー=ベンを演じるゾウイ・アシュトンさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、トム・ヒドルストンさんからのアドバイスが出演の決め手になっていた事を明かしました。

sponsored link
 

以前のインタビューでも出演が決まった当時の事を語っていたアシュトンさんですが、そこに至るまでにはMCUでロキを演じるトム・ヒドルストンさんの支えがあったようです。

アシュトンさんは「10年以上このフランチャイズに参加してきた彼の経験から、『衣装を着たままトイレに行くのに十分なジッパーがある』とのとても良いアドバイスがありました」と冗談の前置きをしつつ、トム・ヒドルストンさんの言葉には本当に力づけられたと言います。

「私たちの会話から得られた主な教訓の 1 つは、『マーベルに注ぎ込んだものは返ってくる』ということでした。彼は、『もし君が寛容な心と素晴らしい労働倫理を持ってこれに取り組み、ファンに素晴らしい経験を提供したいと思っているのであれば、それらのセットで素晴らしい経験ができるよ』と言いました。彼はそうやって、本当に私に力を与えてくれました。」

そうやって「ザ・マーベルズ」への参加を決めたアシュトンさんは、役作りにあたって監督と次のようなやり取りがあったと明かしています。

「ワークアウトして体を強くするのがどれだけ好きか話していたら、『何をするにしても、初日に鉛筆みたいな格好で来ないでね!』って言われたんです。このような映画でカメラに映るには、ある種の美的な見せ方をするしかないと思っていたパフォーマーとして、それはすごく自由なことでした。ニア(監督)のエンパワーメント、そしてスタント・チームのエンパワーメントによって、精神的な姿勢、敏捷性、そして強さが重要なのだと知ることができ、人生が変わりました。」

ゾウイ・アシュトンさんとトム・ヒドルストンさんの間には子供が生まれたばかりで、MCUが今後また10年、20年と続いた際には親子共演も期待される所ですが、しかし、その前に夫婦の共演があるかどうかについてはあまり期待出来ないかもしれません。

ゾウイ・アシュトンさんが演じるダー=ベンは長いコミックの歴史の中で僅か3回しか登場していないマイナーなキャラクターで、1991年のコミック「Silver Surfer (Vol. 3) #53」で登場し、1992年の「Avengers #345」で死亡、その短い出番を終えています。

しかしマイナーなキャラクターというのは逆に都合の良いことでもあり、コミックとMCUでは既に性別が変えられているなどの大きな変更が加えられている事から、キャラクターの背景や結末が原作とは異なる可能性も高いのではないかと見られています。

二人がスクリーンを共有するシーンは今後どこかで訪れるのか、注目となっています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Power trio: Get an exclusive behind-the-scenes look at The Marvels

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のNetflix、ディズニープラス配信日は?

ソニー・ピクチャーズ制作のアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の米国でのデジタルリリースが 2023年8月8日 に設定されていることが判明しました。既に予約も始まっており、劇場公開から67日でのストリーミング公開となります。

sponsored link
 

ソニー・ピクチャーズは、2022年にNetflixと、劇場公開映画がペイ1(※)期間中にパイオニア・ストリーマーに送られるという契約を結びました。

※ ペイ1とは、通常、劇場公開以外で映画を視聴するために視聴者が料金を支払う最初の機会

この契約により、2023年のソニー・ピクチャーズの劇場公開作品のいくつかはすでに Netflix で配信されています。

トム・ハンクスさん主演の「オットーという男」は 5月6日 に配信され、続いてアダム・ドライバーさん主演の「65」は 7月8日 に配信スタート。どちらも劇場公開から120日後に設定されていました。その流れを受けて、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 9月30日 にNetflixで配信される可能性が高いと考えられます。

そして契約に基づいてNetflixでの18ヶ月の配信後、「アクロス・ザ・スパイダーバース」はペイ2期間に移行し、2025年2月にディズニープラスで配信される可能性が高いと見られています。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本では 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、リットソン大統領が「キャプテン・アメリカ4」の次期大統領について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」でアメリカ大統領のリットソンを演じているダーモット・マルロニーさんが、海外メディア ComicBookMovie とのインタビューで、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でハリソン・フォードさん演じる次期大統領について言及しました。

sponsored link
 

マルロニーさんは大統領の人気が終わってしまう事について「それは悪いニュースだ!」と笑いを交えながら「誰の意向かは分かりませんが、これ以上は望めません。『シークレット・インベージョン』に出演できて、とても充実しているし、感激しています。リットソンが生き残るのか、生き続けるのか、ストーリーが続くのか、そんなことは全く考えていません。」と先のことについては知らないと明かしました。

そして「もし次の選挙で負けなければならなくて、それがハリソン・フォードでなければならないのなら、それはそれで公平だと思います。それでいい(笑)。二期目はないみたいだけど・・・副大統領になってもいいよ!ハリソン・フォード大統領のもとで副大統領を務めることができると思います。」と将来の可能性について言及しました。

