マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のニア・ダコスタ監督が、海外メディア Total Film Magazine とのインタビューの中で、本作の特徴について語りました。
監督は、昨今業界で指摘されているスーパーヒーロー疲れについて触れながら、他のMCU作品との違いについて次のように述べています。
スーパーヒーロー疲れは絶対に存在すると思います。「ザ・マーベルズ」と今までの他のMCU映画との最大の違いは、本当に奇抜で、おバカな映画だという事。この映画で私たちが描く世界は、MCUで見たことのない明るい世界です。
直近の作品であるドラマ「シークレット・インベージョン」はシリアスなスリラー作品となっていましたが、「ザ・マーベルズ」は予想外にもコメディ寄りの映画になっているのでしょうか?
マーベルコミックオタクを自称する監督は、以前に素晴らしいコミックブック映画にしたいとも明かしており、実写版にありがちなリアルさやシリアスさよりも、コミックのテイストを重視しているのかもしれません。
ディズニーは「ザ・マーベルズ」に対して他のMCU作品と同様にアクション・アドベンチャーというジャンルを設定していますが、実際の映画本編ではどういう印象を受けることになるのか、ポイントとなりそうです。
現在、MCUはストライキの影響で再び遅延が発生し始めていますが、8月10日時点で判明している限りでは映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定を維持しています。
ソース:The Marvels director thinks superhero fatigue exists – but aims to stand out with a “wacky” sequel