マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるブライアン・ゲイさんが、海外メディア The Direct とのインタビューに応じ、ウェアウルフやマンシングなどのモンスターキャラクターの未来について言及しました。
ブライアン・ゲイさんは「スペシャル番組についてとてもクールなことの一つは、MCUのモンスターの隅々まで剥がしているところだと思います。『ウェアウルフ・バイ・ナイト』のモンスターだけでなく、壁に飾られていたモンスターやそのアートワークも登場します。何世紀もの間、マーベル・シネマティック・ユニバースの世界にはモンスターがいて、彼らはハンターたちによって追跡されたり、狩られたり、抑圧されてきたという考え方にもとづいています。」と語りました。
そして、「次にどこに出てくるか正確にはわかりませんが、このように様々な種やタイプのモンスターが登場するので、また出てくるだろうと思います。もちろん、さまざまな方法で彼らを見ることができます。」と予告しました。
もともとコミックの「ワーウルフ・バイ・ナイト」に敵としてムーンナイトがデビューしていたことを考えると、ムーンナイトのシーズン2などでモンスターが登場する可能性は高いように思えます。また、吸血鬼との対決を描く「ブレイド」にもそのチャンスは多いと考えられます。そして彼らが組むことになるであろう「ミッドナイト・サンズ」が実写化された場合は、そこにも問題なくモンスター達が登場する事が出来るでしょう。
また、本作の予告映像で噂が真実であった事が確認されたマンシングですが、彼はコミックでは「ネクサス・オブ・オール・リアリティーズ」と呼ばれるマルチバースの扉の番人でもあり、彼もまた「アベンジャーズ」最新作に登場する可能性が高いかもしれません。
ちなみに映画「ソー:ラブ&サンダー」では狼人間であるライカンという種族が紹介されましたが、MCUがライカンとワーウルフをどのように描き分けるのかはまだ分かっていません。
小説や映画、ゲームなど多くの作品でしばしば混同されるこの2つの生物ですが、類似用語を解説するウェブサイト differencebetween.net によると、それらの違いには以下のような項目があるようです。
- ウェアウルフは満月の日に変身し、制御する事は出来ません。ライカンはいつでも変身可能。
- ウェアウルフよりライカンのほうが賢い。
- ライカンを殺すには背骨を身体から切断する必要がある。銀は弱点ではない。ウェアウルフは頭や心臓に銀の武器を突き刺す必要がある。
なお、余談ですが、ミッドナイト・サンズがコミックデビューしたのは1992年のゴーストライダー誌で「Midnight Sons」というチーム名でした。
しかし、発売予定のゲームや2022年のコミック新シリーズからは「Midnight Suns」に変更されています。どちらもカタカナ表記にするとミッドナイト・サンズになるためややこしいですが、アルファベット表記の場合はSonsとSunsどちらも間違いではありません。
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ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。
ソース:Marvel Studios Confirms More Monsters Coming In the MCU’s Future (Exclusive)