米国での公開を控える20世紀FOX最後のX-MEN映画「ニュー・ミュータンツ」の公式サイトで、原作通りマジックに兄がいることが判明しました。
妹マジックと兄コロッサス
「ニュー・ミュータンツ」に登場するマジックことイリアナ・ラスプーチンは魔法による剣の召喚がトレーラーからもはっきりわかりますが、実は魔法の鎧も身にまとうことができ、こちらの原作設定も映画に反映されています。
そして兄であるコロッサスことピーター・ラスプーチンは全身の皮膚を生体金属に変化させ、鎧とする能力を持っています。
コミックでのミュータントは遺伝子レベルの能力であり、親子や兄弟といった血縁者で能力が酷似するケースは多く、マジックとコロッサスの兄妹以外で有名所としては、ウルヴァリンとダケンの親子や、マグニートーとポラリスの親娘は子供に能力が遺伝しています。
コロッサスは登場するのか?
映画におけるコロッサスは「X-MEN2」、「X-MEN:ファイナルディシジョン」にちょい役で登場し、「デッドプール」、「デッドプール2」ではメインキャラとして活躍するも、妹の存在は明かされていませんでした。
これまでに「ニュー・ミュータンツ」にコロッサスが登場するといった話はありませんし、公式サイトにも特に書かれてはいませんので登場の可能性は低いと考えられます。
また、監督の話では「ニュー・ミュータンツ」はもともとプロフェッサーXやストームも登場する予定だったようですが、制作当時のスタジオ上層部の意向でこれまでのシリーズ作品とは完全に切り離されたとの事です。そのため映像としての登場はやはり期待薄と言えますが、名前程度の登場はあるかもしれません。
まとめ
映画のマジックの設定はコミックの設定をそのまま採用したファンには嬉しい作りですが、残念がらコロッサスの登場は低いと考えざるを得ません。
スクリーンで兄と妹のやり取りを見るのはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に期待しておくのがいいかもしれませんね。
映画「ニュー・ミュータンツ」は幾度もの延期を経て、2020年8月28日 に米国公開予定です。
ソース:英語版公式サイト