ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にマイルズ・モラレスの存在があったとして、SNSで話題になっています。現在、日本と韓国を除く多くの国々で大ヒットしている「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の主人公でもあるマイルズですが、その存在は「ホームカミング」の頃からほのめかされています。
今回話題になっているのは「ノー・ウェイ・ホーム」のラストでピーターが新たなアパートに引っ越してくるシーン。
このシーンのブラジル語吹替版には奇妙なセリフが挿入されていると言います。
Passando pra ressaltar que o Miles é vizinho de apartamento do Peter no final de No Way Home https://t.co/tEqtlIgPct pic.twitter.com/vEb1tq1xo0
— Lucas 🦇 (@luksvader) May 29, 2023
このシーンでは女性がポルトガル語で「マイルズ!おいで、ぼうや。片付けて寝ましょう?」と話かけており、続けて大人の男性の声で「はやく寝ないと一ヶ月テレビは無しだぞ」とのセリフが入っているようで、ブラジルのファンはこれをマイルズの母リオと父ジェファーソンの声だと信じているようです。
英語音声日本語字幕でのこのシーンは筆者の耳では聞き取れず、また字幕も特に用意されていません。日本語吹替版でも同様に音声は用意されていません。
なお、Twitterに投稿されている動画につけられている字幕がブラジル語版の公式のものなのか、ユーザーが見やすいように付けてくれたのかは不明です。
先日はソニーのエイミー・パスカルプロデューサーがマイルズ・モラレスの実写化を進めている事を認めているため、少なくともSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)に「スパイダーバース」シリーズとは別の実写マイルズ・モラレスがデビューする可能性は高いと考えられていますが、MCUでもマイルズ・モラレスに関する種まきが着々と進められているのかもしれません。
「ホームカミング」ではコミックのマイルズ・モラレスの叔父にあたるアーロン・デイビスが登場しており、甥が存在している事を劇中で言及しています。
©MARVEL,Sony
今回報告された隣人の男女の会話が実際にリオとジェフであるとすれば、この「ノー・ウェイ・ホーム」ラスト時点でのマイルズはまだそれなりに幼いとも考えられます。
実写版マイルズのデビュー時期は不明ですが、まずは今月公開の「アクロス・ザ・スパイダーバース」でアニメ版マイルズを楽しんだ後、PS5の「Marvel’s Spider-Man 2」でゲーム版マイルズを堪能しつつ、実写版の続報を待つ事になりそうです。