リットソン大統領は4話のラストでグラヴィク達スクラル人レジスタンスからの襲撃を受け、タロスとフューリーによってなんとか車へと運び込まれた所で終わっています。過去のエピソードで強い衝撃や痛みを受けた際にスクラルの擬態が解けていた事を考えると、気絶していた大統領は地球人である可能性が高いようです。

残り2話でリットソン大統領はどのような結末を迎え、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でハリソン・フォードさん演じるサディアス・ロスへと繋がっていくのか注目となっています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2023年7月19日16時 より配信予定です。

ソース:SECRET INVASION Star Dermot Mulroney On Being Replaced As MCU’s President By Harrison Ford (Exclusive)

【噂話】映画「デッドプール3」、様々な過去作とのクロスオーバーの噂の中、「ブレイド」の登場は絶対にないだろうと報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」ではX-MENやデアデビル、エレクトラといったキャラクターの再登場の噂をよく耳にするようになっていますが、海外スクーパーの何人かが「ブレイド」が登場することはないだろうと報告しています。

sponsored link
 

理由のひとつとして、「デッドプール」シリーズの制作元が20世紀FOXだった事が中心となり、「デッドプール3」は20世紀FOXのマーベル作品に焦点をあわせているだろうと言います。「ブレイド」はニューラインシネマ映画(ワーナー系列)であるため、議論のラインナップにそもそも加わっていない可能性が高いだろうと指摘されています。

また、もうひとつの決定的理由として、ライアン・レイノルズさんは映画「ブレイド3」でヴィランのハンニバル・キングを演じており、その際、主演のウェズリー・スナイプスさんと何度も衝突があった事が報じられています。

そして、X-MENでストームを演じるハル・ベリーさんは1990年代にスナイプスさんとデートした際に身体的暴行を受けたと報道された事もあり、FOXチームとウェズリー・スナイプスさんの関係性はかなり悪いだろうと指摘しています。

これらはあくまで推測の域を出ないものですが、理由としてはもっともらしいものであり、「デッドプール3」とブレイドのクロスオーバーはあまり期待出来ないかもしれません。「デッドプール3」以降にデビューするMCU版のマハーシャラ・アリさん演じるブレイドとは将来的なクロスオーバーが期待出来そうです。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

映画「ガーディアンズ3」、ジェームズ・ガン監督は削除されたエンディングは”正史”だと考えている

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の削除されたエンディングシーンの一部が先日公開されましたが、本作のジェームズ・ガン監督はこの部分の脚本を「正史」であると考えている事を明らかにしました。

sponsored link
 

Blu-rayの特典映像にもなっているこのシーンについて、ジェームズ・ガン監督は自身の Threads にて、「正史だと考えています。動物たちを救うときにドラックスが彼を救うのを見ることができるのは間違いなく正史です。」と投稿。

 
Post by @jamesgunn
View on Threads

マーベル・スタジオや次の監督がハイ・エボリューショナリーの身柄をどう扱うかは分からないとしつつも、以前にVFXアーティストが明かしていたように、爆発する船に置き去りにされたわけではなく救助されている事は間違いなく正史であると指摘しました。

通常、削除されたシーンが正史と見なされるケースはありません。これはMCUに限らず映画一般的な事ですが、劇場で公開されたものだけが全てであり、その後、デジタルディスクの特典やオンラインで公開された映像は単なるオマケとするのが一般的です。

そうしなければ余計な混乱を来しますし、何よりすべての削除シーンについて正史か正史でないのかを監督にコメントしてもらう必要性さえ出てきてしまいます。

今回監督も指摘しているように、本編映像にこっそり仕込まれていた救出シーンは間違いなく正史であり、ハイ・エボリューショナリーが生き延びていた事は間違いないと言えるでしょう。

しかしハイ・エボリューショナリーが今後登場するとした時、その物語がノーウェアから再開される保証はなく、時間があいてキルンのような刑務所惑星に移送されたり、脱獄している可能性も十分に考えられます。

ハイ・エボリューショナリーはコミックとは違って地球人ではなくなっているため、ワンダ・マキシモフと中心としたミュータントとの関係もMCU版にはないと考えられており、そもそも再登場する機会自体がさほど多いわけでもなさそうです。

彼の今後については今のところマーベル・スタジオとケヴィン・ファイギ社長に委ねられており、新ガーディアンズの前に立ちはだかるのか、改心して協力体制となるのか、再登場自体がまったく計画されていないか、無限の可能性が広がっています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年7月7日 よりデジタル配信中、Blu-ray、4k UHD、DVDが 2023年8月1日 に米国発売、日本語版は 2023年8月18日。米国でのディズニープラス配信日は 2023年8月2日、日本での配信日は不明です。