マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、本作を撮るに当たって影響を受けた作品を発表。その中で、本作が「MCU版のトイ・ストーリー3」であると語りました。
海外メディア Empire とのインタビューで影響を受けた作品について質問された監督は、「レザボア・ドッグス」、「RONIN」、「ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル」などの他、「トイ・ストーリー3もここに入れています。」と回答しました。
監督は「サンダーボルツ*」について、「ジャンルよりもキャラクター間の力学に重点を置いていました。彼らは皆、一緒にやらされたチームの力学を持っています。」と説明し、「あの炉のシーンがとてもうまく機能しているのは、観客がこれらのキャラクターをとても気にかけるようになったからです。彼らは一緒にゴミ箱から抜け出すことができるのでしょうか?」と述べました。
そして、「これは、多くの悪いことをし、おそらく自分自身に満足できずに苦しんでいるキャラクターのグループについて描いているのです。精神衛生や孤独、そして私たちが人生で経験する暗闇の一部は必ずしも修復できるものではなく、つながりや他の人を見つけることによってのみ実際に明るくすることができるということを物語る要素があります。」と説明。
サンダーボルツのメンバーたちは孤独ではなく、トイ・ストーリーの主題歌「You’ve got a friend in me.」のように、気づいてなかったかもしれないけれど、彼らは既にたくさんの友人がいたという事が示される映画になっているのでしょうか。
「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。
ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。
制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。
映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。
ソース:Thunderbolts* Will Be The MCU’s Toy Story 3: ‘Can They Get Out Of The Trash Can Together?’