マーベル・コミックスがコミック「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」の最終号となる第9号のカバーアートを発表。11月リリース予定のこのコミックのあと、ドクター・ドゥームに変わる新しいソーサラー・スプリームの候補者10名の姿も発表されました。
When the dust settles, will Doom retain the mantle of Sorcerer Supreme, or will another step up to become Earth’s prime mystical protector?
— Marvel Comics (@MarvelComicsHQ) July 25, 2025
🎨 Teaser Art: Devmalya Pramanik
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本作の公式概要は以下の通りです。
フィナーレ! ドゥームは地球上のあらゆる英雄たちと戦い、勝利を収めた。さらに、ソーサラー・スプリームの魔力によって、この勝利は永遠に刻まれた瞬間へと変えられた。魔法もタイムトラベルも通用しない、永遠に残るもの。しかしドゥームは知らなかった。今や決して変えられないこの決定的な瞬間に、ドゥームの没落の種もまた永遠に刻まれていたのだ。耐え難い、変えられない敗北を味わったドゥームは、決して覆すことのできない選択を迫られる。そして、世界の残りの者たちがその代償を払うことになるのだ…
ライターのライアン・ノースさんは「物語は2部構成です。(後半では)何か悪いことが起きるのではないかと期待してしまいます。彼がやっていることは、当然ながら何の責任も負わないはずがないからです。ですから、後半では舞台裏で何が起こっているのかが分かります。」とコメント。
さらに「これからとても楽しみにしていることがいくつかあります。第9号が完結編なのは分かっていますが、第8号にはすごく楽しみにしている大きな出来事がいくつかあるんです。」と予告しました。
新たなソーサラー・スプリームの候補者としてヴァリアントカバーに描かれているのは左からストーム、スカーレット・ウィッチ、ガンビット、アガサ・ハークネス(CBMによるとアガサではなくクレア・ストレンジ)、キャプテン・マーベル、ニコ・ミノル、ゴブリン・クイーン、マジック、シャン・チー、そしてヴァレリア・リチャーズの10人。
しかし今年のコミック「オール・ニュー・ヴェノム」で新しいヴェノムの候補者として公式に紹介されたキャラクターのいずれもが該当しなかった事を考えると、この10人の誰かが継承するとは限らないのかもしれません。
アベンジャーズやサノスらの骸の真ん中に座すドクター・ドゥームのイラストも印象的な最終号のカバーアートですが、新しいソーサラー・スプリームの誕生はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にも何らかのインスピレーションを与える事になるのでしょうか。
コミック「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」#9 は 2025年11月5日 米国にて発売予定です。