マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の試写会が開催されたと、海外スクーパーの @CanWeGetToast 氏が報じ、現時点でのポストクレジットシーンの内容を伝えています。
※これより先は「ザ・マーベルズ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
通常、試写会といえば完成した作品をファンがいち早く見る機会を指しますが、マーベル・スタジオの試写会は関係者のみで内々に開催されるもので、完成品が上映されるわけではありません。試写会を繰り返して完成にもっていくプロセスのひとつであり、ゲームに例えるとベータ版のようなものであると言えます。
そのため、ここで明かされた内容は本上映でも同じである場合もあるし、まったく異なる場合もあり、念のためネタバレ注意と前置きしておく必要があります。
氏の投稿はシーン内容を説明するテキストを画像にしたもので、それによると以下のような流れになっているようです。
(予告で)ニック・フューリーが使っているタブレットは、現在活躍しているヒーローたちが管理されている。映画の最後で、カマラはそのタブレットを手にし、ケイト・ビショップの存在を知り、訪ねていく。
カマラはケイトに『ザ・マーベルズ』の出来事と、ヤング・ヒーローたちがチームを組む必要があることを話し、彼女はケイトに「ねえ、スコット・ラングに娘がいるって知ってる?」と尋ねて終わる。
かつて「アイアンマン」でフューリーがヒーローを集めているとトニー・スタークに語り、アベンジャーズ結成を予感させたように、「ザ・マーベルズ」ではカマラがヤング・アベンジャーズ結成を予感させるシーンが現時点で予定されているようです。
「アントマン」1作目で幼いキャシー・ラングが登場した頃からすでにヤング・アベンジャーズの噂は後を絶ちませんでしたが、ここに来てようやく動き出していく事になるのでしょうか。
ただし、2023年2月時点でマーベル・スタジオのプロデューサーはヤング・アベンジャーズのプロジェクトは動いていない事を報告。もちろんこれはサプライズのために真実でない可能性もありますが、アメリカチャベス、ワンダの息子ビリー&トミー、エリ・ブラッドリーなど、コミックのメンバーがある程度出揃っている若いチームがどうなっていくのか、注目となりそうです。
映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。